» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

鹿児島県警察

鹿児島県警察(かごしまけんけいさつ、英語: Kagoshima Prefectural Police)は、鹿児島県都道府県警察である。略称鹿児島県警

鹿児島県行政機関
鹿児島県警察

役職
本部長 野川明輝(警視長
警務部長 飯田洋明(警視正
組織
上部組織 鹿児島県公安委員会
内部組織 警務部
生活安全部
刑事部
交通部
警備部
警察学校
警察署
概要
所在地 鹿児島市鴨池新町10番1号
北緯31度33分33.38秒 東経130度33分29.44秒 / 北緯31.5592722度 東経130.5581778度 / 31.5592722; 130.5581778座標: 北緯31度33分33.38秒 東経130度33分29.44秒 / 北緯31.5592722度 東経130.5581778度 / 31.5592722; 130.5581778
定員 3,398人(警察官2,969人+職員429人)
年間予算 398億8900万円(一般会計警察費)(平成21年度)
設置 1954年(昭和29年)7月1日
前身 鹿児島県警察部 - 国家地方警察鹿児島県本部
ウェブサイト
鹿児島県警察
(テンプレートを表示)

鹿児島県公安委員会管理。給与支払者は鹿児島県知事警察庁九州管区警察局管内。

沿革

本部組織

データ

警察署

警察署数は27。鹿児島中央・鹿児島西署長警視正、その他の署長は警視幹部派出所及び警備派出所の所長は警部または警部補である[2]

警察署のうち、鹿児島中央警察署、鹿児島西警察署、鹿児島南警察署、薩摩川内警察署、霧島警察署、鹿屋警察署及び奄美警察署には規則により副署長を置くことになっており、全て警視の者を充てる[3]

また、上記以外の警察署でも訓令により副署長または次長を置くことになっており、副署長は警視、次長は警部の者を充てる[4]

警察車両のナンバー地名は奄美市及び大島郡が「奄美」、それ以外の地域は「鹿児島」となる。

薩摩地方

地域 警察署名称 所在地 管轄区域 前身
鹿児島 鹿児島中央警察署 鹿児島市新屋敷町 鹿児島市中央・吉野桜島東桜島吉田地区(牟礼岡)
鹿児島郡三島村十島村
鹿児島警察署
鹿児島西警察署 鹿児島市城西三丁目 鹿児島市伊敷吉田(除く牟礼岡)・郡山松元地区
鹿児島南警察署 鹿児島市東開町 鹿児島市谷山喜入地区(一部を除く)
南九州市の一部
谷山警察署
揖宿 指宿警察署 指宿市西方 指宿市
川辺 南九州警察署 南九州市知覧町郡 南九州市(一部を除く)
鹿児島市の一部
知覧警察署
枕崎警察署 枕崎市中央町 枕崎市
南さつま警察署 南さつま市加世田地頭所町 南さつま市
日置市の一部
加世田警察署
日置 日置警察署 日置市伊集院町徳重一丁目 日置市(一部を除く) 伊集院警察署
いちき串木野警察署 いちき串木野市東島平町 いちき串木野市 串木野警察署
薩摩 薩摩川内警察署 薩摩川内市原田町 薩摩川内市 川内警察署
└甑島幹部派出所 薩摩川内市上甑町中甑 甑島警察署
さつま警察署 薩摩郡さつま町轟町 薩摩郡さつま町 宮之城警察署
出水 阿久根警察署 阿久根市赤瀬川 阿久根市出水郡長島町
出水警察署 出水市中央町 出水市
伊佐 伊佐湧水警察署 伊佐市大口里 伊佐市姶良郡湧水町 伊佐警察署

大隅地方

地域 警察署名称 所在地 管轄区域 前身
姶良 姶良警察署 姶良市東餅田 姶良市 加治木警察署
霧島警察署 霧島市国分中央三丁目 霧島市 国分警察署
横川幹部派出所 霧島市横川町中ノ 横川警察署
曽於 曽於警察署 曽於市大隅町中之内 曽於市 大隅警察署
志布志警察署 志布志市志布志町志布志 志布志市曽於郡大崎町
肝属 肝付警察署 肝属郡肝付町新富 肝属郡東串良町肝付町 高山警察署
鹿屋警察署 鹿屋市寿三丁目 鹿屋市垂水市
└垂水幹部派出所 垂水市田神 垂水警察署
錦江警察署 肝属郡錦江町馬場 肝属郡錦江町南大隅町 大根占警察署

