ヤロスラフスキー駅(ヤロスラフスキーえき、ロシア語: Ярославский вокзал)はロシア連邦モスクワ中央区にある、ロシア鉄道の駅。
ヤロスラフスキー駅 | |
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駅舎(2015年撮影) | |
Ярославский Yaroslavsky | |
(2.9 km) モスクワIII► | |
所在地 | ロシア モスクワ市中央区(クラスノセルスキー地区)(コムソモーリスカヤ広場) 5 |
所属事業者 | ロシア鉄道(РЖД) (モスクワ鉄道支社) |
所属路線 | シベリア鉄道本線 (ヤロスラヴリ近郊鉄道) |
キロ程 | 0.0 km(ヤロスラフスキー起点) |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 10面16線 |
開業年月日 | 1862年 |
乗換 | レニングラーツキー駅 カザンスキー駅 コムソモーリスカヤ駅 コムソモーリスカヤ駅 |
概要
モスクワにおける9つのターミナル駅の1つであり、(コムソモーリスカヤ広場)に位置する。9つのターミナル駅の中で最も多い乗降客数を誇る。シベリア鉄道や(ヤロスラヴリ近郊鉄道)の起終点駅などとして機能している。駅名はヤロスラヴリ方面の列車が発着することに由来する。
シベリア鉄道の長距離列車は大半がこの駅から午後の発車となり、オムスク、ウラジオストク、ウランバートル、北京、平壌などに向かう。
駅は1862年に開業。現在の駅舎は1902年〜1904年にヒョードル・シェーフテリの設計で、ロシアの古い城塞(クレムリ)を模して建設された。壁は彩色タイルが貼られている。
ちなみに駅舎には「ソヴィエト連邦」を表す「СССР」というキリル文字の頭文字のマークがある。
主な発着長距離列車
- 2016年現在
主な発着長距離列車一覧
列車番号 | 列車名 | 目的地 | 備考 |
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001/002 | ロシア号 (Россия) | ウラジオストク (一部客車は (ソヴィエツカヤ・ガヴァニ)、 平壌まで運行) | 隔日運行 |
003/004 | 北京 | 週一本(火曜)運行。 モンゴル、ウランバートル駅経由。 中国鉄道の客車、乗務員で運行。 | |
005/006 | ウランバートル | 週一本、003/004列車と同じダイヤで運行。 (モンゴル鉄道)の客車、乗務員で運行。 | |
007/008 | リフェイ号 (Рифей) | ペルミ | |
011/012 | (ヤマル号) (Ямал) | ノヴィ・ウレンゴイ | |
015/016 | (アルハンゲリスク) | ||
019/020 | ボストーク号 (Восток) | 北京 | 週一本(金曜)運行。満洲里駅、瀋陽駅経由。 ロシア鉄道の客車、乗務員で運行。 |
021/022 | (ポリャーナ・スティラ号) (Полярная Стрела) | (ラヴィナンギ) | |
029/030 | (クズバス号) (Кузбасс) | (ケメロヴォ) | |
031/032 | (ビヤトカ号) (Вятка) | キーロフ | |
033/034 | (スィクティフカル号) (Сыктывкар) | (スィクティフカル) | |
035/036 | (ニジェゴラジェツ号) (Нижегородец) | ニジニ・ノヴゴロド | |
037/038 | (タミチ号) (Томич) | トムスク | |
041/042 | (ヴォルクタ号) (Воркута) | (ヴォルクタ) | |
043/044 | ハバロフスク | ||
049/050 | (マラヒート号) (Малахит) | (ニジニ・タギル) (一部客車は ベレズニキまで運行) | |
059/060 | (ヴォラゴスキー・ゾーリエ号) (Вологодские Зори) | (ヴォログダ) (一部客車は (シャリヤ)まで運行) | |
067/068 | (サヤン号) (Саяны) | (アバカン) | |
069/070 | チタ | ||
083/084 | (北ウラル号) (Северный Урал) | (プリオビェ) | |
091/092 | (セヴェロバイカリスク) | ||
099/100 | ウラジオストク | ||
101/102 | ヤロスラヴリ | ||
103/104 | ヤロスラヴリ | ||
105/106 | ヤロスラヴリ | ||
109/110 | (ノヴィ・ウレンゴイ) | ||
125/126 | (シェークスナ号) (Шексна) | (チェレポヴェツ) | |
147/148 | (コストロマ) | ||
375/376 | (ヴォルクタ) | ||
661/662 | (キネシマ) |
歴史
ペテルブルクスキー駅(現:レニングラーツキー駅)の次のターミナル駅として1862年に建てられた。
現在の(ネオ・ロシア様式)の駅舎は1902年から1904年にかけてヒョードル・シェーフテリの手によって建設された。1910年、プラットホームとコンコースをレフ・ケークシェフの手により拡張された。更に1965年–1966年にかけてと1995年に駅の大拡張が行われた。今日では1日に300編成の列車が発着する大ターミナルに成長している[2]。
駅構造
頭端式ホーム10面16線を有する地上駅である。駅舎内にテナントとしてカフェや薬局などが入っている。
駅舎内の様子
プラットホーム
駅周辺
- (コムソモーリスカヤ広場)
- (ツェントラリニ・ドム・クリトゥリ・ジェレズノドロジュニコフ)
- ウニヴェルマク・モスコフスキー(Универмаг Московский) - ショッピングモール
- ホテルレニングラード
- (アルビトラシュニ・スド・モスコフスコイ・オーブラスチ)
近接する鉄道駅・地下鉄駅
隣の駅
脚註
- ^ http://vszd.rzd.ru/news/public/ru?STRUCTURE_ID=2&layer_id=4069&refererLayerId=3307&id=13256 (ロシア語)
- ^ Russian: Энциклопедия "Москва", M, 1997 (Encyclopedia of Moscow, Moscow, 1997)
関連項目
外部リンク
- モスクワIII駅時刻表(ヤンデックス乗換案内) (ロシア語)
- http://metroblog.ru/post/1394/ (ロシア語)