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ワンダフル (テレビ番組)

ワンダフル』(Wonderful)は、TBS系列で1997年9月29日から2002年9月26日まで放送されていた生放送深夜バラエティ番組

ワンダフル
ジャンル バラエティ
企画 (石川眞実)
出演者 東幹久
原千晶
立河宜子
辺見えみり
白石美帆
安東弘樹(当時TBSアナウンサー)
ほか
製作
プロデューサー (落合芳行)
制作 TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1997年9月29日 - 2002年9月26日
放送時間月曜 - 木曜 23:55 - 翌0:50
放送分55分
回数982
(テンプレートを表示)

一部の放送局の番組表では「週刊ワンダフル」とも表記されていた。

概要

同局では、1996年にTBSビデオ問題が発覚。この当事者となった「社会情報局」がこの問題を受けて廃止・解体され、当時放送されていた番組のうちワイドショーやそれに近い番組はその大半が改編期を待たずに打ち切りとなり、それ以外のニュース・情報系番組は「報道局」へ、それ以外の番組は「制作局」へと制作担当が振り分けられた(当番組も制作局の担当である)。

そんな中、当番組開始まで同時間帯で放送されていた『筑紫哲也 NEWS23』の第2部も社会情報局担当であった[注釈 1] ため打ち切られ、1部終わりの時間帯であった23:55終了に変更されたことで、この時間帯に放送されていた報道・情報番組の流れから一新させ、深夜の核となる若者向けの情報バラエティ番組を投入することになった。

深夜の帯番組ならではの演出として、遅くとも番組終了時点で日付が変わっていたため、原則的に週の最後の放送日を除き、番組終了時のテロップ表現を「また今夜」とした[注釈 2]。ほか、エンドロール放送後の短い挨拶では、ワンギャルやMC陣が「また今夜!」と言って番組を終了させていた。さらに、番組最後の次回予告では「今夜のワンダフルは…」とその日の企画を担当したワンギャルたちが予告を行っていた。

制作スタッフは当初、「王様のブランチ」から異動した者が多く、「深夜のブランチ」を意図してスタートしたが、それらのスタッフは徐々に「王様のブランチ」に戻ったり、別番組に異動するなどしていった。しかしながら「王様のブランチ」同様の「番組のリポーター兼マスコットガール陣」という女性陣への位置づけは最後まで変わらなかった。

2002年4月には、長年MCを務めていた東幹久が番組を降板、新たに安東弘樹白石美帆がMCに加わり、辺見えみりを含めたMC3人体制で、番組のロゴやスタジオのセットも一新してのリニューアルを図ったが、半年後の同年9月に番組終了。

なお、新MCであった白石は後継番組『Pooh!』の情報パート(第2部)のMCを引き続き担当した。

出演者

司会・レギュラー・アナウンサー

『ワンダフル』出演者の変遷
期間 男性司会 女性司会 レギュラー アナウンサー ワンダフルガールズ
1期 1997年09月 - 1998年10月 東幹久 原千晶 オセロ 志賀大士 1期生
2期 1998年10月 - 1999年03月 2期生
1999年04月 - 1999年09月 立河宜子 オセロ、原千晶
3期 1999年10月 - 2000年03月 オセロ 駒田健吾 3期生
2000年04月 - 2000年09月 (不在)
4期 2000年10月 - 2001年06月 Over Drive 4期生
2001年07月 - 2001年09月 辺見えみり
5期 2001年10月 - 2002年03月 5期生
2002年04月 - 2002年09月 安東弘樹 辺見えみり、白石美帆 (不在)

ワンダフルガールズ

若手の女性タレントたちによるワンダフルガールズ(通称:ワンギャル)と呼ばれるグループ(所属事務所などはそれぞれ異なる)が、番組企画でのリポートなどを行っていた。第1期から4期までは、諸事情(出演者個人の場合もあればタレント事務所や局の都合もある)から番組内での予告や挨拶も一切無く途中の回で脱退(降板)するメンバーもいたが、第5期は「番組スキャンダルからのイメージチェンジ」という目的もあり、4期までとは違い、ある程度身元がキチンとしている者を選出したことから、脱退するメンバーもなく全員が最後の回まで出演している。

現在は実業家として活躍の小野砂織北沢まりあや、女優・タレントとして活躍の釈由美子国分佐智子君嶋ゆかり、田嶋洋子(現・水嶋洋子)、相沢真紀北川えり竹下玲奈福岡サヤカ河村和奈などはワンギャルの出身である。

