» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

少女漫画

少女漫画(しょうじょまんが)は、少女向け雑誌に掲載されるなど、主たる読者として未成年女性を想定した日本の漫画である。大人の女性向け漫画は女性漫画(レディースコミック)として区別される。

概説

歴史的には海外にも発生し、海外女性向けコミックの一部として少女向けの作品も存在するであろう。しかし少女向けの出版分野としては途中消滅(1970年代フランス)するなどして、ジャンルとして20世紀に大きな発展を遂げたのは日本においてである。

絵柄および表現の特徴

少女漫画の絵柄は基本的に可愛らしく清潔な印象を与えるものが多いが、その絵柄はお転婆のように元気なもの、落ち着いた癒し系のもの、姫のように美しいもの[注 1]、ブランド志向でセレブなもの、(抒情画)やイラストポエムのように抒情的なもの、耽美映画のように耽美的なもの、劇画青年漫画のようにシリアスなものなど時代に合わせて様々となっている。昔の少女漫画は平面的と錯覚させる絵柄が多かったものの、現在はファンタジーブームや子供向けアイドルブームやダンス必修化などを経て少女漫画にも立体感のある絵柄が増えている。瞳がキラキラと輝いたヒロインや大きな目も特徴的。ヒロインの背丈はフイチンさんのような八頭身[1]から小さな恋のものがたりの(チッチ)ような低身長[注 2]まで存在している[2]。ストーリー漫画では憧れや等身大が強調されるが、コメディやギャグ漫画ではその限りではなく奇人変人だらけのものも多い。

人体の描写は骨や筋肉の隆起が少なく、ファッションと表情の描写に重点が置かれている。現代物の少女漫画では少年漫画と異なりずっと同じ服やアクセサリーや髪型をすることは少なく、青年漫画と別の生々しい生活感を表現することもある。また(ファッションブック)((ファッションプレート)(英語版)をまとめたもの[3])の影響を受けて全身のファッションを扉絵やコマぶち抜きなどで魅せることも行われている。

漫画表現では作品世界の情趣を大切にして目の毒になるものをリアルに描き込むことは避け、モノローグの多用、心象を具象化した背景(咲き乱れる花など)、コマ割りなどを駆使し、感情の流れを重視した演出・画面技法に優れている[4]。またストーリー漫画では少年漫画と比較して心理描写が多く、現実問題を扱った作品が多く、暴力や死の扱いが重い(少女漫画の主旨が共感であることに由来するともいう)。

そのほか、少女漫画は流行した少年漫画や青年漫画や映画やドラマの影響を大きく受けており、伝統的な少女漫画の系統によらない表現手法も含んでいる。逆にまた、少女漫画からは特有の記号的表現が過去に多く誕生していて、現在は少女漫画にとどまらずに全ての分野に拡散している。

なお、1990年代以降にインターネット上で人気となったアニメやゲーム風の「萌え絵」や「萌え漫画」の絵柄はそれらの少女漫画特有の絵柄や要素を原型としてパロディ漫画の登場や女性のゲームデザイナー進出などにより発展したものであり、一般の少女漫画の絵柄よりも属性化・記号化の強いものとなっている。

内容の特徴

少女漫画は4コマ漫画から始まっており当初はお転婆なものが中心となっていたが、体験談漫画の登場で等身大へと近づいていき、ラブコメの登場でコメディ要素が強くなっていった。一方、ヒロインが不幸な運命に翻弄されるシリアスなものも登場して人気となった(母恋物、洋画翻案物など)。

2000年代以降は恋愛漫画及び恋愛要素のある作品が主流であり、運命や占いのようなスピリチュアル要素が取り入れられる一方、女性の自立などのメッセージを含ませた漫画も存在する。一方でギャグ漫画ホラー漫画アイドル漫画など恋愛漫画以外のジャンルも存在する。ファンタジー漫画スポーツ漫画も古くからジャンルとして確立しており、現在に至るまで人気が根強い。

子供向けの少女漫画誌は読者の購読を始めてから卒業までの期間が短いため、少女漫画作品は短期終了のものが多く、他のジャンルに比べストーリーの完結性の強く計算された物語が要求される(少女漫画以外でもアニメ化などを意識して完結性を計算したものは存在する)。また少女漫画では一般的に、キャラクターの萌え属性の不変性が重視される萌え漫画など[注 3]よりも、キャラクターの成長が重視されている。

少女漫画家

少女漫画家は当初男性作家が多かったものの、女性作家が増えて心情重視のストーリー漫画が一般化したことで男性作家はコメディやギャグへと転向していき(弓月光魔夜峰央など)[6][7][4]、現在はコメディやギャグもほとんどが女性作家により描かれるようになっている(例外もある)。少女漫画の女性作家は学生デビューも多く(ちゃおではやぶうち優[8]ときわ藍[8]、りぼんでは津山ちなみ[9]森ゆきえ[9]春田なな半澤香織や(佐和田米)など)、メジャー誌では若い感覚が取り入れられている。

メジャー誌の少女漫画家は漫画スクールや新人漫画賞からのデビューが一般的となっている(「ちゃお」は「ちゃおまんがスクール」や「小学館新人コミック大賞」の少女・女性部門、「りぼん」は「りぼんまんがスクール+」、「なかよし」は「なかよしまんがスクール」や「なかよし新人まんが賞[注 4]など[注 5])。新人の漫画掲載は増刊を中心に行われており(「りぼん」では「りぼんスペシャル」、「ちゃお」では「ちゃおデラックス」、なかよしでは「なかよしラブリー」(休刊)など)、本誌の連載へと至るのは一部の作家のみとなっている[12]

なお、少女漫画家にも特定雑誌への専属契約は存在する(種村有菜など[13])が、専属契約せずにマルチに活躍する作家も存在している((双葉陽)など)。1980年代以降は少女漫画家が青年漫画少年漫画4コマ漫画に転向したり兼業する例も多く見られる(#歴史節も参照)。

歴史

戦前および戦中

少女漫画登場前、大正の(抒情画)ブームを受けて抒情画家を表紙や挿絵に採用する複数の少女誌が人気となっていた[14]。抒情画は「眼が大きく、口が小さく、髪の豊か」な絵柄を特徴としていた[15]。少女誌には抒情画と抒情詩を組み合わせた詩画集も掲載されていた[16]。詩画集は後の少女漫画誌における「イラストポエム」の前身に当たる[17]

また、少女を主人公とした連載漫画ではアムステルダムオリンピック人見絹枝が日本人女性初のメダリストとなった1928年に、「時事漫画」で日本初の少女を主人公とした連載漫画「(とんだはね子嬢)」(北澤楽天)が登場していた[18][19]

その後、少女誌に少女向けの漫画が登場した。 1935年には『少女倶楽部』(大日本雄弁会講談社)に少年漫画「のらくろ」で有名な田河水泡の『窓野雪夫さん』やその元内弟子である倉金章介の『どりちゃんバンザイ』が連載されはじめた。『少女倶楽部』は「良妻賢母」の育成を編集方針にしており、掲載漫画もその影響を受けていたとされる[20]

1937年には『少女の友』(実業之日本社)に挿絵画家であった松本かつぢの『くるくるクルミちゃん』が連載され始め、1940年には女性作家の長谷川町子の『仲よし手帖』も登場した。元々『少女の友』は対抗誌と異なり「夢の世界」「憧れの世界」を提供していたとされる[20]

しかしながら、1937年に大東亜戦争が勃発すると、1938年に社会主義的な革新官僚らが中心の企画院によって国家総動員法が策定され施行され[21]、(雑誌浄化運動)が始まり、少女誌では漫画や抒情画などが「低調」や「主情的ニ偏スル」などとして注意を受けることとなった[22][23]

戦後

戦後初期にはまだ見合い結婚が一般的であり、自由恋愛による結婚は少なく、少女誌でもそれが反映されていた[24]。また、抒情画が復活し[25]、少女漫画の絵柄は抒情画の影響を受けていった[26]

戦後すぐには統制外の(仙花紙)を用いた大衆娯楽のカストリ雑誌[27]赤本のブームが起きた[28]ほか、(第一次ベビーブーム)も起きて子どもの数が増加した。

1949年には『仲よし手帖』の連載を引き継いだ新たな少女雑誌『少女』(光文社)が登場した。『少女』は倉金章介の『あんみつ姫』を連載し人気を博した[28]。一方、赤本ではあんみつ姫と子供歌手「美空ひばり」の人気を受けて、峠てっぺいの『ひばり姫歌合戦』[29]や伴久良の『ひばり姫』シリーズ[28]などの美空ひばりとあんみつ姫を組み合わせたものが登場した[29][注 6]。しかしながら、1950年には赤本ブームが収束したとされる[29]

両性向けの少年少女誌では1949年に「少年少女冐險王」(秋田書店)や「集英社の少年少女おもしろブック」が新たに登場し、それによって旧来の「銀河」や「少年少女の広場」(旧 「子供の広場」)などの少年少女誌が廃刊に追い込まれた[30][31][32]。これら新興誌はカストリ雑誌の子ども版だという批判も存在した[30][31][32]

1951年には「おもしろブック」の姉妹誌として少女向けの『少女ブック』が登場し、少女ブックは女性作家上田としこの『ボクちゃん』を連載した。この連載に際し、上田としこは田河水泡のコマ割りと手塚治虫の「映画的なストーリー展開」を参考にしたと述べている[33]。一方、旧来の『少女クラブ』では1953年手塚治虫ストーリー漫画リボンの騎士』を連載し、この頃から少女誌において従来の絵物語などを押しのけて少女漫画の比重が高まっていった。その後、水野英子がデビューして手塚治虫の住むトキワ荘に入居し台頭、後の少女漫画に影響を与えていくことになる。

低年齢向けの漫画雑誌も増えていった。1951年に「少年少女冐險王」の弟誌「漫画王」が、1953年に「少年ブック」と『少女ブック』の弟誌「幼年ブック[注 7][34]が登場した。少女漫画誌では1954年に「少年クラブ」の弟誌「ぼくら」と共に『少女クラブ』の妹誌『なかよし』が、1955年に『少女ブック』の妹誌『りぼん』が登場した。漫画中心の少女雑誌が流行することで、小説中心だった『少女の友』は休刊に追い込まれた[35]。また1958年には秋田書店も少女雑誌に参入したものの、新たに創刊された『ひとみ』は他との差別化が行われていなかったとされる[36]

復興後

朝鮮特需の恩恵などにより日本経済が復興し、1956年には経済白書で「もはや戦後ではない」と宣言されるまでに至った[37]。漫画では安価な赤本に代わって豪華な貸本漫画が人気となり、少女向けの貸本漫画も登場した。貸本漫画雑誌も生まれ、少女向けでは若木書房が『泉』『こけし』『ゆめ』『こだま』『草ぶえ』『風車』を[38]東京漫画出版社が『さくらんぼ』『ジュニアフレンド』『星座』『忘れな草』などを[39]金園社が『すみれ』『こまどり』『りぼん』を発行した[40]

貸本漫画のブームは後も活躍する多くの少女漫画家を輩出することとなった((若木書房#おもな出身作家)、矢代まさこなど)。女流作家の登場によって母恋物(母娘メロドラマ)が登場し[41]、東光堂の貸本漫画レーベル「漫画光文庫」では1957年より『母恋シリーズ』[注 8]牧美也子)が出版された[35][33]ほか、『少女ブック』では1959年より母娘離別物の『白馬の少女[35]わたなべまさこ)が連載された。

また、1952年にディズニー映画「シンデレラ姫」が日本でも公開され人気となっており、1954年に王女と新聞記者の身分違いの恋愛を描いたイタリア映画「ローマの休日」が公開され大ヒットしていた。1957年には女性週刊誌週刊女性」(1957年)が、1958年には女性週刊誌「女性自身」が創刊されて人気となり、そこで継続的に取り上げられたこともあって[42]、1958年には身分違いの自由恋愛で皇后となった美智子妃のブームが起き(ミッチー・ブーム[42]、(プリンセス・ライン)のドレスがブームとなった[43]

1953年には世界的なミス・コンテストの一つミス・ユニバースに昭和のシンデレラ姫と呼ばれた伊東絹子が入賞し[44]、その体型であった「八頭身」が流行語となっており[44]、それによって日本人ファッションモデルも八頭身が一般的となっていき、少女漫画でもその影響を受けていった。初期の例としては1957年の『フイチンさん』(上田トシコ)の主人公が八頭身スタイルとなっている[1]

1950年代後半から1960年代前半にかけては、宝塚歌劇団の影響を受けたり、高橋真琴らの少女画からの影響を受け、少女漫画特有の装飾的な表現が発達した。この表現は人物の背景に花を描き込んだり、キャッチライトが多数入った睫毛の長い目などである。先行した少女小説の影響などもあって、美形の男性・男装の麗人などが登場し、華麗なストーリーを展開した。1950年代から1960年代前半の少女漫画はちばてつや松本零士など男性作家によって描かれていることが多く、この時期の古典的な少女漫画の様式や技法の追究は、主に前述の高橋真琴を始めとする男性作家や男性編集者によって築かれたものである。

一方、少年小説誌において1949年に「少年探偵団」の連載が再開されると「少年探偵ブーム」が起こり、少女誌でも少女探偵小説が人気となっていった[45]。少女漫画では探偵物として「少女クラブ」の『探偵タン子ちゃん』((小野寺秋風))、「少女ブック」の『探偵テイ子ちゃん』(小野寺秋風)、「なかよし」の『ボクちゃん探偵長』(小野寺秋風)及び『こけし探偵局』(手塚治虫、1957年)が登場した[45]

また少年向けではジャングル冒険物の「少年ケニヤ」が人気となって1954年に(映画化)されており[46]、少女漫画でも1959年に『なかよし』でその少女版とも言える『(マサ子の谷)』((藤本章治))が登場している[35]。テレビドラマにおいては1958年に覆面ヒーロー物の「月光仮面」が登場してブームとなり、次いで1959年には「七色仮面」が、1960年には『アラーの使者』が登場し、後者は(『ひとみ』で少女漫画化)された(漫画は水野英子)。その後、1961年に『ひとみ』は休刊となった。

また、1958年には読者の体験談を基にした最初の漫画である『クラスおてんば日記』(今村洋子)が登場し[47]、この等身大の漫画は後の作品に大きな影響を与えたとされる[47]。その後、そのスピンオフ[48]の『チャコちゃんの日記』(今村洋子、1959年-)、『おてんば天使』(横山光輝、1959年-)、『少女たち』(原作:西谷康二、漫画:牧美也子)などの作品が人気となっていった[49]

その後、テレビの普及や週刊誌が人気となることで少女漫画誌の週間誌化が進んでいった。1950年代後半に少年漫画誌で「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー[注 9]が登場し、少女漫画誌でも1962年に月刊誌「少女クラブ」の後継誌『週刊少女フレンド』が、1963年に月刊誌「少女ブック」の後継誌『週刊マーガレット』が登場した。一方、月刊誌『少女』は後継誌の無いまま休刊となった。この週刊誌化によって少女漫画では新たな方向の模索が行われた[50]

なお1960年代なかばごろの少女漫画では、他人の原作・原案が多かったという指摘が存在する[51]

欧米からの影響の時代

1960年代なかばごろから1970年代はじめごろ、日本は慢性的な貿易赤字から一転した黒字化の定着など高度経済成長がより進展した。人手不足によって格差の大きな縮小が起きて一億総中流となり、三大都市圏への人口移動が続き、大企業での終身雇用の定着とサラリーマンの企業戦士化が進み、生活の向上と安定が強まることで核家族化が進行し、血縁や地縁((ゲマインシャフト))よりも社縁((ゲゼルシャフト))が強くなっていき[52]恋愛結婚見合い結婚を上回った[53]。子供では競争社会から来る焦りで母親から過干渉される子供や[54]、逆に放任されて自宅の鍵を学校へと持っていくカギっ子が増えていった[54]。1960年代に第一次塾ブームが起き、1965年には高校進学が70%に達している[55]。また1966年には文部省の留守家庭児童会育成事業補助要綱によって学童保育(放課後児童クラブ)が広まっていった。

(国民車構想)によって大衆車が登場したことでモータリゼーションが進み、スーパーマーケット[56]や大型書店の支店が全国に広まった[57]

また世界の貿易自由化の波に合わせて日本も1960年に(貿易為替自由化計画大綱)を策定し[58]、それによって国内製紙メーカーが国際競争力を付けるために設備投資を進めていった[59]ものの、過剰生産となって紙余りの状態となり[59]、出版界では紙が使いやすくなった。漫画雑誌での紙の量の増大は作品の描写に用いるコマやページ数の増大でもあり、長ページ化とともに画面の展開手法がより流れるようなものへと変化していった。また滑稽性やかわいらしさを排除した劇画の影響を受けた少女漫画も増えていった[60]

そして少女漫画はビッグ・バン的な発展を生じた。量的には、以前には少女雑誌の一部分でしかなかった漫画が雑誌のほとんど全てを占めていくようになり、雑誌の数も、隔週刊が毎週刊化、週刊誌から月刊別冊が、さらにそれぞれが増刊誌を出したり、新創刊が次々と生まれた。需要の性質と量の急激な変化と相まって、10代で雑誌デビューする女性新人がとくに多かったのもこの時代である。デビューの仕方も、それまでの持込や人脈によるものから雑誌の中の漫画講座・コンクール・(漫画新人賞)からの率が増えていった。これらによって少女の職業選択に少女漫画家という選択が入ってきた。一方で、格段に増えた少女漫画雑誌と経済発展による貸本屋の退潮によって、貸本出版の少女漫画は衰退消滅していく。

この時期以降の特徴として、生産者(作者)と消費者(読者)の間の強い近さがある。例えばトキワ荘では石ノ森章太郎の女性ファンが集まって石ノ森章太郎の「東日本漫画研究会」に女子部が発足し、少女漫画同人誌の『(墨汁二滴)』が作られ、そこから西谷祥子志賀公江神奈幸子らが輩出されている[61][62]

またストーリー漫画が中心になると少女の心を考えて描く必要が出てきて男性作家では難しくなっていった[7][6]

もともと映画においてロマンティック・コメディの洋画が人気となっており、1966年にはテレビのレギュラー番組として「土曜洋画劇場」も登場し、少女漫画ではフィクション性の強い外国もののラブロマンス(無国籍漫画)が続いていった。代表的な作品には同名の洋画を翻案した漫画『(ローマの休日)』(水野英子[35]や洋画「麗しのサブリナ」を基にした『すてきなコーラ』(水野英子)[35]などがある。

また、水野英子のファンであった男性作家あすなひろしはジュニア文芸誌に漫画を掲載するようになり、その影響を受けてポエムコミックという作風を確立していった[63][35]。あすなひろしの作風は男性作家立原あゆみにも影響を与えている[64][65]。また1962年より少女誌「美しい十代」で連載されていた4コマ漫画「小さな恋のものがたり」(みつはしちかこ[66][注 10]は1972年に(テレビドラマ化)され[67]人気を集めていった[68][2]が、この漫画は4コマ漫画にイラストポエムを挟む構成となっていた[69]

そのほか、1965年には『少女フレンド』で楳図かずおによるホラー漫画が連載されはじめて人気となり[40]、貸本の少女漫画からもホラー漫画が増えていった(恐怖漫画ブーム)[40]

学園漫画では1966年に「青春学園物の草分け」とも言われる『レモンとサクランボ』[70]西谷祥子)が『週刊マーガレット』へと登場し、また同1966年には「ラブコメの原点」とも言われる『ロマンスの薬』(楳図かずお)が『なかよし』へと登場している[71]。1969年には『週刊マーガレット』に米国舞台のラブコメディ『おくさまは18歳』(本村三四子)が登場し、1970年にはそれが(舞台を日本に変更した上でドラマ化)され人気となった。同1970年には同誌に米国舞台のラブコメディ『』(忠津陽子)が登場し、1971年にはこちらもされている。

1968年には多くの漫画雑誌の創刊が行われ[72]、少女漫画誌では『少女コミック』(小学館)が創刊された[72]ほか、週刊マーガレット上位誌の少女誌『週刊セブンティーン』も登場した。

 
 

(Clip)
テレビの家庭普及率(黒線は白黒テレビ、色線はカラーテレビ)

白黒テレビが家庭に普及していき、日本でもアメリカのロックバンド「ザ・ベンチャーズ」や「ビートルズ」の来日公演と録画放送によってグループ・サウンズのブームが起きた。

少女漫画や少女向けテレビアニメではヨーロッパやアメリカを舞台した作品が増加していった[73]。1960年代には日本人の海外渡航が自由化され、「裕福」で「おしゃれ」なイメージのフランスを舞台にする少女漫画が増えていった[74]。また留学エージェントの登場によりアメリカへの留学が簡単となり、少女漫画では「週刊少女フレンド」にアメリカ留学をテーマとした『ハリケーンむすめ』((杉本啓子)、1969年)や『お蝶でござんす』(漫画:神奈幸子、原作:羽生敦子、1971年)が登場した[75]

また、少女の憧れの職業としてスチュワーデス(航空機の客室乗務員)が浮上した[75]。1970年にはスチュワーデスをテーマとしたテレビドラマ「アテンションプリーズ」が登場し、1971年にはそれが「少女フレンド」で(少女漫画化)されている(作者は細川智栄子[75]

海外ドラマの影響を受けて魔法少女物の流行も起きている。1965年に魔法使いが主役のディズニー実写アニメーション映画メリー・ポピンズ」が日本でも公開され、1966年にはアメリカドラマ「奥さまは魔女」及び「かわいい魔女ジニー」が日本でも放送されてヒットし、『奥さまは魔女』は週刊マーガレットで少女漫画化されている(作者はわたなべまさこ)。また国内からも魔法少女物のTBSドラマ『コメットさん』や東映アニメ『魔法使いサリー』が登場したが、どちらも原作は横山光輝であり、前者は週刊マーガレットに、後者はりぼんに漫画が連載されることとなった。これらの国産魔法少女のヒットによって「東映魔女っ子シリーズ」は定番となっていき、りぼんで連載していた赤塚不二夫原作の変身物の『ひみつのアッコちゃん』や週刊マーガレットで連載していた石ノ森章太郎原作のコメディ物の『さるとびエッちゃん』がそのシリーズとしてアニメ化されている。

