歴史
秦代、県域には(舂陵県)・(泠道県)の2県が設置されていた。漢代になると(舂陵侯国)の管轄地域となり(営道県)及び泠道県が設置された。前45年(初元4年)、舂陵侯国は泠道県に編入されている。新朝が成立すると泠道県は泠陵県、営道県は九疑亭と一時改称されたが、25年(建武元年)、後漢により旧称に戻されている。
272年(鳳凰元年)、呉により泠道県の一部に(舂陽県)を新設、東晋の永和年間に舂陽県は舂陵県と改称されている。
589年(開皇9年)、隋代により舂陵県・泠道県を営道県に編入、617年(大業13年)、蕭銑により営道県は梁興県に改称されている。621年(武徳4年)、唐代により梁興県を唐興県と、693年(長寿2年)には武盛県、706年(神龍2年)には再び唐興県、742年(天宝元年)には延唐県と改称された。767年(大暦2年)、(大暦県)が延唐県より分割・設置された。五代十国時代には後梁により延唐県を延昌県と改称されたが、後唐により再び延唐県、942年(天福7年)には後晋により延熹県と改称された。
行政区画
- 街道:文廟街道、舜陵街道、桐山街道、東渓街道
- 鎮:天堂鎮、水市鎮、湾井鎮、冷水鎮、太平鎮、禾亭鎮、仁和鎮、中和鎮、柏家坪鎮、清水橋鎮、鯉渓鎮、保安鎮
- 民族郷:九疑山ヤオ族郷、五竜山ヤオ族郷、棉花坪ヤオ族郷、桐木漯ヤオ族郷