ロータス・ブリッジ[1](蓮花大橋、簡体字: 莲花大桥(普通話ピンイン: Liánhuā Dàqiáo、広東語音: lin4 faa1 daai6 kiu4)、ポルトガル語: Ponte Flor de Lótus、英語: Lotus Bridge) は、中華人民共和国広東省珠海市横琴新区とマカオコタイ地区を結ぶ国境橋。全長1756m、幅30m、対向6車線の自動車専用道である。歩行者は、シャトルバスによりマカオ側の横琴口岸と珠海側の路氹辺検大楼(通称: 蓮花口岸)の両出入国検査場間を移動する。出入国検査場は午前9時から午後8時まで開庁している。
なお、名称に採用されている蓮の花は、マカオ特別行政区の区旗や区章にも採用されるマカオの象徴である。
沿革
ロータス・ブリッジは、中国本土とマカオ間の唯一の出入口であったボーダーゲート(関閘)の混雑の緩和を目的に珠海市とマカオ政庁による約2億元の投資により、中国鉄建(チャイナ・レイルウェイ・コンストラクション)第四勘察設計院とマカオ政庁の共同設計で建設を開始、1998年5月着工、1999年マカオ本土復帰直前の12月10日に、最後の(マカオ総督)(ビエイラ)、後任となるマカオ特別行政区行政長官何厚鏵、及び新華社マカオ支局長(王啓人)等によりテープカットがなされ、2000年3月に供用が開始された。2005年9月17日から、中華人民共和国側の建物設備の不備を原因として封鎖されたが、2007年5月1日に再開した。
マカオ国際空港から西約8km位置にある。
中華人民共和国は右側通行、マカオ・香港は左側通行であるが、橋上は左側通行で、横琴島内のループ状のアプローチ部で通行方向が変わる仕組みになっている[2]。
脚注
外部リンク
- Google Maps
座標: 北緯22度08分25秒 東経113度32分48秒 / 北緯22.1402度 東経113.5468度