» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

海田市駅

海田市駅(かいたいちえき)は、広島県安芸郡海田町新町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の[1]

海田市駅
北口(2008年7月)
かいたいち
Kaitaichi
所在地 広島県安芸郡海田町新町20-20
北緯34度22分19.52秒 東経132度31分49.95秒 / 北緯34.3720889度 東経132.5305417度 / 34.3720889; 132.5305417座標: 北緯34度22分19.52秒 東経132度31分49.95秒 / 北緯34.3720889度 東経132.5305417度 / 34.3720889; 132.5305417
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 カタ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
(ホーム) 3面5線[1]
乗車人員
-統計年度-
8,404人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1894年明治27年)6月10日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 G 山陽本線
駅番号 JR-G04
キロ程 298.3 km(神戸起点)
JR-G05 安芸中野 (3.9 km)
(2.3 km) 向洋 JR-G03
所属路線 Y 呉線
駅番号 JR-Y04
キロ程 87.0 km(三原起点)
JR-Y05 矢野 (2.6 km)
(- km) (向洋 JR-Y03)*
備考 (直営駅)((管理駅))[3]
(みどりの券売機プラス)設置駅[4]
広島市内
* 全列車が広島駅まで乗り入れ
(テンプレートを表示)
南口(2008年7月)

概要

山陽本線を(所属線)[2]とし、呉線を加えた2路線が乗り入れる[5]。呉線は当駅が線路名称上の終着駅であるが、運転系統上ではすべての列車が山陽本線経由で広島以西に発着する。駅番号は山陽本線がJR-G04、呉線がJR-Y04

歴史

この駅の歴史は1894年明治27年)の山陽鉄道開通に端を発する。1903年(明治36年)には海田市 - 呉間の呉線も開業した。山陽本線と呉線の西側の分岐駅であり、戦時中は広島から軍港であった呉に物資を運ぶ列車の重要な中継点であった。広島市への原子爆弾投下後、大勢の被爆者たちが海田市駅に避難した。また当時海田市駅より西が不通となったため、広島から東方面への移動拠点として機能した。

年表

快速列車の停車

当駅は国鉄時代、一部の長距離急行列車が停車していた。山陽新幹線の開通で優等列車の停車がなくなってからも定期快速電車のすべてが停車していたが、ひろしまシティ電車の導入の頃から普通列車が大幅に増え、快速列車は減少、のち消滅した。

JR発足後の1991年(平成3年)3月16日より山陽本線で、1996年(平成8年)3月16日より呉線で快速列車の運転が開始されたが、当駅は停車駅に指定されなかった。しかし、2007年(平成19年)3月18日より、山陽本線の快速「通勤ライナー」が朝夕2往復に限り停車を開始し、2010年(平成22年)3月13日より全列車が停車を開始した。その後、2012年(平成24年)3月17日より山陽本線の快速「通勤ライナー」は平日朝のみの運転となる一方、呉線の快速「安芸路ライナー」の停車を開始した[14]。さらに、2016年(平成28年)3月26日より6年ぶりに復活した快速「シティライナー」は以前当駅を通過していたが、停車駅となった。現在は、呉線の快速「通勤ライナー」のみ通過となっている。

今後の予定

  • 2027年(令和9年)度:海田市駅付近高架化事業着手予定[15]
  • 2036年(令和18年)度:海田市駅付近高架化事業完了予定[15]

駅構造

 
改札口(2011年8月)
 
ホーム(2018年4月)

単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線のあわせて3面5線のホームを持ち、5番のりばの外側には側線がある地上駅で、山側の3線を山陽本線列車が、海側の2線を呉線列車が使用する。1番のりば西端には、真冬に花を咲かせることで有名な寒桜があり、広島地方で一番早く春の訪れを告げる桜として毎年TV・新聞に紹介される。

管理駅長が配置された(直営駅)である[3]。当駅が管理駅となる前は、西条管理駅傘下の地区駅として地区駅長が配置されていた[10]

