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秋月電子通商

株式会社秋月電子通商(あきづきでんしつうしょう)は、電子部品電子工作キットの販売や開発等を手がける企業である。同名称で東京都千代田区埼玉県八潮市に直売店を運営し、オンラインショップも運営している。

株式会社秋月電子通商
Akizuki Denshi Tsusho Co., Ltd.
秋葉原本店
種類 株式会社
本社所在地 日本
101-0021
東京都世田谷区瀬田五丁目35番6号
設立 1978年9月21日[1]
業種 (小売業)
法人番号 8010901000370
事業内容 電子部品および制御コンピュータ応用機器製品の販売、電子工作キットの製造販売など。
代表者 辻本信昭(取締役社長
資本金 1000万円[2]
売上高 約26億円(2010年2月現在)[3]
従業員数 150人(正社員:20人)[4]
外部リンク https://akizukidenshi.com/
(テンプレートを表示)

概要

社名の「秋月」は、創業者の辻本昭夫が縁のあった高鍋藩秋月種茂から名前をとっている[5]。略称・呼名として「秋月」「秋月電子」「秋月電気」「秋月通商」「秋月電商」等と呼ばれている。このうち、「秋月電気」や「秋月電商」と呼ぶことに関しては正しくないという公式見解がされている[6] 。「秋月」あるいは「秋月電子」と呼ばれることは公に認めており、会社自身は「秋月電子」を使っている。なお公式サイトのURLは「akizukidenshi.com」である。

八潮市の通販センターを拠点に行っている通信販売は、同社の売上げの8割を占めており、注文件数は1日平均700件から800件、ウェブサイトの利用者数は1日あたり5万から6万人である[3][7]。店頭にある殆どの商品を通信販売でも購入することができるが、一部のサービス品は店頭でのみ販売されており、逆に通信販売のみの商品も存在する[8]

顧客情報を利用したマーケティングを行っておらず、一定期間が経過した情報は全て焼却処分している。辻本昭夫は『誰かに顧客情報を持ち出されたら、そっちのほうがリスクが大きい。』と述べている[9]

店舗では、商品を入れる茶色の紙袋にボールペンで金額を筆算して会計を行う伝統があった。現在ではレシートの発行を行うため必ずキャッシュレジスターが使用される。購入商品の合計金額を電卓などであらかじめ計算した後、キャッシュレジスターに合計金額を一括入力して会計処理することもある。

歴史・沿革

1960年代に、辻本昭夫が東京工業大学附属科学技術高等学校在学中に信越電機商会として創業した[4]CQ出版の雑誌に広告ページを掲載し通信販売を行うとともに、創業者の自宅(東京都世田谷区瀬田)で毎週土曜日と日曜日にジャンク品の販売を行っていた。

この間(1970年~1978年)に、2度にわたる移転[要出典][11]を行っている。
この間(1978年~2001年)に株式会社化しているが、店頭の表示は2007年3月の改装まで「(有)秋月電子」のままだった[14]

店舗と事業所

秋葉原店(秋葉原本店)
東京都千代田区外神田一丁目8-3 野水ビル1F 秋葉原駅より徒歩5分
取り扱い商品数に対しフロア面積が狭いため、全ての商品の店頭陳列ができず、一部の商品は店員に声を掛けないと入手できない。同ビルの2階と6階は事務所と倉庫になっている[3]。また小さな部品に書かれた文字がよく見えるようにするため、店内はとても明るくなっている。
八潮店
埼玉県八潮市木曽根315 八潮駅より徒歩10分、八潮パーキングエリアより徒歩7分
駐車場(10台)があり、毎週木曜・金曜・土曜・日曜の4日間のみ営業している。
通販センター
埼玉県八潮市大原545
通販業務を行っている。販売中の幾つかの商品もここで製造されている[9]
川口物流センター (旧:川口通販センター)
埼玉県川口市東本郷252
同社の物流拠点である。対面販売は一切行っていない[3]