スポ根ものの少女漫画も登場している。1964年に野球競技を含む「1964年東京オリンピック」が開催され、1966年より少年漫画において野球漫画巨人の星」を始めとするスポ根が登場して人気を博しており、また、大日本紡績の女子バレーボールチームが「東洋の魔女」として人気となっていたこともあって、少女漫画ではバレーボールのスポ根ものが複数登場した。1968年には週刊マーガレットから『アタックNo.1』(浦野千賀子)が、少女フレンドから『サインはV』(原作:神保史郎・漫画:望月あきら)が登場し、その後、少女コミックでも『勝利にアタック!』(灘しげみ)が登場している。1969年には『アタックNo.1』がアニメ化され、『サインはV』がテレビドラマ化された。

またボウリング人気が拡大し(ボウリングブーム)が起きた。1969年には女子プロボウラーが誕生し[76]、その中の一人として和製ジャンヌ・ダルクこと「中山律子」が台頭した[76][77]。1971年にはテレビドラマからボウリング物の「美しきチャレンジャー」が登場し[77]、学年誌で漫画化された。少女漫画では同1971年の『別冊なかよし』に『中山律子物語』(原作:八木基克、漫画:いがらしゆみこ)が登場した[78]

1950年代後半のミッチー・ブームでは軽井沢テニスコートが出会いの場であった[42]ことによりテニスブームが起きており[43]、また、その後のスポ根ブームの影響も受けて、少女漫画ではテニス物も登場した[79]。1969年には週刊マーガレットから『スマッシュをきめろ!』(志賀公江)が、1973年には『エースをねらえ!』(山本鈴美香)が登場し、前者は「コートにかける青春」としてテレビドラマ化され、後者はテレビアニメ化された。

また、1970年代初頭にはジャンボ機が登場して海外旅行が身近となり[80]、また女性添乗員も登場し[81]、それらに伴って女性出国者の数も急激に増加していった[81]。そんな中で1972年に週刊マーガレットからフランスのベルサイユを舞台にした歴史フィクション漫画『ベルサイユのばら』(池田理代子)が登場し、その後、宝塚歌劇団でミュージカル化され、『(ベルばらブーム)』が起きることとなる。

一方1960年代後半にはベトナム戦争などの影響で米国において社会そのものを見直すカウンターカルチャーが生じてヒッピームーブメントが起きており、それに伴ってメッセージソングが流行していた[82]。週刊セブンティーンではそんな米国を舞台にした作品として1969年に『ファイヤー!』(水野英子)が登場した[83][82]

同時期に日本でも(フーテン族)が登場したり、大学紛争全共闘運動が起きている。また、この全共闘運動において(日本でのウーマンリブ運動)が起き、その上、1970年代に「(かわい子ちゃん歌手)」のブームが起きたこともあって「女性上位社会の到来」が予期されるようになり、同時期の少女漫画ではその反動として弓月光の『にくいあんちきしょう』(1970年) や津雲むつみの『おれは男だ!』(1971年-) のような硬派な男主人公の少女漫画が登場し、後者はテレビドラマ化された。また1972年には新左翼による「あさま山荘事件」が起き、少女漫画では1974年に樹村みのりの『贈り物』が登場している[84]

また三大都市圏への人口集中が問題となっており、1960年代には全国総合開発計画が打ち立てられて高速道路新幹線が開通された。1969年には米国のアポロ11号によって人類が月面へと到達したほかスペースコロニー計画も提唱され、また、1970年には日本で大阪万博が開催され[85]、明るい未来が予期されるようになった[85]。この頃の少女漫画では「やさしいママと頼りがいのあるパパと誰からも好かれる良い子」という理想の家庭が描かれていたとされる[85]。これよってノンポリなしらけ世代が生まれ[86]大学紛争は収束した。

その他、化粧品ブランド「キスミー」のCMソング「セクシーピンク」によって1959年より「セクシー」という俗語の使用が拡大した[87][88]。1961年にはアメリカ映画の「ボーイハント」が日本でも公開されるなどして、「ボーイハント」も流行語となった[89][90]。1960年代後半には「ミニの女王」と呼ばれたツイッギーの来日と共に日本でもミニスカートが流行し[91]、その後「ハレンチ」が流行語となり[91]、少年漫画では「ハレンチ学園」(永井豪)が人気となってドラマ化されたが、女性向けでも「小説ジュニア」の「ハレンチくん」(土田よしこ、1968年)や、りぼん連載の『赤塚不二夫先生のハレンチ名作』[注 11]赤塚不二夫)が登場している。

海外映画ではイタリア映画作家ルキノ・ヴィスコンティ耽美へと傾倒していき、少女漫画でも耽美の影響が強くなっていった。耽美作品における芸術とは何かは、例えばヴィスコンティの耽美映画「ベニスに死す」(1971年)内のセリフに現れている。登場人物アッシェンバッハが『「美と純粋さの創造はスピリチュアルな行為」であり「(現実の)感覚を通して(知恵、真実、人間の尊厳の)スピリットに到達することは出来ない」』とした[92]のに対して、登場人物アルフレッドは「(芸術に現実の)悪徳は必要であり、それは天才の糧である」と反論している[92](なお、ここでの翻訳はオリジナルの英語版の映画がベースであり、日本語版の映画には「背徳」などの超訳が含まれる[要出典])。

1970年に日本公開されたヴィスコンティの耽美映画「地獄に堕ちた勇者ども」では強姦描写や近親相姦が存在していた。少女漫画の強姦描写では1971年には「りぼん」増刊の『(りぼんコミック)』において強姦を描いた『しあわせという名の女』(もりたじゅん)や『彼…』(一条ゆかり)が掲載されており[93]、その後、1973年にはりぼん本誌にも強姦描写のある『ラブ・ゲーム』(一条ゆかり)が登場している[93]。また少女漫画の近親恋愛モノでは1970年には「りぼんコミック」に『うみどり』(もりたじゅん)が登場し[94]、1972年には「りぼん」本誌に『おとうと』(一条ゆかり)が登場した。

また、欧米では経口避妊薬の登場によって「性の開放」が起きていた。日本でも欧米の影響を受けて少女小説誌やジュニア小説誌でセックスものが流行していき[95][96][97]、1974年には映画でもフランス製ソフトコア・ポルノの「エマニエル夫人」が若い女性にヒットし、1975年には邦画からも「東京エマニエル夫人」(日活)が登場した。一方で性教育も問題となり、テレビ番組ではNHKの「こんにちは奥さん」などで性教育が取り上げられるようになった[98]。少女漫画では1970年に初めて性が主題の『真由子の日記』(大和和紀)が『週刊少女フレンド』より登場し[99]、その後も『週刊セブンティーン』掲載の『わたしは萌』(立原あゆみ)のようなセックスありきの漫画が登場している。また1970年には学生妊娠物の『誕生!』(大島弓子)も『週刊マーガレット』より登場している。変身物でも1970年に学年誌などで性教育を隠しテーマとした「ふしぎなメルモ」が登場し、1971年にアニメ化された。

女性同士の恋愛の漫画も登場している。1971年には『(りぼんコミック)』において『(白い部屋のふたり)(英語版)』(山岸凉子)が登場し[93]、同年には週刊マーガレットにも池田理代子の『(ふたりぽっち)』が、1972年にはりぼん本誌にも『摩耶の葬列』(一条ゆかり)が登場した[100]

ギャグ漫画では、1960年代に赤塚不二夫が「りぼん」「少女フレンド」などの少女漫画誌に連載をもっており、その中から『ひみつのアッコちゃん』『へんな子ちゃん』『キビママちゃん』『ジャジャ子ちゃん』などが登場した[101]。70年代には赤塚不二夫のアシスタントを務めた土田よしこがそのギャグ路線を引き継ぎ『つる姫じゃ〜っ!』などを出した[102][103][104]ほか、倉多江美の『ぼさつ日記』も登場している[103][104]

終末思想の始まり

核戦争の脅威が高まったことで1960年代より米ソの緊張緩和(米ソデタント)が模索されており[105]、1968年に核拡散防止条約が調印され[105]、1969年より米ソ間で戦略兵器削減交渉(SALT)が行われるようになった[106]。そんな中、ユネスコ会議において「地球と平和の概念を称える日」が提唱され[107]、また、(1969年サンタバーバラ沖油流出事故)(英語版)も起き[108]、1970年より米国においてアースデイが開始され[108][107]、環境問題への注目が高まっていった。少女漫画では1971年に環境問題をテーマにした『日本列島一万年』(美内すずえ)が登場している。

そのほか1970年代初頭、日本では(第二次ベビーブーム)が起きたものの、第四次中東戦争によって1973年10月に(第1次オイルショック)が起こると人口抑制が叫ばれ、日本の出生数は減少していくこととなった[109]。また1971年のニクソン・ショックによる米ドルの金本位制の終了により日本では経常収支黒字が続いており[110]、当時固定相場制だったこともあって対策に金融緩和が行われ[110]、それによって通貨供給量が増えていったことでインフレーションが起き[110]狂乱物価となっていった[110]。そんなオイルショックとインフレーションの中で、1973年11月には16世紀の終末の預言書「ノストラダムスの大予言」が登場して大ヒットし、オカルトブームが始まった。学研の学年誌「(コースシリーズ)」でも超能力やUFOなどの超常現象の記事が人気となった[111]。少女漫画では考古学者が多く登場するようになったとされる[112]。その代表的な作品には新興少女漫画誌『月刊プリンセス』に登場した『王家の紋章』(細川智栄子あんど芙〜みん)がある[112]

また手塚治虫を看板に据えたまんがエリート育成漫画誌「COM」が1967年に登場しており[113]、その元投稿者が1970年代に少女漫画誌で活躍するようになる[114]。これには萩尾望都[114]竹宮惠子[114]山岸凉子[114]らがいる。彼女らなどは少女漫画に異風のSFやファンタジーをもたらしたが、その生まれが昭和24年前後であったことから花の24年組と呼ばれている。また、白泉社雑誌を場とした少女漫画デビューの男性作家柴田昌弘サスペンス性・SF的要素・メカニック)、魔夜峰央ミステリ・怪奇・耽美・ギャグ)、和田慎二(主にアクション)なども少女漫画の世界の拡大に貢献した。そのほか、主人公の成長を描く話(教養小説的作品傾向)が長編化と共に広がり、複数の成功作が生まれる。

また1960年代後半には西洋においてカウンターカルチャーからゲイ解放運動が起きており、それがアングラブームと結びついていた。日本の実験映画でも1968年に個人映画作家の岡部道男が米実験映画「(スコピオ・ライジング)(英語版)」(監督:ケネス・アンガー)の影響を受けてゲイ映画「クレイジーラヴ」を[115]、1969年に映画作家松本俊夫がゲイバーを舞台にした「薔薇の葬列」を製作していた[91](前述の一条ゆかりのレ​ズビアン漫画『摩耶の葬列』のタイトルの元ネタ[116])。また一般映画では1969年に少年愛(少年同士の恋愛)を含むイギリス学園映画の「If もしも....」が日本でも公開され[注 12]、1970年にフランス寄宿学校映画の「悲しみの天使」が日本でも公開された。少女漫画では1970年代に花の24年組を中心として耽美な少年愛モノが増えていった[117]。男同士のベッドシーンが描かれる初期の少女漫画作品としては1972年に(別冊セブンティーン)で連載された『ゲッシング・ゲーム』(山岸凉子)がある[118]。少年愛では1973年に一条ゆかりが「りぼん」で『アミ…男ともだち』を掲載し、1974年より映画「悲しみの天使」の影響を受けた萩尾望都が週刊少女コミックで『トーマの心臓』を連載し[119]、また、1976年より映画「If もしも....」の影響を受けた竹宮恵子が週刊少女コミックで『風と木の詩』を連載した[118][120][121][119]

そのほか、当時は1960年代に起きたブルーボーイ事件によって男性から女性への性転換も注目されていた[91]。少女漫画では1971年の『りぼん』に『(さらばジャニス)』(一条ゆかり)が登場している[122]。また、性転換コメディも登場して人気となった。弓月光は少女漫画として男主人公の性転換コメディ『どろん』(1972年)、『笑って許して』(1973年)を『りぼん』に、『ボクの初体験』(1975年-)を『マーガレット』に連載し、このうち『笑って許して』は後の人気少年漫画「らんま1/2」(高橋留美子)にも影響を与えている[123]

また1960年代に司馬遼太郎の歴史小説「新選組血風録」及び「燃えよ剣」が登場してドラマ化され新選組ブームが起きており[124]、少女漫画では『ベルサイユのばら』ブームの後の歴史フィクション物として新選組が注目されるようになった[125]。1973年には「りぼん」に『恋よ剣』[注 13](弓月光)が掲載され、1975年には「週刊マーガレット」に『(天まであがれ!)』(木原敏江)が、1976年には「LaLa」に『あさぎ色の伝説』(和田慎二)が連載され始めた。しかし『天まであがれ!』は読者ウケが良くなく連載期間が短縮されたとされる[125]

その他、当時の音楽では四畳半フォークなどの生活派や叙情派のフォークソングが人気となり、少女漫画でも「乙女ちっくマンガ」と呼ばれる日常の微妙な少女的センスとしての少女趣味的な作品群が支持されていった。その代表的な作家には陸奥A子田渕由美子太刀掛秀子が居る。

生活満喫の時代

1970年代後半から1980年代前半は、少女漫画が男性読者にも注目された時期であり、少女漫画の影響を受けた絵柄や心理描写が少年漫画にも波及し始めた。また作家の環境として貸本出版が消滅した代わりに、コミックマーケットなどの同人誌即売会が広がって作品発表とファン交流の場を与えた。作家の年齢層も上がっていった。また、漫画道具が多様になっている。昭和30年代にはカブラペンなどわずかだったが、1970年代には多様なペンとスクリーントーンが使われるようになっている。

また、1970年代以前より、子供向け番組の出演者「水森亜土」(あどタン)が人気となっており、あどタンの使う亜土文字や亜土言葉は少女の間で流行となっていた[2]。1970年代の少女漫画では別冊少女フレンドに『UッK-UK-亜土ちゃん』や『あなたと亜土たんのおてまみ広場』が連載されていた。また、新少女漫画誌のブームが起き『花とゆめ』(1974年)『りぼんデラックス』(1975年)『(プチマーガレット)』(1976年)『LaLa』(1976年)『リリカ』(1976年)『プチコミック[注 14](1977年)『ちゃお』(1977年)『ぶ〜け』(1978年)『(プリティプリティ)』(1978年)などの雑誌が創刊された[34]ほか、1978年には秋田書店の『ひとみ』も再創刊されている。

ペットでは1960年代に従来の番犬に代わって室内犬が人気となっていき[126]、1970年代にはアニメシリーズの世界名作劇場より「フランダースの犬」(1975年)や「あらいぐまラスカル」(1977年)などの動物モノが登場して人気となった。少女漫画からは1977年に『ぼくの鈴ちゃん』(たかなししずえ)が、1978年に『おはよう!スパンク』(原作:雪室俊一、漫画:たかなししずえ)が登場し、後者は1981年にアニメ化されている。

またテレビアニメにおいては1970年に擬人化物である「(みなしごハッチ)」(1970年)が人気となって、その後も擬人化物のアニメが次々と製作されるようになり[注 15]、少女漫画からも1975年に「なかよし」で擬人化犬ものの『わんころべえ』(あべゆりこ)が登場している。また、1978年には「LaLa」で猫耳ものの『綿の国星』(大島弓子)が登場し、1980年前後には若者の間で猫耳をファッションとして身に着けることが流行して社会現象となった[127]

また世界名作劇場以外でも西洋舞台の作品が登場した。1975年、『なかよし』に『キャンディ♡キャンディ』(原作:水木杏子、漫画:いがらしゆみこ)が登場して1976年にアニメ化され人気となった。また、1979年にはその後番組として東映魔女っ子シリーズからも西洋舞台の「花の子ルンルン」が登場し、その影響などによって「ルンルン気分」という言葉[128]や「ルンルン」という擬音が広く流行した。一方、少年漫画では「ぶりっ子」という言葉が流行し、それに符合する女性アイドル松田聖子が人気となり、女学生にも聖子ちゃんカットが流行となった。松田聖子は1980年代における「少女期の拡大」の典型例とも言われている[129][100]。少女漫画では例えば『りぼん』に『るんるんこりす姫』(みよし・らら、1981年-)が登場している。一方、ぶりっ子が増えることで反ぶりっ子感情も登場し、1981年には現役高校生作家による小説『1980アイコ十六歳』が登場してドラマ化および映画化され、1982年にはそれが週刊マーガレットで少女漫画化されている(作者は飯塚修子)。

また、1980年代初頭には「ウッソー」「ホントー」「カワユーイ」[注 16]の三語が流行し、乱用する人が「三語族」(三語ちゃん)と揶揄されるほどであった[130][131][132][128]。これらは少女漫画にも影響を与えていった。

1970年代中盤よりファッション誌の旅行特集によって女性の個人旅行が人気となり (アンノン族)、1977年にはコンパクトな初のオートフォーカスカメラである(ジャスピンコニカ)(コニカC35AF)が登場して女性にも人気となった。また、1975年にファッション誌「JJ」が登場してニュートラを初めとするブランドブームが起き、1981年にはブランド小説「なんとなく、クリスタル」がヒットしてブランド志向の若者は「クリスタル族」と呼ばれるようになった[133]。少女漫画では1970年代後半より外国を舞台とした作品が減少していき[73]、代わりにセレブ物の『有閑倶楽部』が登場して人気となった。

また、1982年に西武百貨店のキャッチコピー「おいしい生活」がヒットすると、いかに日々の生活を満喫するかという価値観が広まり、フィクションよりも現実世界を追い求める風潮が強まった[134][135]。女性はおいしい生活を求めて男を求めるようになり[134]、「愛人バンク 夕ぐれ族」の登場によって援助交際が増加していった[136]。この頃に青年漫画では「愛人」、ドラマでは「愛人バンク殺人事件」(土曜ワイド劇場内)が登場し、少女漫画でも『愛人志願落第生』(くさか里樹)が登場している。

また1980年には性豪ジャコモ・カサノヴァの伊米合作映画『カサノバ』が日本でも公開され[137]、少女漫画では1983年にタラシヒーローの『(東京のカサノバ)』(くらもちふさこ)が登場して人気となった[138]。「くらもちふさこ」はその後も三股ヒーローの『A-Girl』(1984年)などを出している[139]

また(ヤマハ音楽教室)などによってピアノの普及が進んだことで、ピアノ物の少女漫画も登場し人気となった。これには1975年よりの『オルフェウスの窓』(池田理代子)や、1980年よりの『いつもポケットにショパン』(くらもちふさこ)がある[140]。その後、1985年、若者の「お嬢さまブーム」[注 17][141]が起きてすぐに[142]、ソ連の天才ピアニストのスタニスラフ・ブーニンが来日して人気となり、ブーニンはその追っかけの対象となったとされる(ブーニン現象)[142]

不良ブームも起きている。1968年よりアメリカの暴走族映画の影響を受けて日本映画からも「不良番長」シリーズが登場し、1971年にはスケバン物の「女番長シリーズ」も登場し、1973年にはヤクザ映画まで仁義物ではない「実録シリーズ」(「仁義なき戦い」など)が登場した。1970年代には不良少年がオートバイを手に入れ暴走族となって広域で徒党を組むようになり、また、1970年代後半には中学校高等学校において先生などに対する校内暴力が増えていき問題となった。1980年代にはロングスカートが流行し、「なめ猫」や尾崎豊も登場、不良に憧れる少女が増加していていった。そんな空気の中で、少女漫画では不良ヒーローを据えた『ハイティーン・ブギ』(原作:後藤ゆきお、漫画:牧野和子、1977年-)[143]や『ときめきトゥナイト』(池野恋、1982年-)[144]、暴走族物の『ホットロード』(紡木たく、1985年-)が登場しヒットした[注 18]

また、原宿では1977年に歩行者天国(ホコ天)が設けられ、その後、派手な衣装を提供する「(ブティック竹の子)」やフィフティーズ・ルック(1950年代アメリカファッション[145])を提供する「(ピンク・ドラゴン)」(「クリームソーダ」ブランド[146]など)が開業されると、ホコ天にディスコを踊る竹の子族ロカビリーを踊るローラー族が登場した。その後、原宿のホコ天を巻き込んだバンドブームがあり、少女漫画では『愛してナイト』(多田かおる、1981年)、『(愛の歌になりたい)』(麻原いつみ、1981年)、『プラスティック・ドール』(高橋由佳利、1983年)、『ダイヤモンド・パラダイス[147]槇村さとる、1984年)、『アンコールが3回』(くらもちふさこ、1985年)、『3-THREE-』(惣領冬実、1988年)などのバンド物が登場した。

そのほか、日本でもギャルが台頭した。1975年にアメリカ西海岸(ウェスト・コースト)のスポーツ文化(スキー、テニス、ドライブ、サーフィンなど)を特集する男性誌「POPEYE」が登場して少年に人気となり[148]、1978年には少女向けでもアメリカ西海岸のギャル文化を特集をする「(ギャルズライフ)」(主婦の友社)が登場した[注 19][149]。1980年にはその増刊として少女漫画誌の『(ギャルズコミック)』(後の『ギャルコミ』)も登場している。また、旧来の少女漫画誌でもアメリカ西海岸を舞台したものが多数登場して人気となっていった。これには1978年より「別冊少女コミック」で連載されたサンディエゴ舞台の『カリフォルニア物語』(吉田秋生[150]、1980年より「LaLa」で連載されたロサンゼルス舞台の『エイリアン通り』(成田美名子[150][138]、1981年より「別冊少女コミック」で連載されたロサンゼルス舞台の『ファミリー!』(渡辺多恵子)などがある[150][138]

