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機甲警察メタルジャック

機甲警察メタルジャック』(きこうけいさつ メタルジャック、アーマードポリス メタルジャック)は、1991年4月8日から12月23日まで、テレビ東京で毎週月曜18:30 - 19:00(JST)に全37話が放送された、サンライズ制作のSFアニメ作品、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称である。

機甲警察メタルジャック
ジャンル SFヒーロー
アニメ
原作 矢立肇
監督 松園公(前半)、江上潔(後半)
シリーズ構成 川崎ヒロユキ
キャラクターデザイン 内田順久
メカニックデザイン 牧野行洋
音楽 岩崎文紀
アニメーション制作 スタジオディーン(制作協力)
製作 テレビ東京、、サンライズ
放送局 放送局参照
放送期間 1991年4月8日 - 12月23日
話数 全37話
(テンプレート) - (ノート)
プロジェクト アニメ
ポータル (アニメ)

ストーリー

舞台は世界有数のハイテク未来都市「TOKYOシティ」。近未来の世界はこれまでにない殺人、テロ、電脳犯罪など警察の想定範囲内の限界を超えていた。警視庁の醍醐正尚は以前から温めて来た構想「メタルプロジェクト」に相応しい人材を探し続けていた。

ある日、世界的財閥である「財前コンツェルン」のパーティーに犯罪組織「イド」の怪ロボット・クライムモビルの軍団が現れ財閥の御曹司、財前純を襲う。彼を救うために重傷を負った警視庁刑事の「神崎ケン」、F1レーサー「アグリ亮」、プロレスラー「豪田剛」の行動に感服した醍醐は瀕死の3人の勇気に報いるため、その体をサイボーグとして蘇生、「機甲警察メタルジャック」の新たなボディと任務を与えた。

あらゆる犯罪に敢然と立ち向かうメタルジャック。しかし、その影には常にイドが絡んでいた。

登場人物

機甲警察

メタルジャック

神崎 ケン(かんざき ケン)
- 林延年
本作品の主人公。明るくお調子者の警視庁捜査課の若手捜査官。射撃を得意とする(愛銃は父の形見のマグナム)。彼がメタルジャックの一員であることを署内の同僚たちには秘密にしていたが、30話で城ヶ崎課長に勘付かれる。実は財前純とはある意味において兄弟のような存在であり、そのことが原因でハイパー化の際、代償として細胞の壊死率が高くなった。サイバー警察犬のランダーを誰よりも可愛がっている。ヘビが苦手。血液型は非常に希少なRhマイナスT型。
ネーミングの元は『獣神ライガー』の大牙剣と神崎真吾。
アグリ・亮(アグリ りょう)
声 - 中村大樹
キザなF1レーサーで、プライドも高い。他人に愛嬌を振りまくことを嫌っているが、親しくなった人間には微笑みを見せる。財前コンツェルンのパーティーに主賓として招かれていて事件に巻き込まれた。神崎ケン同様、メタルジャックの一員であることを隠している。18話で自転車に乗れないことが明らかになる。
豪田 剛(ごうだ ごう)
声 - 山口健
世界一を目指す覆面レスラー。リングネームはゴンザレス剛。実家は病院。実はカナヅチ。いわゆる三枚目キャラだがケンの同僚である吉沢えり子に好意を抱いており、たびたびアタックし最後には結ばれる。シャンプーハットなしでは頭を洗えない。
オープニングテロップでは「剛田豪」と誤表記されていた。

上層部

醍醐 正尚(だいご まさなお)
声 - 加藤精三
「メタルプロジェクト」の推進者でリーダー的存在。メタルジャックに素顔を隠しつつ指示を与えていた。
藩銀蓮(はん ぎんれん)
声 - 佐々木優子
「メタルプロジェクト」の推進者の一人。妙齢の女科学者。ケンにハイパー化を施した。ケンからは「銀ちゃん」と呼ばれる。メカフェチの気がある。

