梅林駅(うめばやしえき)は、福岡県福岡市城南区梅林四丁目[1]にある福岡市地下鉄七隈線の駅。日本最南端の地下鉄駅。駅番号はN05。
梅林駅 | |
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1番出入口(2022年12月) | |
うめばやし Umebayashi | |
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所在地 | 福岡市城南区梅林四丁目 |
駅番号 | ○N05 |
所属事業者 | 福岡市交通局 |
所属路線 | 地下鉄七隈線 |
キロ程 | 3.4 km(橋本起点) |
駅構造 | 地下駅 |
(ホーム) | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 1,224人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 2005年(平成17年)2月3日 |
備考 | (業務委託駅) |
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させた。モチーフは地名に因み、木に咲く梅の花[2]。駅識別カラーは DIC-50((系統色名):明るい紫みの赤)で、天神南駅・桜坂駅と共通[3]。
橋本駅が管理し、JR九州サービスサポートが駅業務を受託する(業務委託駅)である[4]。 かつては、JR西日本福岡メンテック(現:JR西日本中国メンテック福岡支店)が駅業務を受託していた[5]。
歴史
駅構造
のりば
- 各階の面積は、地上220平方メートル、地下1階3,341平方メートル、地下2階2,462平方メートル[1]。
- 利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、うす赤紫色の花崗岩(400mm×400mm×厚さ13mm)を使用している[7]。
改札口(2022年12月)
ホーム(2022年12月)
駅名標(2017年12月)
利用状況
2020年(令和2年)度の1日平均(乗車人員)は1,224人である[8]。開業以降増加傾向が続いているものの、七隈線の駅として、また福岡市地下鉄の駅、日本のすべての地下鉄の駅の中で最も少ない。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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2004年(平成16年)[9] | 751 |
2005年(平成17年) | 663 |
2006年(平成18年) | 810 |
2007年(平成19年) | 919 |
2008年(平成20年) | 965 |
2009年(平成21年) | 1,058 |
2010年(平成22年) | 1,074 |
2011年(平成23年) | 1,133 |
2012年(平成24年) | 1,173 |
2013年(平成25年) | 1,251 |
2014年(平成26年) | 1,384 |
2015年(平成27年) | 1,425 |
2016年(平成28年) | 1,508 |
2017年(平成29年) | 1,567 |
2018年(平成30年) | 1,650 |
2019年(令和元年) | 1,703 |
2020年(令和 | 2年)1,224 |
駅周辺
駅周辺には国道202号福岡外環状道路の福大トンネルが完成。また、福岡高速環状線が地上の高架を通っている。
もともと一面の住宅街だったものを用地買収により幹線道路・鉄道を整備している。2006年8月には駅前にスポーツクラブがオープンしている。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、135頁。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、73頁。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、81頁。
- ^ 鉄道駅業務・旅行事業, JR九州サービスサポート
- ^ , JR西日本福岡メンテック, オリジナルの2015-02-01時点におけるアーカイブ。
- ^ “”. 福岡市交通局. p. 61. 2021年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
- ^ 『公共交通機関のユニバーサルデザイン』、68頁。
- ^ 令和3年度 地下鉄概要パンフレット (PDF) - 福岡市交通局
- ^ 2005年2月3日開業。開業日から同年3月31日までの計57日間を集計したデータ。
参考文献
- 福岡市交通局監修、地下鉄3号線JVグループ編著『公共交通機関のユニバーサルデザイン 福岡市営地下鉄七隈線トータルデザイン10年の記録』日本デザイン協会(発行)・セプト(発売)、2005年。
関連項目
外部リンク
- 梅林駅 - 福岡市地下鉄