薩南諸島

地域 警察署名称 所在地 管轄区域 前身
熊毛 種子島警察署 西之表市西之表 西之表市熊毛郡中種子町南種子町
屋久島警察署 熊毛郡屋久島町安房 熊毛郡屋久島町
大島 奄美警察署 奄美市名瀬長浜町 奄美市大島郡大和村龍郷町喜界町 名瀬警察署
└喜界幹部派出所 大島郡喜界町大字湾 喜界島警察署
瀬戸内警察署 大島郡瀬戸内町古仁屋 大島郡瀬戸内町宇検村 古仁屋警察署
徳之島警察署 大島郡徳之島町亀津 大島郡徳之島町天城町伊仙町
沖永良部警察署 大島郡和泊町和泊 大島郡和泊町知名町与論町
└与論幹部派出所 大島郡与論町茶花

不祥事

2003年

2008年

2010年

  • 4月、新入・転入職員の歓迎会の後、男性警部補が女性職員の一人に対し、身体に触れるなどのセクハラ行為を行った。この警部補は、別の女性と不適切な関係を持っていたことも明らかになったとしてセクハラの件とともに減給処分となったが、県警はこの事実を2013年3月に報道されるまで公表していなかった。[6]

2011年

  • 3月14日、志布志警察署長以下署員30名が同月11日、東北地方太平洋沖地震東日本大震災)に伴う津波による避難勧告中に宴会を開いていたことが発覚。[7]3月15日になり、志布志署以外にも、いちき串木野署と錦江署が同様に送別会を行い更に県警本部に警備にあたる警察官の人数を虚偽報告していたことが明らかになった。
  • 10月7日、訓練のため訪れていた福岡市において、居酒屋のトイレでアルバイト少女の胸などを触ったとして、巡査2人が福岡県警察強制わいせつ容疑で逮捕された。[8][9]

2012年

  • 警部補による飲酒運転
    2012年6月26日。鹿児島西警察署交通課課長代理の警部補が飲酒運転をして自損事故を起こし逮捕される。[10]
  • 暴力団組員の供述内容を改竄
    組織犯罪対策課は、同年に暴力団組員が起こした事件を摘発したが、その際、被害者の供述が当初「(組員と)面識はなかった」から「面識があった」と変遷したにもかかわらず、当初から「面識があった」とする虚偽の内容に、被害者の供述証書を改竄していたことが、2013年になって発覚。県警は有印公文書偽造の疑いで実態を調査。その後2013年12月13日に県警は、当該の事件を担当した組織犯罪対策課の52歳の男性警部ら3人を(虚偽有印公文書作成)などの容疑で書類送検し、減給などの処分とした。[11]
  • 警部補が部下に銃口を向ける、手錠をかける
    2012年9月。警務課の男性警部補が鹿児島中央警察署の交番内で実弾入りの拳銃を部下の署員の正面に立ち、銃口を向けていたことが2016年に発覚した。この警部補は2013年にも交番内で別の部下に拳銃で同様の事件を起こすほか、慰安会で部下に手錠をかけるなどの事件を起こしていた。[12]
  • 鹿児島強姦冤罪事件(2012年10月)
    鹿児島市内で深夜に未成年女性からの暴行通報により逮捕された男性から、県警は唾液と精液のDNA型を採取して証拠物としたが、無罪を主張する男性を有罪とした一審判決後に、県警はDNA抽出後の残り溶液や鑑定過程のメモをすべて廃棄していた。控訴審で日本大学押田茂實名誉教授(法医学)による再鑑定で精液のDNAが抽出され、被告と異なる第三者の型と判明した。しかも、女性が当日はいていたショートパンツから検出された第三者の型とも一致した。これを受け、福岡高等裁判所宮崎支部は2015年3月、被告を保釈した。[13]

