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藤子不二雄ランド

藤子不二雄ランド(ふじこふじおランド)は、中央公論社(現・中央公論新社)から出版された藤子不二雄漫画全集である。通称は「FFランド」。当時経営が低迷していた中央公論社が新事業として展開していた、「漫画刊行路線」を代表するシリーズである。

概要

第1期全301巻と、F.F.ランド・スペシャル全30巻が発刊された。現在は絶版となっている。最終巻である『UTOPIA 最後の世界大戦』には第1期全301巻完結とあり、第2期刊行を匂わせたが発刊には至っていない。

2000年に開設された復刊ドットコムでは当初より復刊リクエストが出され(復刊リクエスト番号:1)、復刊へ向けた交渉が行われたものの、藤子・Fサイドからの出版許可が得られず、コンビ解消後、権利の管理上藤子不二雄名義となった作品のみが藤子不二雄ランドFFランド)としてブッキングから出版される形となった。なお、コンビ解消後に藤子・F名義となった作品は2009年から2014年にかけて『藤子・F・不二雄大全集』という新たな全集が小学館より刊行された(FとAの両名義になった作品も一部含む)が、現在も全巻の復刊リクエストは継続中である。

藤子不二雄作品は有名作以外は単行本としてまとまっていないものが多数あり、藤子不二雄ランドでしか読めない作品も多かった。当初は『劇画 毛沢東伝』や『ぶきみな5週間』などカルト的な人気作も刊行される予定であったが、陽の目を見ることなく第1期が終了した[1]。また、『ドラえもん』は35巻で一旦完結したが、2年後に刊行を再開し、最終的に45巻まで発刊された。

出版形態

1984年6月1日から1991年2月3日まで刊行。当初は毎週金曜日に1冊発売[2]であったが、のちに月2回2冊ずつ発売という形態に変わった。1冊目は『海の王子』第1巻であった。

1冊400円前後の安価な価格設定は、コスト削減のため表紙(カバー)にビニールコーティングがされておらず、他の出版社のコミックス(少年、少女、青年問わず)に比べ劣化しやすいという弱点が有ったが、子供が買い求めやすいようにという著者たちの意向によるもので児童向け作品を中心としたラインナップも同様の理由からであり、青年向けの作品はほとんど刊行されなかった。サイズは他出版社のコミックスよりも大きい形態であった。

各巻は巻頭に付録として表題作のカラーセル画が付き、そのあとで表題の作品、作品の解説記事、読者コーナー、全集に渡って連載される新作連載漫画という収録順であった。付録や読者コーナーが付くのは全集としては異例のスタイルであり、週刊の刊行ペースとも相まって、藤子作品の週刊誌といったような面持ちであった。また、表題の作品のページ数が本1冊の厚さに満たない場合は、『魔太郎がくる!!』14巻の恐怖探偵局のように短編が掲載されることもあった。

各エピソードの最終ページには初出誌のデータが記載されているが、間違いが多かったり、データが記載されていないことがある。

また、掲載誌が複数あるタイトルは出来る限り初出の収録順に近づけられて刊行された物もあれば、「原稿が見つかった順に適当に刊行」という物もあり『オバケのQ太郎』など、最終巻に第一話を持ってきたりするものもあった。

後半に刊行されたタイトルは、『(仮面太郎)』、『オヤジ坊太郎』など既に他社で刊行された単行本より収録量が少ない。

収録作品

※★印は安孫子、藤本による合作。

コンビ解消後、藤子不二雄名義となった作品

コンビ解消後、藤子・F・不二雄名義となった作品

コンビ解消後も両人の名義となっている作品

連載漫画

毎号、巻末に描き下ろしの新作漫画が連載されていた。その中で「ウルトラB」と「チンプイ」は後にアニメ化もされた。

新作

  • ウルトラB(藤子不二雄
  • チンプイ(藤子・F・不二雄)
  • タカモリが走る(藤子不二雄
  • ワールド旅行記
  • まんが道(第二部)(藤子不二雄

再録

  • 藤子不二雄まんがスクール - 『週刊少年チャンピオン』に連載された『チャンピオンマンガ科』の加筆訂正版。後に単行本化。
  • アニマル世界をゆく!!
  • ベラボー(藤子不二雄としのだひでお
  • 十手の十一

F.F.ランド・スペシャル

藤子不二雄ランドに連載された作品など。

  • ウルトラB(全11巻)
  • チンプイ(全4巻)
  • 完全版チンプイ(全4巻)
  • 第二部まんが道(全2巻)
  • 長編ウルトラB(全1巻)
  • タカモリが走る(全2巻)
  • 藤子不二雄ランド ひみつ500大探検
  • 藤子不二雄ランド ひみつ500大探検PARTII
  • 藤子不二雄ランド ウルトラBひみつ大探検
  • 藤子不二雄ランド 遊びカタログ
  • 藤子不二雄まんがスクール
  • スーパー・メカノサイエンス ドラえもん道具カタログ

藤子不二雄ランド

藤子不二雄ランドは藤子不二雄ランドのうち藤子不二雄作品のみをブッキングより復刊したもの。当初は1冊1,000円を予定していたが、原作者の要望で390円となった。セル画、解説記事、読者コーナー、連載漫画は収録されていないが、「藤子不二雄ランドギャラリー」として、セル画がカバー袖に縮小印刷されている[3]2002年6月29日から2005年7月12日まで、毎月12日と28日に2冊ずつ刊行された。全冊をブッキングから予約購入した場合は、未収録作品を含む特典冊子「F.F.ランド完結記念 初期少年まんが選集」がついてきた。全149巻。

2009年9月以降に重版された分に関しては790円に価格改定された。

CM

かつて中央公論社時代に『藤子不二雄ワイド』のスポンサーとして参加し、当番組内で放映されたアニメーション形式のCM。最後に新刊の告知とともに「本屋さんでね」で締める。初期においてはドラえもん(声:大山のぶ代)がナレーションを務めており、形式は以下のようになっていた。

  • 通常の場合 - 「毎週金曜日発売。今週は『○○○○○(作品名)』。本屋さんでね」
  • 『ドラえもん』の場合 - 「毎週金曜日発売。今週はボクなんです。本屋さんでね」

脚注

  1. ^ スペシャル『ひみつ500大探検』の表紙は藤本と安孫子の両者が描く多くのキャラクターが集合しており、未収録作品では『劇画 毛沢東伝』の毛沢東や『笑ゥせぇるすまん|黒ィせぇるすまん』(刊行時は『笑ゥ〜』のアニメ化前)の喪黒福造、後にドラマ化される『オカルト勘平』の勘平らが描かれていた。
  2. ^ 但し、第4金曜日まで。第5金曜日は発売なし
  3. ^ 詳細は復刊ドットコム奮戦記に記述
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