スタッフ

出来事

原千晶、MCから雛壇レギュラーへ降格

1999年4月以降から、新たに2代目の女性MCとして立河宜子が抜擢されると同時に、それまで番組開始当初から女性MCとして務めていた原千晶は、MCから共演者のオセロと同様の雛壇レギュラーに降格されている。MCから雛壇レギュラーに降格した原は番組を即座に降板する事も含め考えたが、結局半年間乗り切って同年9月に降板した。さらに原は開始当初からのメンバーであったのに、最終出演日には「卒業セレモニー」の類いは一切なかった。番組最終回では東幹久と同様にVTR出演によるメッセージを送っている。

立河は1993年度のクラリオンガールを務め、原は1995年度のクラリオンガールを務めていた、クラリオンガールの先輩と後輩の関係でもある。

乱交スキャンダル

1999年8月には、同番組の出演者などが東京都渋谷区内のマンションで乱交を行っていたと一部週刊誌・タブロイド紙などで暴露された[注釈 3]

この件が報道された直後に一部出演者が降板しているが、原因にこの一件があるとみられる。

平井堅を紹介

2000年2月22日に放送した今年一押しアーチストとして平井堅を取り上げたところ、『楽園』の売り上げが急上昇。人気のきっかけとなった(なお、もう一組はMONGOL800)。2000年8月のMTV MUSIC SUMMITに平井堅が出演した際にも密着取材をした。また、2000年最後の放送では、番組のために平井堅が『楽園』を歌った。

23時55分から翌0時40分までの各曜日コーナーの紹介

月曜日

「topic No.1」
前週に起こった出来事をベスト5で発表。
「カップルズQ&A」(2、3期)
カップルにワンギャルがインタビューしてカップルから疑問を聞き解決する。大抵は恋や性的なものが多い。
「クラブワンダフル」(3期)
オーナーに立河宣子、ママに石川亜澄が扮して、ワンギャルがキャバクラ嬢となり、客の男性ゲストとトークをする。
「ワンギャル代行屋産業」
知られていない職業の実態をワンギャルが取材。
「コネタの真相」(4、5期)
後に『トリビアの泉』のヒントにされた[要出典]
「格闘新世紀」(4、5期)
格闘業界や選手の紹介。

その他色々なコーナーあり。

火曜日

「新曲RUSH*3」(1期-5期)
その週に発売される曲をシングル、アルバム別に紹介。
「どこよりも早いCDランキング」(1期-5期)
プラネット→ オリコン(雑誌)よりも早くトップ10を発表。
「覗き見ワンダくん」(1期)
ワンギャルのプライベートを隠しカメラで密着。このコーナーで田中沙斗子が不適切な発言を連発したことが原因となり、コーナーが打ち切られた((田中沙斗子#来歴)を参照)。
「急いでワンダくん」(1期)
「覗き見 - 」に代わって開始した企画。ワンギャルがあることに挑み、制限時間内に達成しなければスタジオ内で罰ゲームとなった。
「帰ってきた覗き見ワンダくん」(2期)
「ワンギャル王決定戦」(2期-5期)
全ワンギャルが様々なゲームで勝負して、最も多く勝利した者がワンギャル王となる。

水曜日

「どこよりも早い流行ものランキング 10ダフル」
流行の物やスポットなどをワンギャルをリポーターとして取り上げる水曜日のメインコーナー。情報バラエティーの「情報」がもっとも現れているコーナー。
「恋愛科学研究所」(2期-5期)
「恋愛は脳内物質の分泌によって決まる」をメインテーマに、出会いから別れ、結婚にいたるまでの恋愛のさまざまな局面を取り上げた。医師の藤田徳人が講師役。1999年には「ワンダフル恋愛科学研究所」として本が出版された。各期で取り上げる内容は大体同じだった。恋愛科学研究所コーナーのトークでワンギャル達の意外な性格が垣間見られた。
「軽犯罪都市24時」(1期-4期)
後に『行列のできる法律相談所』のヒントにされた[要出典]
「ブティックホテル探索」
ブティックホテルをワンギャルが取材。

