藍野大学短期大学部(あいのだいがくたんきだいがくぶ、英語: Aino College)は、大阪府茨木市東太田4-5-4に本部を置く日本の私立大学。1968年創立、1985年大学設置。大学の略称は藍野短大。
概観
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 藍野大学短期大学部における医の理念は「病める人びとを医やすばかりでなく、慰めるために」となっている。
教育および研究
- 藍野大学短期大学部は看護師養成に力をいれており、藍野病院・青葉丘病院など藍野グループ病院での実習がある。1997年から、「ベートーヴェンの交響曲第九番・合唱付」をカリキュラムの一環として取り入れている。これは、学生全員の「心の余裕」・「人間的な成長」、そして集団としての「一体感」を養うことをねらいとしている。
学風および特色
沿革
年表
- 1968年 - 医療法人恒昭会藍野病院附属准看護学院が創設される。
- 1975年 - 医療法人恒昭会藍野病院附属高等看護学院に改組。
- 1979年 - 学校法人藍野学院が設置される。藍野看護専門学校が設置される。
- 1983年 - 学科の増設による藍野医療技術専門学校に改称。
- 1985年 - 藍野医療技術専門学校看護学科を発展改組して藍野学院短期大学を置く。看護学科を設置:在学者数は89(うち男子2[1])
- 2004年 - 修業年限を3年制から2年制に変更。
- 2007年 - 第二看護学科を青葉丘校に開設する。
- 2012年4月1日 - 藍野大学短期大学部に学校名を変更。青葉丘校から青葉丘キャンパスに改称。
- 2017年 - 法人名称を「学校法人 藍野学院」から「学校法人 藍野大学」に改称。
- 2020年4月1日 - 青葉丘キャンパスを大阪富田林キャンパスに改称。
基礎データ
所在地
- 大阪茨木キャンパス(大阪府茨木市東太田4-5-4)
- 大阪富田林キャンパス(大阪府富田林市青葉丘11-1)
象徴
- 藍野大学短期大学部のカレッジマークには、英称である「AINO COLLEGE」のほか「SALUTI ET SOLATIO AEGRORUM[2]」の言葉が記されている。
教育および研究
組織
学科
- 第一看護学科:茨木キャンパスに置かれる。看護のエキスパートを育てる学科。「病理学」・「薬理学」・「公衆衛生学」・各種「看護実習」などの科目がある。准看護師資格を有する者が入学の対象となっているため、修業年限が2年制となっている。
- 第二看護学科:大阪富田林キャンパスに置かれる。設置科目は本部とほぼ同等である。看護実習は、大阪狭山市にある医療法人恒昭会青葉丘病院でおこなわれることになっている。准看護師資格を有しない者が入学の対象となっているため、通常の看護系短大と同じく修業年限は昼間部3年制。
専攻科
- 地域看護学専攻:茨木キャンパスに置かれる。修業年限は昼間部1年制。
別科
- なし
取得資格について
- 受験資格
附属機関
- 中央図書館
学生生活
学園祭
- 藍野大学短期大学部の学園祭は「あいの祭」と呼ばれ例年、10月下旬に行われる。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
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施設
キャンパス
- 大阪茨木キャンパス
- 大阪富田林キャンパス
寮
- 藍野大学短期大学部には、学内付近に学生寮がある。
対外関係
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 看護学科(旧来の3年制課程を含む):ほぼ全員が看護職として就職している。京都大学医学部附属病院・大阪大学医学部附属病院・大阪市立大学医学部附属病院・大阪医科大学附属病院・福井大学医学部附属病院・岐阜大学医学部附属病院・藍野病院・淀川キリスト教病院・岐阜市民病院など活躍の場は広い。
- 専攻科地域看護学専攻:大阪府及び府内各市町村および大阪府外の各地方自治体や川崎医科大学附属病院など活躍の場は多岐にわたる。
編入学・進学実績
- 看護学科(旧来の3年制課程を含む):藍野大学・藍野大学短期大学部専攻科ほか
附属学校
脚注
参考文献
関連項目
- (日本の短期大学一覧)
- 看護師養成課程を持つ日本の短期大学一覧
外部リンク
- 藍野大学短期大学部