酒井 正親(さかい まさちか)は、戦国時代の武将。酒井雅楽頭家5代当主。松平氏(徳川氏)の家臣で、松平清康・広忠・徳川家康の3代に仕えた。一説に初名は政家とする[1]。
略歴
三河国(坂井郷)出身。(酒井清秀)の子として誕生。
主君・家康の初陣に付き従い、その働きを感嘆している[2]。家康が人質として駿府に送られた際には、行動を共にして駿府に行っている。永禄4年(1561年)に三河西尾城を攻め、落城後に城主となった。
天正4年(1576年)6月6日、56歳で病死。墓地は愛知県岡崎市の龍海院。なお、兵庫県姫路市の姫路神社は、姫路藩主の祖である正親を祭神としている。
登場作品
- 『徳川家康』 (NHK大河ドラマ 1983年)、演:小笠原良知
- 『信長 KING OF ZIPANGU』(NHK大河ドラマ 1992年)、演:大和田伸也
脚注
注釈
- ^ ただし「政家」と伝えるのは寛政譜ぐらいであり、他の主な系譜・史書では「正親」となっている。