「裸足の女神」(はだしのめがみ)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。1993年6月2日にBMGルームスより13作目のシングルとして発売された。
「裸足の女神」 | ||||
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B'z の シングル | ||||
初出アルバム『』 | ||||
B面 | KARA・KARA | |||
リリース | ||||
規格 | ||||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル |
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作詞 | 稲葉浩志 | |||
作曲 | 松本孝弘 | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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B'z シングル 年表 | ||||
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概要
前作『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』から約3か月ぶりに発売されたシングルである。『ALONE』の頃から使われたB'zロゴマークの最後のシングル。
オリコンチャートでは、当時のビーイングブームに乗り2週連続の1位を獲得。前作に続き2作連続の初動70万枚越えとなり、ピンク・レディーの5作連続ミリオンセラーを破り、6作連続のミリオンヒットとなった。1993年の年間シングルチャートでも5位(前作が2位)となり、前作と共にトップ10入りを果たした。B'zの中で、売上が4番目に多いシングルである。
2003年3月26日にリマスタリング、12cm化で再発売された。
収録曲
全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「裸足の女神」 | |
2. | 「KARA・KARA」 | |
合計時間: |
楽曲解説
- 裸足の女神
- 前作のシングルと同時期に制作されており[5]、アルバムツアー『B'z LIVE-GYM '93 "RUN"』でも披露された。
- 前作同様オリジナル・アルバムへの収録はなく、1998年に発売のベスト・アルバム『』でようやくアルバム初収録となった。
- 松本はこの曲について「前作『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』がマイナー・メロディのB'zサウンドの王道を極めているとしたら、この曲はメジャー・コードの僕らのすべてって感じかな」と語っている[6]。
- 発売当時にテレビでは披露されず、その後も披露する機会がなかったが、『B'z The Best XXV 1988-1998』及び、『B'z The Best XXV 1999-2012』のプロモーションで出演した2013年6月14日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』[注釈 1]にて、「LOVE PHANTOM」「ultra soul」とのメドレーで、発売から20年越しでのテレビ初披露となった[8]。
- ライブで演奏されることも多く、2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay5内で行われた「B'z LIVE演奏回数ランキング」では、2020年時点で第5位を記録した[9][10]。
- 2002年に行ったツアー『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』では、B'zの2人きりによるアコースティック・バージョンで披露され、『B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-』と『SUMMER SONIC 2019』では前半をアコースティックで、ギターソロ以降はノーマルバージョンで演奏するアレンジで披露した[11][12]。
- B'zのサポートメンバーも務めるシェーン・ガラースが、自身のアルバム『Primer』でカバーしている。
- KARA・KARA
- オリジナル・アルバムには未収録であるが、マスト・アルバム『』にMixture mixが収録されている。
タイアップ
参加ミュージシャン
収録アルバム
裸足の女神
KARA・KARA
- (-Mixture mix-)
ライブ映像作品
裸足の女神
- LIVE RIPPER
- (DVD版のみ)
- a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜(アコースティックバージョン)
- B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-
- B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-
- B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- DINOSAUR(特典DVD・Blu-ray Disc)
- B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-
- B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
- B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-
その他
ビーイングブームを象徴する出来事として、本作が2週目の1位を獲得した6月21日付けオリコンチャートでは上位5位をビーイング勢が独占した。
脚注
注釈
出典
- ^ “B'z / B'z The Best “Pleasure””. CDJournal. シーディージャーナル. 2023年2月6日閲覧。
- ^ 「日本レコード協会 ミリオン以上認定作品」『The Record』第443号、日本レコード協会、1996年10月1日、4頁。
- ^ “”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月26日閲覧。
- ^ “音楽シーンで振り返る“平成” 際立つビーイングの存在感”. ORICON NEWS (オリコン). (2018年12月3日) 2018年12月25日閲覧。
- ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、69頁。
- ^ 『be with!』第79巻、B'z Party、2008年10月。
- ^ “B’z、6/14放送Mステで一夜限りのスペシャルライブ!リクエスト含む4曲を熱唱”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2013年5月24日)2021年6月1日閲覧。
- ^ “出演者ラインナップ|ミュージックステーション”. テレビ朝日 (2013年6月14日). 2019年11月24日閲覧。
- ^ “「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」ライブレポートが到着!”. 株式会社Zeppホールネットワーク (2020年12月9日). 2021年2月2日閲覧。
- ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2021年2月2日閲覧。
- ^ 『be with!』第123巻、B'z Party、2019年9月。
- ^ “サマソニ現地レポ B’zが「ホームグラウンド」の20周年を圧巻のライブで飾る”. マイナビニュース (マイナビ). (2019年8月28日) 2019年11月26日閲覧。