木曜日

「TRAP」(1期-5期)
東京部屋査定計画。Tokyo Rooms Assesment Projectの頭文字でTRAP。「お部屋の適正な家賃を査定し、今後の部屋探しに役立ててもらおうという壮大なプロジェクト」。査定人は諏訪毅。なお、『ワンダフル』終了から1年半後に始まったTBSの昼番組『はぴひる!』内で諏訪を査定人としたほぼ同じコーナーがあった。『はぴひる!』のプロデューサーは『ワンダフル』の演出をしていた利根川展だった。
「カーステ刑事」(4、5期)
ドライブのシチュエーションごとにピッタリの曲を調査する。コーナーの冒頭はOver Drive扮する警官が東に「ボス、大変なことが分かりました。俳優の東幹久が…」と東のプライベートを暴露し、東が「おい、スタッフ!誰だ教えた奴は!」と怒鳴るのがお約束。アシスタントのワンギャルは松梨知果から北川えりに変更。このコーナー内の一部企画にはやらせの疑惑(他愛ないもの)もあった。
「ワンダフル映画調査団」(1期-5期)
新作映画の紹介や、映画のクイズなど。映画の原題から邦題をあてるクイズがきっかけで、1999年には番組で邦題を募集した。邦題名は「(恋はワンダフル!?)」と決まった。[1](原題"The Match Maker"、(マーク・ジョフィ)監督作品。出演:ジャニーン・ガラファロ、(デヴィッド・オハラ) 他。未DVD化作品)
「東幹久 こだわりの一品」(2期-4期)
東幹久がこだわっている物・事を思い入れたっぷりに紹介する。実はほとんどのものが初見だったりあまり興味が無い物・事。東がさも前から好きだったように熱く語るのを楽しむコーナー。例としては、テルミン。「昔から趣味で奏でている」。

翌0時40分以降のコーナー

ワンダフルアニメとワンダフルドラマはいわゆる「コーナードラマ」である。TBSの夜の生ワイド番組でアニメが放送されるのは、「笑ゥせぇるすまん」などを放送していた『ギミア・ぶれいく』以来5年ぶりである。当番組終了後TBSの夜の生放送でのアニメコーナーは『バラエティーニュースキミハ・ブレイク』内の「夢をかなえるゾウ」まで9年間なかった。

ワンダフルアニメ

初期は2か月単位で放送された。途中から1か月単位に変更。若年層に人気が高いながらもひとつの独立番組としては放送しづらい漫画をアニメ化した。日付が変わってからのコーナーである為、以下に示されている放送日は1日分足した物が正確な物となる。

一般的なアニメとは異なり1本10分で作られていた。「ワンダフル」を一貫してネットしていなかった毎日放送でも一部の作品は「アニメシャワー」枠内にて30分に再編集した上で放送されていた。

ワンダフルドラマ

  • 2000年01月 「OL生中継!!」梶原、小宮、林、森出演
  • 2000年02月 「PUSH!」遠藤、小宮、宮崎、宗政出演
  • 2000年03月 「お気楽!4バカ姉妹」石川、梶原、林、森出演
  • 2000年04月 「こちらヌキタイ編集部」山本、梶原、遠藤出演
  • 2000年05月 「セクハラおしおき隊ピーチエンジェル」
  • 2000年06月 「ワンダフル恐怖ストーリー040」
  • 2000年07月 「IZI~女が闘うとき~」石川、宮崎、森、林出演
  • 2000年08月 「狂った夏」
  • 2000年09月 「のほほん女子大生旅日記」森、石橋出演
歴代主題歌

月極ワンダフル

  • 2000年10月 「Newワンギャルカタログ」
  • 2000年11月 「裏ワンダフル」宮本、高井出演。
  • 2000年12月 「私立ワンダフル学園」
  • 2001年01月 「NaNa&麻裕 21世紀大予言」
  • 2001年02月 「(正式タイトル不明)」
  • 2001年03月 「ワンギャル更衣室」
  • 2001年04月 「ワンギャルトークバトル~NA-SHIHA~」石川、北川など出演。
  • 2001年05月 「(正式タイトル不明)」
  • 2001年06月 「今どきランキングFile Net探偵Boba」
  • 2001年07月 「プロが選んだランキングベスト5」
  • 2001年08月 「(正式タイトル不明)」
  • 2001年09月 「陰陽師占い」
  • 2001年10月 「今どきランキングFile Net探偵Boba」
  • 2001年11月 「プロが選んだランキングベスト5」
  • 2001年12月 「IQ BATTLE」
  • 2002年01月 「こだわりのウラ技レシピ 食べてMeal?」
  • 2002年02月 「アタシゴト」
  • 2002年03月 「(正式タイトル不明)」 
歴代テーマ曲