しかしながらギャルズライフはだんだんヤンキー路線を取るようになっていき、1980年代初頭に新たなギャル雑誌「Popteen」「(キャロットギャルズ)」「(まるまるギャルズ)」などが登場する[151]と、1984年にはギャル雑誌を標的とした図書規制法が立案され、法案が成立しなかったもののギャル雑誌の衰退するきっかけとなった。「ギャルズライフ」はリニューアルして「ギャルズシティ」となったものの約一年で休刊となり[152]、その後、その増刊だった『ギャルコミ』も休刊した。

またスパイ・アクションも台頭している。1964年にスパイ・アクション映画「007/危機一発」が日本でも上映されヒットし、1970年に「007 ロシアより愛をこめて」として再上映されていた。少女漫画では1976年よりスパイ・アクション漫画の『エロイカより愛をこめて』(青池保子)が登場して人気となった[138]ほか、1978年より連載の人気ナンセンスギャグ漫画『パタリロ![138]魔夜峰央)にもスパイのバンコラン少佐が登場している。

1974年には宇宙SFのテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」が登場し、1978年には宇宙SF映画「スター・ウォーズ」が日本でも上映され、宇宙SF物がブームとなった[78]。この頃の少女漫画では『11人いる![78](萩尾望都、1975年-)、『最終戦争シリーズ[78]山田ミネコ、1977年-)、『樹魔・伝説[78]水樹和佳、1979年-)、『ブレーメン5[78]佐々木淳子、1980年-)などのSF物が登場している。

また1970年代後半にはオカルトブームの中から欧米のニューエイジという思想が精神世界という名前で日本にも広まった[153]。少女漫画では1983年に植物の精神世界へと入って戦う『ダークグリーン』(佐々木淳子)が登場している。

狼男のブームも起きている。1980年代初頭にアメリカ映画から「ハウリング」「ウルフェン」「狼男アメリカン」「狼の血族」などの狼男ものが登場し、少女漫画からも1984年に『ムーン・ライティング』(三原順)が登場した。

1970年代前半に中学校と高等学校でのクラブ活動の必修化が行われ、学校では漫画研究会(漫研)部が増えていった。また1974年の高校進学が90%に達している[154]。1975年には漫画批評集団「迷宮」によって「コミックマーケット」が立ち上げられた。コミックマーケットでは当初少女漫画の同人誌が流行していた[155]ものの、新漫画誌の創刊ブームが起きたことで第一世代の作家が『LaLa』などの新興商業誌に流れていったとされる[155]。また少年愛でもコミケの流れを汲むニューウェーブとして「花の24年組」の少年愛路線を引き継いだ耽美派商業雑誌「JUNE」(1978年)[156]や「(ALLAN)」(1980年)[157]が登場した。1980年には『花とゆめ』に漫研および同人誌即売会を舞台にした少女漫画『コミック・フェスティバル』(佐々木倫子)が掲載された[注 20]。一方、コミックマーケットでは作家の入れ替わりによってアニメのパロディ(アニパロ)漫画が台頭し[155][156]、1982年にはアニパロ中心の商業漫画誌「アニパロコミックス」が登場した。アニパロでは少年アニメなどをパロディしたショタ物の「やおい漫画」だけでなく少女アニメなどをパロディしたロリ物の「ロリコン漫画」も登場しており、その流れで生まれた商業ロリコン漫画誌の一つ「(プチ・パンドラ)」(1984年)は後の少女漫画家武内直子にも影響を与えている。

また、同時代には商業漫画でもパロディ物が登場するようになった。少年漫画では「月光仮面」のパロディ漫画「けっこう仮面」(1974年-)などが登場して[158]人気となり、少女漫画でも「伊賀の影丸」のパロディ漫画『伊賀野カバ丸』(亜月裕、1979年-)が登場して[158]人気となった[138]

1970年代より宅配便が発展したり、マイコン技術による多品種小量生産が広がっていき、ビデオウォークマンという個人化的製品がヒット、軽薄短小分衆という言葉が誕生した。1978年に新興誌「クロワッサン」が「女の新聞」としてリニューアルされ[159][注 21]、クロワッサンによって離婚を含めた(シングル謳歌)が流行していった[163][159]。1979年には「キャリアウーマン」が流行語となり[164]、また、同年にはハーレクイン小説の(日本語版)も登場している[164]。1980年には女性向け就職情報誌とらばーゆが誕生し、「とらばーゆする」が流行語となった[165]。1980年代日本の貿易黒字が世界最高になり、1986年の男女雇用機会均等法の施行で女性の職業選択の幅も広がった。そんな中で1980年代半ばにはOL向け女性漫画誌の『オフィスユー』が登場している。

一方、主婦向けのドラマでは「金曜日の妻たちへ」(1983年)や「くれない族の反乱」(1984年)のような不倫物が流行して「金妻症候群」や「金妻する」や「くれない族」が流行語となり[166]、1984年には離婚家庭の増加によって離婚家庭が死別家庭を上回り[167][168]、1985年には小説「(家庭内離婚)」が登場して[169]翌1986年にそれがドラマ化され[170]同語が流行語となり[169]、同1986年には「タンスにゴン」のCMから「亭主元気で留守が良い」というキャッチコピーが登場して流行語となった[171][172]。この頃に大人の女性向けの漫画が成長。レディースコミックヤング・レディースがジャンルとして確立した。

また1980年代に入ると、学校では教師に対する暴力問題が減るに伴って(ネクラに対するいじめ問題)が注目され、1980年代中盤には正義感のあるスケバン物が登場した。ドラマでは『花とゆめ』に連載されていた『スケバン刑事』(和田慎二)が1985年にテレビドラマ化されて人気となり、翌1986年にはその対抗としてオリジナルテレビドラマ「セーラー服反逆同盟」が登場したものの、(後者のコミカライズ)は少年誌となっていた。また1985年には不良少女物の『花のあすか組!』(高口里純)と共に新少女漫画誌『月刊ASUKA』が創刊され、その漫画が(1988年にテレビドラマ化)されている。

また、1983年にフジテレビのゴールデンタイムのドラマ枠「月曜ドラマランド」が登場し、その枠で4コマ漫画や少女漫画のドラマ化が行われるようになった。初期のドラマ化された少女漫画作品には『(あんみつ姫)』(倉金章介)と『うっふんレポート』(弓月光)が存在する。

その後、1985年にはフジテレビで高校生アイドルオーディション番組「夕やけニャンニャン」が始まり、その番組の中でアイドルグループ「おニャン子クラブ」が結成された。デビュー曲の「セーラー服を脱がさないで」がヒットし、この頃にブルセラショップが誕生して90年代に掛けて増えていく。一方、学校ではDCブランドブームによってブレザー型の制服へのモデルチェンジが進んでいった[173]。ドラマ枠「月曜ドラマランド」では「おニャン子クラブ」を起用して少女漫画の『有閑倶楽部』(一条ゆかり)、『(ピンクのラブソング)』(飯塚修子)、『ないしょのハーフムーン』(赤石路代)などがドラマ化された。

1987年には「おニャン子クラブ」から工藤静香がソロデビューを果たして人気となり[174]、少女漫画からは1989年に工藤静香似の主人公の『マリンブルーの風に抱かれて』(矢沢あい)が登場した[175]。また同1989年にはアイドル歌手「田村英里子」がデビューしてそのタイアップテレビアニメ『アイドル伝説えり子』が放送され、そのアニメが(『月刊ASUKA』で少女漫画化)されている(漫画は河原歩)。

また、1981年にはニューハーフの六本木美人「(松原留美子)」がデビューして「ニューハーフ」という言葉が定着した[176]。このニューハーフブーム受けて、少年漫画から同年に「ストップ!! ひばりくん!」が登場し人気となった[177]。少女漫画からは1983年に『前略・ミルクハウス』(川原由美子)が、1986年に『ここはグリーン・ウッド』(那州雪絵)が登場している((男の娘#漫画))。

その他、1980年代には「少年隊」や「光GENJI」などのジャニーズ事務所所属の少年アイドルグループのブームもあり、少女漫画でも『別冊少女コミック』に少年アイドルグループ物の『はじめちゃんが一番!』(渡辺多恵子)が登場している。

『キャンディ♡キャンディ』のような西洋を舞台とした大河的な少女漫画およびそのアニメ化も続いていた。1982年には『週刊少女コミック』に同じく西洋舞台の『ジョージィ!』(原作:井沢満、漫画:いがらしゆみこ)が登場して1983年に「(レディジョージィ)」としてアニメ化され、1983年には『ちゃお』に西洋舞台の『アルペンローゼ』が登場して1985年に「(炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ)」としてアニメ化され、1986年には『ひとみ』に西洋舞台の『レディ!!』(英洋子)が登場して1987年に「(レディレディ!!)」としてアニメ化され、1988年にはその続編アニメの「(ハロー!レディリン)」も登場している。東映アニメーションは「レディレディ!!」を「純粋な少女漫画路線」と評している[178]

また、1970年代のオカルトブームは、1980年代に(前世ブーム)(戦士症候群)となった。少女漫画では1986年にそれをモチーフとした『ぼくの地球を守って』(日渡早紀) が登場して人気となり、その後そのフォロワーとして『シークエンス』(みずき健)などが登場した[179][180][181]。この前世ブームによって少女の(自殺未遂事件)も起きている[179][180][181]

1977年にはイタリアのホラー映画「サスペリア」が、1979年にはアメリカのホラー映画「ハロウィン」が、1981年にはカナダのホラー映画「プロムナイト」が日本でも上映され、また1977年には日本映画からホラーコメディ映画の「ハウス」が登場し、ホラービデオでは1986年にトロマ・エンターテインメントが「(ホラー・パーティ)」を出していた。少女漫画や女性漫画では1985年に朝日ソノラマが「ホラー・オカルト少女マンガ」誌『ハロウィン』を、1986年に大陸書房が「ホラー少女コミック」誌『ホラーハウス』を[182]、1986年に近代映画社が「ファンタスティック&ホラーマンガ」誌『プロムナイト』を[182]、1987年に秋田書店が「100%恐怖コミック」誌『サスペリア』を[182]、1988年に主婦と生活社がホラー誌『ホラーパーティー』を[182]創刊した。

また1980年代後半には『ミステリー La comic』(後のラ・コミック、1985年-)『(ミステリーJour Special)』(1986年)『ミステリーボニータ』(1988年-)『(セリエミステリー)』(1988年)『Mystery I』(1988年)『(BE・LOVE ミステリー)』(1989年-)『Sakura mystery』(後のミステリーサラ、1989年-)などのミステリーと名の付く少女漫画誌や女性漫画誌も多数登場している[182]

そのほか、1970年代後半に欧米でニュー・ウェイヴパンク・ロックインディー・ロックオルタナティヴ・ロックなどのブームが起きており、1980年代には日本でもインディーズレーベルの「ナゴムレコード」(1983年)、「TRANS RECORDS」(1984年)、「(キャプテンレコード)」(1985年)などが登場してサブカル誌「宝島」がそれらを取り上げるようになった。1989年には「宝島」の派生として女性向けファッション誌の「CUTiE」が登場し、そこでは1990年よりサブカル系に生きる少女をテーマとした漫画『東京ガールズブラボー』(岡崎京子)が連載されていた。また、少女漫画誌では1986年に『りぼん』でサブカル系漫画(ガロ系)の影響を受けたと言われるさくらももこがシュールさの残る『ちびまる子ちゃん』の連載を開始した[183][184][185]

また、少年漫画にも高橋留美子を皮切りに女性漫画家が進出、少女漫画の読者層であった少女たちも少年漫画青年漫画を読むことが一般的になっていった。1986年には青年漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」と「コミックモーニング」が週刊誌化され[186]、青年漫画が大きく成長したことによって、くじらいいく子山下和美岡野玲子のように青年漫画を手がける女性少女漫画作家も登場した。これらによって少女漫画の手法や少女漫画的なテーマが少年漫画の世界にも広く普及することになった。

個性の時代

1980年代後半に不動産バブルによるバブル景気が起きたことで、その対策として1990年に土地関連融資の総量規制が行われたが、バブル崩壊が発生し、1990年代は平成不況が続くこととなった。節約ブームが起こり[187]100円ショップが成長し[187]、のちに失われた10年といわれる低迷した過渡期に入る。会社ではリストラや非正規雇用が拡大し、社縁が薄くなっていく。世帯収入の減少と共に共働き世帯が増えて専業主婦世帯の数を上回り[188]カギっ子は一般的となった。1980年代に始まったゆとり教育では1989年の学習指導要領改訂によって「個性重視の原則」が導入され[189]、また新聞では同じ頃より(自分探し)(英語版)という言葉が登場している[190][注 22]

また「テトリス」や「ぷよぷよ」などの落ち物パズルのブームなどによって少女にもゲーム機が普及し、少女漫画のゲーム化や少女漫画誌でのゲームコミカライズが行われるようになり、少女漫画でもファンタジー物が流行した。

1990年代後半にはWindows 95の登場によってインターネットが普及していき、2000年代にはe-Japan構想によって学校教育にインターネットが取り入れられるようになり、携帯電話のインターネット料金定額化(パケット定額制)が行われ、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が普及し、インターネット上での繋がりが増していった。

1990年代にはバトルヒロイン物の少女漫画が流行した。1980年代の美少女ブームの影響を受けて1989年より特撮の東映不思議コメディーシリーズでも(美少女シリーズ)が開始され、その中の一つ「美少女仮面ポワトリン」の影響を受けて、少女漫画からも『美少女戦士セーラームーン』(武内直子)が登場し、アニメ化され大ヒットした。このヒットによって、ギャグ漫画の『赤ずきんチャチャ』(彩花みん)もバトルヒロイン物としてアニメ化されることとなったほか、1990年代後半の魔法少女物のメディアミックス『カードキャプターさくら』(CLAMP)や『スーパードール★リカちゃん』(漫画版は征海未亜)も魔法バトルが中心となっていた。その後の「プリキュアシリーズ」以降はアニメ原作のコミカライズが少女漫画誌に連載されるようになっている。

また中華モチーフの少女漫画も複数登場した。1970年代に日中国交正常化香港映画のブームが起き、1980年代に赤い人民服風の衣装を着たイエロー・マジック・オーケストラ (YMO) が流行し、中国雑貨の人気が上昇していき[191][192]、1987年には「週刊少年サンデー」から高橋留美子の「らんま1/2」が登場して1989年から1992年に渡りアニメ化され女性にも人気となっていたほか、1994年にはDr.コパが火付け役となってインテリアを中心に風水ブームが起きていた[193][194]。また1990年代には少年漫画[注 23]だけでなく少女漫画からも中華モチーフの『ふしぎ遊戯』(渡瀬悠宇、1992年-)や風水バトルの『Dr.リンにきいてみて!』(あらいきよこ、1999年-)が登場してアニメ化された。

1990年代中盤にヒーリングを含む(スピリチュアル・ブーム)が起き、癒し系アイドルが人気となった。少女漫画では1998年に心の傷を癒やすことをテーマとした『フルーツバスケット』(高屋奈月)が登場して2001年にアニメ化されている[195]。またオウム真理教による地下鉄サリン事件で一度廃れた「守護霊」も2005年より江原啓之らが看板のテレビ番組「オーラの泉」によって再興され[196]、少女漫画では2006年に『しゅごキャラ!』(PEACH-PIT)が登場して2007年にアニメ化されている。

その他、1990年代には小動物ブームも起きていた。児童漫画誌連載の「ハムスターの研究レポート」(大雪師走[注 24]によってハムスターブームが起き[197]、学年誌からは1997年に「とっとこハム太郎」(河井リツ子)が登場して『ちゃお』にも掲載され、2000年には『なかよし』にゲーム原作の『どこでもハムスター』(猫部ねこ)が登場した。また1996年には携帯型育成ゲーム機「たまごっち」シリーズが登場して人気となり、1997年より『なかよし』にて『てんしっちのたまごっち』(かなしろにゃんこ)が連載されたほか、1997年にはゲーム「ポケットモンスター」のアニメ版が始まって大人気となり、同年より『ちゃお』にて『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』(月梨野ゆみ) が連載された。2000代前半には『ちゃお』に妖精が主役の『ミルモでポン!』(篠塚ひろむ)が連載されてアニメ化され低学年の人気を得た[198]ほか、宇宙人が主役の『ぱにょぱにょデ・ジ・キャラット』(ひな。)も連載れていた。『なかよし』もこの頃に宇宙人が主役の『どーなつプリン』(猫部ねこ)や、ジンが主役の『よばれてとびでて!アクビちゃん』(上北ふたご)を連載している。2009年にはサンリオのジュエルペットがアニメ化されて人気となり、その後(『ちゃお』や『ぷっちぐみ』や学年誌でコミカライズ)された。

百合のブームも起きている。1990年代の『美少女戦士セーラームーン』の同人漫画では「やおい漫画」の延長として女性同士の同性愛ものが多く登場していた[199]。1998年、少女小説誌「Cobalt」において現代のエス小説とでも言うべき「マリア様がみてる」が登場し人気となり、2003年より『マーガレット』で漫画化され(漫画:長沢智)、2004年にアニメ化された。2003年には「男子禁制」を謳う百合漫画誌『百合姉妹』(マガジン・マガジン)が登場し、2005年にはその実質的後継誌として『コミック百合姫』(一迅社)が誕生している。一方、百合要素のあるスポーツ物では1997年のアニメに「バトルアスリーテス大運動会」が存在していたが、少女漫画でも2004年に『ちゃお』でギャグ物の『スパーク!!ララナギはりけ〜ん』(もりちかこ)が登場している。

また1990年代の少女漫画の夕方アニメ化ブームではそれが男性にも影響を与えており、少女漫画では2005年に『ChuChu』でアニメオタクの義兄をテーマとした『アニコン』(やぶうち優)が登場している。また、2000年代にはバラエティ番組「学校へ行こう!」の「みのりかわ乙女団」に登場した「乙女系男子」という言葉も流行し[200][201]、少女漫画では2006年に『別冊花とゆめ』で『オトメン(乙男)』(菅野文)が登場して[201]2009年にドラマ化され、同年に「オトメン」が流行語となった[202]。またメイド喫茶の流行と共に「萌え」が一般人へも広がって2005年に流行語となり[203]、少女漫画では少年にメイド服を着せた作品が登場した。2006年には『LaLa』でメイド喫茶などを舞台とした『会長はメイド様!』(藤原ヒロ)が(2010年にアニメ化)、2008年には『B's-LOG COMIC』で擬似家族物の『少年メイド』(乙橘)が登場し(2016年にアニメ化)、同2008年には『なかよし』でも萌え少年をテーマとした『萌えキュン!』(桃雪琴梨)が登場している。

またゲーム会社「エニックス」によりファンタジー物を中心とする少年漫画誌「月刊少年ガンガン」(1991年)及びその派生誌「月刊Gファンタジー」(1993年)が登場し[注 25]、1999年にはその派生として少女漫画誌『月刊ステンシル』が登場した。その後、2001年にエニックスお家騒動が起きるとエニックス社員の一部が独立して新会社「マッグガーデン」を立ち上げ、一部の連載漫画もマッグガーデンの新雑誌「月刊コミックブレイド」へと移籍されることとなった。少女漫画では『月刊ステンシル』に連載されていたヒーリング漫画『AQUA』(天野こずえ)が移籍されて『ARIA』となり、2005年にアニメ化されて人気となった。

平成のスイーツブームも起きている。80年代後半のバブル期のフランス料理疲れに次ぐイタ飯(イタリア料理)ブームからデザートティラミスが登場し[204]、平成のスイーツブームが始まった[205][206]。また、1993年開始のフジテレビのバラエティ番組「料理の鉄人」によってパティシエが注目となっていた[206]。少女漫画からは2008年に『夢色パティシエール』(松本夏実)が登場し、その後アニメ化されている。

1990年代にはローティーン向けファッションの流行も起きた。1980年代後半よりローティーン向けファッション雑誌ピチレモン」が登場し、次いで登場したナルミヤ・インターナショナルの子供服ブランド「mezzo piano」や「エンジェルブルー」が人気となり、1990年代にはハナコジュニア世代を中心に幼い頃からファッションに興味を持つ少女が増えていった[207]。この世代は状況に見合った格好をしつつもリボンやレースなどの女性的なものを好んでいるとされる[207]。しかしながら少女漫画誌でこれら子供服ブランドとのタイアップ漫画が行われたのは2000年代に入ってからであった。ちゃおは2002年よりmezzo pianoとのタイアップ漫画『シンデレラコレクション』(今井康絵、2002年 - 2004年)を、なかよしは2007年よりエンジェルブルーとのタイアップ漫画『夢みるエンジェルブルー』(白沢まりも・2007年 - 2009年)を連載した。しかしながら、エンジェルブルーブランドは2010年に休止となった。

1977年より男児向け食玩シールの「ビックリマン」が登場してブームとなり男児の間で「シール交換」が人気となっていった[208]が、ビックリマンは女児も収集を行っていたとされる[209]。少女漫画では1991年より『ぴょんぴょん』でビックリマンを基にした『愛の戦士ヘッドロココ』(藤井みどり)が連載されている[注 26]。また一般的なシールの交換も行われており[209]、コレクションするためのシール帳も人気となっていった[210]

1995年に自撮りマシンのプリント倶楽部(プリクラ)が登場すると若者においてプリクラ交換をコミュニケーションに使うコギャルが誕生し、コギャルを取り上げる新興ファッション誌「egg」も登場してコギャルの流行が拡大していった。一方、テレビ東京の番組「ボディボディ」では「不思議ちゃんの世界」のコーナーで(不思議ちゃん)を紹介しており、不思議ちゃんも話題となっていた。少女漫画では同年の『りぼん』にコギャルと不思議ちゃんの対比を行う『ご近所物語』(矢沢あい)が登場した[211]。その後も現実の若者ファッションやカルチャーに連動した子供向け漫画として、1998年に『りぼん』で(白ギャル)モチーフの『GALS!』(藤井みほな)が[212]、2009年に『ちゃお』で(姫ギャル)モチーフの『姫ギャル♥パラダイス』(和央明)が、2014年に『ちゃお』で原宿系モチーフの『てぃんくる☆コレクション』(和央明)が登場している。