財前コンツェルンと「イド」

財前コンツェルン

財前 純(ざいぜん じゅん)
声 - まるたまり
財前コンツェルンの御曹司。犯罪組織「イド」に命を狙われており、事件を通してケンやさゆりたちと親しくなる。子供にしては非常に高い知能を持ち、メガデスとトロイダルを作り出した。ケンとはある意味において兄弟のような存在であることが後半で明かされる。28話で洗脳され「ネオ・イド」の総帥になった。
霧谷 俊一(きりたに しゅんいち)
声 - 小野健一
純の秘書を務める。彼が危機に陥った場合は命を張って助けるなど、秘書という枠には当てはまらない。「イド」の幹部ギルリアとしてのもう1つの顔を持っている。
財前会長(ざいぜんかいちょう)
声 - 仁内建之
財前コンツェルンの会長で純の父親。第1話にてクライムモビルのミサイルによって爆死するが、後に重要な形でストーリーに関わる。

犯罪組織「イド」

メガデス
声 - 藤本譲
犯罪組織「イド」のボス。純の命を奪わんとしていたが、後に自身が純によって作られたバイオ・ヒューマノイドであることが明らかになった。24話でデスメガデスに乗り込みメタルジャックたちを圧倒したが、25話で純とギルリアの機転で中枢を破壊されたところをジャック・ストームを受けて倒された。
トロイダル
声 - 速水奨
犯罪組織「イド」の幹部。18話で実はカニが苦手であることが明らかになる。死に際のメガデスから、自身が純によって作られたバイオ・ヒューマノイドであることを知らされ苦悩し、人類に復讐を誓った。後に「ネオ・イド」幹部となる。敵側としては唯一ジャックアーマーに似た装備を有するが、玩具化されることは無かった。
グルンワルト・ド・ギルリア
声 - 小野健一
仮面を着けた「イド」の幹部。かつてはニコライ・ザイデンベルグとも名乗り、初期メタルプロジェクトにも関わっていた。「イド」崩壊後に自らが主体的に関わって「ネオ・イド」を創設した。
表向きには霧谷俊一として純のそばに侍り、「ネオ・イド」のボスとして洗脳した。
CD収録の後日談的ドラマによると醍醐司令と同い年。

「ネオ・イド」

クローラ
声 - 冬馬由美
純によって作られたアンドロイド。表向きはトロイダルの忠実な部下であったが、実はトロイダルを監視する目的も兼ねていた。その後、トロイダルに対して本来は生まれるはずがない恋愛感情が芽生えた。最終話でエネルギー不足によりAIのみとなる。

登場人物関係者

シャドウ[1](ディノ)
声 - 島香裕
かつてギルリアにより、軍事用に開発された試作型ジャックアーマーの実験体。そのときのショックで記憶をほとんど思い出せなくなる。当時のコードネームはB-9。ジャックブレスで警察無線を傍受しては、メタルジャックが出動する(=憎きギルリアに遭遇するであろう)事件に介入する。傷のついたハーモニカを愛用し、敵に対しては大型のアーミーナイフで立ち向かう。
吉沢 えり子(よしざわ えりこ)
声 - 天野由梨
ケンの同僚。第15話でアイドル歌手の氷室明日香にそっくりだったことから彼女と入れ替わり、事件に巻き込まれたことがある。後に剛と婚約。嫌いな食べ物はスイカ
神崎 さゆり(かんざき さゆり)
声 - 荒木香恵
ケンの妹。兄に対して口やかましい面があるが、彼の身を案じている。純のことが大好き。財前邸襲撃事件で怪我を負ったケンを心配し、母に無断で上京。以後、ケンのアパートで同居する。兄と血の繋がりがないことを知っていた。
城ヶ崎課長(じょうがさきかちょう)
声 - 稲葉実
ケンの直属の上司。口では色々言いつつ、事件が起こると姿を消す(メタルジャックとして出動する)ケンをかばうこともあるほど、信頼していた様子。若い頃、ロボット兵器の密売事件を捜査中に同僚の刑事が殺されたため、捜査本部が解散してもたった一人で捜査を続けていた。独身。
萩原(おぎわら)
声 - 糸博
剛の所属ジムのレスラー兼トレーナー。
神崎 源一郎(かんざき げんいちろう)
声 - 岸野一彦
ケンの養父にして、さゆりの実父の警察官。赤ん坊だったケンを拾い、我が子として育てた。さゆりが産まれて間もない頃、かつて逮捕した牧江田が復讐に現れ、さゆりを人質に取られたために負傷。入院先の病院でケンと2人きりになった際、ケンが養子であることを明かし、息を引き取った。
神崎 和美(かんざき かずみ)
声 - 西宏子
ケンの養母にして、さゆりの実母。牧江田の復讐で負傷した夫・源一郎をケンと共に見舞っていたが、席を離れている間に源一郎は亡くなり、死に目に会えなかった。

