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田村智子

田村 智子(たむら ともこ、1965年昭和40年〉7月4日 - )は、日本政治家日本共産党所属の参議院議員(3期)。日本共産党中央委員会中央委員、幹部会副委員長。日本共産党中央委員会政策委員会責任者(政策委員長)。

田村 智子
たむら ともこ
2016年第24回参議院議員通常選挙における街頭演説で
生年月日 (1965-07-04) 1965年7月4日(57歳)
出生地 日本 長野県小諸市
出身校 早稲田大学第一文学部卒業
前職 日本民主青年同盟東京都委員会専従
日本共産党国会議員団事務局員
石井郁子議員秘書
井上美代議員秘書
所属政党 日本共産党
称号 文学士
公式サイト 日本共産党 参議院議員 田村智子

選挙区 比例区
当選回数 3回
在任期間 2010年7月26日 - 現職
(テンプレートを表示)

来歴

 
蒲田駅前にて(2022年5月7日)

長野県小諸市に生まれる。実家は紙・文具卸商で、父親はキリスト教(プロテスタント)の信者だった[1]。旧姓は山崎。小諸市立野岸小学校5年生のとき、NHK全国学校音楽コンクールに長野県代表として出場した[2]。小諸市立小諸東中学校、長野県野沢北高等学校でも合唱に没頭。高校ではヴェルディやモーツァルトのレクイエムなどを歌い、文化祭では「愛の妙薬」「ノルマ」「真珠採り」などオペラを3年続けて開催した[3]

1984年、早稲田大学第一文学部に入学。混声合唱団に入り、サークル活動に没頭。同年冬、大学側が、翌年から毎年学費を値上げする「スライド制学費」を導入すると発表。「おかしいよね」と話しかけたクラスメートがたまたま反対運動を始めていた日本民主青年同盟(民青同盟)のメンバーだった。学費問題の学習会に来てみないかと誘われ、恐る恐る参加。何度も加盟を断り続けた末、ともに活動することとなった[4][5]核兵器廃絶運動にも力を注ぎ、1985年10月に日本共産党に入党[6]

大学卒業後、日本民主青年同盟に就職。後に中央委員会に専従し、機関紙「われら高校生」「民主青年新聞」編集長を経て、中央委員会常任委員となる[7]。民青同盟で出会った男性と結婚し、1995年に第一子を出産。青年運動を卒業することとなり、国会議員団事務局に勤務。1997年1月、石井郁子衆議院議員の秘書となる。2002年1月、配置転換で井上美代参議院議員の秘書となる[8]

議員秘書時代の1998年第18回参議院議員通常選挙を皮切りに、国政選挙に5回、地方選挙に1回、計6回立候補するもののいずれも落選[7]。2006年10月、日本共産党東京都委員会の副委員長に就任。

2010年7月の第22回参議院議員通常選挙比例区候補として立候補、個人得票で第2位となり、初当選した[9][10]

2016年4月、日本共産党副委員長、常任幹部会委員に選出される[7]。同年7月、第24回参議院議員通常選挙で再選。2020年1月、日本共産党政策委員会責任者に選出される[7]

2022年7月、第26回参議院議員通常選挙で3選。

政策・主張

 
第24回参議院議員通常選挙における選挙活動(2016年7月)

憲法

  • 憲法改正について、2016年の朝日新聞社のアンケート、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[11][12]
  • 9条改憲について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[13]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[12]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「反対」と回答[12]

外交・安全保障

  • 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「反対」と回答[11]
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[11]
  • 安全保障関連法の成立について、2016年の毎日新聞社のアンケートで「廃止すべき」と回答[13]
  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[14]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「さらに強めるべきだ」と回答[12]
  • 2022年3月には上記のロシアのウクライナ侵攻を受け、日本政府は自衛隊が保有する医薬品や防弾チョッキなどの物資をウクライナへ提供する方向で調整に入った。このことについて田村は3月4日の会見で「人道支援としてできることは全てやるべきだ。そのことについて今、私がこの場で反対と表明するようなことは考えていない」と述べた[15]。しかし、翌5日の会見では「防弾チョッキであっても、防衛装備品の供与は我が党が反対してきた武器輸出にあたる。我が党として賛成できない」と述べ反対の立場を表明。「昨日の私の発言については、党内で必要な相談をしないで行ったものであったということも述べておきたい」「色々な意見をいただき、やはり集団で検討をして、改めて会見を行うという判断をした」とも述べ前日の発言を事実上撤回した[16][17]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[18]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「大幅に減らすべき」と回答[12]