また、ICOCA利用可能駅であり、JRの旅客営業規則では特定都区市内制度における「広島市内」の駅に含まれる。当駅の所在地は広島市ではないが、便宜上は隣の向洋駅(安芸郡府中町)とともに含まれている[注釈 1]。駅スタンプ設置。

現在の駅舎は、それまで西日本で最も古いことで知られていた1903年建築の旧駅舎に替わって建築された橋上駅舎である。それまで北側のみに改札口があったが、のちに南側にも改札口が設置された[注釈 4]

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 G 山陽本線 上り 西条三原方面[16]  
2・3 下り 広島岩国方面[16] 山陽本線西条方面から
2番のりばは一部列車のみ
4 Y 呉線 上り 方面[16]  
5 下り 広島・岩国方面[16] 呉線呉方面から
付記事項
  • 2番のりばは山陽本線上り貨物列車の通過線としても使われている。5番のりばの外側に1線の(側線)があり、広島方面と呉方面への発車が可能である。
  • かつては当駅から南に分岐し、陸上自衛隊海田市駐屯地に向う専用線があった。
事業計画
  • (広島市東部地区連続立体交差事業)が計画されており、当駅は1階が改札口など、2階部分に山陽本線、3階部分に呉線が乗り入れる重層高架構造による2面4線に改築される予定となっている[17]。計画の見直しにより当駅付近はII期区間とされ、まず向洋駅周辺の高架化を先行して実施し、そのあとで工事に着手することとなっている[15]

配線図

当駅から広島駅までの間が複々線になっており、外側2線を旅客列車、内側2線を貨物列車が使用する。下り列車に限り、山陽本線西条方面から旅客線に進出する列車と、呉線から貨物線に進出する列車が平面交差するものの、現在は呉線から貨物線に進出する列車は運行されていない。

利用状況

  • 以下の情報は、「広島県統計年鑑」及び「広島市統計書」に基づいたデータである。
年度 1日平均
乗車人員
1984年(昭和59年) 6,832
1985年(昭和60年) 7,164
1986年(昭和61年) 7,358
1987年(昭和62年) 8,359
1988年(昭和63年) 8,725
1989年(平成 元年) 8,865
1990年(平成02年) 9,380
1991年(平成03年) 9,745
1992年(平成04年) 10,011
1993年(平成05年) 10,225
1994年(平成06年) 10,121
1995年(平成07年) 10,000
1996年(平成08年) 9,889
1997年(平成09年) 9,518
1998年(平成10年) 9,270
1999年(平成11年) 9,326
2000年(平成12年) 9,272
2001年(平成13年) 9,068
2002年(平成14年) 8,987
2003年(平成15年) 9,154
2004年(平成16年) 9,328
2005年(平成17年) 9,273
2006年(平成18年) 9,326
2007年(平成19年) 9,339
2008年(平成20年) 9,199
2009年(平成21年) 8,819
2010年(平成22年) 8,874
2011年(平成23年) 9,019
2012年(平成24年) 9,174
2013年(平成25年) 9,234
2014年(平成26年) 9,164
2015年(平成27年) 9,560
2016年(平成28年) 9,647
2017年(平成29年) 9,879
2018年(平成30年) 9,963
2019年(令和元年) 9,915
2020年(令和02年) 8,404
乗車数グラフ

 

駅周辺

「海田」という名が示すとおりこの一帯の海側は干拓地であり、山と海に挟まれた地形となっている。海田市をおよその基点にして西側は広島平野が広がり、東側は「瀬野八」(瀬野駅 - 八本松駅)と呼ばれる西日本一の急勾配のある山間部に入っていく。