「イド」以外の敵

テロリスト(2話)
声 - 喜多川拓郎
目に機械式ゴーグルを装着した、組織名「イカロスの牙」を名乗るテロリスト。国際平和サミット壊滅のため、イドから買い入れた特殊クリスタルモンスターを操る。小説版には、同様のキャラクター性を持つ武器商人・イカロスが登場する。
門倉(3話)
声 - 若本規夫
自分を認めなかった世間に復讐すべく地下街を封鎖し、自らのライフワーク「人間群生心理学」を用いて、閉じ込めた人々にパニックを起こさせる実験を行う、狂気の科学者。
政治家(4話)
声 - 徳丸完
汚職の証拠に繋がる会社に検察の捜査が入るのを防ぐためイドに依頼した結果、存在しない爆弾魔によるプレアデスビル爆破テロが発生する。
遠藤(5話)
声 - 鈴木泰明
AI研究センターが保有するプログラムデータの強奪をイドに依頼。一度失敗しながら自信満々なトロイダルに不安を抱く。
牧江田(7話)
声 - 田中康郎
10年前にケンの父・源一郎に逮捕されたテクニカルテロリスト。その恨みから、脱獄して神崎家に侵入。生後間もないさゆりを人質に取って源一郎に致命傷を負わせるも、無我夢中で父のマグナムを拾ったケン(当時10歳)により右手を失う。そして現在、再度脱獄してワークボット(建設作業用ロボット)をハッキング、町中をパニックに陥れる。
エドモンド・バロックス(9話)
声 - 池田勝
バロックス・レーシングチームのオーナー。裏の顔はジョン・マクスン(声 - 子安武人)以下、多数のサイボーグ・レーサーを擁しての違法賭博組織を経営する。
ハーマン・ラインメタル(12・13話)
声 - 曽我部和恭
オットー・ラインメタル(12話)
声 - 飛田展男
世界的な営利誘拐犯・ラインメタル兄弟。純を誘拐し、身代金として財前コンツェルンが所有する2枚の名画を要求する。この誘拐事件に乗じたイドの純抹殺計画に巻き込まれ、オットーは死亡。遺されたハーマンは復讐を決意する。
戸倉(30話)
声 - 小林清志
城ヶ崎課長と同期で、現在は警視庁の幹部。事件になると姿を消すケンの懲戒免職を提案する。しかし、その裏では、18年前からのロボット兵器密輸を続けている悪徳警官。当時の同僚だった時村刑事(声 - 橋本博)に正体を感づかれ、抹殺している。
パウロ・デネッガー(31話・以下同)
声 - 高宮俊介
アラン・デネッガー
声 - 遠藤章史
マウア・デネッガー
声 - 安達忍
ニコラ・デネッガー
声 - 草尾毅
殺人・強盗の罪状は数知れずのインターポールに指名手配された超凶悪犯・デネッガー4兄弟。メタルジャックをはるかに上回るパワーとスピードを誇る超加速サイボーグで、シルバー殺害の寸前、シャドウの介入で出来た一瞬の隙を突かれて末弟ニコラが死亡。その際、眼部シールド破損により亮の正体が露見したため、兄と姉たちによる復讐戦が開始されることとなる。

装備・メカニック

ジャックスーツ
初期捜査や戦闘に使用される一次装甲。ジャックブレスから転送される。全身に小型の圧搾ボンベが内蔵されており、ガスの噴射で回避運動などをサポートしている。
ジャックブレス
スーツやアーマーを装着させるブレスレット兼通信機。カバーを開くことで機甲警察のエンブレムが現れ、天下御免のフリーパスになる。シャドウ用は、ボリュームつまみが複数付いた旧型で、傷だらけ。他の3人のものとは異なりエンブレムは展開しない。
パワーアーム
ジャックスーツの状態で使用されるレスキューツールで、人命救助が主な用途。4話でビル内に閉じ込められた人々を救うため、シャッターのケーブルを切断した。瓦礫の撤去能力もあるらしい。
ジャックチェイサー
飛行モードに変形可能なパトカー。メタルジャックだけでなく、通常の警察も使用。
バスターショット
メタルジャックの制式拳銃。バレル下部に畳まれたロングバレルをセットすることでライフルとしても使える。玩具にもこのギミックは存在し、サウンドが変化する。のちに『勇者警察ジェイデッカー』のジェイバスターとして再発売されている。
サーメットスティック
警棒状の武器。刀身にエネルギーを帯びることで、切断・刺突が可能。

