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ピクミン (ゲームキャラクター)

ピクミンシリーズ > ピクミン (ゲームキャラクター)

ピクミン (Pikmin) は、任天堂コンピュータゲームピクミン』シリーズに登場する架空のキャラクター。

概要

オリマーが墜落した惑星で遭遇した、植物とも動物ともつかない奇妙な二足歩行生物(作中では、歩根類と呼ばれる)。名前の由来は、最初に遭遇した赤ピクミンがオリマーの好物「ピクピクニンジン」に外見がそっくりであったことによる。

体長は2cm前後。ひょうたんをスリムにしたような体に、頭の頂点から葉・つぼみ・花のいずれかがついている。このついているものによって走る速さが変わる(花ピクミンが一番速く葉ピクミンが一番遅い)。

ピクミンは地中から大地のエキスを吸収することにより、 葉 → つぼみ → 花 の順に成長する。そしてピクミンには自分を引き抜いたものに従う習性があり、オリマーたちに引っこ抜かれることで彼に付き従うようになる(最初オリマーは刷り込みではないかと判断していたが、『ピクミン2』では下記のような推測が立てられている)。

オリマーたちによって放り投げられたり、あるいは指示によって移動し何かに接触したりすると、接触したものに応じて適当に判断し行動するように、高い知能を持つ(見送りをするなど、他の原生生物達とはかけ離れたレベルである)。原生生物には頭の天辺に生えた葉や花などによる頭突きで攻撃(一部のピクミンを除く)し、倒した原生生物はオニヨンへ運び込んで増殖のための栄養源にする。さらにオリマーやアルフ達の求めに応じてドルフィン号のパーツやお宝、果実等をドルフィン号(ドルフィン初号機、ドレイク号)へと運んでもくれる。これら栄養源とならない物体の運搬について当初オリマーは疑問に感じていたが、『ピクミン2』ではある程度の考察が出ており、ピクミンは引き抜いた者を自分たちの「リーダー」だと思い、リーダーの労働力として従順に働くが、ピクミンたちもリーダーが労働力ほしさのために自分たちの数を増やしてくれることで繁栄できるというある種の共生関係を築く生物なのではと推測されている。ピクミンにとって危険な数々の原生生物も、リーダーの指揮の下で戦えば犠牲を少なく抑えて撃退することができ、その倒した原生生物を獲物として繁栄ができるとあれば、敢えて危険な戦いに挑むことにも躊躇しない。また、オリマーが抜いた個体はルーイや社長にも付き従う。

愛のうた」の歌詞に端的に表されているように、ピクミンは一匹一匹ではあまりに弱く、あっけなく原生生物に捕食されてしまう(ピクミンの死後は、オニヨンにピクミンの魂が戻るという説が有力である[要出典])。しかしオリマーたちの下で集団(同時には最大100匹)で行動することにより、はるかに巨大な原生生物と互角以上に戦ったり、巨大な物体を運んだりすることができるのである。特に『3』では、とても定数で運べるようなサイズとは思えない巨大な生物でも、引き摺らせながらも運び込む事すらある。

ピクミンには様々な種類が存在し、各種ごとに体色や器官の形状が異なり、それに伴って能力にも差異がある。たとえ別種のピクミン同士であったとしても、リーダーが同じであればお互いを仲間と判断して協力する。 『1』では、3種類のピクミンだったが、『2』以降からは、新種のピクミンが2種類加わり、作品によって入れ替わり立ち替わりで基本的に5種類のピクミンを駆使して行く事になる(『2』の一部のステージでは、6種類のピクミンを駆使することがあり、『3』でも場合により、7種類のピクミンを駆使していく)。

なお、『1』のエンディングでは多彩な色のオニヨンが飛行しているシーンがあり、まだオリマーたちが未発見の種が多数存在しているようであり、紫ピクミンや白ピクミンにもオニヨンが存在する可能性もある。

ピクミンの種類

作中では、以下の8種類のピクミンが登場する。

赤ピクミン

『ピクミン』から登場。顔には鼻のような針がある。

花の色は白であり、黄、青のピクミンも花の色は白となる。

に耐性があるほか、攻撃力が他のピクミンよりも高く、原生生物との戦いで有利に戦える。ただし『2』では、後述の理由から紫ピクミンの方が必ず有利である。また『2』の対戦モードでは1P側のピクミンとなり、2P側の青ピクミンと同じ攻撃力となっている。

『3』では原生生物を叩く際の音が他のピクミンと異なる音に変更されている。

シリーズを通して、主人公達が最初に出会うピクミンである。

花の色は白色で、オニヨンとペレットの色は赤色。

青ピクミン

『ピクミン』から登場。顔には口のようにも見えるがある。

ピクミンの中で唯一の中でも呼吸ができ、溺れない。それ故ピクミンの中では最も行動範囲が広い。オニヨン自体も出会った時は水中にあり、シリーズを通して一貫して水中に位置している。『3』では原生生物を素早い泳ぎで追い掛ける様子を見る事ができる。

