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西武秩父駅

西武秩父駅(せいぶちちぶえき)は、埼玉県秩父市野坂町一丁目にある、西武鉄道西武秩父線である。同線の終点駅番号SI36

西武秩父駅
駅舎(2022年7月)
せいぶちちぶ
Seibu-Chichibu
SI35 横瀬 (2.6 km)
上は御花畑駅
所在地 埼玉県秩父市野坂町一丁目16-15
北緯35度59分23.78秒 東経139度5分0.5秒 / 北緯35.9899389度 東経139.083472度 / 35.9899389; 139.083472 (西武秩父駅)座標: 北緯35度59分23.78秒 東経139度5分0.5秒 / 北緯35.9899389度 東経139.083472度 / 35.9899389; 139.083472 (西武秩父駅)
駅番号 SI36
所属事業者 西武鉄道
所属路線 西武秩父線
キロ程 19.0 km(吾野起点)
池袋から76.8 km
駅構造 地上駅
(ホーム) 2面3線
乗降人員
-統計年度-
[利用客数 1]4,790人/日
-2021年-
開業年月日 1969年昭和44年)10月14日
乗換 秩父鉄道秩父本線御花畑駅
備考 (駅務管区所在駅)[1]
(テンプレートを表示)

西武鉄道最西端および最北端の駅である。また、関東地方の大手私鉄の駅としても最西端に位置する。

管区長配置駅であり、「西武秩父駅管区」として武蔵横手駅 - 当駅間の各駅を管理している[1]

概要

駅名に「西武」を含む。地元での通称は「西武駅[注 1]

『JTB時刻表』(JTBパブリッシング)の索引地図では秩父市の代表駅として表記されていない[注 2] ものの、東京都区部からの列車が発着していることから、観光ガイドなどでは秩父市や秩父地方の玄関口として紹介されることがある。

秩父駅秩父鉄道秩父本線)とは離れた位置にあり、乗換駅ではないが、近くの秩父本線の御花畑駅で乗り換えが可能であり、改札脇から構内商業施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」の前を通り、秩父本線の踏切を渡ると徒歩5分程度で到着する[注 3]。秩父鉄道への直通列車も設定されているが(土休日ダイヤのみ)、その本数は少ないため、御花畑駅まで徒歩で乗り換える場合が多い。

一部列車は、当駅から秩父本線三峰口方面に直通運転を行っている。

2017年にリニューアルされた西武秩父駅はグッドデザイン賞を受賞した[2]

歴史

 
リニューアル前の駅舎(2011年10月)
  • 1969年昭和44年)10月14日 - 埼玉県立秩父農工高等学校(現・埼玉県立秩父農工科学高等学校)跡地に開業。
    • 秩父駅と隣接して駅を建設する構想もあったが、秩父農工高等学校を移転させることにより広大な敷地が確保できることなどから、現在地に駅を設置することになった。また、対都心輸送の競合となるため、秩父鉄道側の強い反対もあったとされる。
  • 1989年平成元年) - 秩父鉄道との直通運転開始。構造上、三峰口方面のみの発着となる。長瀞方面は通過。
  • 1991年(平成3年) - 直営の商業施設「西武秩父仲見世通り」がオープン。
  • 1994年(平成6年) - すべてのホームでブザーに代わり発車メロディカンノ製作所製)を導入。
  • 2000年(平成12年) - 関東の駅百選に選定[3]。選定理由は「秩父の山と物産が融合したスイス風のユニークなスタイルの駅」[3]
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)
    • 3月 - 駅舎リニューアルが完了[6]
    • 4月24日 - 複合型温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」オープン[6][7]

駅構造

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する地上駅。単式ホーム部分が1番ホーム、島式ホーム部分が2・3番ホームである。1番ホームには特急ちちぶ」が発着する。

1番ホームの東側(配線図では1番ホームの下側)に改札内コンコースがある。改札内コンコースと2・3番ホームは跨線橋で連絡しており、エスカレーターエレベーターが設置されている。また、改札内コンコースと1番ホームとの間には有人の中間改札口が設置されており、駅員が乗車券・特急券をチェックする。