ジャックアーマー

強力な敵との戦闘時にジャックスーツの上からジャックオン(装着)する二次装甲。乗用もしくはサポート用メカが本体・下腿・火器に分解して形成される。ジャックオン完了時には「メタルファイター・○○ジャック!」と名乗りを上げる(シャドウは36話のみ。ハーパーレッドの場合は「ハイパーレッドジャック!」)。本体の頭部と腕部には装着者の該当部分が入っておらず、たとえ破壊されても(28話でハイパーレッドの左腕が斬り落とされ、36話でブルーの頭部が砲撃を受け、もぎ取られている)ダメージは無い。ただし、腕部に想定以上の負荷がかかった場合は神経リンクの問題なのか、生身の腕に傷を負うこともあった。

レッドジャックアーマー
ケンが装着するアーマー。ジャックアーマーとしての機構を組み込んだ最新型サイバー警察犬「ランダー」とジャックオンすることにより装着。普段は通常版のサイバー警察犬と同じ色だが、非常時には本来の赤に変わる(同時に細部の形状が変化、重量も増加する)。またホバーバイク「ジャックスピーダー」への変形機能も有している。必殺技はメタルクラッシャーパンチ(ローラーダッシュで急接近、超振動する拳を叩き込む)。額にビーム砲を装備。手持ち火器はハイパー・マグナム。
シルバージャックアーマー
亮が装着するアーマー。ジェットスライダー「ジャックファルコン」とジャックオンすることにより装着。必殺技はブリザードビーム(両掌から発射する冷凍光線)。両腕に細身の実体剣と光剣ソニックカッターを装備。手持ち火器はフリーザーショット。
ブルージャックアーマー
剛が装着するアーマー。大型の4輪バイク「ジャックローダー」とジャックオンすることにより装着。水中戦に優れた性能を持つ。必殺技はジェットダイナマイト(ブースターで加速した体当たり)。両肩にホーミングミサイルを装備。手持ち火器はプロミネンサー。SFC版では攻撃力が他2機より高いがジャンプ力が低く設定されていて、この機体を選ぶと飛び越えられない箇所があるため、事実上クリアできない。
シャドウジャックアーマー
シャドウが装着するアーマー。エンディングテロップで一度だけ「ブラックジャック」と表記されたが、SFC版ではそちらの名称で登場。支援型ロボット「ボルター」とジャックオンすることにより装着。元々は軍事用に開発された試作型ジャックアーマーのため、装着時間に制限がある(限界時間の5分に達する前に、安全装置が働き強制ジャック・アウトされる)。背部のショルダーキャノン、両肩・両胸のミサイルなど、多数の武器を備える。
ハイパーレッドジャックアーマー
激化するイドとの戦いに備えて開発された新型アーマー。高速3輪バイク「レッドセプター」からジェット機「ジェットセプター」に変形。ケンがジャックオンしハイパーレッドジャックアーマーとなる。高性能だが使用するためには装着者に負荷がかかる。セプター機首が変形した鳥形メカ・Jバードとの合体で飛行が可能。必殺技はジェットメタルクラッシャーパンチ(肘に装備されたブースターで加速している)。手持ち火器はバーストライザー。