基本的にはシリーズを通して最後に出会うピクミンである。

花の色は赤ピクミン同様、白色で、オニヨンとペレットの色は青色。

黄ピクミン

『ピクミン』から登場。顔には耳のような部分があり、他のピクミンより高く投げられる。

『ピクミン』では3色のピクミンの中で唯一バクダン岩を扱う事ができる。黄ピクミンを連れた状態で解散させると、バクダン岩を持っている側と、持っていない側に分けることができる(バクダン岩を葉ピクミンが持っている場合、それを持ったまま大地のエキスを吸わせることができる)。解散させた状態で笛で呼んでもバクダン岩は爆発しないが、投げた後に笛で呼べば、バクダン岩を作動させて置いて戻る。投げた後に黄ピクミンに直接触れて呼べばバクダン岩を置かずに戻る(Wii版『1』ではどちらの場合もバクダン岩を持ったまま戻ってくる)。

『ピクミン2』ではバクダン岩を扱えなくなったが、その代り電気に耐性を持つようになった。高く投げられる能力は健在である。

『ピクミン3』では高く投げられる事や電気への耐性に加え、自身の身体を電線代わりにして仕掛けを解く事が出来るようになった[1])。穴掘りも得意になっており、再びバクダン岩を扱えるようになった。(ただし、他のピクミンでも扱えるようになった)。

花の色は赤・青ピクミン同様、白色で、オニヨンとペレットの色は黄色。

紫ピクミン

『ピクミン2』で初登場。体に幅があり他のピクミンより体格が大きい。頭に6本の毛が生えている。上記の3種とは違い、花の色は濃いピンク色である。オニヨンとペレットは確認されていない。

他の色のピクミン10匹分に相当する力と重さがあり、大きな獲物でも数匹の紫ピクミンで運べる。赤ピクミンよりも攻撃力が高い。投げ付けると横へ低く飛んだ後に垂直落下し、着地時に衝撃波を発生させる。この衝撃波は周囲の原生生物の動きを一瞬停止させる効果があるほか、低確率で気絶させる効果もある上、投げ付けた相手に落下させるだけで、そのままダメージを与えられる。飛行する生物に投げ当てれば、一匹だけでも地面へ引きずり下ろす事が可能で倒すまで振り払われる事もないため、紫ピクミンを連続して投げるだけで、本来倒すには多くのピクミンが必要となる大型生物であっても少数だけで簡単に犠牲無しで倒すことができる。

他のピクミンよりも移動が遅く(花の紫ピクミンより、葉の白ピクミンの方が移動速度が速い)、高所へ投げ上げるのは難しい。またバクダン岩に落下すると即座に起爆してしまうため注意が必要である。ピクミンの中では唯一、火、水、電気、毒などの属性ギミックにも耐性がないものの、ピクミンを混乱させる(タマゴムシ)のにおいやダイオウデメマダラの咆哮にも動じず、(フーセンドックリ)の鼻息に吹き飛ばされない等の特徴があり、アメボウズに対抗が出来る唯一のピクミンでもある。

『ピクミン3』では本編には登場せず、ミッションモードとビンゴバトルにのみ登場する。ピクミン10匹分の力を持つ点は前作同様だが、攻撃力は赤ピクミンの攻撃力と同等の攻撃力に弱体化している。また、他にも『ピクミン2』で持っていた能力は無くなり、大幅な弱体化を受けている。

花の色は、ピンク色(桃色)。

白ピクミン

『ピクミン2』で初登場。他のピクミンより小さな体をしており、赤い目をしている。また、紫ピクミンと同様にピンク色の花が咲く。紫と同様にオニヨンとペレットは確認されていない。

他のピクミンよりも足が速い。花ピクミンになると初期状態のオリマー達より速く、探検キット「ダッシュブーツ」を装備したオリマーと同等である。お宝や死体の運搬も他のピクミンより早い。

に耐性がある上に自身も体内に毒を持ち、敵が食べるとダメージを受け、耐久力の弱い生物なら即死させる事ができる。白ピクミンを食べて倒した生物の死骸をオニヨンに運んでも何ら問題なく増やせる。赤い目には探知能力があるようで、地中に埋まったお宝を掘り出せる。

『ピクミン3』では紫同様、ミッションモードとビンゴバトルのみ、登場する。『2』とは違い毒のギミックは登場しないので毒に強いという設定はなくなっているが、体内に毒を持つという設定は健在(ただし、毒で与えられるダメージが弱体化している)。また、攻撃力が羽ピクミンより少し高いが、戦闘には不向きとなっている。

