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井上貴博 (アナウンサー)

井上 貴博(いのうえ たかひろ、1984年8月7日 - )は、TBSテレビアナウンサー

いのうえ たかひろ
井上 貴博
プロフィール
出身地 日本 東京都
生年月日 (1984-08-07) 1984年8月7日(38歳)
身長 179cm
血液型 A型
最終学歴 慶應義塾大学経済学部
勤務局 TBSテレビ
部署 総合編成本部 アナウンスセンター[1]
職歴 エキスパート特任職トップスペシャリスト(課長職2021年より現職)
活動期間 2007年 -
ジャンル 報道
公式サイト 井上貴博
出演番組・活動
出演中Nスタ』(水 - 金曜日)
井上貴博 土曜日の『あ』
『(レゴ マスターズ JAPAN)』
出演経歴JNNイブニング
早ズバッ!ナマたまご
朝ズバッ!
あさチャン!
白熱ライブ ビビット
その他 (第30回橋田賞)を受賞(2022年)
アナウンサー: (テンプレート) - (カテゴリ)

経歴

東京都の出身で、慶應義塾幼稚舎慶應義塾普通部慶應義塾高等学校慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。

小学生時代に軟式野球を始めたが、本人曰く「5年生の時にレベルの高い選手へ出会ったことをきっかけに、目標がプロ野球選手から(硬式高校野球での甲子園大会出場)に変わった」とのことで、慶応高校への進学後に硬式野球部へ在籍。2年時の秋に二塁手としてレギュラーの座を確保すると、3年時に三塁手へ転向したものの、在学中は春夏とも甲子園大会への出場は成らなかった。慶応大学でも野球部でプレーを続けようとしていたが、腰の怪我で断念。大学の野球部に籍を置きながら、「学生コーチ」という立場で後輩(慶応高校の野球部員)の指導に携わっていた(詳細後述[2]

大学卒業後の2007年に、アナウンサーとしてTBSテレビ入社。同期のアナウンサーは杉山真也[3]で、自身は入社してから主に情報報道番組を担当している。

2010年1月より『みのもんたの朝ズバッ!』でニュース・取材キャスターを務め、みのもんた不在時には総合司会を代行。

2013年11月、『朝ズバッ!』リニューアルおよび、初代総合司会を務めたみのが降板したことに伴い、2代目総合司会に就任[4][5]

2014年3月に『朝ズバッ!』が終了して[6]からも、後番組の『あさチャン!』に出演していたが、2015年3月の番組リニューアルを機に降板。当時後枠で放送されていた『白熱ライブ ビビット』の進行担当へ異動した[7]

2017年4月から、『Nスタ』平日版の総合司会(メインキャスター)を担当中[8][9]。TBSの一般アナウンサーで平日夕方のニュースの総合司会となるのは井上が初めてである(1970年代から1980年代にかけて『JNNニュースコープ』を担当していた新堀俊明は報道局所属アナウンサー扱いだった)。

2022年には、キャスターとしての発言や姿勢が橋田文化財団(脚本家橋田壽賀子が前年に永眠するまで理事を務めていた財団)から高く評価された末に、(他局を含めた)現職のアナウンサーやニュースキャスターからただ1人橋田賞(日本人の心や人の触れ合いを取り上げることによって放送文化に大きく貢献した番組や人物を顕彰する賞)を受賞した[10]

2021年春の人事異動で、2年後輩の江藤愛と共に、アナウンス職のまま「エキスパート特任職トップスペシャリスト」(アナウンスセンターの課長に相当する役職)へ昇進した[11]

2022年4月からは、『Nスタ』平日版全曜日の総合司会と並行しながら、自身の希望で毎週土曜日の午後に『井上貴博 土曜日の『あ』』(TBSラジオにおける自身初の冠番組)でパーソナリティを務めている[12]。同年12月までは、TBSラジオにおける編成上の事情[13]と相まって、日曜以外の全ての曜日で(『Nスタ』と合わせて)1日に約3時間の生放送を進行していた[14]。その一方で、同年5月17日には、『伝わるチカラ』(およそ30時間にわたるインタビューを基に構成した自身初の著書)がダイヤモンド社から刊行された[15]

