大乗院寺社雑事記 だいじょういんじしゃぞうじき は 興福寺大乗院で室町時代に門跡を務めた 尋尊 1 政覚 経尋が三代に渡って記した日記 約190冊 原本は1450年 宝徳2年 から1527年 大永7年 までが現存しており 国立公文書館が所蔵し 重要文化財に指定されている 尋尊の書いた部分は特に 尋尊大僧正記 尋尊大僧正記補遺 などとも呼ばれ 応仁の乱前後の根本史料とされている 2 またほとんどの項