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日本香堂

株式会社 日本香堂(にっぽんこうどう、Nippon Kodo Co.,Ltd.)は、線香の製造販売を手がける製造メーカーである。

株式会社 日本香堂
Nippon Kodo Co.,Ltd.
日光工場
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 日本香堂
本社所在地 日本
104-8135
東京都中央区銀座4-9-1
設立 1942年昭和17年)
創業:1575年[1]天正3年)
業種 (その他製品)
法人番号 4010001139270
事業内容 線香・キャンドル等の製造・販売
代表者 代表取締役会長 (大久保哲夫)
代表取締役社長 (土屋義幸)
資本金 9,000万円
売上高 133億6百万円
(2017年3月期)
純利益 6億0062万6000円
(2021年03月31日時点)[2]
純資産 72億0721万9000円
(2021年03月31日時点)[2]
総資産 128億9583万6000円
(2021年03月31日時点)[2]
従業員数 370人
(2018年12月現在)
関係する人物 小仲正克(元社長、現取締役兼取締役(会議長))
外部リンク 日本香堂
特記事項:天正3年に創業。1929年昭和4年)に孔官堂の東京出張所となり、1942年昭和17年)に東京孔官堂として現法人設立。1965年昭和40年)、孔官堂との関係が決裂。
(テンプレートを表示)

概要

兵庫県出石郡出石町(現:豊岡市)に生まれた(小仲正規)が、1920年(大正9年)に大阪へ出て、線香メーカーとして地位を確立していた孔官堂に入社し、1929年(昭和4年)に上京して、東京駐在所を開設した[3]。1940年(昭和15年)には孔官堂東京工場の看板を掲げ[3]、1942年(昭和17年)大阪孔官堂の了解を得て、現在の同社の前身に当たる「東京孔官堂」を設立した[3]

戦中、本社と東京工場も焼失するが[3]、戦後1947年(昭和22年)鬼頭天薫堂[4]から線香の「毎日香」とお香の「花の花」のブランドを譲り受ける[5]

1965年(昭和40年)親会社である孔官堂が全株引き渡しを要求し、拒否した場合は主力商品「蘭月」の製造権や使用権を認めないとしたことを受け[6]、孔官堂からの完全分離・独立を決断する[6]。独立から1ヶ月で「青雲」を開発・発売[7]。1966年(昭和41年)線香業界として画期的なテレビCMとラジオCMの広告宣伝を打ち[8]、青雲はスーパーマーケットや専門店でも販売されるようになり、急成長を遂げる[8]。あわせて社名を東京孔官堂から日本香堂へと変更する[8]

2011年、持株会社制へと移行した[9]

主力商品は線香、お香、焼香、香木、仏事用蝋燭、アロマキャンドルなどで、薫香市場のシェア50%を占める国内トップ企業である[10]。上記商品の製造販売のみならず、フランスアメリカブラジルアルゼンチン、国連本部などで、香道を紹介するイベントを開催したこともある[11]

商品のプロモーションを伴わない企業イメージを高める活動にも積極的で、全国の小中学生を対象にした「ふるさとのお盆の思い出絵画コンクール」は2000年より、毎年継続されており、2012年度は7万を超える点数の応募を集めている[12]

沿革

  • 1575年天正3年) - 創業[13]
  • 1929年昭和4年) - 大阪府の老舗線香メーカー・孔官堂の東京出張所となる。
  • 1942年(昭和17年) - 株式会社 東京孔官堂[3]として独立。
  • 1947年(昭和22年) - 東京都中央区銀座に本社を移転。同時に神奈川県鎌倉市に本店を置く、鬼頭天薫堂より「毎日香」の商標を譲り受け、同製品の製造を開始。
  • 1965年(昭和40年) - 「青雲」発売[14]
  • 1966年(昭和41年) - 線香業界としては画期的なテレビコマーシャルを開始。社名を株式会社 日本香堂に変更。
  • 1980年(昭和55年) - 小仲正久、社長就任。
  • 1991年平成3年) - 設立者・小仲正規、死去。
  • 1992年(平成4年) - 小仲正浩、社長就任。小仲正久は会長就任、50周年を機にCI導入
  • 2000年(平成12年) - 小仲正克、社長就任。
  • 2003年(平成15年) - ベトナム工場設立。
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 関連会社の株式会社中央銀座ビルディングを吸収合併して、事業持株会社である株式会社 日本香堂ホールディングスに移行。同時に、旧法人の事業を継承した新法人株式会社日本香堂を設立。

