岩殿寺(がんでんじ)は、神奈川県逗子市久木[3]にある曹洞宗の寺院。山号は海雲山。本尊は十一面観音。通称、岩殿観音。逗子八景[4]の1つ。また、一時期逗子に滞在した泉鏡花が当寺をしばしば訪れたことでも知られる。
歴史
寺伝によれば 養老5年(721年)(徳道)上人が創建し、行基が十一面観音像を造立して安置したという。
また、鎌倉時代には源頼朝によって寺領が寄進されたという。『吾妻鏡』には源実朝らがしばしば当寺に参詣したことが記される[2]。その後衰退するが、天正19年(1591年)徳川家康によって再興。明治時代の廃仏毀釈で再び衰退した。
文化財
所在地
- 神奈川県逗子市久木5丁目7-11
交通アクセス
前後の札所
脚注
参考文献
関連文献
- 河井恒久 等編 編「巻之七 岩殿観音堂」『新編鎌倉志』 第5冊、大日本地誌大系刊行会〈大日本地誌大系〉、1915年、136頁。(NDLJP):952770/83。
関連項目
- 日本の寺院一覧
- (日本の寺の画像一覧)