 「イド」および「ネオ・イド」の戦力 

クライムモビル
「イド」の主戦力である、犯罪遂行用戦闘ロボットの総称。その機能や形状を盛り込んだ「○○モビル」と名付けられたものが多い。
バイオモンスター
最先端のバイオ技術で作られた、戦闘用人工生命体の総称。使用例は少ないが、ロボットにはない特殊機能でメタルジャックを苦しめた。
ギルマーダー(戦闘タイプ)
手足の鋭い爪が武器である、量産型戦闘ロボット。いわゆる「戦闘員」に相当する。
ギルマーダー(工作員タイプ)
ベレー帽、サングラス、全身を覆うボディスーツ(手のみ露出)を黒で統一した男たち。人間そっくりではあるが、サングラスの下は赤一色の眼球をした人工生命体。狙撃、爆弾などの設置、その他「イド」の活動における雑用一切を手掛ける存在である。
カスタムモビル
クライムモビルより低性能の、汎用戦闘ロボット。腹からミサイル、左右の前腕からワイヤー付きのトゲ鉄球とハサミ型爪を発射して戦う。赤と緑の2種存在する。
アンプリファイア・ユニット
主に「イド」時代のトロイダルが装着する強化装備。頭部以外の全身を覆う装甲服で、ジャックアーマーと互角の戦闘が可能。ただし、エネルギーは外部(移動要塞など)から転送してもらう必要があり、供給を断たれると弱体化する。
デスメガデス
「イド」の最終兵器たる、首領メガデスを頭脳とする超巨大ロボット。メタルジャックの集中攻撃「トリプルスマッシュ」さえも効かない装甲と、口からの強力ビームが武器。
ラグナロワ
「イド」崩壊と、自分の正体を知ったことで狂気に憑りつかれたトロイダルが持ち出した「イド」の超大型秘密兵器。東京シティの中心で猛攻撃を振るった。
火薬保有量があまりに多く、迂闊には攻撃ができなかったが、ブルーが足止め、シルバーが内部走査した上で、ハイパーレッドがバーストライザーの出力を絞って動力系統を寸断する戦法で無力化に成功。ブルーに操縦席をこじ開けられ、トロイダルは惨めに敗走することとなった。
ハイブリッド・ジャガー
「ネオ・イド」の幹部、トロイダルが装着。メタルジャックを倒すためにギルリアによって開発された新型アーマー(ジャガー型ロボットが分解・装着される。顔面のみ露出)。トロイダルは「鋼の魔獣」と称していた。初戦ではハイパーレッドの片腕を破壊し持ち帰る戦果を挙げた。
デストロイド
「ネオ・イド」本部である財前邸に乗り込んできたシャドウを迎え撃つために、ギルリアが操縦する戦闘ロボット。左右の腕を、ビームサーベルやガトリング砲に変形させて戦う。
最強の鎧(仮称)
正式名称は不明。財前邸における「ネオ・イド」とメタルジャックの最終決戦で、トロイダルがハイブリッド・ジャガーの上から装着した紫色のジャックアーマー状装甲服。シルバー・ブルー・シャドウの集中砲火を片手で防ぎ、両肩の光弾ランチャーで一掃したが、重症の身を圧して参戦したハイパーレッドを含む4人が傷を負いつつ接近しての集中砲火で倒された。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ - 「JUST DREAM ON」
作詞・作曲・編曲・歌 - JACK BITES
エンディングテーマ - 「HOLD ON」
作詞・作曲・編曲・歌 - JACK BITES

挿入歌

「INTO THE NIGHT」
詞・作曲・編曲・歌 - JACK BITES
「Shake!!」
作詞・作曲 - 諸岡ケンジ / 編曲 - (小牟田聡) / 歌 - 諸岡ケンジ&JACK BITES
「Smile...」
作詞・作曲 - 諸岡ケンジ / 編曲 - 小牟田聡 / 歌 - 諸岡ケンジ&JACK BITES
「TOGETHER TONIGHT」
作詞 - 百億千夜 / 作曲・編曲 - 諸岡ケンジ / 歌 - 財前純(まるたまり)
「その手の中に」
作詞 - 野宮なをみ / 作曲 - 千葉達也 / 編曲 - 小泉洋 / 歌 - 神崎ケン(林延年)
「愛があればだいじょうぶ」
作詞 - 渡辺なつみ / 作曲 - 諸岡ケンジ / 編曲 - 小泉洋 / 歌 - 吉沢えり子(天野由梨)
「Hearts on fire」
作詞 - 百億千夜 / 作曲 - 諸岡ケンジ / 編曲 - 小泉洋 / 歌 - アグリ亮(中村大樹)
「HOLD ON」
作詞・作曲・編曲 - JACK BITES / 歌 - 神崎ケン(林延年)
「My love」
作詞 - Linda Mccartney / 作曲 - Paul McCartney / 編曲 - 山本剛・斉藤誠・トニー・セント・ジェームス / 歌 - チャリート

