来歴・人物
東京都中野区、新宿区出身[3]。小学4年生までは東京都中野区に住んでおり、小学5年生に東京都新宿区に転居して転校[3]。
小学4年生の時に新聞のテレビ欄にあった「新人タレント募集」の広告に興味を引かれて演劇に興味を持つ[6]。
家族が岡山県から東京都に引っ越した時に兄が方言を直すために入団していた劇団こまどりを提案して、劇団に電話して面接のアポを取り、小学4年生の12月にグループこまどりに入団し、子役時代を経て、洋画の吹き替えで声優としての活動を始める[6]。アニメでのデビューは『ヒット・エンド・ラン』[7]。変声期途中の東京都立新宿高等学校[8]在学中の高校生時に『銀河漂流バイファム』の主役に起用され有名となる[7]。高校時代は音楽部に所属していた[3]。大学は私立大学に進学[3]。
幼少の頃からマイコンに興味を持ち、小学生だった難波は東京都西新宿にあったタンディ・ラジオシャックにフロッピーディスクを持ち込み、店頭展示してある(TRS-80 Model I)用のプログラムを書いていた[9]。役者業と並行し中学時代よりアスキーでアルバイトとして勤め、マイクロソフト製品を扱う部門にいたことから大学在学時に(マイクロソフトの日本法人)の設立に際してアルバイト先も移動、1989年卒業とともにマイクロソフト株式会社の正社員となり芸能界引退状態となる[10]。MSワード6.0の開発のためマイクロソフト米国本社への長期出張の末1993年に転籍しアメリカ・ワシントン州へ移住、MSワードなどのソフトウェアデベロッパーとして勤務していた。2009年4月に同社を依願退職し、フリーランスな生活を過ごしていることが公式サイト上のブログで綴られている。
引退後は『銀河漂流バイファム』のロディ・シャッフル役を保志総一朗、『タッチ』の佐々木と『陽あたり良好!』の中岡役を石田彰が担当した。
出演作品
テレビアニメ
1979年
1980年
1982年
- 十五少年漂流記(ゴードン)
1983年
1984年
- 重戦機エルガイム(チグマ)
1985年
1986年
1987年
- 陽あたり良好!(中岡誠)
OVA
1984年
- 銀河漂流バイファム カチュアからの便り(ロディ・シャッフル)
- 銀河漂流バイファム 集まった13人(ロディ・シャッフル)
1985年
- 銀河漂流バイファム 消えた12人(ロディ・シャッフル)
- 銀河漂流バイファム “ケイトの記憶” 涙の奪回作戦(ロディ・シャッフル)
劇場アニメ
1987年
- タッチ3 君が通り過ぎたあとに -DON'T PASS ME BY-(佐々木)
吹き替え
- 大草原の小さな家(アンディ)
- 新・大草原の小さな家(ウィリー)
- オーメン2/ダミアン(ダミアン)
- クリスマス・ツリー (パスカル)
- メリーゴーランド (ルカ)
- アドベンチャー・ファミリー(トビー)
- 青い鳥(チルチル)
- ニール・サイモンのキャッシュ・マン (マイケル)
- アリスの恋 (トミー)
- スタンド・バイ・ミー (クリス)
- タワーリング・インフェルノ (フィリップ)
- ダイナスティ
- 小公子
- ダーティハリー
- ハックルベリー・フィンの大冒険
- マーガレット物語
- ある愛の詩
- トラックファイター
- 星になった少年
- 死んだ魚の謎
- 続・青い体験
- がんばれ!ベアーズ
- 動物と子どもたちの詩
- ボーイズボーイズ
- トリュフォーの思春期
- ダウンタウン物語
- ワンダーウーマン
- ベスト・キッド
- モン・パリ
テレビドラマ
- 1年B組新八先生(田上三郎)
- ガキ大将行進曲(光男)
- (名谷晴景)
- (17歳の戦争)
- みんななかよし
- ぼくらの社会科ノート
ラジオ
テレビ番組
- (シティ・インフォメーション)(NHK-BS 1988年)
舞台
- 草燃える (帝国劇場)
- 王様と私 (帝国劇場)
脚注
- ^ a b c 「声優インタビュー 特別企画 新人座談会」『月刊OUT』1984年2月号、みのり書房、1984年2月1日、71-78頁。
- ^ a b 難波克弘. “プロフィール”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
- ^ a b c d e 難波克弘 (2002年6月24日). “学生時代”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
- ^ “難波克弘の解説”. goo人名事典. 2022年1月13日閲覧。
- ^ “”. ハードディスク総合サイト. アイ・オー・データ機器 (2012年10月18日). 2022年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月9日閲覧。
- ^ a b 難波克弘 (2002年8月23日). “演劇 - 前編”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
- ^ a b 難波克弘 (2002年8月23日). “演劇 - 後編”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
- ^ 難波克弘 (2004年12月1日). “2004/12”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
難波克弘 (2012年9月4日). “学生時代”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。
難波克弘 (2019年9月7日). “懐かしさに溢れた一日”. Alex's Diary. 2023年1月9日閲覧。 - ^ 古川享『僕が伝えたかったこと、古川享のパソコン秘史 Episode1』、2016年1月。ISBN (978-4-8443-9700-7)。
- ^ 新卒入社第1期生である
関連項目
外部リンク
- ブログ
- - ウェイバックマシン(2007年9月29日アーカイブ分) - アイ・オー・データ機器サイト内の本人執筆によるコラム
- スターバックス花子のドタバタアメリカ奮闘記<第34回 アメリカで働く その1>ソフトウェア・デザイン・エンジニア編(マイナビ)
- 難波克弘のプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- 難波克弘の解説 - goo人名事典
- 難波克弘 - KINENOTE
- 難波克弘 - オリコン
- 難波克弘 - MOVIE WALKER PRESS
- 難波克弘 - allcinema