2013年

  • 鹿児島中央署制圧死事件(2013年)
    鹿児島中央署に所属していた警察官5人が、泥酔して警察官に膝蹴りなどの暴行をした当時42歳の会社員男性を取り押さえる際に、腹ばいにして膝で制圧し、男性は数分後に突然いびきをかくなどして異変を見せたため救急搬送を行ったが、(低酸素血症)で18時間後に死亡した。遺族は制圧に加わった警察官2人を特別公務員暴行陵虐罪で刑事告訴し、2015年6月に初公判が行われて業務上過失致死罪で両人に30万円の罰金刑が求刑された。[14]
    この事件に関連し、県警は事件の様子を取り上げたマスコミの映像を押収し、鹿児島地方検察庁が保管していた。これに対して死亡した男性の遺族が、鹿児島県に対し損害賠償を求めた訴訟において、鹿児島地方裁判所2016年12月7日に、映像を提出するよう同地検に命令[15]。しかし2017年3月30日付で、控訴審の福岡高等裁判所宮崎支部は、「報道の自由と、(映像に映った)当事者以外の人物のプライバシーを侵害する虞がある」、「目撃者による供述調書もあり、映像公開は不可欠ではない」との理由で、一転して命令を取り消す決定をし[16]、同年7月25日付で最高裁判所は遺族側の(特別抗告)を棄却した。[17]

2014年

  • 2014年5月
    鹿児島県警の警視が仕事を通じて知り合った土木会社の社長らから月1回から2回、数千円から1万円の接待を二十数年間にわたって受けてきたことが判明した。[18]

2016年

  • 2016年3月
    鹿児島市内で発生した無理心中事件に関して、母親を殺害した疑いのある息子について捜査せず放置していたことが判明した。[19]
  • 2016年6月
    • 鹿児島県警の男性警視が、指宿署長在任中の2015年に部下男性に対してわいせつ行為を行っていたことが判明した。[20]この男性警視は2016年3月に発覚した殺人事件の捜査を放置していた刑事課長である。
    • 実弾を装填した拳銃を部下に向けたとして、鹿児島中央警察署の警部補を銃砲刀剣類所持等取締法違反で書類送検した。この警部補は過去にも同様の不適切な行為を重ねていたことも判明した。[21]
  • 2016年11月
    鹿児島県警に採用され、姶良警察署に勤務していた元巡査が採用前に強姦事件を起こしていたことが判明した。この元巡査は福岡県でも強姦事件を起こし、遺留物のDNA鑑定で鹿児島県での犯行が判明した。鹿児島県警は強姦犯とは気づかずに採用していたことを認めた。[22]

2017年

  • 2017年月日不明
    2017年に鹿児島県警の警察官が公務外に窃盗罪で罰金刑となり、懲戒処分を受けたが、県警は当時これを公表しなかった。この警察官は2021年にも勤務中に窃盗事件を起こし、懲戒免職処分を受け県警はこれを公表したが、2017年の事件については刑事処分や懲戒処分の公表を行わなかった。記者会見で県警は「発表していない処分は、お答えを差し控えて頂きます」と答えた。[23]
  • 2017年12月
    鹿児島西警察署会計課の警察職員が、遺失物として保管されていたICカードを多数着服し、書類送検となり懲戒免職処分を受けた。[24]

2018年

  • 2018年7月
    • 警務部所属の男性巡査部長が複数の部下に対してパワハラをしたとして停職6ヶ月の処分を行った。男性巡査部長は部下へ真冬に氷水で警察車両を洗車させるほか、昼食を1分間で摂ることを強要するなどの他、暴言や仮眠を禁ずるなどの行為をしていたことも判明した。[25]
    • 霧島警察署に勤務する男性巡査が女性のスカート内を盗撮したとして、公衆に不安等を覚えさせる行為の防止に関する条例違反の疑いで逮捕された。巡査は6月27日午後1時ごろ、鹿児島市内のコンビニで、女性のスカート内をスマートフォンで盗撮した容疑で逮捕送検され、減給3カ月の懲戒処分を受けた巡査は同日付で依願退職した。[26][27]この事件を受けて、報道各社は鹿児島県警へ再三の会見要請をしたが、県警はこれに応じなかった。[28][29]
  • 2018年8月
    • 日置警察署に所属する男性巡査がナイフを所持していたとして銃刀法違反で逮捕された。男性巡査は鹿児島市内で接触事故をおこし、事故処理に駆けつけた警官が男性巡査が不審だったため車内を捜索をしたところ刃渡り9.8cmのナイフが発見された。[30]
  • 2018年12月
    • 県内警察署の50代男性警視であり、広報を担当していた副署長が報道機関の20代女性にわいせつな発言を行い、セクハラ発言であると抗議を受けていたことが判明した。なお、副署長は共同通信社の20代女性記者にもわいせつな発言をしていたことが判明し、県警は減給3ヶ月の処分を下し男性警視からの要望で警部補への降格を行った。[31][32]