各話リスト

放送日 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1991年
4月8日
1 ファーストバトル 川崎ヒロユキ 松園公 湊屋夢吉 内田順久
4月15日 2 クリスタルストーム 高遠和茂 多田治
4月22日 3 パニックプログラム 荒川稔久 殿勝秀樹 水野和則 赤木圭二郎
4月29日 4 ランニングマン 月村了衛 鈴木吉男 金剛寺弾
5月6日 5 パワーフォール 千葉克彦 西山明樹彦 内田順久
5月13日 6 ホットブラッド 川崎ヒロユキ 神谷純 多田治
5月20日 7 トップシークレット 大泉十五 株本毅 本橋秀之
5月27日 8 ソルジャーブルース 千葉克彦 殿勝秀樹
森川滋
殿勝秀樹 金剛寺弾
6月3日 9 デッドヒート 月村了衛 はやしまさみ 前田明寿
6月10日 10 メタルブラック(前編) 西山明樹彦 多田治
6月17日 11 メタルブラック(後編) 殿勝秀樹 内田順久
6月24日 12 プロジェクト ダーク 千葉克彦 株本毅 なかじまちゅうじ
7月1日 13 犯罪組織イド はやしまさみ 鈴木吉男 本橋秀之
7月8日 14 ランダー 破壊指令 並木敏 殿勝秀樹 金剛寺弾
7月15日 15 アイドル婦警・えり子 川崎ヒロユキ 小林孝志 前田明寿
7月29日 16 危険な訪問者 並木敏 須永司 西山明樹彦 なかじまちゅうじ
8月5日 17 悪夢の未来 月村了衛 伊藤浩二 株本毅 本橋秀之
金剛寺弾
8月12日 18 ウィーク・ポイント 千葉克彦 鈴木吉男 殿勝秀樹 内田順久
8月19日 19 機甲警察(メタルジャック)抹殺指令 川崎ヒロユキ 中森忍 西山明樹彦 金剛寺弾
8月26日 20 美しき女科学者 月村了衛 貞光紳也 小林孝志 本橋秀之
9月2日 21 デス・レッド 川崎ヒロユキ 株本毅 大森英敏
9月9日 22 ハイパー・レッド 殿勝秀樹 西山明樹彦 内田順久
9月16日 23 財前純 暗殺指令 みまなねり 丘見冗二郎 佐久間信一
9月23日 24 光と闇の対決 大森英敏 株本毅 吉田誠
9月30日 25 死闘の果てに…… 青木康直 西山明樹彦 本橋秀之
10月7日 26 よみがえる過去 月村了衛 西村純二 株本毅 前田明寿
10月14日 27 創られし者たち 千葉克彦 丘見冗二郎 西山明樹彦 佐久間信一
10月21日 28 イド復活 川崎ヒロユキ 杉島邦久 宮崎一哉
10月28日 29 機械の女神クローラ 月村了衛 大森英敏 株本毅 大森英敏
11月4日 30 時効成立5分前 千葉克彦 中村隆太郎 阿部恒
11月11日 31 真昼の稲妻 月村了衛 江上潔 鈴木吉男 内田順久
11月18日 32 レーサー・リポート 千葉克彦 加瀬充子 西山明樹彦 前田明寿
11月25日 33 鋼のバラ 川崎ヒロユキ 山口美浩 佐久間信一
12月2日 34 ミレニアム・シティ 月村了衛 大森英敏 株本毅 大森英敏
12月9日 35 奪われた時を求めて 千葉克彦 殿勝秀樹 鈴木吉男 佐久間信一
12月16日 36 対決レッドVS純 川崎ヒロユキ 西山明樹彦 本橋秀之
12月23日 37 ファイナルバトル 江上潔 株本毅 内田順久

※通常サブタイトルは黒一色の背景で機甲警察のエンブレムの上にサブタイトルが表示されているのだが、第15話、第18話は通常と違っている(第15話=背景がハート、第18話=背景が日の出)。

放送局

★印の局はサンライズ公式サイトより。放送時間は個別に出典が提示されているものを除き1991年12月中旬 - 1992年1月上旬時点のものとする[3]