グループ会社

  • 日本香堂ホールディングス
  • 鬼頭天薫堂
  • 大香
  • 銀座香十
  • 医心方
  • ESTEBAN
  • GENIECO,Inc.
  • 銀座らん月
  • 日香プロモーション
  • 日香リソーセス ほか

主要ブランド

  • 毎日香
    • 新毎日香
    • 白檀毎日香
    • 毎日香ナチュラル
    • 毎日香モスグリーン
    • ライトスモーク毎日香
    • プレミアム毎日香アクア
    • 特選毎日香
  • 青雲
    • 青雲バイオレット
    • 青雲ゴールド
    • 青雲アモーレ
    • 青雲クリーン
    • 青雲黒
  • かたりべ
    • かたりべラベンダー
    • かたりべひのき
    • かたりべ白梅
    • かたりべさくら
    • かたりべばら
  • やさしい時間
  • 花いずみ
  • 永寿
  • 花風
  • 太陽
  • 芝山
  • 司薫
  • 花の花
  • 毎日ローソク

提供番組

テレビ

現在
過去
過去に放送された特撮番組等も含む。

ラジオ

現在
過去

CM

  • 5代目三遊亭圓楽は、1967年昭和42年)のテレビコマーシャル開始以来、2009年平成21年)に死去するまで「毎日香」のCMに出演。死去後も『「星の王子様」になった5代目三遊亭円楽師匠から』と題し、後述の6代目三遊亭円楽のCMが開始されるまで、生前に収録されたナレーションを放送していた。円楽一門会に所属する5代目圓楽の弟子も出演しており、「毎日ローソク」のCMに出演した6代目圓楽(当時の三遊亭楽太郎)のほか、落語家(三遊亭楽大)時代の伊集院光も「青雲」のCMに出演していた。
  • 2010年平成22年)2月から楽太郎が6代目圓楽を襲名し、同時に「毎日香」CMの語りを担当することになった。なお、CMはさだきち君やかおりちゃんが出てくるアニメ版から一転、円楽一門とは関係ない家族がお墓参り(彼岸前の時期に放送)や主人公の子どもの親の実家の仏壇参り(お盆及び彼岸の時期以外に放送)などに行ったり、お盆にナスやきゅうりで動物を作ったりする(お盆前の時期に放送)実写版となっている。また、CM音楽はオリジナルCMソングではなく、オリジナルインストゥルメンタルになっている。ただ、東北地方太平洋沖地震発生後は放送されておらず、当社が主催する絵画コンクール「子ども絵画館」で受賞した作品をアトランダムに放送、コンクールの選考委員長を務める画家の原田泰治がナレーションを務めるバージョンに差し替えられていた(現在は、6代目圓楽バージョンに戻っている)。
    • 笑点』でも、何度か楽太郎時代に師匠の毎日香・語りの後釜を狙っているとネタにした(あるいはされた)ことがあったが、6代目圓楽襲名と同時に現実になった。
  • 現在の「青雲」のCMソング林家たい平[15]の歌唱で、山田和樹指揮の下、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏をバックに歌唱するCMが2020年4月から放送されている[16]。過去には尾崎紀世彦森田公一錦織健が歌っており、このうち森田公一版は『』に収録されている。東北地方太平洋沖地震発生後は、後半にあったナレーションを取りやめ、「強く生きよう、青雲。このたびの東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りします。」というテロップ表示に差し替えていた。
  • 「毎日ローソク」、「青雲アモーレ」などの近年のCMソングは里アンナによる。
  • 「毎日ローソク」のCMには過去には前述の通り三遊亭楽太郎時代の6代目圓楽が出演していたが、現在はさとう宗幸がナレーターとして出演中。1980年代に放送された毎日香のCMソング「心のつばさ」はさとうの歌唱である。
  • 近年では新たな需要創造に力を入れており、進物用線香の拡売には、(喪中はがき)等で遅れて死去を知った際の香典代わりとして利用されていることをCMを通して情報発信している。このシリーズは同社がスポンサーを務めるラジオ番組との連動で行われている。2008年・2009年・2012年は『はがきでこんにちは』のパーソナリティーである近石真介が出演している。特に5代目圓楽の逝去直後の『笑点』では、喪中はがきが届く時期でもあったため、この進物用線香のCMが放送されていた。また、2010年からは同じくTBSラジオ大沢悠里のゆうゆうワイド』の『ゆうゆうポスト』のスポンサーでもあるため、テレビCMではカーラジオから流れてくる大沢悠里西村知江子がトークをするという形で伝えている。
  • 2012年からは、「(新盆)見舞い」にご進物用お線香を送る、というバージョンも開始され、こちらは中村梅雀が出演している。
  • 5月第2日曜日の母の日の由来が亡き母を弔う式典がきっかけで始まったことから、天国の母を弔う「母の日参り」を推奨している。こちらは歌手の由紀さおりを起用したCMを母の日に合わせて放映していたが、2012年からは、湯原昌幸荒木由美子夫妻の出演バージョン、2016年からは高島礼子の母娘編に交代となった。
  • 東日本大震災後に行われた同社の社員旅行でのバスガイドからの手紙がきっかけで、2012年秋より「心のケータイ」と題した三行詩の募集と作品発表を行うことになり、CMでは青雲クリーンのプロモーションと併せて、さだまさしの歌唱とともに三行詩の作品が紹介されている。
    • 2014年からは、三行詩をベースとした、「母の日参り」ならぬ「父の日参り」のプロモーションを開始している。