2019年

  • 2019年3月
    • 児童福祉法違反容疑で逮捕した20代の男の所有するスマートフォンを押収して解析する際に、裁判所の令状や男の同意も得ずに立ち寄り先履歴などの位置情報をサーバから取得していたことが判明した。[33]
  • 2019年8月
    • 2018年2月に行われた駅伝大会において霧島市の交差点で乳児が死亡する交通事故が発生し、交通整理を行っていた警察官が業務上過失致死で書類送検され、罰金刑と戒告処分を受けた。[34][35][36]

2020年

  • 2020年2月
    • 霧島警察署に所属する巡査部長が、2019年12月に中学生の少女に現金を渡す見返りにみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(買春)の疑いで逮捕された。容疑について巡査部長は「間違いない」と認めている。この巡査部長は術科特別訓練員(拳銃)として特別の許可を受けずに拳銃射撃訓練を行うことができ、2019年に行われた茨城国体に選手として出場していた。[37]
  • 2020年5月
    • 2019年12月に警部補が業務時間外に部下へセクハラを行ったとして、減給1ヶ月の懲戒処分を受けていたことが判明した。処分は2020年2月だったが、公開されなかった理由を県警監察課は「警察庁の処分発表の指針に従って判断した」と説明した。[38]
  • 2020年7月
    • 酒気帯び運転でパトカーから追跡されて自損事故を起こし逮捕された少年が取り調べで否認し、同乗していた少年が運転をしていたことが判明した。事故現場付近の防犯カメラの確認を怠っていたため誤認逮捕が発生した。[39]
  • 2020年12月
    • 2019年6月28日に捜査書類の偽造を行ったとして、2020年1月10日に鹿児島県警所属の警察官3人が虚偽有印公文書作成の疑いで書類送検された。3人のうち、警部および警部補は所属長訓戒に、巡査長は所属長注意に処分されている。この一連の事実は鹿児島県警によって隠蔽され、2020年12月23日に共同通信によって報道されて初めて公のものとなった。[40][41]

2021年

  • 2021年2月
    • 鹿児島県警のサイバー犯罪対策課が公式ツイッターで『「社会生活に問題が生じているのにゲームを続けていませんか?それは「ゲーム障害」という精神疾患です。大切な人間関係、仕事、人生を失う前にゲームを止めましょう」』と投稿し、「医学的知見等に基づかない」、「県警が診断を下すことはできない」、「サイバー犯罪とは関係ない」等の批判を受け、県警は投稿を削除し謝罪した。[42]
  • 2021年3月
    • 2019年に南さつま警察署に勤務する30代男性警官が自殺し、公務災害に認定された問題で、県警は亡くなる前に長時間労働があり、パワーハラスメントも受けていたと明らかにした。県警は当初これを公表せず、「個人に関することで詳細は答えられない」としていたが、定例会見で「自殺する前に、長時間勤務やパワハラがあったと判断している」と明らかにした。遺族に対しては、「重大な結果を防止できなかった」と謝罪した[43]。県警は南日本新聞社の情報開示請求を受け、自殺した男性警官の上司2名を本部長訓戒処分にしていた事を後日認めたが、自殺と処分の関連については「回答を差し控える」と発表した。[44]
  • 2021年6月
    • 2020東京オリンピックの警備応援派遣中である、交通機動隊北薩分駐隊所属パトカーが、名阪国道名古屋方面行き神野口ICと山添IC間で貨物自動車との追突事故を発生した。[45][46]
  • 2021年7月
    • 2020年2月に事件当時同僚だった奄美警察署に勤務する女性警官宅へ侵入したとして、いちき串木野警察署勤務の男性警官が逮捕された。県警が男性警官の素行不良を調査するため、私物のスマートフォンやパソコンのデータを調べていたところ、犯行が発覚した。男性警官は容疑を認めているが、県警は供述や動機については答えられないとしている。[47][48][49]8月、内部調査の結果、奄美警察署が押収した児童ポルノの映像が入ったCD-Rを持ち出していたほか、以前、勤務していた奄美警察署の女子更衣室を盗撮していた動画が見つかったため[50]、県警は懲戒免職処分にし、児童ポルノ禁止法違反と、建造物侵入の疑いで書類送検した。県警は現職警官の逮捕を受け、全職員に規律引き締めの緊急通達を出した。[51][52][53]