ジェンダー

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2016年、2022年のアンケートで「賛成」と回答[11][12]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2016年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[11]。2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[12]
  • クオータ制の導入について、2016年、2022年のアンケートで「どちらかと言えば賛成」と回答[11][12]

その他

  • 「治安を守るためにプライバシーや個人の権利が制約されるのは当然だ」との問題提起に対し、2016年のアンケートで「反対」と回答[11]
  • 原子力発電所は日本に必要だと思うか」との問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「必要ない」と回答[13]
  • 2016年2月8日、高市早苗法務大臣は、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波法に基づき電波停止を命じる可能性に言及した[20]安倍晋三首相は2月15日の衆議院予算委員会で野党の批判に反論し、高市の発言を擁護した[21]。政府の姿勢をどう思うかとの問いに対し、2016年の毎日新聞社のアンケートで「問題だ」と回答[13]
  • 公務員と予算の削減方針に反対する。学術研究予算の「選択と集中」が大学など研究機関を疲弊させ、研究力を低下させていることを示し、「政策の方向性が間違っている」と批判している[22]。2020年の新型コロナウイルス感染症の流行における専門家として大きな役割を果たした国立感染症研究所について、前年4月の参議院内閣委員会でその重要性と予算・人員削減の危険性を指摘したとして注目された[23][24]
  • 2012年6月12日に行われた陸上自衛隊によるレンジャー訓練(迷彩服で、顔には塗装を施し、小銃、銃剣を携行し、2列の隊列を編成、市街地を徒歩行進訓練する[25])への抗議団体21人のリレートークの中で、「十分な食事も睡眠も与えられずに人殺しの訓練をしてきた隊員が、街に入っていくのは断固として許さない」と発言した[25]
  • 2019年5月16日ドローン規制法について「報道・監視の問題だけでなく国民の楽しみという観点からも、どうドローンの安全ルールをつくるかが先決のはずだ。それが今回の法律では、禁止と取り締まりを先行してしまった。「中略」規制対象は米軍基地上空だけでなく、その訓練空域まで含めて広大の空間が規制されることになる。米軍の許可がなければ日本の空もドローンを飛ばせない。これはとてもおかしい」と発言した[29]

人物

  • 2014年以降招待数や支出金額が増加の一途をたどる「桜を見る会」について、2019年11月8日の参議院予算委員会で安倍晋三首相をただした。田村の追及以後、「桜を見る会」は瞬く間に社会問題化した[30][31][32]
  • 東京都在住。家族は夫と一男一女[7]
  • 支持者たちからは「タムトモさん」の愛称で呼ばれる。

選挙の記録

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数
政党内比例順位
/政党当選者数
第18回参議院議員通常選挙 1998年7月12日 33 比例区 日本共産党 50 25/25 25/8
第19回参議院議員通常選挙 2001年7月29日 36 比例区 日本共産党 4093票 48 12/25 12/4
第44回衆議院議員総選挙 2005年9月11日 38 東京13区 日本共産党 2万8605票 13.8 1 3/3 /
第45回衆議院議員総選挙 2009年8月30日 40 東京13区 日本共産党 3万806票 12.8 1 3/3 /
第21回参議院議員通常選挙 2007年7月29日 42 東京都選挙区 日本共産党 55万4104票 9.38 5 7/21 /
2009年東京都議会議員選挙 2009年7月12日 44 葛飾区選挙区 日本共産党 2万3574票 4 6/7 /
第22回参議院議員通常選挙 2010年7月11日 45 比例区 日本共産党 4万5668票 48 2/18 2/3
第24回参議院議員通常選挙 2016年7月10日 51 比例区 日本共産党 4万9113票 48 2/42 2/5
第26回参議院議員通常選挙 2022年7月10日 57 比例区 日本共産党 11万2132票 50 1/25 1/3

