釧路湿原駅

釧路湿原駅（くしろしつげんえき）は、北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野にある北海道旅客鉄道（JR北海道）釧網本線の駅である。駅番号はB56。

釧路湿原駅
駅舎（2021年5月）
くしろしつげん Kushiroshitsugen
◄B57 細岡 (2.4 km) (7.3 km) 遠矢 B55►

所在地	北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野南5線27-4 北緯43度6分2.3秒東経144度26分52.4秒 / 北緯43.100639度東経144.447889度 / 43.100639; 144.447889
駅番号	○B56
所属事業者	北海道旅客鉄道（JR北海道）
所属路線	■釧網本線
キロ程	151.5 km（網走起点）
電報略号	シツ
駅構造	地上駅
(ホーム)	1面1線
乗降人員 -統計年度-	12人/日 -2014年-
開業年月日	1988年（昭和63年）7月23日
備考	無人駅
(テンプレートを表示)

歴史

1988年（昭和63年）7月23日：JR北海道の臨時駅として開業^[1]^[2]。旅客のみ取扱い。
1996年（平成8年）12月1日：常設駅化^[3]。

駅名の由来

釧路湿原に立地していることに由来する。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。釧路駅管理の無人駅である。なお、開業当初は職員が配置されていた^[4]。

駅舎は周囲の景観に配慮し、カラマツを使用したログハウスで、屋根は翼を広げたたんちょうをイメージしている。開業当時は駅舎内に売店が設けられていた^[4]。

ホーム（2021年5月）
駅名標（2018年9月）
駅に隣接する釧路湿原（2004年9月）
高台から見た駅（1994年頃）

利用状況

開業当初は、1日200人の利用を見込んでいた^[4]。乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度	乗車人員			出典	備考
年度	年間	1日平均	JR調査	出典	備考
2016年（平成28年）			3.8	^{[JR北 1]}
2017年（平成29年）			2.4	^{[JR北 2]}
2018年（平成30年）			3.0	^{[JR北 3]}
2019年（令和元年）			3.6	^{[JR北 4]}
2020年（令和02年）			2.6	^{[JR北 5]}
2021年（令和03年）			4.4	^{[JR北 6]}

駅周辺

細岡ビジターズラウンジ（2018年9月）

釧路湿原国立公園
細岡展望台
釧路川
新釧路川
細岡ビジターズ・ラウンジ

隣の駅

北海道旅客鉄道（JR北海道）

■釧網本線

□快速「しれとこ摩周号」

塘路駅 (B58) - 釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)

*:冬季間、上り列車は当駅を通過する。

■普通（一部列車のみ停車）

塘路駅 (B58) - **（臨）細岡駅 (B57) - 釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)

**:細岡駅は冬季間、全列車が通過する。

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ “釧路湿原駅が発車展望台近く山小屋風駅舎「ステキ！」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年7月23日)
^ 『鉄道百年の歩み』 p. 120
^ 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 28号・釧網本線／石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、15頁。
^ ^a ^b ^c “釧路湿原にログハウス駅舎　JR釧網線　来月23日から営業　周囲の景観に配慮”. 北海道新聞. (1988年6月17日)

JR北海道

^ 「」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ。。2017年12月10日閲覧。
^ 「」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。。2018年8月19日閲覧。
^ “” (PDF). 線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
^ “” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区（「黄色」8線区）. 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
^ “”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
^ “”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

参考文献

北海道旅客鉄道釧路支社『JR釧路支社鉄道百年の歩み』（2001年）

外部リンク

釧路湿原｜駅の情報検索（時刻表・バリアフリー）｜駅・鉄道・観光｜JR北海道- Hokkaido Railway Company

[hokkaido-np-1988-7-23-1] “釧路湿原駅が発車展望台近く山小屋風駅舎「ステキ！」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年7月23日)

[2] 『鉄道百年の歩み』 p. 120

[3] 曽根悟（監修）著、朝日新聞出版分冊百科編集部編『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』 28号・釧網本線／石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、15頁。

[:0-4] “釧路湿原にログハウス駅舎　JR釧網線　来月23日から営業　周囲の景観に配慮”. 北海道新聞. (1988年6月17日)

[5] 「」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブ。。2017年12月10日閲覧。

[6] 「」（PDF）『線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。。2018年8月19日閲覧。

[7] “” (PDF). 線区データ（当社単独では維持することが困難な線区）(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

[8] “” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区（「黄色」8線区）. 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。

[9] “”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

[10] “”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。

[1]

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[3]

[4]

[JR北 1]

[JR北 2]

[JR北 3]

[JR北 4]

[JR北 5]

[JR北 6]

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