2022年

  • 2022年2月
    • 鹿児島中央警察署の警察官が2021年12月、保管されていた拾得物の財布から現金4万円を横領した上、落とし物に関する書類に1,218円しか入っていなかったとする虚偽の内容を記載するなどした疑いで横領と虚偽有印公文書作成・同行使で逮捕、起訴された。なお、県警は容疑者警官の認否を明らかにせず送検し、地検は容疑者警官の認否を「公判に支障がある」として明らかにしていない。警察官は3月に懲戒免職となり、裁判では容疑を認め検察から懲役2年を求刑されたが、判決では「警察への信頼を損なう悪質な犯行だが、すでに示談が成立し、反省している」として懲役2年執行猶予4年の有罪となった。この警察官は2017年にも公務外で窃盗事件を起こして罰金刑を課されたが、県警は刑事処分および懲戒処分について2017年当時発表せず、2022年3月の懲戒免職処分時にも発表しなかったが、今回の事件の判決公判によって明らかになった。2022年5月に行われた記者会見で「発表していない処分は、お答えを差し控えてまいります」と回答した。[54][55][56][57][58][59][60]
  • 2022年6月
    • 鹿児島西警察署に所属する覆面パトカーが自転車で移動中の中学生と交差点で出会い頭に衝突し、中学生が手首を骨折する重症を負った。西警察署の副署長は取材に対し警察車両が事故を起こし中学生にけがをさせたことに対し、「再発防止につとめてまいります」とのコメントを出した。[61]

2023年

  • 2023年1月
    • 種子島宇宙センターで1月に打ち上げが行われたH-IIAロケットは正規の時刻より1分遅れで発射されるトラブルが発生したが、原因が打ち上げ直前に警戒区域内に鹿児島県警のヘリコプターが侵入していた為と判明した。県警は「今後同様のことが起きないよう指導などを徹底する」としている。[62][63]
  • 2023年3月
    • 大麻を警察学校在籍時の同級生から譲り受けたとして、鹿児島中央警察署の巡査が麻薬特例法違反(規制薬物としての譲り受け)の疑いで宮崎県警察に逮捕、起訴された。巡査は2022年4月に鹿児島県の警察官として採用され、犯行当時は鹿児島県警察学校に入校中で、2023年1月からは鹿児島中央警察署管内の交番で勤務をしていた。鹿児島県警首席監察官は「警察官としてあるまじき行為。宮崎県警の捜査を踏まえて厳正に対処する」、宮崎地検は「公判に支障がある」として被告の認否を明らかにせず、鹿児島県警監察課は「処分に向けて事実関係を調査し、厳正に対処する」とコメントした。[64][65][66]
  • 2023年4月
    • 薩摩川内市の県道で地域課の巡査が運転するパトカーが信号待ちで停車中の軽自動車に追突し、運転していた男性を負傷させた。巡査は「前をよく見ていなかった」と供述している。[67]
  • 2023年5月
    • 鹿屋警察署に勤務する男性警部補が沖永良部警察署の駐在所に勤務していた2021年からおよそ1年8か月の間、勤務中に制服姿のままゴルフ練習場へおよそ40回行き、アプローチなどの練習をしていたことが判明した。実弾入り拳銃などの装備品は近くのベンチや地面に置いたままであった。調べに対して警部補は「大変なことをしてしまい申し訳ありません」と述べている。鹿児島県警は「再発防止対策を徹底し信頼の回復に全力を尽くす」とコメントし、停職3ヶ月の懲戒処分を行い、また、警部補からの申し出で巡査部長への降任を行った。[68][69]
    • 姶良警察署・交通課に勤務する男性巡査部長が2022年5月までのおよそ3年半、交通事故40件で73枚の捜査書類を偽造したり、事故当事者の診断書を自宅に持ち帰って隠したりしていた容疑で虚偽有印公文書作成容疑と公用文書毀棄容疑で書類送検された。容疑の認否に対し県警は「捜査に支障がある」として明らかにず、巡査部長は調べに対し「非常に反省している」と述べ、依願退職した。県警は「再発防止対策を徹底し信頼の回復に全力を尽くす」とコメントした。[70]