議員連盟

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “大島新の 「なぜ君」トークライブ Vol.3 ゲストは日本共産党 田村智子 参議院議員”. ネツゲンチャンネル (2021年8月3日). 2021年9月20日閲覧。
  2. ^ 日本共産党 参議院議員 田村智子 | 文房具店の娘
  3. ^ “プロフィール-小諸東中学・野沢北高校で合唱三昧の日々”. 田村智子ホームページ. 2021年3月25日閲覧。
  4. ^ “日本共産党 田村智子 参議院議員”. みわちゃんねる突撃永田町!! (2016年10月5日). 2019年11月21日閲覧。
  5. ^ 日本共産党 参議院議員 田村智子 | 早稲田大学で学費値上げ反対のストライキを体験
  6. ^ 日本共産党 参議院議員 田村智子 | 核兵器は廃絶できる 民青同盟で学んだこと
  7. ^ a b c d e 公式プロフィール
  8. ^ 日本共産党 参議院議員 田村智子 | 国会秘書として走り回る日々
  9. ^ 2010年 国政選挙6度目の挑戦で初当選
  10. ^ 共産党 比例3議席獲得/市田・大門・田村氏が当選 しんぶん赤旗1面 2010年7月13日
  11. ^ a b c d e f g h i “田村智子”. 2016参院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2022年5月18日閲覧。
  12. ^ a b c d e f g h i “比例代表 田村智子”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  13. ^ a b c d e f . 毎日新聞. オリジナルの2016年6月28日時点におけるアーカイブ。. 2022年5月18日閲覧。 
  14. ^ “ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  15. ^ “自衛隊の物資提供 共産・田村氏「反対表明考えず」”. 産経新聞. (2022年3月4日). https://www.sankei.com/article/20220304-XVIARM4CUBOM3DFOEG5GLZMI34/ 2023年2月14日閲覧。 
  16. ^ “共産・田村氏が発言訂正 自衛隊の物資提供「賛成できない」”. 産経新聞. (2022年3月5日). https://www.sankei.com/article/20220305-3D6WC47OC5PSRJO4M3QR54WXKY/ 2023年2月14日閲覧。 
  17. ^ “ウクライナに防弾チョッキ、共産・田村氏「反対しない」を撤回…「党内で相談せず発言」”. 読売新聞. (2022年3月5日). https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220305-OYT1T50211/ 2023年2月14日閲覧。 
  18. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 
  19. ^ 2010年参院選時毎日新聞アンケート回答
  20. ^ “高市総務相発言 「電波停止」 波紋広げる理由とは”. 毎日新聞. (2016年2月11日). https://mainichi.jp/articles/20160212/k00/00m/040/071000c 2022年7月5日閲覧。 
  21. ^ “【衆院予算委】安倍首相、電波停止「民主党政権で同じ答弁」”. 産経新聞. (2016年2月15日). https://www.sankei.com/article/20160215-4QJFNEWS65PKDM4SFNGCRMFAJA/ 2022年7月5日閲覧。 
  22. ^ “学術研究予算の「選択と集中」 研究力低下は明らか 田村氏追及”. www.tamura-jcp.info. 2020年8月17日閲覧。
  23. ^ “虐げられた国立感染研、リストラ強要”. Yahoo!ニュース. 2020年8月17日閲覧。
  24. ^ “感染研の予算削減 批判 去年の田村議員質問が話題に ラジオ番組出演”. www.tamura-jcp.info. 2020年8月17日閲覧。
  25. ^ a b sudotakeyosi. “レンジャー訓練の中止を求める板橋のとりくみについて”. 須藤武美日本共産党板橋地区国政対策責任者公式サイト. 2019年8月20日閲覧。
  26. ^ 公式ホームページ 国会質問
  27. ^ 日本共産党 田村智子 国会動画
  28. ^ “参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607”. 日本禁煙学会 (2016年6月16日). 2018年8月18日閲覧。
  29. ^ 知る権利を目隠し! ドローン規制強化法可決後~日本共産党 田村智子さんにインタビュー(全編)レイバーネット公式YouTubeチャンネル
  30. ^ 小林豪 (2019年11月20日). “「桜を見る会、議員ブログに様子次々」問題追及の田村氏”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASMCN4W6MMCNUTFK016.html 2019年11月21日閲覧。 
  31. ^ “「桜を見る会」が首相後援会の恒例行事に”. 日本共産党 (2019年11月8日). 2019年11月21日閲覧。
  32. ^ 亀井洋志 (2020年1月4日). “100人の顔)田村智子(54)共産党参院議員 「闇を晴らして満開の桜を見たいなあ」”. AERA.dot. https://dot.asahi.com/wa/2019122600115.html 2020年1月13日閲覧。 
  33. ^ “2017年3月15日 午後6:59 のツイート” (2017年3月15日). 2022年7月9日閲覧。
  34. ^ 子供の貧困対策 超党派議連が発足 しんぶん赤旗記事

関連項目

外部リンク

  • 日本共産党 参議院議員 田村智子
  • 田村智子 (@tamutomojcp) - Twitter
  • 田村智子 (tomoko.tamura.5076) - Facebook
  • 田村智子ホームページ(旧サイト)
党職
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第8代:2020年 -
次代
現職
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