| この項目では、名古屋市をかつて流れていた河川について説明しています。中村電気軌道の停留所については「中村電気軌道」をご覧ください。 |
笈瀬川(おいせがわ)は、中川運河の前身となった自然河川。下流において中川と称したとされる。
御囲堤建造以前の木曽川派川(
木曽八流)の様子(緑は木曽川本川および主要派川)
概要 水源は西区名塚町にあり、中流域において笈瀬川と称した。港区熱田新田東組より下流では中川と呼ばれたとされる。
名前の由来 かつては当地が伊勢神宮の神領であり、そこを流れる「御伊勢川」の意であったものが、表記を変えたものであるという。近世には「老瀬」や「負瀬」とも書かれたという。
脚注参考文献 - 名古屋市 編『大正昭和名古屋市史 第9巻 地理篇』名古屋市、1955年7月1日。
- 青木和久「中川運河」『愛知百科事典』中日新聞社、1976年、584頁。
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