なお、2023年の1月第1週から3月第4週までは、『Nスタ』への出演を週4日(月 - 木曜日)に限定。金曜日を休養などに充てる一方で、後輩アナウンサーの日比麻音子が、月・火曜日のニュースプレゼンター(2021年10月から担当)と並行しながら金曜分の総合司会を「金曜キャスター」という肩書で引き継いでいた。井上によれば、「自分も番組(『Nスタ』)もさらに高みを目指すために、番組側・会社(TBSテレビ)側とも話し合いを重ねた結果」とのことで、平日版のメインキャスターを日比・ホラン千秋(井上の起用当初から全曜日を通じてコンビを組んできたフリーアナウンサー)とで分担する体制へ移行した。同年3月27日(月曜日)からの『Nスタ』平日版リニューアルを機に、日比が月・火・金曜日のメインキャスターへ昇格したことに伴って、自身の担当曜日を水 - 金曜日に変更。水・木曜日にはホラン、金曜日には日比とのコンビで進行している[16]

2023年5月27日からは、『Nスタ』と『土曜日の「あ」』への出演を続けながら、『(レゴ マスターズ JAPAN)』(世界18ヶ国で放送されているレゴグループ公認番組『Lego Masters』の日本版に当たる公開収録番組)の進行を担当することが発表されている[17]

人物・エピソード

身長は179cm。本来は右利きだが、「右脳を鍛える」という目的で、食事の際には箸やフォークを左手で持つようにしているという[18]

特技は、寝起きの良さ、早歩き、子供と仲良くなること[19]。好きな色は、ピンク[19]座右の銘は、「未完成だから、夢がある」[20]。両親は兵庫県の出身で、関西地方への在住経験がないにもかかわらず、自身も関西弁を少しだけ話せる。

慶応大学在学中の2005年には、当時「学生コーチ」として指導していた慶應義塾高校の硬式野球部が第77回選抜高等学校野球大会に出場したこと[21]を受けて、『みんなの甲子園』(毎日放送が主に関西ローカルで放送する大会ダイジェスト番組)での取材企画に出演した。毎日放送はJNNの準基幹局であることから、本人はJNN基幹局のTBSテレビへ入社した後に、この時の出演を「JNN系列(局)との最初の縁」と語っている[19]。また、当時指導した選手が出場した試合のDVDを鑑賞することを趣味に挙げている。

慶応義塾幼稚舎から慶応大学までの同級生に、フジテレビアナウンサー中村光宏がいる[22]。もっとも、自身は学生時代にテレビ番組の視聴を極力避けていたばかりか、現在に至るまでテレビメディアのあり方に対する疑問を強く持ち続けている。本人曰く「就職活動の当初は商社、不動産関連企業、ベンチャーの企業を志望していたので、アナウンススクールに通っておらず、アナウンサーを志すほどの明確なきっかけもなかった」とのことで、放送局のアナウンサーの採用試験についても「上記の企業の採用試験より半年ほど早かったので、『面接の練習のつもり』で受け始めた」という[23]。しかし、最初に受けた(TBSテレビ以外の)在京局のアナウンサー試験で書類選考すら通過できなかったことから、大学のゼミの先輩で地方局(仙台放送)のアナウンサー試験に合格していた板垣龍佑(現在は同局からテレビ東京へ移籍)に相談したところ、アナウンススクールの見学を勧められた。井上は、見学を通じて受講生たちの技量や意識の高さに驚きながらも、今までの人生経験を踏まえたトーク(野球の話など)を中心に据えるなど、彼らの逆を行く戦略でアナウンサー試験に再び臨んだ[23][24]。実際には「テレビを内側から変えたい」との思いを持ちながらTBSテレビへ入社したものの、入社後にはアナウンサーを「普通のサラリーマンでは築けない人脈を築けるうえに、非日常の緊張感の中に身を置ける仕事」ととらえていて、「好きでない業界に身を置いた方か成長出来る」とも話している[23]

『Nスタ』のメインキャスターへ就任してからは、テレビ番組の常套句(「速報」「このあとすぐ」など)を放送中に使わない一方で、いわゆる「コロナ禍」が日本国内で広まり始めた2020年頃からは自分の意見を可能な限り明言するスタンスを打ち出している[25]。2022年に第30回橋田賞を受賞したのは、このようなスタンスに沿った進行や発言が、「コロナ禍で不安が広がる状況にあって、さわやかで知的なイメージを持ちつつも、正直で熱い口調で切り込む姿が多くの視聴者の共感を得た」と評価されたことによる[10]