磁気化券でない秩父鉄道からの乗車券類を所持する乗客は有人通路(お客さまご案内カウンター)で取り扱って利用可能である。また、1994年より自動改札機が設置されており(1999年と2014年に更新)、PASMOSuicaが利用可能。また、臨時改札口もあり、秩父夜祭の際などに使用される。

トイレは、改札内のほか、商業施設「駅前温泉 祭の湯」にも設置されている。「仲見世通り」時代も設置されていた。

のりば

ホーム 路線 行先 備考
1   西武鉄道西武秩父線 飯能所沢池袋方面 特急「ちちぶ
2・3 一般列車
秩父鉄道秩父本線 影森三峰口方面 飯能方面からの直通

(出典:西武鉄道:駅構内図)

  • 秩父鉄道秩父本線との連絡線横瀬寄りにあり、直通列車が行き来する。渡り線は(ダブルスリップ)になっている。横瀬方面と長瀞方面とを行き来する列車は当駅ホームに入線せず、直接横瀬駅と御花畑駅を結んで運転する。一方、三峰口方面とを行き来する列車は、一度当駅ホームに停車して客扱い・乗務員交替を行ってから方向転換して双方の路線を直通する。このため、長瀞・三峰口の併結列車は、当駅ではなく手前の横瀬駅で分割・併合作業を行う。
  • 直通列車の運賃計算にあたっては、当駅と御花畑駅は同一駅として扱われている。例えば、三峰口行列車に当駅から乗車した場合は、御花畑駅から全区間秩父鉄道線に乗車したものとして運賃を計算する。また、長瀞発列車に御花畑駅から乗車した場合は、当駅から全区間西武線に乗車したものとして運賃を計算する。
  • 2・3番ホームの有効長は10両編成分あり、定期列車では土曜・休日ダイヤに当駅 - 元町・中華街駅間を走行する座席指定制直通列車「S-TRAIN」が西武40000系電車を使用して1往復運転され[8]、こちらのホームに発着する。それ以外の列車は、2・3番ホームに最大8両編成まで発着する。2013年5月1日の深夜から2日の未明にかけて、東急5050系4102編成(10両編成)が試運転として当駅に入線した[9]
  • 1番ホームと2番ホームの間に留置線が2本あった。最近では定期列車では使用されず、年間を通じても毎年12月3日の秩父夜祭の臨時ダイヤの際に入線する程度で、2016年頃からは全く使用された形跡がなかった。2017年11月頃から電留線の本線合流側の4両分程度が撤去され、跡地を活用して1番線の線路の線形が若干変更され、特急ホームの有効長は001系「Laview」の運転開始に備えて8両編成分まで延伸された。なお、夜間停泊等の留置はすべて横瀬駅まで回送されている。

配線図

西武秩父駅・御花畑駅 構内配線略図

三峰口

 
 
長瀞・羽生

 
↓ 吾野・池袋
(凡例)
出典:[10]


商業施設

西武秩父仲見世通り

 
西武秩父仲見世通り(2011年10月)

1991年4月23日に、駅隣接の敷地内に開業した西武鉄道直営の商業施設。当駅改札口と秩父鉄道御花畑駅をつなぐ連絡通路を兼ね、屋根つきの広い通路の両側に、飲食店売店のほか、日本酒蕎麦など、秩父地方の名産品を販売する店舗が並び、イベントスペースも設置されていた。下記の新施設への改築工事のため、2016年2月に連絡通路を閉鎖、4月から5月29日にかけて全店舗が閉店し、大半が解体された。

西武秩父駅前温泉 祭の湯

 
西武秩父駅前温泉 祭の湯(2018年1月)

2017年4月24日にグランドオープンした、物販や飲食店を備える複合型温泉施設である[6][7]。地上2階建てで、新築部分と西武秩父仲見世通りをリニューアルする部分で構成され、温泉、飲食・イベント、物販の3エリアに分けて整備された。

秩父観光と秩父温泉ブランドの向上を目指し、秩父夜祭をはじめとする秩父地域において年間300以上開催されている「祭」をテーマに据え、施設全体に祭をコンセプトにした意匠を施している。