また、1980年代後半から1990年代前半にかけて第3次ディスコブームが起こっており、便利屋男「アッシーくん」や彼氏候補「(キープくん)」と共にボディコンファッションが注目となっていた。女性漫画誌『Judy』では1990年代初頭に『ボディコン刑事』(井上恵美子)が登場し、少女漫画誌『りぼん』では1993年に『スパイシー☆ガール』(藤井みほな)が登場した。また1990年代にはスーパーモデルが世界的ブームとなり[213]、1994年には『りぼん』でモデル物の『パッション♡ガールズ』(藤井みほな)が登場した[214]。その後、ハイティーン向けファッションでは1990年代末から2000年代初頭にかけて「CUTiE」派生の『CUTiE Comic』、「Zipper」派生の『Zipper comic』などファッション誌派生の少女漫画誌が登場した[215]もののこれらは短期間で終了し、連載されていた漫画はヤングレディース誌に吸収されている。また1990年代後半にはフジテレビの本社移転に伴ってお台場が有名となり、前述の『GALS!』でもお台場が登場し、また『なかよし』でも2001年に連載として『ODAIBAラブサバイバル』(原作:小林深雪、漫画:白沢まりも)が登場した。

アイドルでは、1990年代後半にバラエティ番組出身のユニット「ポケットビスケッツ」が小学生に人気となって社会現象となっていた[216][217]。次いで2000年代には「ミニモニ。」「ピポ☆エンジェルズ」などの子供向けアイドルが登場し、女児向けアーケードゲームでは2000年代半ばに「オシャレ魔女♥ラブandベリー」を初めとするコーデバトルものが登場して流行となり、2001年よりe-karaなどのカラオケ玩具の登場およびタイアップもあって[218]、女児向けの少女漫画では女性アイドルもののメディアミックスのオリジナル作品やコミカライズ作品が増えていった。これらの代表的なものには『(ミニモニ。やるのだぴょん!)』(もりちかこ)、『ぴちぴちピッチ[218]花森ぴんく)、『きらりん☆レボリューション』(中原杏)、『(プリティーシリーズ)』、『(アイカツ!)』シリーズがある。

2000年代には那須博之が「モーニング娘。」起用による『美少女戦士セーラームーン』のドラマ化を構想し[219]、その構想は実現しなかったものの2003年に美少女戦士セーラームーンのテレビドラマ化が行われ、それを皮切りに2005年には過去の名作に当たる『アタックNO.1』の(テレビドラマ化)および『花より男子』の(テレビドラマ化)が行われ、2007年には『ちびまる子ちゃん』のテレビドラマ化も行われている。

また2000年代には電撃文庫などのライトノベルブームが起きており[220]、2005年には『LaLa』で『しにがみのバラッド。』のコミカライズが行われたほか、2006年には電撃文庫の女性向け作品『リリアとトレイズ』のコミカライズが中心のガールズコミック誌『comic SYLPH』(後の『シルフ』)も登場した。また2000年代後半には動画投稿サイトニコニコ動画」が人気となり、2006年にヒロインが「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶ」ことを目指す[221]ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」が深夜アニメ化された際は動画投稿サイト上でハルヒダンスが流行し[222]、2007年にボーカロイド初音ミク」が登場した際は動画投稿サイト上でボカロソングが流行となった。2010年代にはボカロソングを基にした商業ボカロ小説が登場し10代の少女に人気となっていった[223]。少女漫画では2010年代にボーカロイド中心の少女コミック誌『ミルフィ』が創刊された[224]ほか、女性向け少年漫画誌の「月刊コミックジーン」でもボカロ小説のコミカライズが行われていた。旧来の少女漫画誌でも『ミラクル♪ミク』(琴慈)や『ミライチューン』(染川ゆかり)などのボーカロイド漫画が登場している。しかしながら、その後ネット文化がPC中心からスマートフォン中心へと移行したことによってボカロ小説のブームは収束していった[225]

中高生向けの音楽では、ミュージック・ビデオの普及と共に、宝塚歌劇団を参考にした「昔の少女漫画」のような耽美派バンド「MALICE MIZER」などのヴィジュアル系バンドが登場し[226]、それにより(ヴィジュアル系バンドのコスプレ)[227]やヴィジュアル系バンドの同人「やおい」漫画が流行した[228]。耽美派雑誌『JUNE』の発行元マガジン・マガジンも『JUNE』的なムック本である『(MALICE MIZER 耽美実験革命)』を出版している[229]。また少女漫画でもヴィジュアル系の人気を受けて『快感・フレーズ』(新條まゆ)や『NANA』(矢沢あい)が登場し、どちらもテレビアニメ化されている。一方、インターネットでは中学2年生ごろに発生する思春期特有のひねくれを意味する「中二病」という言葉が広まっていき[230]、ヴィジュアル系も一過性の中二病の一つとして解釈されるようになっていった[231]

その後、音楽物では少女漫画誌との関連の薄い部活学園物の深夜アニメが人気となっていった。2009年に部活ガールズバンド物の(萌え4コマ)「けいおん!」がアニメ化された際には女子高生にバンドブームや制服ブームが起こり[232][233]、2013年に美少女スクールアイドルもののメディアミックス「ラブライブ!」がアニメ化された際もその女性人気が高まることとなった[234]。少女漫画の中高生の音楽物では2013年に男女混合バンドの『覆面系ノイズ』(福山リョウコ)が登場した(2017年にアニメ化)。また、動画投稿サイトにおいて歌い手や踊り手の動画が流行し、2014年には踊り手漫画の『バディゴ!』(黒崎みのり)が登場した(2016年に一部がアニメ化[235])。

また、1990年前後にはOLのオジン化((オヤジギャル))が指摘されており[注 27][236][237][238]、ドラマでもオヤジギャルが主役の「キモチいい恋したい!」が登場し、週刊誌SPA!」連載の漫画にもオヤジギャルを題材とする「スイートスポット」(中尊寺ゆつこ)が登場した。この頃にはOL向け4コマ誌『(まんがハイム)』(徳間オリオン)および『まんがタイムスペシャル』(芳文社)が登場している[239][注 28]

一方、1994年前後には漫画をあまり取り扱わない出版社による漫画誌への参入も目立っており[240][241]、これら漫画誌は上の世代の著名漫画家を揃えていたもののどれも失敗に終わっている[240][241]。例えば少女漫画誌以外ではマガジンハウスの「COMICアレ!」や文芸春秋の「コミック'94」やNHK出版の「コミックムウ」が、少女漫画誌ではソニー・マガジンズの『きみとぼく』が登場した[240][241]

また1990年代には携帯電話が登場してそのマナーが問題となっていき[242]、2000年には公共広告機構(現ACジャパン)のCMによってマナーを守らない人を意味する「ジコチュー」(自己中)が流行語となった[243]。少女漫画では2002年に『デザート』で『自己chuラヴァーズ』(いしだ絵里)が登場した。2006年には乙女ゲームの『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss』で「セカンドキスシステム」(通称「事故チュー」)が搭載され[244][245]、またいつからかより少女漫画でも事故的なキスに「事故チュー」という語が使われるようになっていった[注 29]

また、1999年代末からは「カリスマ美容師ブーム」が起きた[246][247]。テレビからは1999年に美容師対決番組「シザーズリーグ」が[246][247]、2000年に美容師との恋愛物のテレビドラマ「ビューティフルライフ」が登場し[246]、同2000年には少年漫画から美容師物の「シザーズ」が登場し、少女漫画でも2003年に『ちゃお』で美容師物の『ビューティー・ポップ』(あらいきよこ)が登場した。また、「カリスマ美容師ブーム」に乗じて「カリスマ店員」や「カリスマホスト」も話題となっていき[247]、同じく1999年代末にはホストクラブも人気となった。女性漫画誌「YOU」に連載された「ごくせん」では文化祭でホストクラブをする話が登場し、少女漫画でも2002年に『LaLa』で『桜蘭高校ホスト部』(葉鳥ビスコ)が登場した(2006年にアニメ化)。

女性向けゲームでは1994年に「アンジェリークシリーズ」が、2000年に「遙かなる時空の中でシリーズ」が登場し、『月刊Asuka』や『LaLa』などのファンタジーに強い少女漫画誌でコミカライズされるようになった。2002年、女性向けゲーム誌「B's-LOG」が登場し、2005年にはその派生としてゲームコミカライズが中心のガールズコミック誌『B's-LOG COMIC』が誕生した。2006年、ケータイ小説提供会社の「ボルテージ」が女性向けモバイルゲームへと参入して「リアル系乙女ゲーム」として人気となり[248]、少女漫画では『B's-LOG COMIC』でその中の一つ『恋人はNo.1ホスト』が漫画化されている(漫画はヤマダサクラコ)。2010年代には乙女ゲームから『うたの☆プリンスさまっ♪』などの男性アイドルを育成するものが登場し、また、女児向けの女性アイドル物からも派生として『KING OF PRISM by PrettyRhythm』などの男性アイドルものが登場し、それらは少女漫画誌でコミカライズされるようになっている。

また、1980年代後半にはレディースコミックに過激な性描写が増えて人気となり[249]、それに連動する形でテレフォンクラブが広まっていった[249]。その後、バブル崩壊による家計収入の減少[250]と共に若年層にも援助交際が浸透し、1990年代半ばには10代向けの性漫画であるティーンズラブ (TL漫画) 雑誌が登場、「少女コミック」などの少女漫画誌でもそれらに引きずられる形で性描写が増加していった。2006年には歌手の倖田來未によって「エロカッコイイ」「エロカワイイ」が流行語となった[251]

また携帯電話の普及によって2000年代中盤にはケータイ小説がブームとなり[220]、2007年には双葉社によってケータイ小説サイト「魔法のiらんど」のコミカライズ雑誌『(COMIC魔法のiらんど)』が創刊された[252]。しかしながらケータイ小説サイトはスマートフォンの登場によって下火となっていったとされる[253]。2011年、角川系のアスキー・メディアワークスは「魔法のiらんど」の運営会社を買収して吸収し[254]、アスキー・メディアワークスは独自コミカライズレーベル『魔法のiらんどCOMICS』を立ち上げた。一方、旧来の少女小説レーベル「コバルト文庫」(集英社)も2010年に増刊としてコミカライズ雑誌『Comic Cobalt』を立ち上げた[255]ものの成功せずに終わっている。

一方、2000年代には純愛ブームも起きている。2000年代前半には恋愛小説およびその実写化で「世界の中心で、愛をさけぶ」(セカチュー)や「いま、会いにゆきます」(イマアイ)のような純愛物が流行し[256]、前者は『プチコミック』で(漫画化)され(画は一井かずみ)、後者は女性誌「女性セブン」で(漫画化)された(画は(川島彩))。少女漫画では2003年より『Betsucomi』に純愛物の『砂時計』(芦原妃名子)が登場し[257]、セカチュー及びイマアイの実写化を行ったTBSテレビは2007年に昼帯のテレビドラマ(昼ドラ)でも「純愛で勝負する」としてその『砂時計』の(昼ドラ化)を行っている[258][259]

2000年代後半には別冊マーガレット連載の『君に届け』(椎名軽穂)や『ストロボ・エッジ』(咲坂伊緒)などのピュアストーリー物が人気となった(前者は(2009年にアニメ化))。2010年代にはボーカロイド界隈から「スキキライ」や「告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜」などの青春系ソングの人気クリエイターユニット「HoneyWorks」が生まれ[260]、人間のボーカルを迎い入れた後[注 30]もその楽曲の小説化が続いていった(通称:ハニワ小説)。一方、別冊マーガレットでも「青春に乗る」を意味する『アオハライド』(咲坂伊緒)が登場して人気となり、アニメ化の際にはHoneyWorksがその主題歌を務めている。また、実写映画でも青春モノの「キラキラ映画」が流行し少女漫画の実写映画化が活発となったものの、2010年代末には過剰供給となって衰退していった[261][262]

また、1987年より始まった恋愛バラエティ番組「ねるとん紅鯨団」によって全国でお見合いパーティが開かれるようになっており[263]、そのパーティーで多くのダメ男と遭遇した漫画家の倉田真由美は2000年よりその経験を活かして漫画「だめんず・うぉ〜か〜」を週刊誌「SPA!」に連載し[263]、それが(2002年と2006年にドラマ化)された。『プチコミック』でも2015年よりダメンズ物の『深夜のダメ恋図鑑』(尾崎衣良)が連載された((2018年ドラマ化))。

オカルトでは2006年よりブログにおいて「都市伝説」の用語の使用が増加し[264]、2007年にはテレビ番組から「やりすぎ都市伝説」が登場した。同2007年にはオリジナルテレビアニメから電脳空間と都市伝説をテーマにした『電脳コイル』も登場し、ちゃおで少女漫画化された(作者は久世みずき)。また、ソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) の普及と共に社会的要素の強いソーシャルゲームが広まっていき、2009年には海外のマフィア抗争ソーシャルゲーム「Mafia Wars」を元にした国産ソーシャルゲーム「怪盗ロワイヤル」が登場して人気となり[265]、(『Cookie』で少女漫画化)されている(作者は(菅野紗由))。2011年には児童文庫にソーシャル型デスゲーム物の「(オンライン!)」が登場して人気となり[266]、その後も児童文庫ではデスゲーム物が定番となっていった[266]が、少女漫画でも2012年に『なかよし』でデスゲーム物の『出口ゼロ』(瀬田ハルヒ)が登場している[267][268]

テレビドラマでは、2014年にダブル不倫ものの「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」が注目され「昼顔妻」という言葉が流行した。一方、 ヤング・レディース漫画のダブル不倫物『あなたのことはそれほど』(いくえみ綾)も2017年にドラマ化されたものの、コンセプトの違いから昼顔ほどは人気とならなかったとされる[269]

また2004年〜2005年には男女雇用機会均等法の第一世代において自分一人だけで贅沢をするという「おひとりさまブーム」が起き[270]、2005年には「おひとりさま」が「2005年ユーキャン新語・流行語大賞」の候補として選出された[271]。しかしながらその後「おひとりさま」という言葉が広がっていく過程で、贅沢以外でも一人で過ごすことが人気となっていったとされる[270]。少女漫画では2006年に『Kiss』の増刊として『Beth』が創刊され、そこで『おひとり様物語』(谷川史子)が登場した(『Beth』休刊後は『Kiss』へと移籍)[272]ほか、『Sho-comi』の編集長によれば2012年〜2013年ごろより若い作家の手によって「ぼっち好き」のヒロインが増えていったとされる[273]

その他、生涯未婚率の上昇に伴い、結婚の是非を問うヤングレディース漫画も登場した[274]。2011年にテレビドラマ「家政婦のミタ」がヒットして家政婦が注目されるようになり、2012年にはヤング・レディース誌『Kiss』において契約結婚により家政婦となる『逃げるは恥だが役に立つ』(海野つなみ)が登場して人気となった。2014年には同誌で行き遅れ物の『東京タラレバ娘』(東村アキコ)が登場して人気となり、両作品はドラマ化されていった[274]。その他、家政夫物も人気となった。2016年にテレビドラマから女装家政夫物の「家政夫のミタゾノ」が登場し、同年に電子書籍サイト「コミックシーモア」の女性向けコミック誌『(恋するソワレ)』から家政夫物の『家政夫のナギサさん』が登場した(2020年にドラマ化)。

また、少女漫画や女性漫画のWebコミックサイトも登場した。ヤングレディース誌『FEEL YOUNG』の公式Webサイト(FC Web→フィーヤンネット)では多数の(Web連載)が行われるようになり『ラブリー!』(桜沢エリカ)などがそのサイトに移籍されたほか、2006年に開始された講談社の無料Web漫画サイト「MiChao![275]では女性向けコーナーが設けられ『最終戦争シリーズ』(山田ミネコ)の最新作が「MiChao!」で連載されるようになった。2009年には少女向け漫画誌『ウィングス』の派生としてWebコミックサイト『WEBウィングス』も開始された[276]。2013年には集英社の電子少女漫画アプリ『マーガレットBOOKストア!』(後の『コミックりぼマガ』[277])が登場し[278]、そのアプリ内では新作の提供を行う『マーガレットchannel』(後の『デジタルマーガレット』[279])も設けられた[278]。その後も漫画誌派生のWebコミックサイトは多数登場している。

少年漫画誌の少女漫画受け入れ

スクウェア・エニックス少年ガンガン系列の少年漫画誌では元々女性作者が多く、女性作者で女主人公の恋愛要素のある少年漫画も存在していた[注 31]が、Web漫画が商業化される時代になると女性作家のWeb恋愛漫画も少年漫画として商業化するようになった[注 32]。この姿勢はWeb小説のコミカライズが流行した以降も継続している[注 33]

また集英社も2015年より『花より男子』(神尾葉子)の続編『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(神尾葉子)を少年漫画誌派生のWebサイト「」で連載するようになり((2018年ドラマ化))、小学館でも少年サンデー系列のWeb雑誌「裏サンデー」(アプリ版はマンガワン)の派生として2016年に『裏サンデー女子部』を登場させている[280]。講談社も2017年より別冊少年マガジンに女性作家の女主人公の恋愛物である「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(原作:岡田麿里、作画:絵本奈央)を載せたり、ガールズコミック誌『ARIA』廃刊後の2018年より乙女ゲームのコミカライズ作品『(遙かなる時空の中で6)』(水野十子)を少年マガジンエッジへと移籍させたり[281]など、少年漫画誌で男性向け女性向けにこだわらない姿勢を取るようになってきている。白泉社も2017年に少女漫画と青年漫画を同居させたアプリの「マンガPark」を配信した。

21世紀インターネット普及時代に入って、雑誌や媒体のさらなる多様化と時代の思考の変化などもあり、かつて男性向けとは異なる媒体と手法を持ち、女性漫画の別名であり中心だった少女漫画は、2020年代現在では多くの隣接分野との境界の薄い、漫画界の連続的な一領域と化している。

推しの時代

2010年代後半より(人に対するトリセツ本)が多数出版されるようになり、女児向け教育本でも「女の子のトリセツ」「女の子のトリセツ トキメキdays」(ミラクルガールズ委員会)[282]、「かわいいのルール」「こころのルール」(はぴふるガール編集部・漫画:(双葉陽))などが登場し人気となっていった[283][284]。少女漫画誌からも2020年に『JSのトリセツ』(雨玉さき)が登場している。

一方、動画サイトでは元々YouTuberが流行となっており、動画投稿者は小学生の憧れの職業となっていた[285]。また子供YouTuberも「キッズライン♡Kids Line」のこうくんねみちゃんや「HIMAWARIちゃんねる」のまーちゃんおーちゃんなどが登場し人気となっていった[286][287][288]。少女漫画では2018年にメディアミックスから動画配信をモチーフとした『キラッとプリ☆チャン』が登場し[285]、(『ちゃお』や『ぷっちぐみ』でコミカライズ)されている(ちゃお版は辻永ひつじ、ぷっちぐみ版は菊田みちよ)。

また2016年にはキズナアイを始めとするバーチャルYouTuber (VTuber) が誕生して人気となり[289]、2018年にはサンリオからバーチャルタレント「(となりの研究生マシマヒメコ)」が[290]、2019年にはちゃおから怪談VTuber「(依ノ宮アリサ)」が登場している[291]。少女漫画では2020年にVTuber物の『(青のアイリス)』(やぶうち優)が登場し[292]人気となった[293]

一方、上の世代では「推し」文化の時代となった[294]。「推し」という言葉は元々「ハロー!プロジェクト」(ハロプロ)の女性アイドルに対して使われていた[注 34][295][296]が、その後、身近を売りにしたAKB48地下アイドルのブームで他へと広まっていき[296][297]、果てはホストにまで使われるようになった[297]。また、推し活する女性の着ていたファッションが地雷系・量産型として流行した[298][299][300]。そんな中で女性向け漫画として[301]明日、私は誰かのカノジョ』(をのひなお)が登場し人気となり[302][303]、2022年に深夜ドラマ化された。また、2017年にYouTubeに投げ銭機能「スーパーチャット」が登場することで推しに直接貢ぐことが可能となり[304]、オトナ女子向け漫画ではそれをテーマにした『ガチ恋粘着獣』(星来)が登場している(2023年深夜ドラマ化)。2020年には小説から「推し、燃ゆ」が登場して中学生以上に人気となっていき[305]、2021年には『花とゆめ』で『多聞くん今どっち!?』((師走ゆき))が、2022年には『マーガレット』で『神推し! イケメンソウ』(川又宙子)、『りぼん』で『推しと青春しちゃっていーですか!?』((神田ちな))と『推しぴ症候群』((小林ユキ))、『なかよし』で『キミしか推せない!』((咲良香那))、『花とゆめ』で『推しに甘噛み』(鈴木ジュリエッタ)、『別冊マーガレット』で『推しにガチ恋しちゃったら』(春江ひかる)が登場している。

また、(パパ活)や裏垢[306]がブームとなり、少女漫画では『堕欲~パパ活貧困女子~』(桜井美也)や『裏アカ破滅記念日』(桜井美也)が登場している。

また、サンリオではテレビアニメ「おねがいマイメロディ」の悪役として生み出されたクロミが継続的に人気となっていき[307]、ディズニーでも2015年ごろよりヴィランズブームを起こしていった[308]。2016年にサンリオと集英社系のWeb漫画サイト「イチゴミン」がリリースされ[309]、そこでクロミを主人公とした「おかしなクロミちゃん」(かのえゆうし)が連載されるようになった[310]ものの、このサイトは2019年に更新停止となっている[311]。その後、前述の地雷系コーデと共にクロミのアイテムが定番となっていき[312]、2023年にはクロミのショートアニメ「KUROMI'S PRETTY JOURNEY」も登場した[313]。ゲームではFortniteなどのバトルロワイヤルゲームやIdentityV 第五人格など非対称対戦ゲームが流行し[314][315]、2022年にはサンリオからも非対称性対戦ゲームの「ミラクルマッチ」が登場して話題となった[316]。一方、漫画では主人公が魔法少女の敵となって魔法少女と対立するものが数多く登場しており((魔法少女#2000年以降)参照)、少女漫画からも2013年に『花とゆめ』で『(ブラックハートスター)』(中村世子)が、2017年に『りぼん』で『アクロトリップ』(佐和田米)が登場し、後者は2024年アニメ化予定となっている。

