いしき蒼太（いしき そうた）は、日本の小説家。monogatary.com、カクヨム、pixiv、エブリスタなどに作品を掲載している[1]。
人物
2017年頃から執筆活動を始めた[2]。普段はYouTube上でボーカロイド曲や「歌ってみた」動画を聴いている[2]。小説を執筆する際には可能な限り音を排除して執筆しているものの、偶に聞き慣れているような音楽をループ再生で聴いていることもあると話している[2]。
作品
隕石が降ってくると知って僕は、薬を創り始めたけれど
2018年にカクヨムに『隕石が降ってくると知って僕は、薬を創り始めたけれど』というタイトルの1話完結の恋愛オリジナル小説を投稿[3]。本作では声の出せない少女と男の関係を描いている[3]。また、本作はLisPon×カクヨム “最後の5分間” 小説×朗読コラボレーション・コンテスト応募作品として投稿されたものである[3]。
夢の雫と星の花
詳細は「夢の雫と星の花」を参照
小説『夢の雫と星の花』は2019年9月5日の1日のうちにプロローグ、第1章〜第5章、エピローグまでmonogatary.comに投稿され[4]、2020年7月には作画：kancoにより漫画化された[5][6]。同作でいしき蒼太はモノコン2019のソニーミュージック賞を受賞している[7]。
メディアリミックス
小説『夢の雫と星の花』は、YOASOBIの楽曲『あの夢をなぞって』の原作となった[8][9]。同作品は2020年9月に刊行された『夜に駆ける YOASOBI小説集』に『タナトスの誘惑』『たぶん』『世界の終わりと、さよならのうた』とともに収録され、書籍化された[10][11][12][13]。
脚注
- ^ “https://twitter.com/sota_i123”. Twitter. 2020年7月22日閲覧。
- ^ a b c “YOASOBI「あの夢をなぞって」の世界観はどう作られた？ 原作者 いしき蒼太 × 漫画家 kancoが語り合う”. Real Sound｜リアルサウンド ブック. 2022年2月14日閲覧。
- ^ a b c “隕石が降ってくると知って僕は、薬を創り始めたけれど（いしき蒼太） - カクヨム”. カクヨム - 「書ける、読める、伝えられる」新しい小説投稿サイト. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “夢の雫と星の花”. monogatary.com. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “YOASOBI オフィシャルサイト”. YOASOBI オフィシャルサイト. 2020年7月22日閲覧。
- ^ “「夢の雫と星の花」コミカライズ記念 著者・いしき蒼太さんインタビュー”. monogatary.com. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “モノコン2019｜monogatary.com”. モノコン2019特設ページ. 2021年3月3日閲覧。
- ^ “YOASOBI「あの夢をなぞって」を聴いて、LINEスタンプをゲットしよう！コミカライズを記念したLINE MUSIC限定スタンプ（8種類）が登場！”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES. 2020年7月22日閲覧。
- ^ 『あの夢をなぞって / YOASOBI on OTOTOY Music Store』。2020年7月22日閲覧。
- ^ 舞夜, 星野; 蒼太, いしき; しなの; 下波, 水上 (2020). 夜に駆ける : YOASOBI小説集. 東京: 双葉社
- ^ “夜に駆ける : YOASOBI小説集”. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “株式会社双葉社|本の詳細 | 夜に駆ける YOASOBI小説集|ISBN:978-4-575-24321-5”. www.futabasha.co.jp. 2020年10月31日閲覧。
- ^ “YOASOBIの新曲「たぶん」配信リリース＆小説集が9月刊行（Billboard JAPAN）”. Yahoo!ニュース. 2020年7月22日閲覧。
- ^ kanco; いしき蒼太 (2021-02-13). 夢の雫と星の花. 双葉社
- ^ Inc, Natasha. “YOASOBI楽曲のコミカライズ「夢の雫と星の花」単行本化、書き下ろし小説も収録”. コミックナタリー. 2022年2月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- いしき蒼太 (@sota_i123) - Twitter
- いしき蒼太 - Monogatary.com