桃園書房(とうえんしょぼう)は、かつて存在した日本の出版社。1950年(昭和25年)創業。本社は東京都中央区八丁堀にあった。創業者は唐沢好雄(1921年(大正10年) - 1996年(平成8年))で、元・(畝傍書房)の社員。後継者は長男の唐沢俊介[1]。
概要
最盛期には年商21億円を誇っていたが、その後雑誌の販売部数の伸び悩みなどから業績が低迷、代表が交代し、出版物の見直しなどリストラを進めるも、製作コスト増とヒット作に恵まれない状況が続き、財務体質が悪化。
アダルト部門の売却や債務免除を核とした再建計画も債権者に受け入れられず、2007年(平成19年)8月31日に業務を停止、同年9月5日に東京地方裁判所から破産手続き開始決定を子会社の司書房とともに受けた。
刊行物
雑誌
- つりMagazine
- SALT&STREAM(2007年8月号で休刊。同年9月20日に笠倉出版社より復刊。)
- (ザ・ナイス)
- 月刊へら
- 問題実話
- 小説CLUBロマン
- コミックジャンボ
- COMICスーパージャンボ
- 月刊ラジコン情報
- COMICおしえてあげる
- コミック人妻熟女ざかり
- 特盛コミック人妻熟女ざかり
- 別冊コミック人妻熟女ざかり(コミック人妻熟女ざかりと比してグラビアのページが多い)
- 究極DVD美少女ゲーム&アニメガセレクション
- 発掘!!お宝映像ハプニングアイドル集
- まちがい発見!ザ・ワールド
- アローセブン
- スケルトンセブン
- 将棋クラブ(創刊号は1978年2月号。1979年1月号をもって休刊。)
叢書
グループ会社
- 司書房
- (桃園商事)
脚注
外部リンク
- at the Wayback Machine (archived 2007-12-15)
- at the Wayback Machine (archived 2008-01-07)