江原 芳平（えはら[1]/えばら[2] よしへい、1848年10月8日（嘉永元年9月12日[3]） - 1928年（昭和3年）2月19日[1]）は、明治から大正時代の政治家、実業家、銀行家。(貴族院多額納税者議員)。幼名は治三郎[2]。
経歴
上野国[1]群馬郡前橋新町[4]（群馬県東群馬郡前橋町字新町を経て現前橋市）出身。「穀芳」として知られた[4]江原芳右衛門の三男[注 1]として生まれる[2][4]。家業を継ぎ、米穀商と製糸業を拡大し、天原社を創立する[2]。1882年（明治15年）には群馬県会議員に当選し[1]、3期在任した[4]。ほか、群馬県主催一府十五県連合共進会評議員、同常議員[1]、群馬銀行頭取、前橋商工会議所初代会頭などを歴任した[2]。
1911年（明治44年）群馬県多額納税者として貴族院議員に互選され、同年9月29日[5]から1918年（大正7年）9月28日まで在任した[1]。
親族
脚注
注釈
- ^ 『人事興信録 第4版』え1頁では二男。
出典
参考文献
- 人事興信所編『人事興信録 第4版』人事興信所、1915年。
- 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第1』大蔵省印刷局、1960年。
- 竹内理三ほか 編纂『群馬県姓氏家系大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典10、角川書店、1994年。ISBN (4040021002)。
- 『群馬新百科事典』上毛新聞社、2008年。