またヤンキーブームの再興も起きている。2019年に少年漫画「鬼滅の刃」のアニメ化による少年漫画ブームが起き、2020年に少年漫画「呪術廻戦」がアニメ化されて人気となり、その後、2021年にヤンキー物の「東京卍リベンジャーズ」がアニメ化及び実写映画化されて人気となった。その後、ドラマでもWeb漫画原作の恋愛物「(恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜)」や少年漫画原作の青春物「(ナンバMG5)」などのヤンキー物が登場し、少女漫画からもヤンキーヒーローの『ひかえめに言っても、これは愛』(藤もも)が登場して人気となっている[317]

恋愛では少子化の進行により架空の強制結婚制度をテーマとしたものが多数登場した。2017年には架空の「超・少子化対策基本法」をテーマとした少年漫画「恋と嘘」が少女マンガのような設定に改変された上で(実写映画化)され[318]、2018年には架空の「抽選見合い結婚法」をテーマとした長編小説「結婚相手は抽選で」がテレビドラマ化され[319]、少女漫画からも2020年に架空の「ニート保護法」をテーマとしたLINEマンガ連載の少女漫画『マリーミー!』(夕希実久)がテレビドラマ化されている[320]。また、強制夫婦物の学園物も登場している。2018年には青年漫画から「夫婦実習」をテーマとした「夫婦以上、恋人未満。」が登場し[321](2022年アニメ化)、 2019年には子供向け少女漫画でも「一攫千金婚校」をテーマとした『初×婚』(黒崎みのり)が登場して人気作となった[322]

一方で、実録を中心にマッチングアプリ物の流行も起きている。2017年にTwitterアカウント「暇な女子大生」が話題となってドラマ化され[323][324]、2018年には青年漫画から「来世ではちゃんとします」が、2019年にエッセイ漫画から「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」が登場して、どちらも2020年にドラマ化された[325][324][326]。Web漫画では2017年に「出会い系サイトで妹と出会う話」がTwitterで10万いいねを超える話題作となり[327]、少女漫画でも2020年に『ラバーズハイ~親友の彼氏とマッチングしてしまった~』(原作:永塚未知流、漫画:安斎かりん)が登場している。

マンガアプリでは元々男性向けと女性向けを同居させたものが主流となっていたが、2018年より『Palcy』(講談社・2018年-)、『マンガMee』(集英社・2018年-)などの女性向けに特化したマンガアプリも配信されるようになった。また清涼飲料水のテレビCMでは昔より青春物が定番となっていた[328]が、逆に青春もののコンテンツでも「炭酸感」のあるものが多数登場した。少女漫画では2016年に『りぼん』で『ハニーレモンソーダ』(村田真優)が登場して人気となって2018年には『マンガMee』でもそれが再掲連載されるようになり[329]、2020年には競合の『Palcy』からも『微炭酸なぼくら』(フクシマハルカ)が登場している[330]。2021年にはWeb漫画出身の“超微炭酸系”恋愛少年漫画「ホリミヤ」がアニメ化・ドラマ化・実写映画化され[331][332]、同年にはオリジナルアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」も上映され、更に同年には前述の少女漫画『ハニーレモンソーダ』も実写映画化されている。

しかしその一方で、テレビドラマや日本映画では「恋愛離れ」が進んでいるとされる[333][334][335]。少女漫画では長らく恋愛が中心となっていたが、2020年に『りぼん』の編集長はインタビューで「漫画家志望の若者が『自分が描きたいのは恋愛じゃないから、少年漫画に投稿しよう』と考えること。その先入観は払拭したいです。」と述べている[336]

なお人気の難病モノは恋愛要素が残っているとされる[335]が、その中でも特に盲聾物が人気となっていった。早くは2016年に少年漫画の「聲の形」がアニメ映画化されて話題となっており、2022年にはオリジナルドラマから「silent」が登場してコア視聴率(13~49歳の視聴率)で 5% 超え(20人に1人以上)を獲得し[337]、2023年には同じくオリジナルドラマから「星降る夜に」も登場した。少女漫画では2019年に『デザート』から『ゆびさきと恋々』(森下suu)が登場して人気となり2021年にミュージカル化されている[338]

また、2018年には「マンガボックス」連載の不倫される側をテーマとしたヤングレディース漫画『ホリデイラブ 〜夫婦間恋愛〜』(こやまゆかり)がテレビドラマ化されて「サレ妻」が流行語となり[339]、『マンガMee』でも不倫の代償を描いた『サレタガワのブルー』(セモトちか)が人気となって2021年にテレビドラマ化された[340][341]。また同2021年には『マンガMee』が「マンガMeeジャンル大賞」を創設し、「不倫・結婚生活」ジャンルの漫画の募集を開始した[342]

モデルものでは『ちゃお』において専属モデルのちゃおガールをテーマにした読み切りが登場しており、2020年に『ミラクルモデルデビュー』として単行本化されている。また子供向けアイドルでは2016年に『ちゃお』が「ちゃおガール」の中から「Ciào Smiles」を結成していたものの、メディアミックスは行われず2021年に活動終了となっている。一方、2017年に『ちゃお』や『ぷっちぐみ』から実写ドラマとのメディアミックスの『ガールズ×戦士シリーズ』が登場し、その俳優から2019年にアイドルユニット『Girls²』が、2021年にアイドルユニット『Lucky²』が結成され、『ちゃお』では2020年に「Girls²」をモチーフとした実写ドラマとのメディアミックス『ガル学。』(漫画はおりとかほり)が、2022年に「Lucky²」をモチーフとした実写ドラマとのメディアミックス『(ガル学。Ⅱ〜Lucky Stars〜)』(漫画は同左)が登場した。

またダンスブームも起きている。2016年にはドラマ版「逃げるは恥だが役に立つ」のエンディングに使われた「ダンス」がYouTubeで流行し[343]、2017年にはショートムービー投稿サイト「TikTok」が日本にも上陸してダンスのショートムービーがブームとなった[344]。少女漫画では2020年に『ちゃお』でダンス物の『夜からはじまる私たち』(ときわ藍)が登場したほか、2022年には子供向け実写ドラマでも「ガールズ×戦士シリーズ」の後継としてダンス物の『リズスタ -Top of Artists!-』が登場し、(『ちゃお』や『ぷっちぐみ』でコミカライズ)された(ちゃお版は(くろだまめた)、ぷっちぐみ版は今井康絵・ハラミユウキ)。しかしながらリズスタは2023年に終了となり、女児向け特撮枠は消滅した。

また2000年前後には夜行性ブームも起きている。ヨルシカずっと真夜中でいいのに。YOASOBIなどの夜好性バンドが登場して人気となっていった[345]ほか、2019年にはヒップホップ・ユニットのCreepy Nutsよふかしのうたをリリースした。少年漫画からは同2019年に「よふかしのうた」が登場して2022年にアニメ化され、少女漫画では前述の『夜からはじまる私たち』が登場したほか、2023年にちゃおで YOASOBI の幾田りらとのコラボまんが『ロマンスの約束』『サークル』が掲載された(漫画はまいた菜穂[346]

その他、音楽ものでは歌劇ものが人気となった。2012年、青年漫画誌「ジャンプ改」に『かげきしょうじょ!』(斉木久美子)が登場し、同誌休刊後の2015年に少女漫画誌『MELODY』へと移籍したほか、2016年には人気少女漫画『学園アリス』の続編として『歌劇の国のアリス』(樋口橘)も登場していた。2018年、ブシロードよりメディアミックス「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」が登場して人気となり、2021年には『かげきしょうじょ!!』もアニメ化された。

ホラーでは児童文庫から「5分後に意外な結末」(学研、2013年-)や「(5分シリーズ)」(エブリスタ/(出書房新社)、2017年-)のような多数のどんでん返し小説群[注 35]が登場して人気となっていき[305]、2022年には(前者が深夜ドラマ化)されている。少女漫画では2021年より『ちゃおコミ』で「1話3分シリーズ」の『こわい家、あります。くらやみくんのブラックリスト』が漫画化され(漫画は姫野よしかず[347]、2022年には前述の『5分後に意外な結末』が『なかよし』の付録や『Palcy』でコミカライズされ[348][349]、同年より『りぼん』でもオリジナルの『3分後に○○する話』(武内こずえ)が連載されるようになった。

また、サバサバを自称しながらネチネチしている自称サバサバ女(自サバ女)が注目されるようになった。早くは2011年より週刊誌「SPA!」で連載された「アラサーちゃん」に登場しており[350]、(2014年にドラマ化)されている[350]。またその後も2019年よりマンガワンで連載の『ブラックガールズトーク』(マキノマキ)[351]、同じく2019年よりツイッター上で連載された[352]の『彼氏の周りに湧くウザい女たち』(染井ロキ)[353]、2020年よりめちゃコミックで連載の『ワタシってサバサバしてるから』(原作:とらふぐ、漫画:江口心、(2023年ドラマ化))[354]などが登場した。

またマジョリティから外れたサブカルを好む若者を描いた物も再流行している[355]。映画からは2021年に「花束みたいな恋をした[355]や「明け方の若者たち[356]が登場し、青年漫画からも同年に「まじめな会社員」が登場した[357]。少女漫画では2015年には既に『Kiss』で読み切りとして『(アレンとドラン)』(麻生みこと)が登場し[358]、2016年より連載化されている。

また青春とSFを組み合わせたものも再流行した[359]。2012年より別冊マーガレットで連載され2014年に青年誌に移籍した『orange』(高野苺)が2015年に実写映画化された後2016年にテレビアニメ化およびアニメ映画化され[360]、同2016年にはオリジナルアニメ映画から新海誠の「君の名は。」も登場し、どちらもヒットした[359][361]。また百合SFもブームとなっており、2018年にはSF誌「SFマガジン」の百合特集が発売前に重版される[362]などしていた。少女漫画誌からは2022年に超本格SF新連載として『ちゃお』で『2人はS×S』が登場した[363]

平成以降に始まった作品の本誌でのリバイバルも行われるようになった。早くは2015年に『りぼん』本誌で10年ぶりに「めだかの学校」の続編作『めだかの学校 2限目!』が登場した[364]。2016年には『なかよし』本誌で「カードキャプターさくら」の続編作『(カードキャプターさくらクリアカード編)』が登場して2018年よりアニメ化されている。その後も『なかよし』では「東京ミュウミュウ」の男版『(東京ミュウミュウ オーレ!)』や「ぴちぴちピッチ」の次世代作『ぴちぴちピッチaqua』[365]が本誌で連載されるようになった。

また2019年より始まるコロナ禍での休校およびGIGAスクール構想下でのオンライン授業によって2021年には小学生にもタブレットやパソコンが普及した[366]。2020年には各社が休校への支援として一時的に有料コンテンツの無料公開を行い[367]、少女漫画でも多くの雑誌の無料公開が行われた[367]が、その後、子供向けのWeb漫画サイトが登場していった。例えば児童書ポータルサイト「ヨメルバ」では児童文庫レーベル「角川つばさ文庫」の小説「絶体絶命ゲーム」や「四つ子ぐらし」のコミカライズがWeb連載されるようになり[368][369]、少女漫画誌からも2021年8月に『ちゃお』派生のWeb漫画サイト『(ちゃおコミ)』が登場して[347]そこで『ウェディング・デスゲーム』((春瀬花香))が連載されるようになった[370][371]。また2022年には『ちゃおコミ』に『ドリームゲーム』(にしむらともこ)も登場した。

Web漫画サイトの登場によって昔の作品が再掲載されるようになり、昔の作品の続編がWeb連載されることも増えていった。例えば『りぼん』では「GALS!」の続編作『(GALS!!)』が(マンガMee)で連載されており、『ちゃお』では「ぷくぷく天然かいらんばん」の続編作『ぷくぷく天然かいらんばん おかわり』[372]や『真代家こんぷれっくす!』の続編作『続・真代家こんぷれっくす!』[373]、『チャームエンジェル』の続編作『チャームエンジェル -星天使編-』[374]が前述のWeb漫画サイト『ちゃおコミ』で連載されている。

一方でアーケードゲーム由来のアイドル物のメディアミックスは縮小が続いっていった(ゲーム自体や付録は継続)。2020年6月には『アイカツ!シリーズ』の最新作「アイカツプラネット!」のアニメが終了し、ちゃおで連載されていたそのコミカライズも2022年6月に終了となった。また『プリティーシリーズ』の最新作「ワッチャプリマジ!」のアニメも2022年10月に終了し[375]、ちゃおで連載されていたそのコミカライズも同時に終了した[注 36]。新シリーズの「ワッチャプリマジ!スタジオ」ではアニメが放送されず、そのコミカライズも『ちゃお』では無く『ちゃお』増刊の「ワッチャプリマジ!FBスタジオ」での連載となっている。

マスコットではサンエックスの「すみっコぐらし」が流行となっており、キャラクター誌や少女漫画誌でもそれが広く展開されていた。2018年、「ちゃおサマーフェスティバル2018」において日本コロムビアとサンエックスは新コンテンツ『(げっし〜ず)』のゲーム化を発表し[377]、同年に『ちゃお』はそのコミカライズを開始した(作者は(鮎ヒナタ))。2020年にはコロナ禍の巣ごもり需要によってNintendo Switchのゲーム『あつまれ どうぶつの森』が人気となって流行語となり[378][379]、少女漫画誌では(「ちゃお」及び「ぷっちぐみ」がそのゲームの漫画化)を行った(作者は前者が加藤みのり、後者がかなき詩織)。また任天堂のゲームシリーズ「星のカービィ」のコミカライズは長らく「月刊コロコロコミック」(女児の読者も多かった[380])やキャラクター誌「キャラぱふぇ」が中心となっていたが、2022年には少女誌『ぷっちぐみ』にも『星のカービィ プププなまいにち』(さくま良子)が、2023年には『ちゃお』にも『星のカービィ』(加藤みのり)が登場した。

またTwitterで連載する個人漫画からは2020年にマスコット漫画「ちいかわ」が登場して人気となり、2022年に「めざましテレビ」内でショートアニメ化され[381]、また少女漫画誌の付録にも登場するようになった[382][383][384]。また2022年には同作者ナガノのTwitter初出漫画『くまのむちゃうま日記』がKissレーベルより出版されている[385]

Web小説のコミカライズも多数行われるようになってきている。これには乙女ゲーム世界などへ異世界転生や異世界転移するという設定が多く、また悪役令嬢/悪役姫もの、聖女もの、スローライフもの、もふもふものなどが存在し、そのコミカライズは主に『コミックZERO-SUM』、『ゼロサムオンライン』、『B's-LOG COMIC』、『裏サンデー女子部』、『PASH UP!』、『コミックブリーゼ』などの女性向けの雑誌や、『FLOS COMIC』、『レジーナブックス』などの専門Web誌で行われている。また、似たような設定のオリジナル少女漫画も登場しており、ちゃおからは悪役姫ものの『恋して♥悪役プリンセス!』(辻永ひつじ)が[386]LaLaからは『転生悪女の黒歴史』(冬夏アキハル)[387]や『帝国の恋嫁』(可歌まと[388]や『死に戻り令嬢のルチェッタ』(天乃忍)が、『花とゆめ』からは『転生したら姫だったので男装女子極めて最強魔法使い目指すわ。』(輝)や『人狼乙女ゲームに転生したので生き残りエンドを目指します』(サザメ漬け)や『乙女ゲーに転生したけど筋肉で解決します』(ダル子)[389]が、『ザ花とゆめ』からは『ドラひよ〜異世界の竜は私のなでなでに弱いみたいです〜』(千歳四季)が登場している。2022年にはLaLa派生の電子コミック誌『(異世界転生LaLa)』が登場し[390]、また同年にはデジタルマーガレット派生の漫画サイト『異世界マーガレット』(ニコニコ静画内)も登場した[391][392]

また、現実世界への転生物やループ物も登場した。テレビドラマでは2022年に転生物の青年漫画「妻、小学生になる。」がドラマ化されて特にネット配信において人気となり[393]、翌2023年にはループ物のオリジナルドラマ「ブラッシュアップライフ」も登場して同じくネット配信で人気となった[394]。また映画でも2022年に直木賞受賞の生まれ変わり物の小説「月の満ち欠け」が映画化され[395]、テレビアニメでも2023年に女性人気の高い[396]青年漫画「【推しの子】」がアニメ化され人気となった。少女漫画では早くは前述の『orange』がループ物として存在したが、2022年には『Sho-Comi』で転生物の『アイドル転生―推し死にたまふことなかれ―』(ひので淘汰)が登場している。また異世界から現実世界への転生物も登場した。これには『Sho-Comi』の『異世界魔王は腐女子を絶対逃がさない』(池山田剛)、『りぼん』の『花火は醒めない夢をみる』(中島みるく)などがある。

また2010年代には懐古向けで名作の復刊が中心だったコンビニコミックからオリジナル漫画誌の思い出食堂が登場してヒットし[397]料理・グルメ漫画ブームが起きており、テレビでも2012年より孤独のグルメがドラマ化されてヒットし食ドラマや食バラエティがブームとなっていった[398]。女性漫画からも食漫画が続々とドラマ化されるようになり[398]、少女漫画でもグルメ要素の大きい『Kiss』連載の『わたしのお嫁くん』((柴なつみ))がドラマ化されている[398]

少女漫画の現状

少女漫画界ではレディース誌やヤングレディース誌、ガールズコミック誌、オトナ女子向け雑誌など上の年齢向けの雑誌が増えることで対象世代による細分化の傾向にある。また女性向けWeb小説がコミカライズ及びアニメ化されて有名となり一般化したことで、人気Web小説のコミカライズを中心とした女性向け新興Web雑誌が増えつつある。一方、紙の少女漫画雑誌の部数は減少傾向にある。

かつての少女漫画ではタブー破りによるジャンルの拡大が行われていたものの、年々恋愛への特化が進んでいったことで恋愛以外のSFや部活物やラブコメ以外のコメディ物が減っていき、今や少女漫画は女性向け恋愛漫画の代名詞となっている。少女漫画として描けないものが増えたことで「描きたいものが少女漫画では無かった」などとして少女漫画から抜け出す女性作家も出てきている[399][400]

一方、女性読者側も1980年代ごろより女性漫画家の少年漫画青年漫画進出や少女アニメのパロディ漫画の流行などに伴って少年漫画や青年漫画から女性の読みにくい絵柄が減ったことで少年漫画青年漫画への流失が続いていったものの、Web漫画の時代になってからは少年漫画や青年漫画と少女漫画や女性漫画が同居するようになっており、読者から見たカテゴリーの分け隔ては減ってきている。

メディア化ではかつては少女漫画からドラマ化やアニメ化される作品が出てきていたものの、ドラマ向きのレディース漫画やヤングレディース漫画や芸人脚本家[394]の台頭、アニメ向きのラノベや萌え漫画や女性向けWeb小説の台頭、恋愛映画における新海誠監督のアニメーション映画[注 37]の台頭、実写映画におけるテレビドラマの劇場版の増加[335]と実写邦画自体の市場の縮小[402]などによって、少女漫画のメディア化ではYouTube上でのボイスコミック化[注 38]が中心となっている。

少女漫画のテレビアニメ化は掲載誌の部数を増やすのに有効な手段であり、2000年代初頭の「ちゃお」は『ミルモでポン!』のアニメ版のヒットによって部数を伸ばし少女漫画誌の部数トップに躍り出ていたものの、後述の少女漫画に依らない少女向けオリジナルアニメ作品の増加や夕方アニメの衰退などによって少女漫画のテレビアニメ化がだんだんと行われなくなり、また、雑誌付録や誌上通販されていた少女漫画のOVAアニメ化も今やほぼ無くなっている。2022年代現在、連載中の少女漫画のテレビアニメ化が継続されているのは主に白泉社の作品となっている(『かげきしょうじょ!!』、『贄姫と獣の王』など)。また白泉社は2021年よりYouTubeの「はくせんアニメちゃんねる」上で新作短編アニメを提供するようにもなっている[403]

少女向けオリジナルアニメ作品のコミカライズではアーケードゲーム由来のアイドル物のメディアミックスのアニメがコロナ禍を経て終了し、2022年12月現在はバトルヒロイン物の『プリキュアシリーズ』(なかよし)が残るのみとなっている。またサンリオ作品のコミカライズは、かつては少女漫画誌で行われていた[注 39]ものの、『ミュークルドリーミー』では少女漫画誌よりも低年齢向けの幼児雑誌(おともだち及びたのしい幼稚園)でのみ行われるようになっている。一方、高年齢向けのメディアミックスではバトルヒロイン物やアイドル物を含め少女漫画以外で行われていることが多い状態となっており、その中には女性人気の高いものも登場している[注 40]

一方、コロナ禍によって Nintendo Switch およびそのゲームソフトが伸び、少女漫画では「ちゃお」や「ぷっちぐみ」を中心にそのコミカライズが拡大している。これには『どうぶつの森シリーズ』『星のカービィシリーズ』『ポケットモンスターシリーズ』などが存在する(#推しの時代を参照)。

少女漫画の実写映画化も未だ続いているものの、少女漫画原作のキラキラ映画のブーム衰退により、2021年現在では青春よりも俳優(推し)を意識した実写化が中心となっている。例えば、りぼんの『ハニーレモンソーダ』の実写映画化ではジャニーズのラウールをヒーロー役に起用していたが、りぼん本誌ではそれに先立って『ラウールと恋してみない?』を連載している。

また、『りぼん』では「ハニーレモンソーダ」の長期連載化に伴って読者層が上がっており、2021年のLINEの調査では『りぼん』が女子高校生の読む漫画雑誌2位(少女漫画誌では1位)にランクインしてる[404]。同ランキングでは『ちゃお』も4位にランクインしている[404]

テレビドラマでは女性漫画のドラマ化が続いている一方で若者のドラマ離れが進んでおり[405][406]、2022年現在、ドラマのコア視聴率(13~49歳の視聴率)は2%以上程度でも合格となっているとされる[407]