1階の大部分は「ちちぶみやげ市(物販エリア、約466平方m)」と「呑喰処 祭の宴(飲食・イベントエリア、約736平方m)」であり、改札よりに土産物・名産品の販売スペースと売店があり、中央にフードコートを設けて食事を提供している。「祭の湯(温泉エリア、約2170平方m)」は1階の奥に受付とレストラン、2階全体を温泉・岩盤浴・休憩スペースとした。露天風呂と内湯があり、露天風呂は天然温泉の岩風呂や日本全国の温泉を汲み上げた人工温泉「花見湯」、内湯は高濃度人工炭酸泉やジェットバスの他サウナがある。岩風呂では温泉を使用しており、泉質含ヨウ素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉[11]。休憩スペースは大部屋タイプと翌朝まで仮眠ができる個室(プレミアムラウンジ)を設置している。

合わせて駅のリニューアルも実施され、駅舎外装や改札内外コンコース、特急改札口、特急ホーム、跨線橋を和風イメージに改装するとともに、駅前広場と駐車場も整備された。

利用状況

近年の1日平均乗降・(乗車人員)の推移は下記の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1990年(平成02年) 9,205 4,694
1991年(平成03年) 9,160 4,685
1992年(平成04年) 9,309 4,761
1993年(平成05年) 9,337 4,770
1994年(平成06年) 9,392 4,801
1995年(平成07年) 9,087 4,644
1996年(平成08年) 8,969 4,580
1997年(平成09年) 8,491 4,329
1998年(平成10年) 8,328 4,250
1999年(平成11年) 8,015 4,057 [埼玉県統計 1]
2000年(平成12年) 8,045 4,068 [埼玉県統計 2]
2001年(平成13年) [12]7,922 3,981 [埼玉県統計 3]
2002年(平成14年) [13]8,034 4,045 [埼玉県統計 4]
2003年(平成15年) [13]8,194 4,131 [埼玉県統計 5]
2004年(平成16年) [13]8,270 4,194 [埼玉県統計 6]
2005年(平成17年) [13]8,065 4,092 [埼玉県統計 7]
2006年(平成18年) [13]7,879 4,002 [埼玉県統計 8]
2007年(平成19年) 7,558 3,844 [埼玉県統計 9]
2008年(平成20年) 7,570 3,834 [埼玉県統計 10]
2009年(平成21年) 7,194 3,639 [埼玉県統計 11]
2010年(平成22年) 6,919 3,514 [埼玉県統計 12]
2011年(平成23年) 6,691 3,384 [埼玉県統計 13]
2012年(平成24年) 6,655 3,360 [埼玉県統計 14]
2013年(平成25年) 6,814 3,444 [埼玉県統計 15]
2014年(平成26年) 6,944 3,520 [埼玉県統計 16]
2015年(平成27年) 7,043 3,589 [埼玉県統計 17]
2016年(平成28年) 6,937 3,511 [埼玉県統計 18]
2017年(平成29年) 7,418 3,771 [埼玉県統計 19]
2018年(平成30年) 7,229 3,665 [埼玉県統計 20]
2019年(令和元年) 7,146 3,624 [埼玉県統計 21]
2020年(令和02年) [利用客数 2]3,739 1,881 [埼玉県統計 22]
2021年(令和03年) [利用客数 1]4,790

駅周辺

観光

バス路線

駅前ロータリーは、秩父市街と周辺を結ぶバスのターミナルとなっている。大半の路線は、当駅を出ると、秩父鉄道を渡って西側の中心市街地を経由し、秩父駅に停車して、各地へ向かうコースになっている。

乗り場 停留所名 運行事業者 系統・行先 備考
1 西武秩父駅 西武観光バス (小鹿野線):栗尾  
2 (三沢線):皆野駅
定峰線:定峰峠入口
「定峰線」の土曜・休日は全便定峰止まり
3 (市内線):花見の里
久那線:西武秩父駅
(秩父吉田線):吉田元気村
(横瀬線):松枝
 
