『ラブ・イン・トーキョー』(Love in Tokyo) は、1966年制作のヒンディー語の映画で、興行的に成功したヒット作となった[1]。
制作
サチン・ボウミックが原作、脚本、制作を担当し、(プラモド・チャクラヴォルティ)が監督した作品である。おもな出演者には、(ジョイ・ムケルジー)、(アシャ・パレク)、プラン、(メームード)、(メームード)、(ロリータ・パワル)、(アシット・セン)、(マダン・プリ)らがいた。音楽は(シャンカール・ジョイキシャン)が担当し、(ハスラット・ジャイプリ)が歌詞を提供した。ジョイ・ムケルジーは、ヒットとなった映画『Love in Simla』にも出演していた[2]。『ラブ・イン・トーキョー』の成功は、その後の。やはりジョイ・ムケルジー主演による『Love in Bombay』に繋がった[3]。以上3本の映画は、ムケルジーの「ラブ・イン」三部作とされる[4]。この作品は、おもに日本の東京で撮影され、その他にも各地でロケーション撮影がなされた[5]。
キャスト
- (ジョイ・ムケルジー) ... アショク (Ashok)
- (アシャ・パレク) ... アーシャ (Asha)
- (メームード) ... メハシュ (Mahesh)
- プラン ... プラン (Pran)
- (シュバ・コーテ) ... シーラ (Sheela)
- (ドゥマル) ... シーラの父
- (ロリータ・パワル) ... ガヤトリ・デヴィ (Gayatri Devi)
- (アシット・セン) ... チャタージー (Chatterjee)
- モハン・コティア (Mohan Chotia) ... モハン (Mohan)
- (マダン・プリ) ... アシャのおじ
- ウルハス (Ulhas) ... サリタの父
- (タルン・ボーズ) ... P・C・ロイ博士 (Doctor P.C. Roy)
- ラータ・ボーズ (Lata Bose) ... サリタ (Sarita)
- (ムラド) ... 弁護士
サウンドトラック
# | 曲名 | 歌手 |
---|---|---|
1 | "Sayonara Sayonara" | ラタ・マンゲシュカル |
2 | "Mujhe Tum Mil Gaye Humdum" | ラタ・マンゲシュカル |
3 | "O Mere Shahe-Khuban" | ラタ・マンゲシュカル |
4 | "Love In Tokyo (Le Gayi Dil Gudiya Japan Ki)" | モハメド・ラフィ |
5 | "O Mere Shahe-Khuban" | モハメド・ラフィ |
6 | "Koi Matwala Aaya Mere Dware" | ラタ・マンゲシュカル |
7 | "Aa Ja Re Aa Zara Aa" | モハメド・ラフィ |
8 | "Mai Tere Pyar Ka Bimar Hu Kya Arz Karu" | (マンナ・デイ) |
撮影
ノミネーション
『Filmfare』誌は、喜劇的役割の最優秀演技賞の候補に(メームード)を挙げた[6]。
髪留めとしての「ラブ・イン・トーキョー」
この映画の中で、(アシャ・パレク)のポニーテールは、二つのビーズとゴムバンドでできているバレッタを使っていた。インドでは、このタイプの髪留めを「Love in Tokyo」と称している[7]。
脚注
- ^ “Worth Their Weight In Gold!”. Box Office India (2011年11月1日). 2017年12月18日閲覧。)
- ^ en:Love in Simla
- ^ en:Love in Bombay
- ^ “Joy Mukherjee's Love in Bombay set for release after 40 years”. NDTV Convergence Limited (2013年7月23日). 2017年12月18日閲覧。
- ^ “50 YEARS OF LOVE IN TOKYO : 1966-2016 PHOTO STORY”. Think Up Themes Ltd.. 2017年12月18日閲覧。
- ^ 1st Filmfare Awards 1953
- ^ Roy, Arundhati (2010年7月7日). “Reading reflections in the Bookinglass, God of Small Things”. 2017年12月19日閲覧。
外部リンク
- ラブ・イン・トーキョー - IMDb(英語)
- Filming Locations of Love in Tokyo