未解決事件

  • 鹿児島市田上台強盗殺人事件[71]
  • 阿久根市大川強盗殺人事件(競輪ノミ行為のトラブルとみられるが未だ被疑者検挙に至らず)
  • 鹿児島市設計事務所毒物混入事件(時効成立)
  • ファミリーマート荒田一丁目店強盗事件[72]
  • 鹿屋市女性殺人死体遺棄事件(2022年)[73]

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ 『鹿児島県警察史』p.459-461
  2. ^ 鹿児島県警察の組織に関する規則第38条及び鹿児島県警の組織に関する訓令第34条
  3. ^ 鹿児島県警察の組織に関する規則第39条
  4. ^ 鹿児島県警の組織に関する訓令第21条
  5. ^ - 共同通信 2020年8月30日閲覧。
  6. ^ 鹿児島県警、警部補がセクハラ 減給処分 - 共同通信 2013年3月9日
  7. ^ ユルすぎる!3000世帯避難勧告中に警察署長ら送別会 - スポーツニッポン 2011年3月14日閲覧。
  8. ^ トイレに押し込み…巡査2人が少女にわいせつ行為 - 2011年10月10日閲覧。
  9. ^ 強制わいせつ容疑で鹿児島県警巡査2人逮捕 福岡県警 - 日本経済新聞 2011年10月9日閲覧。
  10. ^ 警部補が飲酒運転容疑、鹿児島 取り締まりや指導担当 - 共同通信 2012年6月26日閲覧。
  11. ^ 鹿児島県警の警官、調書改ざんの疑い - 日本経済新聞 2020年8月30日閲覧。
  12. ^ 「軽い気持ちで」部下に銃口 容疑の警部補を書類送検 - 朝日新聞 2016年6月5日閲覧。
  13. ^ 鹿児島・強姦事件 23歳被告に逆転無罪 高裁宮崎支部
  14. ^ 取り押さえで男性死亡 過失認めた警察官2人に罰金求刑 鹿児島区検 - 産経新聞 2015年6月25日閲覧。
  15. ^ 鹿児島地裁 警察官制圧の映像提出命令 賠償訴訟で 毎日新聞 2016年12月7日
  16. ^ 警官制圧死訴訟 映像提出を取り消し 福岡高裁宮崎支部 毎日新聞 2017年4月5日
  17. ^ 鹿児島・警官取り押さえ男性死亡 TV局映像提出認めず 遺族の特別抗告棄却 最高裁 毎日新聞 2017年7月27日
  18. ^ 鹿児島県警警視10社超から接待 本部長注意処分 - 福井新聞 2016年5月6日閲覧。
  19. ^ 鹿児島県警、殺人容疑を7年捜査せず 無理心中事件で - 日本経済新聞 201年5月6日閲覧。
  20. ^ 男性にセクハラで警視停職6カ月=酒飲みキス、体触る-鹿児島県警 - 時事ドットコム 2016年8月12日閲覧。
  21. ^ http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060200661&g=soc/ 「いたずらで」部下に銃口=警部補を書類送検-鹿児島県警] - 時事ドットコムニュース 2016年9月4日閲覧。
  22. ^ 女性暴行後に鹿児島県警が採用…29歳元警官、退職後も犯行 - 産経ニュース 2016年11月15日閲覧。
  23. ^ 現職警察官の窃盗を公表せず 鹿児島県警、裁判で明らかに - 共同通信社 2022年10月6日閲覧。
  24. ^ 警察職員がICカード着服、懲戒免職に 鹿児島県警 - 朝日新聞デジタル 2017年12月15日閲覧。
  25. ^ 真冬に氷水で洗車 警官停職 鹿児島、パワハラ認定 - 産経WEST 2018年9月1日閲覧。
  26. ^ https://www.facebook.com/watch/?v=367823820409630/ スマホでスカート内を...霧島警察署員(28)を盗撮の疑いで逮捕 - KYTニュース 2022年10月9日閲覧
