堆積盆地(たいせきぼんち、英: Sedimentary basin)とは、地殻変動によってある期間継続的に沈降し、そこに堆積物が分厚く堆積し、堆積岩による一連の地層が形成された地球表面の凹地のこと[1]。沈降地形に後から堆積物が溜まって形成される。構造盆地が長い時間をかけて堆積物によって埋められて形成される場合もある。通常は、プレートテクトニクス活動に関係する多様な地質環境で発生するが、海洋底に多く見られる。外孤盆地、内孤盆地、前縁盆地、リフト型盆地などに分類される[2]。ここの岩石が地殻変動で褶曲し、馬の背のような形のように盛り上がった地質構造 (背斜構造) の上部にガス、油、水が軽い順に移動、濃集したものを油田と呼ぶ。