放送地域 放送局 放送系列 放送日時 備考
関東広域圏 テレビ東京 テレビ東京系列 月曜 18:30 - 19:00 制作局
北海道 テレビ北海道
岡山県・香川県 テレビせとうち
福岡県 TXN九州
愛知県 テレビ愛知 土曜 19:00 - 19:30
大阪府 テレビ大阪 火曜 19:00 - 19:30
宮城県 東北放送 TBS系列 金曜 17:30 - 18:00[4]
静岡県 静岡放送 日曜 6:00 - 6:30
広島県 中国放送 月曜 17:30 - 18:00 1991年12月30日まで放送
福島県 福島テレビ フジテレビ系列 火曜 16:00 - 16:30(1991年9月まで)
火曜 16:30 - 17:00(1991年10月から)[5]
奈良県 奈良テレビ 独立放送局 月曜 18:30 - 19:00
石川県 テレビ金沢 日本テレビ系列 月曜 - 木曜 10:30 - 11:25[6] 1993年7月26日から8月26日まで放送

関連商品

いずれも発売元はキングレコード

映像ソフト

  • 機甲警察メタルジャック Vol.1 - 10(VHSLD、1991年12月5日 - 1992年4月4日)
  • 機甲警察メタルジャック DVD-BOX(2006年6月7日

CD

  • HOLD ON(1991年5月5日) OP・ED曲を収録したシングル盤。
  • 機甲警察メタルジャック Count Down(1991年7月16日)
  • 機甲警察メタルジャック HARD PLAY(1991年10月21日)以上2枚とも、オリジナルドラマと劇中で使用されたBGMを収録。
  • 機甲警察メタルジャック Just Dream On(1992年2月5日)先の2枚に未収録のBGMを収録したオリジナル・サウンドトラック盤。
  • 機甲警察メタルジャック PARTY JACK(1992年4月4日)オリジナルドラマ、および出演陣によるイメージソングを収録。

小説

  • 『機甲警察メタルジャック』(上・下)
川崎ヒロユキ著。大陸書房大陸ネオファンタジー文庫、1992年発売。「イド」は上巻で崩壊、シャドウの登場は下巻からとなるなど、テレビシリーズとは多少の展開の相違も存在する。また、カバー、口絵、本文イラストには一切ジャックアーマーが登場しない。

ゲーム

  • 『機甲警察メタルジャック』
スーパーファミコン用ソフト。1992年にアトラスから発売。ジャンルは横スクロールアクション
  • 『機甲警察メタルジャック』
ゲームボーイ用ソフト。1992年にタカラ(現タカラトミー)から発売。ジャンルは戦略シミュレーションゲーム

トピックス

前述の通り、実際の放送期間は1991年4月から12月までの9か月間であるが、当初は1992年3月までの1年間の予定であったとされている[7]

公式なアナウンスはなされていないが、当時のファンの間で周知の事実として語られていた情報として「実現せずに終わった『電脳警察サイバーコップ』の続編の企画が、メインスポンサーであったタカラ内部に残った末に本作品の母体となった」というものがある[8]

脚注

  1. ^ 「シャドゥ」とも表記される。
  2. ^ 一部のみ。
  3. ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』1992年1月号、学研、97 - 99頁。 
  4. ^ 『福島民報』1991年4月19日 - 12月27日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ 『福島民報』1991年4月30日 - 1992年2月4日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 『北國新聞』1993年7月26日 - 8月26日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 「機甲警察メタルジャック Just Dream On」ブックレット5p
  8. ^ 「機甲警察メタルジャック Just Dream On」ブックレット6p

参考文献

  • 『メタルジャック・ミニムック』 ムービック、1992年。
  • 『最新版人気ロボットヒーロー大百科 』 ケイブンシャ - 同時期に放送されていた『太陽の勇者ファイバード』などとの混載。テレビシリーズの途中までのストーリーと、ゲストキャラクター・メカが掲載された貴重な資料。カバーに掲載されたジャックアーマーは、決定稿とは細部が異なる色・デザインのものが使用されている。

外部リンク

  • StarChild:機甲警察メタルジャック
  • サンライズの作品紹介ページ
テレビ東京 月曜18:00 - 18:30
前番組 番組名 次番組
PEACH COMMAND 新桃太郎伝説
(1990年10月8日 - 1991年4月1日)
機甲警察メタルジャック
(1991年4月8日 - 12月23日)
※本番組までアニメ枠
愛ラブSMAP!電撃キッズ隊
(1992年1月6日 - 1995年3月27日)
※日曜18:30 - 19:00より移動
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