エンディング

  • 「天気予報」
正しくは水着で天気。番組初期の人気コーナーであり、水着ギャルが毎日登場し、天気予報を読むコーナー。途中から天気予報を読まず、画面表示だけで後はただ水着女性を見せるだけに変わった(この時期、比較的「事前収録」が多く、その場合は天気予報ができないことから、番組構成の整合性を取るという意味合いもあったとされている)。
のちにワンギャル1期生の釈由美子も、このコーナーにWG途中加入前に一度だけ出演している。
  • 「ストリート写真館」
都内近郊の街角で撮影した女性の写真などを、スタッフロールにあわせて紹介していくもの。番組本編の時間が足りなくなって、VTRを消化できる時間が無くなった場合や、エンディングでのトークが盛り上がった場合は放送されないこともあった。なお、年初や夏などにストリート写真館大賞の選出が行われた。大賞受賞者はパルコのポスターになったり、グラビア撮影などが行われた。

エンディングテーマ

第1期

第2期

第3期

第4期

第5期

番組放送時間と系列局のネット状況

番組放送時間は23:55 - 翌0:50(TBSのみ1999年4月以降、23:50 - 23:55に番宣番組「もうすぐワンダフル」を放送)。なお、翌0:30で飛び降り[注釈 5] とするネット局もあった(実際には翌0:29のCM入りまで)。そのため、番組後半のアニメなどの各種コーナーが見られない問題もあった(予め番組オープニングでの該当コーナーの予告の際には「一部の地域では放送されません」というお断りテロップは表示していた)。

「ワンダフル」以前の番組から一貫して、近畿広域圏毎日放送(MBS)では同番組を一切放送しなかった。ただし、番組内で放送されたアニメは「アニメシャワー」枠(毎週日曜日未明に編成されている関西ローカル深夜アニメ枠)で放送された作品もある他、ワンダフルガールズが第4期メンバーCD発売時のプロモーションで関西ローカル番組『今田・極楽のエンタ』にゲスト出演したことがあった。

静岡放送(SBS)では1998年10月より自社制作ニュース番組『(気になるニュース最終便)』を始めた為、一度番組ネットを打ち切った。後に2002年4月より時差ネット(翌0:35 - 1:10)で復活した。

青森テレビ(ATV)では、1999年4月で翌0:30飛び降りとなった。2001年4月よりフルネットに戻った。

中国放送(RCC)では当初は同時フルネットだったが、1999年4月にローカルニュース番組の「ナイトプレス」を開始したため、一旦翌0:30飛び降りとなった。後に2001年9月で終了後にフルネットに復帰した。

同様に山陽放送(RSK、現:RSK山陽放送)も番組開始当初フルネットだったのが中期頃の一時期、編成の都合上翌0:30飛び降りとなった。末期には再びフルネットに戻った。

中部日本放送(CBC、現:CBCテレビ)も開始当初半年間はフルネットだったが、その後翌0:30飛び降りになり、後に再度フルネットに戻っている。

山陰放送(BSS)とチューリップテレビ(TUT)は、同番組終了をもって『筑紫哲也NEWS23』(月 - 木曜日版)の直後枠のTBS製作の深夜番組の同時ネットを取りやめている。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ NEWS23開始以前に放送されていた『情報デスクToday』が、第2部の源流となっており、この番組も社会情報局の担当であった。
  2. ^ 同時期の「ニュースJAPAN」(フジテレビ)でも表示していた。また前述の「情報デスクToday」のエンドカードでも木曜以外は「では、また今夜」とタイトル下に表記され「今夜」の部分には点がふってあった。
  3. ^ 第一報1999年8月10日写真週刊誌「FLACH」
  4. ^ 3月のワンダフルアニメ主題歌でもある
  5. ^ 番組の途中でその日(その放送回)の放送を打ち切り、別番組などに切り替えること(所謂業界用語)。対義語として番組の途中から(その局での、その放送回の)放送を始めることを「飛び乗り」という。

出典

  1. ^ アスミックエースから発売のVHSにはパッケージに『ワンダフルで邦題を決定!!』と記載されている

外部リンク

TBS 月曜 - 木曜23:55 - 翌0:50枠
前番組 番組名 次番組
筑紫哲也 NEWS23(第2部)
(1989年10月2日 - 1997年9月25日)
※23:55 - 翌0:30
ワンダフル
(1997年9月29日 - 2002年9月26日)
Pooh!
(2002年9月30日 - 2004年9月30日)
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