また昔の美容室は少女漫画誌の置いてあるところが多かったものの、今の美容室は電子書籍読み放題のタブレットの導入が進んでいる。少女漫画の入り口となる低年齢向けでは、2021年より『ぷっちぐみ』が様々な読み放題サービスで配信されるようになっている[408]


少女漫画雑誌

作品が掲載されている主な雑誌。現在はほぼ漫画のみの誌面であるが、創刊当初は絵物語や小説、ファッション、スターの情報などの少女向け総合誌として刊行されていたが、1960-1970年代以降に漫画雑誌として再編成されたものも多く、読者層の成長と共に高年齢層向けの雑誌が刊行されていった。

主な雑誌

少女雑誌

少女漫画雑誌の前身。以下の少女向け漫画雑誌も前述のように、創刊当初は少女漫画以外の絵物語などを多く掲載していた。

幼児・幼稚園児・低学年向け

後述のハイティーン向けと同様に、比較的新しい時代に年齢の細分化に対応して刊行された。従来児童向けの雑誌か少女向けの下限が担っていた層である未就学児(4歳ごろ)から小学校中学年までの女の子向けで、『ぴょんぴょん』は現在の『ちゃお』が探る低年齢層向け路線の先駆けであったが、1992年に『ちゃお』に統合された。

少女向け

創刊当初は少女向け雑誌として刊行されていた雑誌も多く、当初の読者層を小中学生としながらも高校生にまで読まれ、文字通り少女漫画の中心であったが、高年齢層向けの雑誌の刊行、メディアミックスへの特化などで、現在は対象年齢を下げ小中学生向けになっている。少女漫画誌の多様化した現在では、前身の少女雑誌と同様に小学生の少女向け総合誌としての役割がこのジャンルを支えているともされる。

中高生向け

創刊当初は少女漫画よりもファッションやスターの情報を多く載せ総合誌的な性質をもっていたが、少女向け同様に徐々に少女漫画誌として充実してきた。

ハイティーン向け

年齢の細分化に対応して刊行された中学生から大学生(20代前半)向けの雑誌であり、その後も若者向けを謳い続けている。

1970 - 1980年代のハイティーン誌

1970年代から1980年代にかけて、ハイティーン向け雑誌として創刊された。

オトナ女子向け

ヤング・レディース誌

ヤング・レディース誌はレディースコミック誌よりも下の世代に向けて創刊された。当初は学生から社会人向けの雑誌であった。2020年時点では読者の約半数が35歳以上、読者の約7割が30代以上となっている[423][424]

  • ヤングユー(集英社、1986年 - 2005年)※一部執筆陣はコーラスが引き継ぎ
  • FEEL YOUNG祥伝社、1989年 - )
    • FC Web Free Comic & Column→フィーヤン・ネット WEBコミック & コラム(祥伝社、2004年-?年)※Webのみ
    • FEEL FREE(祥伝社、2015年[425] - 2020年[426])※Webのみ
  • kiss(講談社、1992年 - )
  • コーラス→cocohana(集英社、1992年 - )
  • Cheese!(小学館、1996年 - 、旧『少女コミックCheese!』)

ガールズ・コミック誌

ガールズ・コミック誌はヤング・レディース誌よりも下の世代に向けて創刊された。

ファッション誌派生漫画誌

元々ファッション誌にも漫画は連載されていたが、1990年代末よりファッション誌の派生漫画誌も発行されるようになった[215]。しかしながらこれらは長続きせず、連載陣の一部はヤングレディース誌「FEEL YOUNG」や「ヤングユー」へと移籍している。

全年齢向け

ページ数が多く、様々な世代向けのものを掲載していた。また出版社側からは新人作家の育成の場として扱われていた[428]

男性向け

海外少女漫画

中華民国(台湾)

  • 星少女 東立出版社 1992年創刊 台湾オリジナル作家少女漫画雜誌。月刊。2016年4月より電子化
  • 夢夢少女漫畫月刊 尖端出版 2003年7月~2018年11月 集英社作品掲載 りぼんの繁体中文版
  • Candy月刊 長鴻出版社 2004年3月~2016年6月 小学館作品掲載 Sho-Comi、Cheese!、flowers、プチコミックの繁体中文版
  • 甜芯少女漫畫月刊 尖端出版 2007年8月~2015年6月休刊 小学館作品掲載 ちゃおの繁体中文版

香港

  • 少女漫畫 自由人出版 1995年休刊
  • COMIC FANS 天下出版社 1995年8月~2012年6月
  • Comicフェス COMIC Festival 天下出版社 2012年7月~2013年6月

韓国

  • Wink ソウル文化社

アメリカ他

  • (Wimmen's Comix)(英語版) (Rip Off Press)(英語版)(Renegade Press)(英語版)(Last Gasp)(英語版) 1972年〜1992年
  • Shojo Beat Viz Media 2005年~2009年

少女漫画を多く所蔵する図書館

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 瞳の虹彩が強調された「キラキラお目々」など
  2. ^ 伸長132cm。
  3. ^ 女児アニメでも成長が「個性や魅力をスポイルするのではないか」としてキャラクターを成長させないケースがある[5]
  4. ^ 少女フレンド・なかよし新人まんが賞の後継
  5. ^ 受賞作のWeb公開も行われている[10][11]
  6. ^ なお、映画でも1952年に松竹京都製作の「ひばり姫初夢道中」が登場している(主演は美空ひばり)。
  7. ^ 1951年に創刊された「よいこ一年生」「よいこ二年生」「よいこ三年生」の後継誌
  8. ^ 『母恋ワルツ』『母恋真珠』『母恋夕月』
  9. ^ なお、似た名前の『少女サンデー』(小学館)という少女誌も登場したが、こちらは週刊ではなく不定期刊であり短期に終了している。
  10. ^ 単行本化は1967年。
  11. ^ 別名『ハレンチ名作シリーズ』
  12. ^ テレビ放送もその後行われている。
  13. ^ ボクの初体験 (3)』に収録
  14. ^ 当初は少女コミックやJotomo(女学生の友)の漫画の再録が中心だった。
  15. ^ ハゼドン」(1973年)「けろっこデメタン」(1973年)「山ねずみロッキーチャック」(1973年)「みつばちマーヤの冒険」(1975年)「ガンバの冒険」(1975年)など
  16. ^ 「ヤダー」を入れることもある。
  17. ^ お嬢さまの格好をすることを意味する「お嬢さまする」が流行語となった
  18. ^ その後、1989年にはレディース暴走族雑誌の「(ティーンズロード)」(ミリオン出版)が登場し、90年代にはその雑誌上で『少女暴走伝説 Fair』(きらたかし)が連載されている。
  19. ^ 漫画も掲載されていた
  20. ^ 後に『林檎でダイエット』(1988年、(ISBN 978-4592114499) ) に収録
  21. ^ 元々「クロワッサン」は友達夫婦なニューファミリー向けの雑誌として創刊された[160]ものの、 NHKの調査によればそのようなニューファミリーは見つけることができなかったされる[161][162]
  22. ^ 新聞以外ではそれ以前より使われていた。
  23. ^ 中華一番!」(小川悦司)、「封神演義」(藤崎竜)、「まもって守護月天!」(桜野みねね)など
  24. ^ 後に少女漫画誌に移籍
  25. ^ なお、同時期には集英社もゲーム中心の少年雑誌「Vジャンプ」(1993年)を開始している。
  26. ^ 同誌休刊後はちゃおに移籍
  27. ^ またその逆のオジンのギャル化(ギャルオヤジ)も指摘されていた
  28. ^ 専門誌以前も4コマ誌には「はりきりさよちゃん」(窪田まり子)や「ナオミだもん」(こだま学)などのOL主人公物は存在した。
  29. ^ アオハライド』6巻(2012年)、『初恋ロリポップ』1巻(2014年)、『さかさまクランベリー』2巻(2015年)など
  30. ^ CHiCO with HoneyWorks
  31. ^ 里見☆八犬伝」(よしむらなつき・1997年-)、「常習盗賊改め方 ひなぎく見参!」(桜野みねね・1998年-)など
  32. ^ ホリミヤ」(HERO・ 2007年-)など
  33. ^ 薬屋のひとりごと」(ねこクラゲ・2017年-)など
  34. ^ 一方、ジャニーズの男性アイドルに対しては「担当」という言葉が使われていた。
  35. ^ 他にも「(3分後にゾッとする話)」(理論社、2018年-)や「ラストで君は「まさか!」と思う」シリーズ(PHP研究所、2017年-)などもある
  36. ^ なおかつてのアイカツシリーズ及びプリティーシリーズは『ちゃお』や『ぷっちぐみ』の他、小学館の学年別学習雑誌『小学一年生』から『小学四年生』までにも掲載されていた(2017年度以降は『小学一年生』以外は全て休刊)。なおプリティーシリーズの一つ『プリパラ』では、玩具においてより広い、幼児から小学六年生までのターゲット層が設定されていた[376]
  37. ^ 君の名は。』など。なお恋愛少女漫画でも2020年に『思い、思われ、ふり、ふられ』が実写映画化と同時にアニメーション映画化を展開した[401]ものの、後が続かずに終わっている。
  38. ^ ちゃおは「ちゃおチャンネル」、りぼんは「りぼんチャンネル」、なかよしは「なかよしTV」などそれぞれYouTubeに独自のチャンネルを持っている
  39. ^ サンリオ作品『ジュエルペット』の初期までは小学一年生〜小学三年生向けの少女漫画誌「ぷっちぐみ」だけでなくその上の「ちゃお」でもコミカライズされていたが、その後と後継の『リルリルフェアリル』では「ぷっちぐみ」および小学館幼児誌・学習雑誌でのみコミカライズされていた。
  40. ^ 魔法少女まどか☆マギカ」や「ラブライブ!シリーズ」、「BanG Dream!」、「プロジェクトセカイ」など