3人きょうだいの末っ子で、12歳上の姉と9歳上の兄がいる。本人によれば、「家族会議が(きょうだいにとっての)就職活動のようなもので、学生時代に野球で活躍しても、末っ子ゆえに家族の前ではなかなか言えなかった。そのことに対する悔しさから、『末っ子でも子どもとして扱われたくない』『10歳以上離れている姉に勝たなければダメ(自分の真価を家族に認めてもらえない)』という意識が芽生えた」とのことである。このような意識は「仕事は基本として(自分で動いた末に)勝ち取るもの」という積極的な姿勢につながっていて、TBSテレビへの入社後は、『みのもんたの朝ズバッ!』担当プロデューサーへの直訴がきっかけで同番組へのレギュラー出演が実現[25]。TBSテレビへの入社16年目に当たる2022年の4月からTBSラジオで担当している『井上貴博 土曜日の『あ』』でも、「テレビで出ている自分の人間性は3割ぐらいなので、ここで(ラジオの生放送番組のメインパーソナリティを初めて)やらないと喋り手としての成長はない」という決意の下で、企画書の作成、タイトルロゴのデザイン、テーマソング作りなどにも関与している[12]。もっとも、『朝ズバッ!』では前述した事情で総合司会に急遽起用されながら、担当の開始から5ヶ月後に番組自体が終了。本人曰く「番組の終了をプロデューサーから通告された瞬間、『アナウンサー生活が終わった』と本気で思った」とのことで、通告から1年ほど後までの出来事をはっきりと思い出せないほど強いショックを受けたが、かねてから抱いていた「日本一の司会者になる」という目標が確固たるものになったという[25]

「『チームのため』と言っている人間の実力ではチームを救えない。『自分のため』に実力をとことん付けることが、自然と『チームのため』になる」という考えの持ち主[25]で、TBSテレビへ入社してからは、「『自分のため』に使っている時間を『誰かのため』に使いたくない」との理由で「生涯独身」を長らく公言していた[26]。もっとも、『土曜日の『あ』』の開始に際しては、「入社16年目で仕事の面白みが分かり始めるとともに、結婚願望や『会社のためになりたい』という意識がようやく出てきた」と語っている[25]

現在の出演・担当番組

テレビ

  • Nスタ
    • 藤森祥平不在時の代理[27]2012年7月23日 - 8月10日
    • 平日版メインキャスター(2017年4月3日 - )
      • 月 - 金曜日:2017年4月3日 - 2022年12月28日
      • 月 - 木曜日:2023年1月4日 - 2023年3月23日
      • 水 - 金曜日:2023年3月29日 -
  • (レゴ マスターズ JAPAN)(2023年5月27日 - 、毎週土曜日16:30 - 17:00) - 進行[17]

ラジオ

過去の出演・担当番組

テレビ

レギュラー出演

単発出演ほか

ラジオ

以下は全てTBSラジオ

著書

  • 『伝わるチカラ 「伝える」の先にある「伝わる」ということ』(ダイヤモンド社、2022年5月17日初版刊行、(ISBN 978-4478115350))