4 小鹿野町営バス (西武秩父駅線):両神温泉薬師の湯  
5 西武観光バス (原谷線):和銅黒谷駅
(中津川線):中津川
(急行(三峯神社線)):三峯神社
「中津川線」は土曜・休日1本のみ
6 (ミューズパーク循環):西武秩父駅  
西武秩父駅入口 秩父市営バス (浦山線):浦山大日堂 / 秩父駅  
  • 西武秩父駅入口バス停は、駅前道路を直進した先の、国道140号にある。

その他

隣の駅

西武鉄道
  西武秩父線
上記以外の列車
横瀬駅 (SI35) - 西武秩父駅 (SI36) - 影森駅 (CR32) (秩父鉄道秩父本線)

脚注

[脚注の使い方]

記事本文

注釈

  1. ^ 例えば、営業所名を「西武駅前営業所」とするタクシー会社がある。市内タクシー会社のご案内 - 秩父市役所
  2. ^ 秩父市の代表駅を示すマークは秩父鉄道秩父駅に表記されている。
  3. ^ 以前は旧「仲見世通り」の中を通り抜ける事が出来たが、2016年2月22日より当面の間は旧「仲見世通り」のリニューアル工事実施に伴い、当駅と御花畑駅の間は一般道利用の迂回ルートを通る形がとられた。時間は約10分。

出典

  1. ^ a b 田中孝憲(西武鉄道鉄道本部運輸部管理課)「駅・乗務所のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第63巻第12号(通巻884号)、電気車研究会、2013年12月10日、50頁、ISSN 0040-4047。 
  2. ^ (PDF)(プレスリリース)西武鉄道/西武レクリエーション/西武建設/西武造園、2017年10月4日。 オリジナルの2018年2月28日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  3. ^ a b (監修)「鉄道の日」関東実行委員会『駅の旅物語 関東の駅百選』(初版)人文社、2000年10月14日、130 - 131・229頁頁。ISBN (4795912807)。 
  4. ^ (PDF)(プレスリリース)西武鉄道/秩父鉄道、2016年4月27日。 オリジナルの2020年5月3日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  5. ^ (PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2016年11月17日。 オリジナルの2018年6月12日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  6. ^ a b c (PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2017年4月5日。 オリジナルの2020年5月3日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  7. ^ a b (PDF)(プレスリリース)西武鉄道/西武レクリエーション、2017年2月28日。 オリジナルの2020年5月3日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  8. ^ (PDF)(プレスリリース)西武鉄道/東京地下鉄/東京急行電鉄/横浜高速鉄道、2017年1月10日。 オリジナルの2018年12月11日時点におけるアーカイブ2020年5月3日閲覧 
  9. ^ 東急5050系4102編成が西武秩父線で試運転
  10. ^ 宮脇俊三原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』、p.85、小学館、1993年、(ISBN 978-4093954112))
  11. ^ 温泉のご案内(祭の湯)
  12. ^ “” (PDF). 西武鉄道. 2011年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月30日閲覧。
  13. ^ a b c d e “” (PDF). 西武鉄道. 2012年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月30日閲覧。

利用状況

西武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
  2. ^ - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月20日閲覧
私鉄の統計データ
  1. ^ 統計ちちぶ - 秩父市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 埼玉県統計年鑑 - 埼玉県
埼玉県統計年鑑
  1. ^ 平成12年
  2. ^ 平成13年
  3. ^ 平成14年
  4. ^ 平成15年
  5. ^ 平成16年
  6. ^ 平成17年
  7. ^ 平成18年
  8. ^ 平成19年
  9. ^ 平成20年
  10. ^ 平成21年
  11. ^ 平成22年
  12. ^ 平成23年
  13. ^ 平成24年
  14. ^ 平成25年
  15. ^ 平成26年
  16. ^ 平成27年
  17. ^ 平成28年
  18. ^ 平成29年
  19. ^ 平成30年
  20. ^ 令和元年
  21. ^ 令和2年
  22. ^ 令和3年

関連項目

外部リンク

  • 西武秩父駅(駅情報) - 西武鉄道
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