CMキャラクター

これらのキャラクターはPOP広告として販売店に提供される場合のある宣伝部材にあしらわれたものがあり、ポスターのほか板紙製の立て看板や回転灯篭、または団扇や下敷きなど顧客配布用のキャラクターグッズがみられる。

さだきち君
かおりちゃん

CM出演者

語り・ナレーションも含む

現在の出演者
過去の出演者
この他、Every Little Thing持田香織子役時代の1984年、「青雲」のCMに揚げをする少女の一人として出演した。

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 公式サイトに創業年を示す「SINCE1575」の記述がある。
  2. ^ a b c 株式会社日本香堂 第10期決算公告
  3. ^ a b c d e 【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス兼CEO (3)
  4. ^ 同社は、後に日本香堂が、京都に本店を構える、線香の老舗「香十」と合併し、株式会社 香十天薫堂として、同社の傘下に入っている。[要出典]
  5. ^ “【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス会長兼CEO(4)”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年4月7日). 2022年3月9日閲覧。
  6. ^ a b “【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス会長兼CEO(12)”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年4月20日). 2022年3月9日閲覧。
  7. ^ “【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス会長兼CEO(13)”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年4月21日). 2022年3月9日閲覧。
  8. ^ a b c “【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス会長兼CEO(14)”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年4月22日). 2022年3月9日閲覧。
  9. ^ “化粧品業界の歴史|2011年(平成23年)の化粧品日用品業界10大ニュース|週刊粧業オンライン”. 週刊粧業オンライン. 2022年3月9日閲覧。
  10. ^ “2007年6月18日 放送 日本香堂 会長 小仲 正久 (こなか・まさひさ)氏 |カンブリア宮殿: テレビ東京”. 2007年6月18日 放送 日本香堂 会長 小仲 正久 (こなか・まさひさ)氏 |カンブリア宮殿: テレビ東京. 2022年3月9日閲覧。
  11. ^ “【トップの素顔】小仲正久 日本香堂ホールディングス会長兼CEO(25)”. SankeiBiz(サンケイビズ) (2016年5月10日). 2022年3月9日閲覧。
  12. ^ (2016年時点)
  13. ^ これは正式な創業ではなく、元々は天正年間に京都で誕生し、現在は同社の傘下で、京都と東京に店を構える「香十」の創業年から数えたものである。[要出典]
  14. ^ “ご家庭用お線香 青雲”. 日本香道. 2022年11月4日閲覧。
  15. ^ 衣装は『笑点』の大喜利で着用している橙色の紋付きの長着に、銀箔で肩山と前身ごろに文字と柄を施した特注品。
  16. ^ “林家たい平『青雲の歌』新CM歌手に抜てき 約10年ぶりの新録「天国の父に届け」”. ORICON NEWS. オリコン株式会社 (2020年2月3日). 2023年4月23日閲覧。

外部リンク

  • 株式会社日本香堂 公式サイト
  • 日本香道 お線香 (nipponkodo.incense) - Facebook
  • お線香・お香【日本香堂 公式】 (@nipponkodo_jp) - Twitter
  • 日本香堂 (@nipponkodo_japan) - Instagram
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