受賞歴

脚注

  1. ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日). https://www.tbsholdings.co.jp/tbstv/corporate/organization.html 2022年5月20日閲覧。 
  2. ^ “TBS井上貴博アナ母校慶応が出場のセンバツ開幕へ「侍ジャパンに負けないすがすがしい試合を」”. 日刊スポーツ. (2023年3月17日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202303160001411.html 2023年3月17日閲覧。 
  3. ^ “TBS同期コンビでお送りしました。…”. TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」[seikatsu954905]. Instagram (2017年3月14日). 2021年6月3日閲覧。
  4. ^ “新生『朝ズバッ!』スタート 井上貴博アナ中心に「一丸となって新しい番組を」”. ORICON NEWS. oricon ME (2013年11月4日). 2021年6月3日閲覧。
  5. ^ “朝ズバッ!リニューアルでハプニング”. デイリースポーツ online. 株式会社デイリースポーツ (2013年11月4日). 2021年6月3日閲覧。
  6. ^ “井上アナ声詰まらせ、高畑アナは涙「朝ズバッ!」最終回”. Sponichi Annex. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2014年3月28日). 2021年6月3日閲覧。
  7. ^ “TBS吉田明世アナ、真矢ミキとの共演「楽しみ」-『白熱ライブ ビビット』”. マイナビニュース. 株式会社マイナビ (2015年3月10日). 2021年6月3日閲覧。
  8. ^ “TBS 32歳井上アナで勝負の春改編「Nスタ」起用でゴールデンへの効果も期待”. デイリースポーツ online. 株式会社デイリースポーツ (2017年3月1日). 2021年6月3日閲覧。
  9. ^ 木村隆志 (2017年3月18日). “木村隆志のドラマトレンド解説:テレ朝は中高年シフト、日テレはバラエティ重視……春の番組改編で各局のカラー鮮明に”. Real Sound 映画部. 株式会社blueprint. 2021年6月3日閲覧。
  10. ^ a b “橋田賞にTBS井上貴博アナ「コロナ禍で不安広がる中、多くの視聴者の共感を得た」”. 日刊スポーツ. (2022年4月2日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202204020001502.html 2022年4月9日閲覧。 
  11. ^ “TBS・江藤愛アナが“昇進”、先輩の出水麻衣らをゴボウ抜きにできたワケ”. 週刊女性TIMES (2021年6月2日). 2021年6月3日閲覧。
  12. ^ a b “TBS・井上貴博アナ 初の冠ラジオに気合「たまりません!」、Nスタに加え週6日生番組担当へ”. スポーツニッポン. (2022年3月6日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/03/06/kiji/20220305s00041000630000c.html 2022年3月6日閲覧。 
  13. ^ 「土曜日の『あ』」については、「2時間(13:00 - 15:00)の生放送番組」と発表されていたにもかかわらず、「2022年4月のみ放送枠を13:00 - 15:55に拡大する」という条件で放送を開始。実際にはこの条件が5月以降も延長されていたが、2023年の初回(1月7日放送分)から放送枠を13:00 - 15:15に短縮。同年4月1日からは、開始の当初に発表されていた時間帯で放送している。
  14. ^ “TBS井上貴博アナが初の冠ラジオに挑戦「たくさん恥かいて、もがきます」生放送3時間を週6日”. 日刊スポーツ. (2022年3月5日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202203040000852.html 2022年3月5日閲覧。 
  15. ^ “TBS井上貴博アナ初の著書を堀井美香アナ絶賛「なんでこれを新人の時に読まなかったんだろう」”. 日刊スポーツ (2022年5月21日). 2022年5月22日閲覧。
  16. ^ “日比麻音子『Nスタ』メインキャスターに 井上貴博&ホラン千秋と“日替わり”新体制【コメントあり】”. ORICON NEWS (2023年3月24日). 2023年3月24日閲覧。
  17. ^ a b “TBS新番組「レゴ マスターズJAPAN」ももクロ百田夏菜子がMC、進行は井上貴博アナ”. 日刊スポーツ. (2023年5月20日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202305190001570.html 2023年5月20日閲覧。 
  18. ^ “Instagram Nスタ 公式アカウント”. 2021年12月14日閲覧。
  19. ^ a b c 井上 貴博:アナウンサー名鑑 TBSテレビ アナウンスBoo!!
  20. ^ “【東日本大震災10年語り継ぐ】TBS・井上貴博アナ、被災地で言葉が出なかった…葛藤と悩み「一助になれば…」”. スポーツ報知. 2022年3月17日閲覧。
  21. ^ “【山田美保子のミホコは見ていた!】「Nスタ」井上貴博アナの魅力”. デイリースポーツ. 2022年3月17日閲覧。
  22. ^ “「配球を丸々覚えている」フジ中村光宏アナが衝撃受けた阿部慎之助&小林誠司の対談”. Full-Count. 2022年3月17日閲覧。
  23. ^ a b c ラジオライフ三才ブックス)2022年7月号 16 - 19頁「井上貴博interview」
  24. ^ 【TBSアナウンサーが教える】最初のアナウンサー採用試験に落ちて思いついた秘策とは? ダイヤモンド・オンライン
  25. ^ a b c d e “TBS・井上貴博アナ、「局アナなめんじゃねえ」発言の真意 コロナ禍での葛藤と日本一の司会者への道”. スポーツ報知 (2022年4月9日). 2022年4月9日閲覧。
  26. ^ “TBS井上アナの結婚したくない理由にスタジオ苦笑/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online. 2021年8月26日閲覧。
  27. ^ 藤森のロンドン五輪取材に伴うもの。
  28. ^ プロ野球・横浜DeNAベイスターズの応援広報番組
  29. ^ 昼は『王様のブランチ』に内包、夕方は世界陸上中継に伴う『報道特集NEXT』休止に伴う代替番組。
  30. ^ ただし、実質的には『総力報道!THE NEWS』の年始短縮版とも言うべき体裁だった。
  31. ^ ただし、実質的には『総力報道!THE NEWS』の日曜版とも言うべき体裁だった。
  32. ^ “東山紀之、TBS井上貴博アナら「第30回橋田賞」受賞 新人賞は杉咲花、吉沢亮”. ORICON NEWS (oricon ME). (2022年4月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2230241/full/ 2022年4月3日閲覧。 

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