  27. ^ https://www.sankei.com/west/amp/180810/wst1808100068-a.html/ 28歳巡査がスマホでスカート内盗撮 鹿児島県警 減給処分 - NHK NEWS WEB 2021年7月23日閲覧。
  28. ^ - ウェイバックマシン(2018年7月7日アーカイブ分) - 時産経WEST 2021年7月23日閲覧。
  29. ^ - NHK NEWS WEB 2022年10月9日閲覧。
  30. ^ https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082000456&g=soc/ ナイフ所持で巡査逮捕=銃刀法違反容疑-鹿児島県警 - 時事ドットコムニュース 2018年8月23日閲覧。
  31. ^ 警察署副署長が女性記者にわいせつ発言 - 産経ニュース 2018年12月2日閲覧。
  32. ^ 女性記者らにセクハラ、50代警視を減給 鹿児島県警 - 朝日新聞デジタル 2018年12月25日閲覧。
  33. ^ 鹿児島県警、令状なくスマホ解析 - 共同通信 2019年7月4日閲覧。
  34. ^ 駅伝で警官が規制中、交差点で乳児死亡事故 鹿児島 - 朝日新聞 2019年8月2日閲覧。
  35. ^ 交通整理警官を書類送検、鹿児島18年、駅伝中の女児死亡事故 - 佐賀新聞 2019年8月2日閲覧。
  36. ^ 県下一周駅伝の死亡事故 交通整理の警察官を戒告処分 - MBCニュース 2020年2月1日閲覧。
  37. ^ 少女買春疑い、巡査部長を逮捕 鹿児島県警、SNSで知り合う - 東京新聞 2020年2月26日閲覧。
  38. ^ 鹿児島県警の警部補 部下にセクハラで減給1カ月の懲戒処分 - KTS鹿児島テレビ 2020年7月6日閲覧。
  39. ^ 酒気帯び運転で誤認逮捕 鹿児島県警 - 時事ドットコムニュース 2020年7月14日閲覧。
  40. ^ 公文書偽造疑い 警察官3人を書類送検 - 南日本放送 2020年12月23日閲覧。
  41. ^ “警察官3人が公文書偽造疑い 鹿児島、書類送検も公表せず(共同通信)”. Yahoo!ニュース. 2021年2月13日閲覧。
  42. ^ 鹿児島県警「ゲーム障害」ツイートに批判集まり削除 サイバー犯罪対策課担当者「不適切だった」 - NHK NEW WEB 2021年2月13日閲覧。
  43. ^ 警官自殺「長時間労働とパワハラがあった」 鹿児島県警、詳細説明せず - 南日本新聞 373news.com 2021年6月30日閲覧。
  44. ^ パワハラの監督責任問う 警視2人を本部長訓戒処分 鹿児島県警、30代警察官自殺との関連は「回答差し控える」 - 南日本新聞 373news.com 2021年6月30日閲覧。
  45. ^ 【車線規制情報】本日、10時00分現在、名阪国道名古屋方面行き神野口ICと山添IC間で普通貨物による事故が発生し、事故処理のため走行車線規制となっております。 - 国土交通省 北勢国道事務所公式ツイッターアカウント 2021年6月30日閲覧。
  46. ^ [1] - 2021年6月30日閲覧。
  47. ^ 現職警察官を住居侵入容疑で逮捕 鹿児島県警が謝罪 - FNNプライムオンライン 2021年7月1日閲覧。
  48. ^ 警察官を住居侵入疑いで逮捕 元同僚の女性宅に侵入 - MBC南日本新聞社 2021年7月1日閲覧。
  49. ^ 県警の警察官を逮捕 同僚女性宅に忍び込んだ容疑 - NHK NEWS WEB 2021年7月1日閲覧。
  50. ^ 捜査で押収した児童ポルノ持ち出す 同僚女性宅侵入の巡査部長 鹿児島県警、懲戒免職に - Yahoo!ニュース 2021年8月23日閲覧。
