白神 典子(しらが ふみこ、1967年7月5日 - 2017年1月13日)は、日本生まれのドイツのピアニスト。ドイツ国籍でハノーファー在住。
経歴
NHK交響楽団首席ヴィオラ奏者(白神定典)の娘として東京に生まれ、3歳でピアノを始める。6歳で家族とドイツに移住。ピアノを(フォルクヴァンク芸術大学)で(デートレフ・クラウス)に、(デートモルト音楽大学)で(フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌア)に、ハノーファー音楽演劇大学でウラジミール・クライネフにそれぞれ師事。国際マスターコースでニキータ・マガロフ、(ヤラ・バーネット)、(ジェレミー・メニューヒン)、パウル・バドゥラ=スコダ、(エーディト・ピヒト=アクセンフェルト)、(マルゴジャタ・ボトル=シュレイベル)の指導を受ける。ソロ・アーティストとして活動する他、交響楽団や室内楽アンサンブルと共演。フンメルの編曲によるモーツァルトのピアノ協奏曲の室内楽版や、ショパンのピアノ協奏曲の室内楽版などを録音している。
受賞歴
- 1989年 シューベルト国際コンクール特別賞
- 1992年 シュテンダール音楽財団奨学金
- 1993年 国際ショパンコンクール入賞
参考文献
- AMG AllMusic Guide to Classical Music: Fumiko Shiraga
外部リンク
- 公式サイト