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ヤサカグループは、京都府の彌榮自動車株式會社(やさかじどうしゃ)を中心に、東京都、埼玉県、神奈川県、大阪府、滋賀県、兵庫県などでタクシー、バス、旅行会社、トヨタ自動車のディーラーなどを経営する企業グループ。7業種17社、4,200名を超える社員を抱える。彌榮自動車本社は京都市下京区に所在。1945年9月21日を創業日と定めている[1]。
中核会社については「彌榮自動車」を参照
沿革
- 1916年 - 創業者の粂田(くめだ)幸次郎が、京阪伏見桃山 - 明治天皇御陵間の乗合バス営業を開始。
- 1917年 - フォード輸入代理店の日光社が創業され、京都市下京区で始めたハイヤー業を自動車部とする。
- 1933年 - 日光社自動車部を母体に、タクシー会社の京都合同自動車を設立。
- 1939年 - タクシーを廃止し、ハイヤー会社の合資會社彌榮自動車部を設立。
- 1945年 - 彌榮自動車株式會社に改称。
- 1947年 - 京都タクシー、京都中央自動車を吸収合併し、タクシー業を再開。
- 1949年 - 滋賀交通(のち「滋賀ヤサカ自動車」へ改称。滋賀県にある大手バス会社の滋賀交通とは無関係)、洛陽交運を設立。
- 1953年 - 貸切バス事業免許認可、外国人観光客専用バスの運行を開始。
- 1954年 - (ヤサカ観光)を設立、旅行業へ進出。
- 1956年 - 銀鈴タクシーを設立。
- 1957年 - 貸切バス部門を分社化し、ヤサカ観光バスを設立(のち「京都ヤサカ観光バス」へ改称)。
- 1960年 - エー・エヌ・エー交通(現:東京ヤサカ自動車)を傘下とする。ヤサカ石油(現:ヤサカ商事)を設立。大阪ヤサカ観光バスを設立。
- 1961年 - (東京ヤサカ観光バス)を設立。
- 1967年 - トヨタオートヤサカ(現:ネッツトヨタヤサカ)を設立、国産車販売に進出。
- 1968年 - エー・エヌ・エー交通が東京ヤサカ自動車に改称。
- 1970年 - 京都トヨタ自動車をヤサカグループの傘下とする。
- 1972年 - ヤサカメイトを設立、外食事業に進出。
- 1974年 - 「三つ葉のクローバー」をヤサカグループのシンボルマークにする。
- 1980年 - タクシー市民モニター制度を発足。
- 1983年 - ヤサカ観光興業を設立、東京地区で旅行業を営む。
- 1985年 - ジャンボタクシーを導入。
- 1986年 - ヤサカ旅行サービスを設立。
- 1998年 - 東京ヤサカ自動車横浜営業所を開設。東京ヤサカ観光バス埼玉営業所を開設。ハイブリッドカーのトヨタ・プリウスをタクシー車両として日本国内で初導入。
- 2000年 - ヤサカ交通(旧・京都新阪急タクシー)、山城ヤサカ交通(旧・山城近鉄タクシー)、第二ヤサカ交通(旧・京都淡路交通)を設立。ヤサカ関空シャトルを運行開始。
- 2002年 - ヤサカバスを設立し、乗合バス事業に再参入。
- 2004年 - 南ヤサカ交通(旧・京都名鉄タクシー)[注釈 1]を設立。
- 2005年 - 京都ヤサカ観光バスが滋賀ヤサカ観光バスを吸収合併。
- 2011年7月21日 - 京都ヤサカ観光バスが大阪ヤサカ観光バスを吸収合併し、ヤサカ観光バスへ商号変更。
京都府の営業所
- 彌榮自動車本社、中央営業センター(京都市下京区中堂寺櫛笥町)
- 彌榮自動車西五条営業センター(京都市右京区西院六反田町)
- 彌榮自動車山科営業センター(京都市山科区西野山階町)
- 彌榮自動車上堀川営業センター(京都市北区大宮北ノ岸町)
- 彌榮自動車自動車サービスセンター(京都市右京区西院春栄町)
- 洛陽交運本社(京都市南区西九条森本町)
- 銀鈴タクシー(京都市南区上鳥羽南鉾立町)
- ヤサカ交通(京都市南区吉祥院這登西町、2021年タクシー事業を休止[2])
- 山城ヤサカ交通(京田辺市草内大東)
- 第二ヤサカ交通(向日市鶏冠井町馬司)
- 南ヤサカ交通(京都市南区上鳥羽北花名町)
- ヤサカ観光バス京都支社(京都市南区上鳥羽南塔ノ本町)
- ヤサカバス上鳥羽営業センター(京都市南区上鳥羽南塔ノ本町)
- 京都トヨタ自動車(京都市南区吉祥院三ノ宮町)
- ネッツトヨタヤサカ(京都市中京区壬生仙念町)
- ヤサカ商事(京都市下京区四条通油小路東入傘鉾町)
- ヤサカメイト(京都市下京区四条通油小路東入傘鉾町)
- ヤサカ観光旅行センター(京都市中京区烏丸御池上ル二条殿町 ヤサカ烏丸御池ビル4階)
東京都の営業所
- タクシー事業
- (東京ヤサカ自動車)
- 東京ヤサカ自動車本社(大田区大森南)
- チェッカーキャブ加盟。一般タクシー車両(トヨタ・クラウンコンフォート)はチェッカー塗装。黒塗りのエクシードキャブ(Eキャブ)を除き、クローバーマークを前ドアに貼付。京都の車両とは異なりエンブレムをヤサカマークに換装していない。チェッカーキャブの東京無線との提携に伴い、行灯が東京無線のタワー型に換装された。東京の車両は基部に無線番号が書かれているが、横浜の車両は無線番号ではなく「ヤサカ」と書かれている。
- 貸切バス事業
- 旅行業
東京ヤサカ観光バス「三越グランドクルーザー」
東京ヤサカ観光バス「パノラマジェットRS」((いすゞ)+富士重工)
東京ヤサカ観光バス「サンシャイン」(いすゞ+富士重工)
東京ヤサカ自動車のタクシー(トヨタ・クラウンコンフォート)
埼玉県の営業所
- 東京ヤサカ観光バス埼玉営業所(川口市八幡木)
神奈川県の営業所
大阪府の営業所
滋賀県の営業所
兵庫県の営業所
- ヤサカ観光バス兵庫営業所(尼崎市大物町)
ヤサカバス
- ヤサカバス(京都府京都市)
詳細は「ヤサカバス」を参照
イベント・コラボレーション
yasaka×石野田奈津代
シンガーソングライター石野田奈津代が、2008年に発表のシングル「クローバー」発売を記念し、四つ葉タクシーとコラボキャンペーンを行った。同年6月21日〜7月24日まで、「四つ葉タクシー」のうちの1台に特別デザインを施し、「724クローバー号」として走行。前方ドアを「クローバー」のCDジャケットデザインでラッピングし、車体の四つ葉マークの1葉がピンク色であった。「724クローバー号」は1,400分の1台の限定車となり、乗客には「『クローバー』非売品特別CD」がプレゼントされた。
yasaka×鶴
2010年2月1日〜4月30日までヤサカタクシーとアーティスト『鶴』によるコラボとして、鶴のマークが入った四葉のタクシーが1台のみ登場。また鶴マーク入りの三つ葉タクシーも29台登場し、乗客にステッカーをプレゼントした。[3]
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- ヤサカグループ