東日印刷株式会社(とうにちいんさつ、英: TONICHI PRINTING CO., LTD.)は、毎日新聞グループホールディングスの子会社であり、毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社を始め、多数の大手企業の印刷事業を手がける日本国最大手の新聞印刷専門会社である。商業印刷も行う東日印刷グループを形成する中核企業でもある。
概要
1952年、東京都港区で、「東京日日新聞印刷工場」として設立された。1959年に現社名に改称(毎日新聞東京本社の前身「東京日日新聞」の略称から付けられた)。
主に、毎日新聞、スポーツニッポン(スポニチ)などの毎日新聞グループの他に、関東地方のブロック紙・中日新聞東京本社が発行する東京新聞、および創価学会の機関紙・聖教新聞、公明党の機関紙・公明新聞、株式市場新聞(2009年廃刊)、日本体育大学の機関紙・日体大スポーツなどの専門紙や機関紙などの印刷を請け負っている。また1988年に工場が江東区越中島のS・Tビルに移転後は東京スポーツ(東スポ)の受託印刷も始めている。2017年からは日刊ゲンダイも受託印刷に加わっている。
なおS・Tビル内にはスポーツニッポン新聞社と東京スポーツ新聞社も入居している。S・Tビルは東日印刷とスポーツニッポン新聞社が共同所有・管理するビルである。またS・Tビル内の土地は東日印刷が単独所有している。
商業印刷の部門(書籍、パンフレット他)については1987年に分社化され「エスティ・トーニチ」が請け負っている。「エスティ・トーニチ」は商業印刷のほか、印刷関連資材部門、ビルメンテナンス部門(1989年、他社に委託しながら開始、2001年から自営のビルサービス部門を設置)、レストラン「カフェ・ラ・ロビー」(S・Tビル2F)を設置している[2]。
2007年に川崎工場が開設された。
直営工場
東日印刷グループ
※東日印刷の主要子会社である。
脚注
関連会社
関連項目
外部リンク
- 公式サイト