出典

  1. ^ a b 『マンガ研究 vol.6』 日本マンガ学会 2004年12月20日
  2. ^ a b c 『日本人の変容』 文藝春秋 1993年 (ISBN 416-5113107)
  3. ^ 『手づくり手帖 Vol.20 早春号』 pp.61-62 日本ヴォーグ社 2019年2月16日 (ISBN 978-4529058810)
  4. ^ a b アニメーションノートNo11(誠文堂新光社)2008年、(ISBN 4-416-60833-0) p.88「それはマンガの変化に似て」田中桂
  5. ^ らぁらはなぜ年を取らない? - 『プリパラ』誕生秘話と今後の期待、タカラトミーアーツ・大庭晋一郎に聞く【後編】 マイナビ 2016年4月26日
  6. ^ a b エロティックコメディの元祖、漫画家・弓月 光インタビュー「50年間、自分の頭の中にあるかわいい女のコをひたすら描いてきただけなんです」 週プレNEWS 2019年5月23日
  7. ^ a b 中川裕美『少女雑誌に見る「少女」像の変遷 - マンガは「少女」をどのように描いたのか』出版メディアパル、2013年、pp.133-134
  8. ^ a b AKB48・木崎ゆりあのいとこが若干14歳で漫画家デビュー! 少女漫画ファンからエール続々 ダヴィンチ 2016年1月7日
  9. ^ a b 津山ちなみ×森ゆきえ、学生デビューした作家同士がりぼんフェスで共感対談 ナタリー 2015年5月3日
  10. ^ 今月の受賞作 集英社
  11. ^ ちゃおまんがスクール入賞作品 - ちゃおランド 小学館
  12. ^ 『ぼっち・ざ・ろっく!』「ちゃお」から「きらら」に作者が移籍し大ヒット! なぜ萌え系4コマ漫画誌から話題作が生まれる? リアルサウンド 2022年11月29日
  13. ^ 種村有菜、公式サイト設立。りぼん専属契約終了しフリーに ナタリー 2011年11月11日
  14. ^ 夏目房之介, 竹内オサム『マンガ学入門』ミネルヴァ書房、2009年。ISBN (9784623053308)。 NCID BA89926971https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010110443-00 
  15. ^ 『聞き書・日本児童出版美術史』 上笙一郎 1974年1月1日
  16. ^ 『少女雑誌論』 大塚英志 1991年10月1日 (ISBN 978-4487752966)
  17. ^ 『日本の文学 第7集 特集:日本文学と絵画』 有精堂出版 1990年6月1日 (ISBN 978-4640306074)
  18. ^ 『図説漫画の歴史』 清水勲 1999年7月1日 (ISBN 978-4309726113)
  19. ^ 『漫画考現学―そこに知る子ども世界の理解と批評』 重松一義 1996年3月1日 (ISBN 978-4773350500)
  20. ^ a b 松岡昌和「日本占領下シンガポールにおける文化政策」一橋大学 博士論文(学術)、 乙第562号、2016年5月、NAID 500001086897。 
  21. ^ 企画院 コトバンク
  22. ^ 今田絵里香「少女雑誌にみる近代少女像の変遷:『少女の友』分析から」『北海道大学大学院教育学研究科紀要』第82巻、北海道大学大学院、2000年、121-164頁、doi:10.14943/b.edu.82.121、ISSN 13457543、NAID 120000965978。 
  23. ^ 「児童雑誌検閲簿(国立公文書館)」 アジア歴史資料センター Ref.A06030063800 
  24. ^ 『【新増補版】少女マンガ ジェンダー表象論: 〈男装の少女〉の造形とアイデンティティ』 p.124 押山美知子 2018年1月19日 (ISBN 978-4865980509)
  25. ^ 『証言・私の昭和史〈1〉昭和初期』 テレビ東京編 1989年2月1日 (ISBN 978-4167499013)
  26. ^ 少女マンガはどこからきたの? web展 - 展示コーナー コーナー2 ◆ どこからきたの?①(ルーツ) 明治大学
  27. ^ カストリ雑誌 コトバンク
  28. ^ a b c 少女マンガはどこからきたの? web展 明治大学
  29. ^ a b c 『「漫画少年」と赤本マンガ―戦後マンガの誕生』 清水勲 1989年11月1日 (ISBN 978-4887081475)
  30. ^ a b 『青少年文化運動』 菅忠道 1969年
  31. ^ a b 『少年小説大系11 戦後少年小説集』 紀田順一郎 1991年 (ISBN 978-4380915475)
  32. ^ a b 『昭和の子ども生活史』 深谷昌志 2007年 (ISBN 978-4654090099)
  33. ^ a b 『漫画大博物館』 松本零士、日高敏 p.335-338 2004年 (ISBN 978-4778030070)
  34. ^ a b 『雑誌大研究―出版戦国時代を探る』 斎藤精一 1979年2月1日 (ISBN 978-4819107044)
  35. ^ a b c d e f g 『戦後少女マンガ史』 米沢嘉博 2007年 (ISBN 978-4480423580)
  36. ^ 『戦後マンガ史ノート』 石子順造 1994年 (ISBN 978-4314006453)
  37. ^ もはや戦後ではない コトバンク
  38. ^ 『つげ義春 漫画術〈上〉』 つげ義春、権藤晋 1993年8月1日 (ISBN 978-4948735187)
  39. ^ くだん書房:目録:マンガ:貸本 くだん書房
  40. ^ a b c 『貸本マンガRETURNS』 貸本マンガ史研究会 2006年3月1日 (ISBN 978-4591091913)
  41. ^ 『手塚治虫マンガ論』 米沢嘉博 2007年7月1日 (ISBN 978-4309269597)
  42. ^ a b c 貴重な写真で振り返る!皇后美智子さまの「エレガンスの歴史」 Precious.jp 2019年4月27日
  43. ^ a b 『わが世代 昭和六年生まれ』 河出書房新社 1979年4月1日 (ISBN 978-4309703534)
  44. ^ a b 『日本発見 人物シリーズ No.15 戦中戦後の女性』 暁教育図書 1983年5月3日
  45. ^ a b 『乙女のロマンス手帖』 堀江あき子 2003年9月11日 (ISBN 978-4309727325)
  46. ^ 戦後の昭和日本を沸かせた話題作『少年ケニヤ』がeBookJapanで復活 ITmedia 2015年4月29日
  47. ^ a b 『現代日本女性人名録』 日外アソシエーツ 2001年7月1日 (ISBN 978-4816916816)
  48. ^ 少女マンガはどこからきたの? web展 - 展示コーナー - コーナー7◆ギャラリー 明治大学
  49. ^ 『読書世論調査. 第15回(1961年度)』 毎日新聞社 1962年
  50. ^
  51. ^ 石森章太郎『マンガ入門』、1965年
  52. ^ 『続 犯罪とわが国民性』 青柳文雄 1973年
  53. ^ 100年前の日本人が「全員結婚」できた理由 p.3 東洋経済 2018年1月2日
  54. ^ a b 『児童心理学講座〈第7巻〉社会的発達』 岡本夏木 1969年1月1日
  55. ^ 笹山正信「学習塾の原点を見つめ直す : 学習塾の存在意義とは」『教育科学論集』第16巻、神戸大学大学院人間発達環境学研究科・神戸大学発達科学部教育科学論コース、2013年、23-27頁、doi:10.24546/81009149、hdl:(20.500.14094/81009149)ISSN 13456350。 
  56. ^ スーパーマーケット コトバンク
  57. ^ 『日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義』 p.155 湯浅俊彦 2007年12月20日 (ISBN 978-4780801118)
  58. ^ 貿易・為替の自由化 コトバンク
  59. ^ a b 戦後日本における紙・板紙原料の需給の変遷 廣田明信、永田信、古井戸宏通、竹本太郎 2014年
  60. ^ 『国語教育研究大辞典』 国語教育研究所 1991年7月1日 (ISBN 978-4183977007)
  61. ^ 『仮面ライダー青春譜: もうひとつの昭和マンガ史』 すがやみつる 2011年8月18日 (ISBN 978-4780801637)
  62. ^ 『トキワ荘の青春 ぼくの漫画修行時代』 石森章太郎 1986年6月1日 (ISBN 978-4061837522)
  63. ^ 『マンガ研究 vol.2』 日本マンガ学会 2002年10月4日
  64. ^ 『ジャンプ SQ. 2008年7月号』 p.722 集英社 2008年6月4日
  65. ^ 【うちの本棚】219回 いけない草の町子/立原あゆみ エキサイト 2014年6月28日
  66. ^ 52年におよぶ「小さな恋のものがたり」完結 ナタリー 2014年9月29日
  67. ^ 小さな恋のものがたり コトバンク
  68. ^ 「小さな恋のものがたり」図書館版(著者:みつはしちかこ)発刊のおしらせ 学研 2009年1月29日
  69. ^ まさかの続編でファン歓喜! 国民的抒情まんが『小さな恋のものがたり』で秋の夜長に初恋の人を想ふ エキサイト 2018年10月29日
  70. ^ 『BRUTUS 2021年5月1日号 No.937』 p.69 マガジンハウス 2021年4月15日
  71. ^ なかよしオリジナル版作品集(1) ロマンスの薬あげます! 講談社
  72. ^ a b 『出版年鑑 1969年版』 出版ニュース社 1969年
  73. ^ a b 増田のぞみ・猪俣紀子 2015, p. 2.
  74. ^ 増田のぞみ・猪俣紀子 2015, p. 8.
  75. ^ a b c 増田のぞみ・猪俣紀子 2015, p. 7.
  76. ^ a b 【今日は何の日?】日本プロボウリング協会設立 集英社 2012年1月27日
  77. ^ a b 『ウルトラマンがいた時代』 小谷野敦 2013年4月9日 (ISBN 978-4584124031)
  78. ^ a b c d e f 『少女マンガの世界 2 昭和38年‐64年』 平凡社 1991年10月1日 (ISBN 978-4582942408)
  79. ^ 元祖テニス少女漫画「スマッシュをきめろ!」志賀公江さん「スポ根は私の生涯のテーマ」 スポニチ 2020年1月27日
  80. ^ 1970年代、ジャンボ機登場で始まった海外ブームー海外渡航自由化50周年の歴史を読み解く(2) トラベルボイス 2014年3月10日
  81. ^ a b 女性添乗員が登場した1970年代、訪日外国人は約70万人 ―海外渡航自由化50年の歴史を読み解く(3) トラベルボイス 2014年5月1日
  82. ^ a b 少女マンガのパイオニア・水野英子―82歳の「異端児」がどうしても伝えたいこと ニッポンドットコム 2022年1月20日
  83. ^ 漫画家・水野英子(79)(4)全力を振り絞った「ファイヤー!」 産経新聞 2018年12月6日
  84. ^ 連合赤軍関係文献リスト 全体像を残す会 2012年5月10日
  85. ^ a b c 『まぼろしの郊外―成熟社会を生きる若者たちの行方』 宮台真司 1997年11月1日 (ISBN 978-4022571915)
  86. ^ 『終わりなき日常を生きろ―オウム完全克服マニュアル』 宮台真司 1995年7月1日 (ISBN 978-4480857200)
  87. ^ 『隠語小辞典』 現代流行語研究会 1966年
  88. ^ CMソング 「セクシーピンク」 放送番組センター
  89. ^ 『主婦とは何か 増補改訂版』 生活科学調査会 1969年
  90. ^ 『現代の流行語』 現代語研究会 1963年
  91. ^ a b c d 『戦後日本女装・同性愛研究』 中央大学出版部 2006年4月1日 (ISBN 978-4805713167)
  92. ^ a b Benjamin Britten and Luchino Visconti:Iterations of Thomas Mann's Death in Venice p.96-97 James M. Larner 2006年
  93. ^ a b c 青少年のための少女マンガ入門(4)一条ゆかり TINAMI
  94. ^ 『岩波講座 現代社会学〈21〉 デザイン・モード・ファッション』 井上俊 1996年1月12日 (ISBN 978-4000107112)
  95. ^ 『いまやむかし「星よ、スミレよ」 少女小説 セックスがいっぱい』 朝日新聞 1970年
  96. ^ 『アングラ昭和史 : 世相裏の裏の秘事初公開』 小野常徳 1981年
  97. ^ 今田絵里香「ジュニア小説における性愛という問題」『成蹊大学文学部紀要』第52巻、成蹊大学文学部学会、2017年3月、23-46頁、doi:10.15018/00000516、NAID 120006242206。 
  98. ^ 『欲望の戦後史』 石川弘義 1988年12月1日 (ISBN 978-4331502655)
  99. ^ 守如子『女はポルノを読む : 女性の性欲とフェミニズム』青弓社〈青弓社ライブラリー 64〉、2010年、143頁。ISBN (9784787233103)。 NCID BB01247484。 
  100. ^ a b 『私の居場所はどこにあるの? 少女マンガが映す心のかたち』 藤本由香里 2008年6月6日 (ISBN 978-4022615381)
  101. ^ 赤塚不二夫『少女漫画家 赤塚不二夫』ギャンビット、2020年。 
  102. ^ 婦人公論 1979年7月号』
  103. ^ a b 【うちの本棚】243回 ぼさつ日記/倉多江美 おたくま経済新聞 2015年1月15日
  104. ^ a b 『独立書評愚連隊 地の巻』 大月隆寛 2001年6月1日 (ISBN 978-4336043238)
  105. ^ a b デタント コトバンク
  106. ^ SALT コトバンク
  107. ^ a b Earth Day 22 April 2021: Restore Our Earth UNESCO 2021年4月21日
  108. ^ a b When Was the First Earth Day? アメリカ国立海洋局
  109. ^ 『人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか』 山崎史郎 2021年11月26日 (ISBN 978-4532177102)
  110. ^ a b c d ニクソンショック50年(下) 国民生活改善への転機に キヤノングローバル経済研究所 2021年9月2日
  111. ^ 雑誌『ムー』の表紙にはなぜ「目」のイラストが入っているのか NEWSポストセブン 2018年8月14日
  112. ^ a b 『マンガと考古学 その親密な関係を探る』 櫻井準也 2021年2月12日 (ISBN 978-4864451437)
  113. ^ 虫ん坊 2013年7月号(136) 手塚プロダクション
  114. ^ a b c d 手塚治虫、石ノ森章太郎、萩尾望都……天才マンガ家たちがきらめいたあの時代『COM 40年目の終刊号』 ライブドア 2011年10月4日
  115. ^ 『キネマ旬報 No.1329-1334』キネマ旬報社 2001年
  116. ^ 『一条ゆかり異色長編傑作選 摩耶の葬列』 一条ゆかり 2005年12月13日 (ISBN 978-4086183932)
  117. ^ 『「少女小説」ワンダーランド―明治から平成まで』 菅聡子 2008年7月1日 (ISBN 978-4625684081)
  118. ^ a b 『ユリイカ 詩と批評 第39巻第7号6月臨時増刊号 総特集◎腐女子マンガ大系』 青土社 2007年6月 (ISBN 978-4791701636)
  119. ^ a b 『隠喩としての少年愛―女性の少年愛嗜好という現象』 水間碧 2005年2月1日 (ISBN 978-4422320250)
  120. ^ 『ペーパームーン 少女漫画ファンタジイ 妖精国の住人たち』 竹宮恵子、山岸涼子、萩尾望都他 1978年
  121. ^ 『竹と樹のマンガ文化論』 竹宮惠子、内田樹 2014年12月6日
  122. ^ 『國文學 : 解釈と教材の研究 26巻1〜6号』 學燈社 1981年
  123. ^ 高橋留美子インタビュー!『うる星やつら』『犬夜叉』から最新作『MAO』まで。「こえる」をキーワードに作品世界をひもとく! ダ・ヴィンチニュース、2020年11月14日
  124. ^ 『時代劇映画の思想―ノスタルジーのゆくえ』 筒井清忠 2000年10月1日 (ISBN 978-4569613383)
  125. ^ a b 『天まであがれ! (1)』内「♥DOZIさまのおまけのページ♥」 木原敏江 1999年3月1日 (ISBN 978-4253174879)
  126. ^ 飼うペットは、流行ではなくライフスタイルに合わせて 朝日新聞 2016年5月27日
  127. ^ 『青年心理増刊 第54巻 「若者+昭和」ライフスタイル事典』 p.49 金子書房 1985年11月 NCID BN14331136
  128. ^ a b 『カラ元気の時代―80年代文化論』 西島建男 1991年1月1日 (ISBN 978-4022562517)
  129. ^ 『エイジズム おばあさんの逆襲 ニュー・フェミニズム・レビュー4』 樋口恵子 1992年 (ISBN 978-4313840447)
  130. ^ 『'80年代世相語ガイド』 朝日新聞社 1983年10月1日
  131. ^ 『朝日キーワード 1984』 朝日新聞社 1983年10月1日
  132. ^ 『現代用語の基礎知識 '87』 自由国民社 1987年1月
  133. ^ 難波功士「戦後ユース・サブカルチャーズをめぐって(3):暴走族とクリスタル族」『関西学院大学社会学部紀要』第98号、2005年3月、43-67頁、ISSN 0452-9456、NAID 120005702992。 
  134. ^ a b 難波功士『創刊の社会史』763号、筑摩書房〈ちくま新書〉、2009年。ISBN (9784480064554)。 NCID BA88483310https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009989306-00 
  135. ^ 宮原浩二郎, 荻野昌弘『マンガの社会学』世界思想社、2001年。ISBN (978-4790709015)。 NCID BA54251278https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003060542-00 
  136. ^ 社会現象となった「愛人バンク」 背景に「おいしい生活」 週刊朝日、2016年4月2日
  137. ^ 映画『カサノバ』1,000人の女性と肉体関係を持った男の生涯を映像の魔術師フェリーニが描く Middle Edge 2018年7月4日
  138. ^ a b c d e f 『同時代を読む〈1981-’85〉』 秋山駿ら 1986年4月1日 (ISBN 978-4022554802)
  139. ^ DV男の次は二股男? 少女マンガの常識を覆した『A-Girl』 マンバ 2022年1月29日
  140. ^ ブームを巻き起こす音楽漫画の系譜。ヒップホップ漫画『少年イン・ザ・フッド』は!? 日刊SPA! 2020年9月7日
  141. ^ 『年表でみる日本経済広告』 三家英治 1995年11月1日 (ISBN 978-4771008045)
  142. ^ a b 『ピアニストガイド』 p.49 吉澤ヴィルヘルム 2006年2月10日 (ISBN 978-4787272089)
  143. ^ ケータイ小説ユーザーは、地方在住、20~30代も多い 「空想ヤンキーもの」が女性の心をつかみ続ける理由。 p.3 サイゾー 2017年9月23日
  144. ^ 「白熱ライブ ビビット」 2017年1月17日(火)放送内容 ワイヤーアクション/価格.com
  145. ^ フィフティーズ・ルック コトバンク
  146. ^ キャットストリートの歴史。猫、そして寅が歩いたストリート!? キャットストリート p.3 OMOHARAREAL
  147. ^ イケメンの“クサい台詞”が癖になる? 80年代少女漫画『ダイヤモンド・パラダイス』の時代性 Real Sound 2021年4月13日
  148. ^ 『地方都市青年層のライフスタイルと文化行動』 総合研究開発機構 1983年12月1日 (ISBN 978-4795511408)
  149. ^ 『主婦の友社の八十年』 主婦の友社社史編纂委員会 1996年1月1日 (ISBN 978-4072208656)
  150. ^ a b c 『立ちどまらない少女たち: 〈少女マンガ〉的想像力のゆくえ』 大串尚代 2021年9月13日 (ISBN 978-4775402825)
  151. ^ 『週刊朝日 第88巻 53〜56号』 大坂朝日新聞社 1983年
  152. ^ 難波功士「族の系譜学 : ユース・サブカルチャーズの戦後史」関西学院大学 博士論文 (社会学)、乙第332号、2008年、ISBN (9784787232731)、NAID 500000440156。 
  153. ^ 伊藤耕一郎「魂の探訪記(前編)精神世界研究に於ける質的現地調査の有効性」『千里山文学論集』第101号、関西大学大学院文学研究科、2021年3月、37頁、doi:10.32286/00022675、ISSN 0286-1852、NAID 120006980715。 
  154. ^ [1]高等学校教育の改革
  155. ^ a b c 代表インタビュー Part1 コミケット
  156. ^ a b 『現代用語の基礎知識 1999』 自由國民社 1998年11月1日 (ISBN 978-4426101176)
  157. ^ 『鳴り響く性―日本のポピュラー音楽とジェンダー』 北川純子 1999年9月1日 (ISBN 978-4326851638)
  158. ^ a b 『マンガと児童文学の「あいだ」』 竹内オサム 1989年 (ISBN 978-4477119250)
  159. ^ a b 雑誌『クロワッサン』が描いた 〈女性の自立〉と読者の意識 池松玲子
  160. ^ 雑誌 コトバンク
  161. ^ 『現代日本人の意識構造』 NHK出版 1979年 (ISBN 978-4140013441)
  162. ^ 『NHK世論調査資料集 〔昭和〕55年版』 p.800 NHKサービスセンター 1980年 (ISBN 978-4186562026)
  163. ^ 「婚活」という言葉を最初に使った雑誌は? J-CAST 2020年2月2日
  164. ^ a b 『ハヤリもの50年―昭和32年‐平成18年 あのころ夢中になった映画・音楽・商品・本など』 樫原叔子 2007年3月1日 (ISBN 978-4769609315)
  165. ^ アラサー女性は「そろそろ転職」症候群に、注意しなければいけない ITmedia 2018年7月20日
  166. ^ 『月刊言語 15巻』 大修館書店 1986年
  167. ^ 『日本人の生活―50年の軌跡と21世紀への展望』 日本家政学会 1998年7月1日 (ISBN 978-4767965079)
  168. ^ 『昭和58年度全国母子世帯等調査結果の概要』 厚生省児童家庭局
  169. ^ a b 林郁 コトバンク
  170. ^ 家庭内離婚
  171. ^ 妻に迷惑をかけたくない… 団塊オヤジが料理教室に“殺到” (4/4ページ) 産経新聞 2015年1月11日
  172. ^ 亭主元気で留守が良い Weblio辞書
  173. ^ 時代とともに変化する制服のシルエット。 カンコー学生服 2021年6月4日
  174. ^ 工藤静香ソロデビューから35年…売れないB級アイドルが「おニャン子最大の成功者」に大化けできた理由 - 現代ビジネス p.2 講談社 2022年8月31日
  175. ^ 『キネマ旬報 NO MOVIE, NO GIRL 2005年 No.1437 臨時増刊9月7日号』 キネマ旬報社 2005年
  176. ^ ヒロインに抜擢された元祖ニューハーフ松原留美子 日刊ゲンダイ 2013年9月10日
  177. ^ 『「男の娘」たち』 川本直 2014年9月18日 (ISBN 978-4309246741)
  178. ^ レディレディ!! - ストーリー 東映アニメーション
  179. ^ a b 『おたくの本』 宝島社 1989年12月1日 (ISBN 978-4796691048)
  180. ^ a b 『いまどきの神サマ』 島田裕巳 1990年7月1日 (ISBN 978-4796691147)
  181. ^ a b 『戦後まんがの表現空間: 記号的身体の呪縛』 大塚英志 1994年7月10日 (ISBN 978-4831872050)
  182. ^ a b c d e 1980年代以降の主要怪奇マンガとその周辺 p.3 粟生こずえ 2018年
  183. ^ さくらももこ、音楽好きで尊敬するマンガ家はガロ系……知られざる”サブカルクィーン”な素顔 サイゾー 2018年8月28日
  184. ^ イッキ見しよう!優れた低年齢向けアニメにひそむ“毒”『アドベンチャー・タイム』はカルトなクリエイティビティに裏打ちされた作品だ IGN Japan 2020年7月6日
  185. ^ 追悼・さくらももこさん ほのぼのした日常のシュールにくぎづけになった「ちびまる子ちゃん」 朝日新聞 2018年9月1日
  186. ^ 『時事年鑑 1987』 時事新報社 1987年
  187. ^ a b 平成30年間を「節約の歴史」で振り返ってみた 主婦雑誌に携わり続けてきた著者が分析 東洋経済 2018年12月25日
  188. ^ 説明資料 経済社会の構造変化 ~人口構造、家族の変化~ p.16 財務省 2015年7月17日
  189. ^ 『「若者」とは誰か アイデンティティの30年【増補新版】』 浅野智彦 2015年12月14日 (ISBN 978-4309624884)
  190. ^ 「自分探し」増えるのは1994年頃から 朝日新聞 2019年3月25日
  191. ^ 『朝日ジャーナル Vol.28 No.32-35』 朝日新聞社 1986年
  192. ^ PART2 心が和む中国のレトロ雑貨 人民中国 2021年2月24日
  193. ^ Dr.コパ コトバンク
  194. ^ 『朝日年鑑〈1995〉』 朝日新聞社 1995年3月1日 (ISBN 978-4022200952)
  195. ^ 『フルーツバスケット』新TVアニメ化を機に振り返ってみた。傷ついた心をほどく少女と”十二支の物の怪憑き”の一族の物語に涙 PASH! PLUS 2018年11月20日
  196. ^ 「死後の世界」(1) 現代日本のトレンドと報道 宗教情報センター 2014年8月9日
  197. ^ 『新訂現代日本人名録2002』 日外アソシエーツ 2002年 (ISBN 978-4816916953)
  198. ^ 『現代用語の基礎知識 2003』 自由国民社 2003年 (ISBN 978-4426101213)
  199. ^ 『日本学報 29号』 大阪大学 2010年3月
  200. ^ 2005年6月号』 創出版 2005年
  201. ^ a b 『朝日新聞(夕刊) 2007年4月11日号』内「乙女チックな男」 朝日新聞社 2007年4月11日
  202. ^ 「家電芸人」「草食男子」「カツマー」――流行語大賞候補語発表 ITmedia 2009年11月13日
  203. ^ 2005年
  204. ^ 「イタめし」「ティラミスブーム」とは何だったのか?バブル時代に爆発的な流行を巻き起こした舞台裏 ぐるなび 2018年5月23日
  205. ^ スイーツ(デザート)ブーム変遷/年代流行 年代流行
  206. ^ a b 「平成」のスイーツブームから紐解く時代背景と今後 All About 2019年04月29日
  207. ^ a b アラサー、ハナコジュニア世代が「女子度が高い」理由は、不況が原因!? Excite 2018年12月13日
  208. ^ 『「くちコミ」の研究―個性化社会のヒット現象を解く』 森俊範 1987年10月1日 (ISBN 978-4569221373)
  209. ^ a b マイコミ 2010年7月17日
  210. ^ 『CHINTAI 2017年10月号』 CHINTAI 2017年
  211. ^ 矢沢あい「ご近所物語」における若年女性のセグメント化と「少女」の再構築 p.54 杉本章吾 2014年
  212. ^ 全くブレない自己信頼感こそが、渋谷ギャルのカリスマたるゆえん/藤井みほな『GALS!』 サイゾー 2017年2月3日
  213. ^ 話題はスーパーモデルからクリエイティブ・ディレクターへ WWD Japan
  214. ^ イケてる女子から目が離せない☆『パッション・ガールズ』【本当はラブラブ!?ケンカップル❤︎オススメ少女マンガ】 集英社 2018年11月2日
  215. ^ a b 難波功士『メディアとファッション―1990年代の「カリスマ・クレイズ」を中心に』 p.4-5 京都服飾文化研究財団 2016年
  216. ^ 【ポケットビスケッツ】人気No.1を決めよう! ポケビのシングルで一番好きなのは?【人気投票実施中】 ITmedia、2021年5月9日
  217. ^ 「企画モノ」として異例の人気を誇ったポケットビスケッツ 200万枚もの署名が集まったことも! エキサイト、2016年7月24日
  218. ^ a b あの「e-kara」がゲーム機に進化!? タカラ 「e-pitch マイクスターターセット」 GAME Watch 2003年5月22日