取り扱い品目


主に以下のような種類の商品を取り扱っている。

電子部品
ICトランジスタ抵抗器コンデンサLEDスイッチセンサーステッピングモーターユニバーサル基板電池など、部品の単体である。購入時に、データシートが付くものもある。
キット
プリント基板と部品と組み立て説明書が含まれるものが多い。また、基本的に「その設計を自力で理解できる程度の前提知識」を持つ者を対象として「自作するには面倒な基板や、ひとつひとつ買い集めるのは煩雑な部品類」をまとめてあるというコンセプトのキットが多い。そういった商品の場合、購入者が自分ではんだ付けや組み立てだけではなく必ず調整しなければ動作しない、電源などキットに含まれない部品が必要、などといったことは普通である。
ジャンク品
用途不明の基板など、購入者が自分で調べて利用したり、部品を取り外して使用したりすることを目的とした商品である。
完成品
テスターオシロスコープなどの測定機、(ROMライター)などの開発関連機器などがある。

脚注・出典

  1. ^ a b 秋月電子通商 会社案内
  2. ^ a b 「シリーズ がんばる東京の産業界(会員企業の紹介)」『東京の産業と教育 第143号』 東京都産業教育振興会、2012年12月10日
  3. ^ a b c d PC Watch 武蔵野電波のプロトタイパーズ「全店制覇! 秋月電子通商のすべて」、2010年2月25日
  4. ^ a b c d 辻本昭夫「電子部品」客の求めるままに デジタル時代の重要人物に訊く「実践マーケティング戦略」第4回:PRESIDENT Online、プレジデント、2013年10月21日
  5. ^ よくあるお問い合わせ [質問]秋月電子通商の「秋月」の由来を教えてください
  6. ^ よくあるお問い合わせ [質問]秋月電子と秋月電子通商について
  7. ^ a b 辻本昭夫「電子部品」仕入れでの冒険 デジタル時代の重要人物に訊く「実践マーケティング戦略」第5回:PRESIDENT Online、プレジデント、2013年10月28日
  8. ^ よくあるお問い合わせ [質問] 通販と秋葉原店・八潮店の価格は全て同じですか?
  9. ^ a b 辻本昭夫「電子部品」夢が突き動かす次の矢 デジタル時代の重要人物に訊く「実践マーケティング戦略」第6回:PRESIDENT Online、プレジデント、2013年11月5日
  10. ^ Ascii.jp×ゲーム・ホビー「【特別企画 Vol.4】アキバ2大マニアックショップ探訪 秋月電子通商&千石電商」、アスキーメディアワークス、2002年1月2日
  11. ^ CQ ham radio 1974年8月号』(CQ出版)に掲載されている信越電機商会の広告、『トランジスタ技術 1978年11月号(通巻 第171号)』(CQ出版)427ページの秋月電子通商の広告に掲載されている店舗の住所は、千代田区外神田1-9-6である。
  12. ^ - ウェイバックマシン(2003年4月12日アーカイブ分)
  13. ^ トランジスタ技術 1978年11月号(通巻 第171号)』(CQ出版)427ページの信越電機商会の広告には「信越電機商会は(有)秋月電子通商として、新たな出発を致します。」と書かれており、また12月号の426ページの秋月電子通商の広告には「信越電機商会は(有)秋月電子通商に名称を変更いたしました。」と書かれている。
  14. ^ AKIBA PC Hotline! Junk Blog.: 秋月電子が露天商に? の一番下の写真に、改装直前の「(有)」が写っている。
  15. ^ a b Ascii.jp×自作PC「【秋月電子通商が改装で一時閉店!テントで仮営業中」、アスキーメディアワークス、2007年3月13日
  16. ^ 続報:秋月電子通商 八潮店 ~開店は3月12日~、エレキジャック、2007年3月8日
  17. ^ 続報:秋月電子通商 秋葉原店 八潮店、エレキジャック、2007年3月12日
  18. ^ Ascii.jp×自作PC「秋月電子がテント暮らしを脱却!! でもテントの方が広かった!?」、アスキーメディアワークス、2007年4月2日

関連項目

  • 千石電商 - 同業の電子部品販売店。秋葉原店が同じ通り沿いにある。
  • 秋月律子 - 名前の由来で THE iDOLM@STER のキャラクターページに当店の事に触れられている。

外部リンク

  • 秋月電子通商
    • 秋月電子 秋葉原店
    • 秋月電子 八潮店
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