南口

北口

  • 海田町役場
  • 海田町保健センター
  • 海田公民館
  • 船越公民館
  • 海田警察署海田市駅前交番
  • 熊野神社
  • 大師寺
  • 広島市立船越小学校
  • 龍洞保育園
  • 明光保育園
  • 海田中店郵便局
  • 広島市信用組合海田支店
  • 旧千葉家住宅
  • 新宮古墳 - 横穴式石室
  • 芸陽バス「海田市駅北口」停留所

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
G 山陽本線
快速「(シティライナー)」(土休日下りのみ運転)・快速「(通勤ライナー)」(平日朝下りのみ運転)
八本松駅 (JR-G08) → 海田市駅 (JR-G04)広島駅 (JR-G01)
普通
安芸中野駅 (JR-G05) - 海田市駅 (JR-G04) - 向洋駅 (JR-G03)
Y 呉線(海田市駅 - 広島駅間は山陽本線)
快速「(通勤ライナー)」
通過
快速「安芸路ライナー
矢野駅 (JR-Y05) - 海田市駅 (JR-Y04) - 広島駅 (JR-Y01)
普通
矢野駅 (JR-Y05) - 海田市駅 (JR-Y04) - 向洋駅 (JR-Y03)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ a b 1973年3月20日に、旧安芸郡瀬野川町他3町が広島市に編入合併したことで、当駅と向洋駅が行政上における広島市内の各駅に挟まれる形となったため。
  2. ^ 前日までは、当事業所の前身となるJR西日本広島メンテックの(広島東事業所)が、隣の向洋駅構内に設置されていた。
  3. ^ 既存のみどりの券売機を置き換え。
  4. ^ かつて南側(現在の南口より100m程西側)には、朝夕通勤時のみに開かれる小規模な改札口があった。跨線橋が無かったため4、5番線ホームまで線路を歩いて渡っていた。
  5. ^ 当駅の所在地は安芸郡海田町であるが、安芸区役所の所在地である広島市安芸区船越南と安芸郡海田町は近接しているため、当駅が最寄駅となる。

出典

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、22頁。 
  2. ^ a b c d e f g h 石野 1998, p. 227.
  3. ^ a b c 開校当初から本校最寄り駅前で校外通学路指導を行う大田澄男さんにJR西日本から感謝状を贈呈, NEWS CAST(近畿大学), (2021-07-29), https://newscast.jp/news/0549123 
  4. ^ a b c “”. 西日本旅客鉄道. 2021年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月31日閲覧。
  5. ^ a b 石野 1998, p. 276.
  6. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
  7. ^ 「国鉄監修 交通公社の時刻表」1986年4月号・5月号
  8. ^ , 西日本旅客鉄道, (2010-02-04), オリジナルの2010-02-08時点におけるアーカイブ。,  
  9. ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」にともなう長期間の運転見合わせについて - 西日本旅客鉄道
  10. ^ a b 西日本豪雨:JR呉線坂ー海田市間で運転再開 27日ぶり, 毎日新聞社, (2018-08-02), https://mainichi.jp/articles/20180802/k00/00e/040/274000c 
  11. ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月8日時点) - 西日本旅客鉄道
  12. ^ 「西日本豪雨(平成30年7月豪雨)」に伴う運転状況などについて(2018年8月22日時点) - 西日本旅客鉄道
  13. ^ 営業所一覧(広島), JR西日本中国メンテック(広島支店), (2021-07-01), https://j-c-maintec.co.jp/company/offices-hiroshima/#office03 
  14. ^ 平成24年春のダイヤ改正について - 西日本旅客鉄道広島支社
  15. ^ a b c 広島市道路交通局道路部 東部地区連続立体交差整備事務所『広島市東部地区連続立体交差事業船越地区の工事説明会』(レポート)、(PDF)、2021年3月25日、25頁。2023年2月15日閲覧。
  16. ^ a b c d “海田市駅|構内図:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月25日閲覧。
  17. ^ - 海田町役場

参考文献

  • 各 広島市統計書
  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN (978-4-533-02980-6)。 

関連項目

外部リンク

  • 海田市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。