  219. ^ 『特撮仕事人 : 特撮監督佛田洋の世界 : 仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズの特撮監督が明かす、撮影の裏側』 2012年6月 佛田洋、鶯谷五郎 (ISBN 978-4123903424)
  220. ^ a b そろそろ、「少女小説」について語り始めよう/『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』著者・嵯峨景子インタビュー p.2 サイゾー 2018年1月5日
  221. ^ 『ハルヒ in USA』 p.48 2010年7月9日 三原龍太郎 (ISBN 978-4757142473)
  222. ^ もう一度見ておきたい『涼宮ハルヒの憂鬱』の名作ニコニコ動画集! マイナビ 2010年2月19日
  223. ^ 女子中学生はなぜ修学旅行でPHP研究所を訪れるのか 映画『桜ノ雨』公開記念インタビュー Yahoo Japan 2016年2月29日
  224. ^ 新感覚デジタルコミック『ミルフィ』創刊号「VOL.1」、配信開始 ITmedia 2013年10月28日
  225. ^ ボカロ小説の第二の波 ヨルシカ、YOASOBI、カンザキイオリ Yahoo Japan 2020年9月29日
  226. ^ 『ヴィジュアル系の時代ロック・化粧・ジェンダー』 p.189 井上貴子、森川卓夫、室田尚子、小泉恭子 2003年7月9日
  227. ^ 東京・原宿の「橋」といえば…ヴィジュアル系ファンの“聖地”だった エキサイト 2016年3月19日
  228. ^ 『ヴィジュアル系の時代ロック・化粧・ジェンダー』 p.164 井上貴子、森川卓夫、室田尚子、小泉恭子 2003年7月9日
  229. ^ 『ヴィジュアル系の時代ロック・化粧・ジェンダー』 p.185 井上貴子、森川卓夫、室田尚子、小泉恭子 2003年7月9日
  230. ^ 中二病 コトバンク
  231. ^ 覚えてる?世紀末の「V系ブーム」思春期の「病み」に寄り添う世界観 朝日新聞 2019年4月11日
  232. ^ 「ZIP!」 2012年2月10日(金)放送内容 ワイヤーアクション/価格.com
  233. ^ 高校生に「制服」ブーム 「けいおん!」の影響も? J-CAST 2009年5月26日
  234. ^ ラブライブ!:“仮想アイドル”人気の理由は? まんたんウェブ 2015年5月5日
  235. ^ 青春ダンスもの「バディゴ!」下田麻美と岡本信彦でアニメ化、おはスタで放送 ナタリー 2016年4月2日
  236. ^ 『日本民間放送年鑑 '90』 日本民間放送連盟 1990年11月
  237. ^ 『90年代のニューオーダー―新しい価値とスタイルの提言』 ニューウェーブ研究会 1991年4月1日 (ISBN 978-4885539176)
  238. ^ 『若者文化人類学―異人としての若者論』 中野収 1991年7月1日 (ISBN 978-4487752768)
  239. ^ 『出版指標年報 1994』 全国出版協会 1994年4月
  240. ^ a b c 『文芸年鑑』 新潮社 1995年
  241. ^ a b c 『朝日年鑑』朝日新聞社 1995年
  242. ^ 携帯の考現学 塚崎勇宜 2011年 ISSN 13457640
  243. ^ 「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 - 第17回 2000年 授賞語 自由国民社
  244. ^ 「事故チュー」などドキドキの新要素も!8月3日に『ときめきGirl’sSide2ndKiss』発売 電撃オンライン 2006年5月12日
  245. ^ コナミデジタルエンタテインメント、「ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss」 “事故チュー”システムなど搭載して8月3日発売 Impress 2006年5月12日
  246. ^ a b c 年間1億円を売り上げる美容師・MAYUMI 60歳を目前にしても日本一の理由とは? ORICON 2019年7月14日
  247. ^ a b c 『死語大辞典』死語研究会 2006年10月26日 (ISBN 978-4883925650)
  248. ^ ケータイで女性がハマる「リアル系乙女ゲーム」とは何か CNET Japan 2009年1月14日
  249. ^ a b 山下悦子、森岡正博、中村桂子、平野恭子、河野信子、小林亜子、小玉美意子『女と男の時空―日本女性史再考〈6〉溶解する女と男21世紀の時代へ向けて 現代』 藤原書店 1996年7月1日 (ISBN 978-4894340435)
  250. ^ 『Numero TOKYO 2020年10月号』 p.86 2020年8月27日 (ASIN) B08FCJWSZB
  251. ^ ユーキャン
  252. ^ 魔法のiらんどと双葉社、「月刊COMIC 魔法のiらんど」を創刊 HON.jp 2007年1月11日
  253. ^ あれから10年、「ケータイ小説」が急速に廃れた理由とは? 現役女子高生に『恋空』を読んでもらった ITmedia 2017年7月18日
  254. ^ 魔法のiらんどがアスキー・メディアワークスと合併 ASCII 2010年9月30日
  255. ^ コバルト文庫のマンガ増刊に、あさぎり夕×モンデンアキコ ナタリー 2010年8月30日
  256. ^ 純愛物語論 ─伊藤左千夫『野菊の墓』を中心に─ 高橋与四男 2006年
  257. ^ いきものがかりが映画「砂時計」の主題歌を書き下ろし ナタリー 2008年1月25日
  258. ^ IZA 2007年3月6月
  259. ^ 日刊スポーツ 2007年2月21日
  260. ^ 「キュンキュンする」「可愛すぎ」 女子中高生に人気の“ハニワ”とは? オリコン 2017年2月18日
  261. ^ ブーム去り、ことごとく失敗の「キラキラ映画」 次に来る恋愛映画は? Yahoo Japan 2019年6月27日
  262. ^ 『ふりふら』が示した、2020年代“キラキラ映画”の行方 青春はもはやファンタジー? Real Sound 2020年8月27日
  263. ^ a b 倉田真由美『ねるとん』で恋愛テク磨くも“だめんず”に苦労 女性自身 2021年4月4日
  264. ^ ブログで都市伝説が増加!? ITmedia 2007年7月18日
  265. ^ 誰でも「なんとかロワイヤル」が作れちゃう? ソーシャルゲーム開発エンジン「ソクゲー」が話題に ITmedia 2012年2月8日
  266. ^ a b 根強い人気を誇る児童文庫『オンライン!』がもたらす、「読書のジャンル的連続性」 ダ・ヴィンチ 2022年4月3日
  267. ^ なかよしでデスゲーム!「出口ゼロ」に大人が注目する理由 ナタリー 2014年6月17日
  268. ^ 出口ゼロ - メディア芸術データベース 文化庁
  269. ^ 『あなたのことはそれほど』が『昼顔』ほど支持されない理由…「心より体」の不倫に疑問 Business Journal 2017年5月23日
  270. ^ a b 第3次おひとりさまブーム 「私の時間が必要」は9割 日経BP 2015年9月10日
  271. ^ ユーキャン 2005年
  272. ^ おひとり様物語 コトバンク
  273. ^ 少女マンガのヒロインは尽くし系から、嫌われ者に? 主人公の変化──ヒット連発のマンガ編集者に聞く アル 2020年10月1日
  274. ^ a b 「逃げ恥」族は本当に結婚を焦っていない「どうするのかは場合による」 プレシデント 2017年8月9日
  275. ^ 講談社 無料Webコミック「MiChao!(ミチャオ!)http://michao.ne.jp/」 グランドオープンから2週間で、100万PVを突破! valuepress 2006年5月23日
  276. ^ ウィングス、今度は隔月誌に。ウェブマガジンもスタート コミックナタリー 2009年8月28日
  277. ^ Google
  278. ^ a b 「マーガレットBOOKストア!」開設、小村あゆみ新作も ナタリー 2013年6月25日
  279. ^ マーガレットchannelがリニューアルで“デジマ”に、筒井旭の新連載などスタート ナタリー 2018年3月1日
  280. ^ 裏サンデー女子部 pixiv
  281. ^ 「遙かなる時空の中で6」&「架刑のアリス」マガジンエッジで移籍連載開始 ナタリー 2018年7月17日
  282. ^ 増える児童向け“トリセツ本”、現代の女子小学生が抱える1番の悩みは「人間関係」 オリコン 2019年10月16日
  283. ^ ご飯のよそい方から自分を好きになる方法まで…“キラキラ系”子ども向け実用書『ハピかわ』が大人気のワケ 現代ビジネス 2021年4月24日
  284. ^ 小学生女子に教えたいマナー・おしゃれ・人間関係…今『ハピかわ』が小学生女子とその保護者に大人気のワケ ダ・ヴィンチニュース 2021年2月25日
  285. ^ a b YouTubeで人気者になりたがる子供にどう対応すべきか? NEWSポストセブン 2018年6月17日
  286. ^ キッズライン、登録者購入疑惑に「全て提訴」と怒り…本当に“ヒカキン以上”か、分析続々 ビジネスジャーナル 2020年8月12日
  287. ^ 調査研究ノート 幼児のコンテンツ視聴の実態を把握する新たな試み~ 2020年6月WEB幼児視聴率調査から~ NHK放送文化研究所 2021年5月1日
  288. ^ 福島民報 2021年5月5日
  289. ^ 「バーチャルYouTuber」ブームの兆し 人気キャラ「キズナアイ」は再生5900万超 J-CAST 2017年12月14日
  290. ^ <サンリオ史上初の“研究生”誕生>お魚抱えた美少女デビュー!バーチャルタレント「となりの研究生マシマヒメコ。」 PR TIMES 2018年12月20日
  291. ^ 「朗読系」美少女VTuber誕生! 「ちゃおチャンネル」で怖~いお話しをお届けします PR TIMES 2019年12月26日
  292. ^ やぶうち優の新連載はとある秘密を抱えたイケメンJCの物語、ちゃおで開幕 コミックナタリー 2020年12月28日
  293. ^ 子ども向けまんが誌の戦略 ヒット付録にスマホ連携 FNN 2022年5月7日
  294. ^ Z世代で「恋人いる」は24%、推し文化が相手のハードル上げる?Z総研調べ BCN+R 2020年12月1日
  295. ^ 『現代用語の基礎知識2006』 自由国民社 2005年11月4日 (ISBN 978-4426101244)
  296. ^ a b 現代用語として定着した「推し」 汎用性の高いパワーワードになったワケ オリコン 2019年9月11日
  297. ^ a b SNSに走るホスト「虚像より素」歌舞伎町から考える「推し」の未来 朝日新聞社 2021年6月1日
  298. ^ メイク動画の新潮流「量産型・地雷系」はなぜ人気? 藤田ニコルから峯岸みなみまで、ヒット動画とともに考察 Real Sound 2020年6月8日
  299. ^ “ゆめかわいい”提示した雑誌「LARME」復刊号の狙いは? 人気インフルエンサー起用などの施策を考察 Real Sound 2020年10月11日
  300. ^ インスタ投稿数150万件超! 今なお増え続ける「量産型女子」ファッション、若者に支持される理由とは? アーバン ライフ メトロ 2021年11月14日
  301. ^ ホストにハマり、大学をやめ性産業へ…『明日カノ』作者が語った“ホス狂”がここまでリアルなワケ p.4 文春オンライン 2021年4月23日
  302. ^ 「ゼロイチ」 2021年4月3日(土)放送内容 ワイヤーアクション/価格.com
  303. ^ 『明日、私は誰かのカノジョ』に『凪のお暇』ホス狂い、モラハラ、毒親…“リアルな苦しみ”描く現代漫画2選 双葉社 2021年5月2日
  304. ^ SNS「投げ銭で億万長者」も現実に ユーザーがはまる構造とは NEWSポストセブン 2021年5月23日
  305. ^ a b 小中高生の間で「ミステリーブーム」が起こっていた…!? 学校読書調査から見える“10代に人気の本” p.4 講談社 2021年12月12日
  306. ^ 小・中・高校生の“裏アカ”所有率は3割超、しかし危機意識が低くトラブルは「他人事」【デジタルアーツ調べ】 Impress 2019年6月5日
  307. ^ テレビアニメ「おねがいマイメロディ」のクロミちゃんが魅力的だと思いませんか? GMO Media 2020年7月27日
  308. ^ ディズニー、ヴィランズブーム到来の予感 新ショーも開催 モデルプレス 2015年8月30日
  309. ^ -サンリオキャラクターのマンガが読める新Webサイト-『イチゴミン』3月15日コミック新連載スタート!!! Infoseek 2016年3月15日
  310. ^ 【イチゴミン おかしなクロミちゃん連載スタート!】 サンリオ 2016年6月9日
  311. ^ ホーム社
  312. ^ これであなたも地雷女!地雷女のメイクやコーデ・髪型を徹底研究👩‍🏫💕 Lafary 2021年3月19日
  313. ^ 完全新作ショートアニメ「KUROMI’S PRETTY JOURNEY」2月17日(金)よりクロミ公式YouTubeチャンネル・TikTokで配信決定 ファミ通 2023年2月14日
  314. ^ 【男女のコロナ禍におけるゲームプレイ実態調査】プレイするジャンルにもジェンダーレスの兆し、女性でもシューティングゲームが人気 ゲームを通して6割が交友関係を構築、そのうち女性の6割が異性の友達ができたと回答 Gamer 2021年8月31日
  315. ^ ゲームエイジ総研、『DbDモバイル』と『Identity V』の比較レポートを公開 男女比やDAUの違いが明らかに gamebiz 2022年6月16日
  316. ^ 話題となった“サンリオ版Dead by Daylight” カジュアル化×コンテンツの組み合わせは多くの人に届く秘訣か Real Sound 2022年7月12日
  317. ^ アラフォー男子も激ハマりする「令和の最強少女マンガ」はここがスゴかった…! 現代ビジネス 2022年4月24日
  318. ^ 映画『恋と嘘』の“男女逆転”は成功していた!その理由とは? cinema PLUS 2017年10月19日
  319. ^ フジ『結婚相手は抽選で』がおもしろい…「抽選見合い結婚法」で尊厳を傷つけられる男女の悲喜劇 ビジネスジャーナル 2018年10月27日
  320. ^ 法律で結婚させられたニートとエリートの恋物語「マリーミー!」ドラマ化、10月放送 コミックナタリー 2020年8月31日
  321. ^ 接点のない男女が学校の授業で急に疑似夫婦に!「夫婦以上、恋人未満。」1巻 ナタリー 2018年10月26日
  322. ^ 入学時からカップル寮生活、結婚テーマの漫画『初×婚』5巻発売 りぼんの人気作 オリコン 2021年2月25日
  323. ^ エリート男喰い日記「暇な女子大生」がバカ受けする訳 ダイヤモンド・オンライン 2017年4月4日
  324. ^ a b 38歳バツイチ独身の私が、婚活目的ではなくマッチングアプリを始めてみた理由と“その結果” 文春オンライン 2020年11月18日
  325. ^ 内田理央「来世ではちゃんとします」1話。セフレ5人いる女子に驚くか「私のことだ」と共感するか? エキサイト 2020年1月15日
  326. ^ 山口紗弥加、マッチングアプリにハマる?“現代型”ラブコメドラマで主演<38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記> モデルプレス 2020年10月3日
  327. ^ 「出会い系サイトで妹と出会う話」Twitterで反響呼んだ禁断の百合が連載化 ナタリー 2017年5月23日
  328. ^ 『まだある。大百科お菓子編: 今でも買える昭和のロングセラー図鑑』 p.187 初見健一 2008年
  329. ^ \眩しい彼と甘酸っぱい恋を🍋 #ハニーレモンソーダ / 集英社 2018年11月8日
  330. ^ イケメン水泳ボーイズ×️かなづちぼっち女子の青春ラブ!漫画アプリPalcyで新連載スタート!! 講談社 2020年6月26日
  331. ^ 「ホリミヤ」来年2月に実写映画&TVドラマ化!宮村役は鈴鹿央士、堀役は久保田紗友 ナタリー 2020年11月23日
  332. ^ 青春が詰まった“超微炭酸系”コミックは、こうして生まれた──アニメ『ホリミヤ』HERO×萩原ダイスケ原作者対談 アニメ ダ・ヴィンチ 2021年1月9日
  333. ^ 「今の時代、恋愛ドラマは難しい」BSフジ亀山社長語る視聴者の変化 朝日新聞/withnews 2021年2月22日
  334. ^ 月9で「戦隊モノ」のようなドラマが量産される訳 - 時代は恋愛よりもヒーロー群像劇を求めている 東洋経済 2021年6月14日
  335. ^ a b c “キラキラ映画”をアップデート 『モエカレはオレンジ色』に詰まった映画的ダイナミズム リアルサウンド 2022年8月3日
  336. ^ 恋愛の漫画も、恋愛じゃない漫画も、彩り豊かに。編集長・相田聡一が語る「りぼん」の未来 ライブドアニュース 2020年10月23日
  337. ^ 秋ドラマ終盤「コア視聴率」BEST10。『silent』のホントの評価は p.2 日刊SPA 2022年12月15日
  338. ^ ミュージカル化の「ゆびさきと恋々」、原作そっくりのビジュアル公開 サンスポ 2021年5月15日
  339. ^ 不倫ドラマ乱立 “してる側”から“される側”へ、テーマが変換 NEWSポストセブン 2021年7月25日
  340. ^ 不倫の代償はこんなに重い……証拠集め、弁護士、慰謝料までリアルに描く『サレタガワのブルー』 Real Sound 2020年2月5日
  341. ^ 「寂しくさせたアナタが悪い!」開き直った不倫妻の言い分に困惑 バカにされたサレ夫が怒りの復讐 Oricon ニュース 2021年3月19日
  342. ^ 集英社の女性向けマンガアプリ「マンガMee」がジャンル特化のマンガ賞「マンガMeeジャンル大賞」を創設。今回の募集ジャンルは「ファンタジー」「不倫・結婚生活」「部活・青春」の3つ! 集英社 2021年4月27日
  343. ^ 「逃げ恥ロス」でも恋ダンスが残り続ける理由 東洋経済 2016年12月27日
  344. ^ 日本上陸から4年、TikTokに起きた変化──ユーザーの平均年齢が34歳に上がった背景を“中の人”に聞く ダイヤモンド社 2021年10月15日
  345. ^ ヨルシカ、YOASOBI、ずっと真夜中でいいのに。~ネットカルチャー発の次世代型アーティストとは ビルボードジャパン
  346. ^ 元ちゃおっ娘の幾田りら「夢のつかみ方」語る、まいた菜穂が歌の世界観をマンガ化 ナタリー 2023年3月3日
  347. ^ a b 「ちゃお」の作品100話が無料で読めるオリジナルサイト 「ちゃおコミ」スタート!! PR TIMES 2021年8月10日
  348. ^ 『なかよし 2022年3月号』 講談社
  349. ^ だまされる快感から抜け出せない!コミカライズ版『5分後に意外な結末』がマンガアプリPalcyにて連載開始! ZDNet Japan 2022年3月18日
  350. ^ a b 「1話に4回のセックスシーン!」 壇蜜主演の『アラサーちゃん 無修正』、放送コードギリギリは必至!? エキサイト 2014年5月13日
  351. ^ 「自称サバサバ系女」の泥沼不倫にエリート彼氏の二股疑惑…迷惑人間をぶった斬る共感度抜群の「ブラックガールズトーク」 ダ・ヴィンチニュース 2019年10月18日
  352. ^ Twitterで22万いいね、漫画「彼氏の周りに湧くウザい女たち」に共感の嵐 日刊SPA 2021年1月24日
  353. ^ 【漫画】自称“サバサバ女子”、でも本当はただ口と性格が悪いだけ… 「彼氏の周りに湧くウザい女たち」(2) ザテレビジョン 2021年6月15日
  354. ^ 自称サバサバ女のヤバすぎる行動 『ワタシってサバサバしてるから』 J-CAST 2021年6月18日
  355. ^ a b 映画『花束みたいな恋をした』26億円突破のヒット。サブカル終焉の時代にみる、20代の生きづらさと経済格差 メディアジーン 2021年3月10日
  356. ^ 原作者・カツセマサヒコに訊く映画「明け方の若者たち」 タワーレコード 2021年12月27日
  357. ^ サブカル好き、彼氏いない歴5年、30歳。キラキラした生き方はできないし報われなくても生きていくための「倫理」【冬野梅子『まじめな会社員』】 ビッグローブ 2022年3月3日
  358. ^ 「東京アリス」完結!麻生みことがサブカル系女子描く読切も、Kissで ナタリー 2015年8月25日
  359. ^ a b 『anan (アンアン) 2017年8月9日号 No.2064』 p.43 anan編集部 2017年8月9日
  360. ^ orange:須和弘人視線で描く特別編が「月刊アクション」に 高野苺の人気マンガ連載10周年 MANTAN 2022年1月25日
  361. ^ 『最新コンテンツ業界の動向とカラクリがよくわかる本 第3版』 p.106 中野明 2017年7月29日 (ISBN 978-4798051338)
  362. ^ 『SFマガジン』の「百合特集」号 予約殺到で発売前に重版決定 「発送が遅れる場合がある」のアナウンスも ITmedia 2018年12月18日
  363. ^ ちゃお編集部
  364. ^ 集英社 2014年12月1日
  365. ^ 漫画『ぴちぴちピッチ』16年ぶり復活 新章が次号『なかよし』で連載開始 アニメ化もされた人気作 オリコン 2021年7月2日
  366. ^ 小中学生のパソコン利用率が約9割に、1年で急増 - ドコモ調査 マイナビ 2022年5月11日
  367. ^ a b 【まとめ】各社の新型コロナ関連支援サービスまとめ 漫画読み放題、学習支援、給食代替など ITmedia 2020年3月18日
  368. ^ 【コミックが先読みできる!】絶体絶命ゲームがヨメルバで公開中 KADOKAWA 2020年11月13日
  369. ^ マンガ「四つ子ぐらし」2月中旬連載スタート! KADOKAWA 2021年1月10日
  370. ^ [2]
  371. ^ ちゃおコミ > ウェディング・デスゲーム 小学館
  372. ^ 💫📱#ちゃおコミ 📱💫 2/28(月)の更新作品はコチラ✍🏻② ちゃお編集部 2022年2月28日
  373. ^ 💫📱#ちゃおコミ 📱💫8/2(火)の更新作品はコチラ✍🏻③ ちゃお編集部 2022年8月2日
  374. ^ 💫📱#ちゃおコミ 📱💫8/20(土)の更新作品はコチラ✍🏻④ ちゃお編集部 2022年8月20日
  375. ^ プリティーシリーズ:テレビアニメ連続放送 11年半で一旦終了 「ワッチャプリマジ!」最終回に感謝の声続々 ゲームは継続 MANTANWEB 2022年10月9日
  376. ^ 『月刊トイジャーナル 2016. 5月号』 トイジャーナル編集局
  377. ^ ゆる~い癒し系キャラ「げっし~ず」がNintendo Switchでゲーム化。ちゃおサマーフェスティバル2018で早くもプレイアブル出展 4Gamer.net 2018年8月24日
  378. ^ 「JC・JK流行語大賞2020年上半期」コトバ部門1位は「◯◯しか勝たん」 アーティストはSNS活用が鍵 ITmedia 2020年7月8日
  379. ^ 流行語大賞2020、トップテンに『あつ森(あつまれ どうぶつの森)』『鬼滅の刃』などが入選! 年間大賞は“3密” ファミ通 2020年12月1日
  380. ^ 第65回学校読書調査 全国学校図書館協議会 2019年
  381. ^ テレビアニメ「ちいかわ」「めざましテレビ」にて4月4日より放送開始 SCREEN ONLINE 2022年2月1日
  382. ^ 「なかよし」12月号はクリスマススペシャル号!あの“ちいかわ”が付録に登場&特別グラビアも☆表紙は神ヒット中の新婚同居ラブ『新婚だけど片想い』 講談社 2022年11月2日
  383. ^ 「ちいかわ」ボード&ペンのセットがなかよしの付録に、ことわざ&慣用句ポスターも ナタリー 2023年4月3日
  384. ^ ちいかわ好き必見! ちゃお編集部イチオシのちいかわグッズをプレゼント♪【ちゃお5月号】 小学館 2023年4月12日
  385. ^ くまのむちゃうま日記(1) 講談社 2022年
  386. ^ 友達のいない私が、大好きな小説の悪役プリンセスに?ちゃお発異世界ファンタジー ナタリー 2021年6月2日
  387. ^ 教えて!悪役令嬢 Vol.1 悪役令嬢とはいったい何…? めくるめく悪役令嬢の世界をご案内! ナタリー 2021年5月2日
  388. ^ 可歌まとの異世界転生もの「帝国の恋嫁」がLaLaで連載化、ニャンコ先生付録も ナタリー 2022年3月24日
  389. ^ 乙女ゲーの世界を筋肉で生きる!腕っぷし自慢ヒロインのラブコメが花とゆめで集中連載 ナタリー 2022年2月19日
  390. ^ “異世界転生LaLa”が誕生、全部オリジナル作品!「転生悪女の黒歴史」特別編も ナタリー 2022年4月1日
  391. ^ 『異世界マーガレット』公式OPEN!!! BOOKWALKER 2022年12月5日
  392. ^ 異世界マーガレット作画賞 集英社
  393. ^ TVerの番組再生数、1位はフジテレビ「ミステリと言う勿れ」 ITmedia 2022年5月23日
  394. ^ a b 『ブラッシュアップライフ』 好調!いまドラマで”芸人脚本家”が増えているのっぴきならないウラ事情 講談社 2023年3月1日
  395. ^ 2つの愛の物語を「生まれ変わり」でつなぐ 恋愛映画「月の満ち欠け」 フォーブス 2022年12月2日
  396. ^ 今キテる漫画がわかる! 「コミックス第1巻売上ランキング」2020年7~9月 第1位は赤坂アカ×横槍メンゴ「【推しの子】」 日本出版販売 2020年10月14日
  397. ^ 『思い出食堂 No.43』 残しておきたいことなど 有隣堂 2018年12月29日
  398. ^ a b c {"@context":"http:\/\/schema.org","@type":"Article","dateCreated":"2023-05-24T22:58:29+00:00","datePublished":"2023-05-24T22:58:29+00:00","dateModified":"2023-05-24T22:58:29+00:00","headline":"少女漫画","name":"少女漫画","keywords":[],"url":"https:\/\/www.wiki2.ja-jp.nina.az\/少女漫画家.html","description":"少女漫画 この項目では 漫画のジャンルについて説明しています 松田奈緒子の漫画作品については 漫画 をご覧ください この記事には複数の問題があります 改善やノートページでの議論にご協力ください 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です 脚注を追加してください 2017年5月 古い情報を更新する必要があります 2017年5月 独自研究が含まれているおそれがあります 2017年5月 日本中心に書かれており 世界的観点からの説明がされていないおそれがあります 2017年5月 しょうじょまんが は 少女向け雑誌に掲載されるなど 主たる読者として未成年女性を想定した日本の漫画である 大人の女性向け漫画は女性漫画 レディースコミック として区","copyrightYear":"2023","articleSection":"ウィキペディア","articleBody":"この項目では 漫画のジャンルについて説明しています 松田奈緒子の漫画作品については 少女漫画 漫画 をご覧ください この記事には複数の問題があります 改善やノートページでの議論にご協力ください 脚注による出典や参考文献の参照が不十分です 脚注を追加してください 2017年5月 古い情報を更新する必要があります 2017年5月 独自研究が含まれているおそれがあります 2017年5月 日本中心に書かれ","publisher":{ "@id":"#Publisher", "@type":"Organization", "name":"www.wiki2.ja-jp.nina.az", "logo":{ "@type":"ImageObject", "url":"https:\/\/www.wiki2.ja-jp.nina.az\/assets\/logo.svg" },"sameAs":[]}, "sourceOrganization":{"@id":"#Publisher"}, "copyrightHolder":{"@id":"#Publisher"}, "mainEntityOfPage":{"@type":"WebPage","@id":"https:\/\/www.wiki2.ja-jp.nina.az\/少女漫画家.html","breadcrumb":{"@id":"#Breadcrumb"}}, "author":{"@type":"Person","name":"www.wiki2.ja-jp.nina.az","url":"https:\/\/www.wiki2.ja-jp.nina.az"}, "image":{"@type":"ImageObject","url":"https:\/\/www.wiki2.ja-jp.nina.az\/assets\/images\/wiki\/9.jpg","width":1000,"height":800}}