  51. ^ 住居侵入で起訴された警察官 懲戒免職処分 - NHK NEWS WEB 2021年8月6日閲覧。
  52. ^ 同僚宅侵入の警察官懲戒免職 証拠品持ち出しも - MBC NEWS 2021年8月6日閲覧。
  53. ^ 女性宅侵入の警察官送検 鹿児島県警 全職員に規律引き締め通達 - Yahoo!ニュース 2021年8月23日閲覧。
  54. ^ 拾得金横領疑い警察官逮捕鹿児島県警 - 熊本日日新聞社 2022年2月7日閲覧。
  55. ^ 【速報】鹿児島中央警察署の巡査長 拾得物から現金横領などの疑いで逮捕 - 2022年2月7日閲覧。
  56. ^ 落とし物の財布から4万円横領の罪 警察官を起訴 - MBC南日本放送2022年2月28日閲覧。
  57. ^ 落とし物から現金横領で起訴の警察官 懲戒免職 鹿児島県警 - MBC南日本放送2022年3月24日閲覧。
  58. ^ 拾得物の財布から現金抜き取った元警官 懲役2年求刑 - MBC南日本放送2022年4月18日閲覧。
  59. ^ “MBCニュース | 拾得物財布から4万円横領の罪 元警察官に執行猶予付き有罪判決 鹿児島”. www.mbc.co.jp. 2022年5月27日閲覧。
  60. ^ 現職警察官の窃盗を公表せず 鹿児島県警、裁判で明らかに - 時事通信社2022年10月6日閲覧。
  61. ^ “MBCニュース | 覆面パトカーと衝突 自転車運転の男子中学生が重傷 鹿児島市”. www.mbc.co.jp. 2022年6月20日閲覧。
  62. ^ H2Aロケット 直前で1分遅らせ打ち上げ 原因は県警ヘリの警戒区域進入 - 南日本放送 MBCニュース 2023年2月2日閲覧。
  63. ^ H2A46号機打ち上げ遅れ 鹿児島県警「ヘリ機長が区域失念し侵入」 - 南日本放送 MBCニュース 2023年2月28日閲覧。
  64. ^ 鹿児島県警の24歳巡査、大麻を譲り受けた疑いで逮捕…自宅から使用器具 - 読売新聞オンライン 2023年3月15日閲覧。
  65. ^ 薬物譲り受けた疑い、巡査ら逮捕 鹿児島県警「県民に深くおわび」 - 朝日新聞デジタル 2023年3月15日閲覧。
  66. ^ 鹿児島県警巡査(24)麻薬特例法違反の罪で起訴 同級生から大麻のようなもの買ったか - MBCニュース 2023年4月4日閲覧。
  67. ^ パトカーが信号待ちの車に追突 男性搬送 巡査長「前をよく見ていなかった」鹿児島・薩摩川内市 - 南日本放送 MBCニュース 2023年2月2日閲覧。
  68. ^ 「制服姿で打ちっぱなしゴルフ練習約40回」拳銃はベンチに…男性警察官を懲戒処分 鹿児島県警 - 南日本放送 MBCニュース 2023年5月18日閲覧。
  69. ^ “制服姿でゴルフ打ちっ放し 勤務中、警部補を停職処分―鹿児島県警”. 時事通信. (2023年5月18日). https://www.jiji.com/amp/article?k=2023051801077 2023年5月19日閲覧。 
  70. ^ 「交通事故40件の捜査書類偽造」男性警察官を懲戒処分 鹿児島県警 - MBCニュース 2023年5月18日閲覧。
  71. ^ 鹿児島市田上台強盗殺人事件 - 鹿児島県警察 2011年10月22日閲覧。
  72. ^ - 鹿児島県警 2021年9月16日閲覧。
  73. ^ 未解決のまま1年 鹿屋市女性殺人死体遺棄事件 鹿児島県警「絶対に事件を解決する」 - MBCニュース 2023年4月14日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 鹿児島県警察
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。