花の色は紫ピクミン同様、ピンク色(桃色)。

岩ピクミン

『ピクミン3』で初登場。灰色の体色と青紫色の花が特徴。体は丸く紫ピクミンほどではないが大柄で、体表がのように固い。投げ当てる事で、ガラスや水晶でできた障害物や敵の鎧を破壊する事ができる上、投げ当てた際の威力は高い。

イモガエル等の押し潰しの攻撃を受けても死なずに埋まるだけで済み、突き刺しの攻撃も無効化する事が出来る。ただし、一部の生物を除き、捕食は無効化できない。

他のピクミンと異なり敵に投げ当てても貼りつかず、硬い体で突進して攻撃を行う。そのため攻撃のタイムラグが長く、一定時間あたりに与えるダメージは他のピクミンに比べて劣る。ただし、一部の生物は他のピクミン同様、張り付いて攻撃を行う事ができるものもある。

花の色は青紫色でオニヨンとペレットの色は灰色。

羽ピクミン

『ピクミン3』で初登場。名前の通り、羽が生えており、体色はピンク色で腹部に縞模様がある。白ピクミン以上に小さく、目が青いのが特徴。常に空中を浮遊する事ができ、障害物にぶつかる事は基本的にないため行動範囲が広い。空中にいたまま獲物を運ぶ事が出来るため、他のピクミンより運搬距離を短縮できる上、地形次第では他のピクミンでは投げ入れても届かない場所にある果実や物を取る事も可能となる。また、ひっこぬけ草と呼ばれるピンク色のゼンマイのような植物を抜く事が出来る唯一のピクミンである。更に、投げられないものの、水辺の上をそのまま引き連れて通る事も可能(水中でない限りは、そこから突撃の指示で原生生物と戦わせたり、獲物や果実等を運搬させる事が可能)。

戦いがかなり苦手で攻撃力が他のピクミンの中でも最も低く、原生生物を倒すのに時間が掛かってしまう。ペレット草の花やコチャッピーの背中などといった弱点部位を狙って一撃で倒す事も出来ない。ただし常に空中浮遊できる特徴ゆえにサライムシや、ハチスズメなどの空中にいる敵には非常に有効であり、振り落とされても自力で再度攻撃を行える。

花の色は岩ピクミン同様、青紫色で、オニヨンとペレットの色はピンク色。

氷ピクミン

『ピクミン4』で初登場。水色の体色と黄色の花が特徴。攻撃時に敵を凍らせることが出来るようになり、凍らせた敵を倒すと跡形もなく消滅するという『2』に登場したゲキニガスプレーに近い特徴を持つ。

また、水上に投げると着地時に氷の膜が張られるようになる為、小さな池などで一定数投げると池全体を凍らせ、他のピクミンも溺れずに済むことが出来る。

花の色は黄色。

ピクミンの亜種

キノコピクミン
『ピクミン』に登場。キノコの原生生物・ボケナメコの胞子を浴びて洗脳され、敵になったピクミン。頭に生えている葉・つぼみ・花がキノコのかさになり、色も赤紫になり、目も白目に変わる。ボケナメコの周りについて回り、仲間やオリマーを攻撃し始める。ピクミン同士で戦闘をして正気に戻る場合もあるが、やり過ぎたり、負けると死んでしまう事が多いが、オリマーにはりついたキノコピクミンはボタン連打などで振りほどくと死ぬ事なく、確実に正気にもどる。また、ボケナメコを倒すと、キノコピクミンになっていたピクミン全員が正気に戻る。
ヤドリピクミン
『ピクミン2』で登場。作中ではハチャッピー(後述)の和名として登場するのみで、姿は不明。オニヨンを持たず、他の生物に寄生して生活するピクミンの仲間。宿主の神経に体内のピクミンが根を伸ばして自由を奪ってしまう。ただし、捕食に関しては宿主任せであり、寄生された生物は、頭から通常ピクミンの頭部と同様の葉が生える。なお、作中の図鑑説明によると、他生物との共生を積極的に行うピクミンの習性から、寄生ではなく何かしらの共生ではないかという説もあるらしい。
オニヨンやポンガシグサといった繁殖体が今のところ発見されておらず、どのように繁殖するかは不明である。また、寄生を行う経路も明かされていない。作中ではアカチャッピー(ベニデメマダラ)に寄生したもののみ登場している。
ハチャッピー、コッパチャッピー[2]
ハチャッピーは(アカチャッピー)にヤドリピクミンが寄生したもの。上記の理由のため、他のピクミンを食料と認識して捕食を試みてくる。
コッパチャッピーは、ハチャッピーが連れている子供。ハチャッピーがいる間はそれについて歩くのみだが、ハチャッピーの死後、混乱しているところを笛で呼び集めると仲間にでき、ピクミン同様に扱う事ができる(リーダーとなるハチャッピーを失ったため混乱したコッパチャッピーが、オリマーたちを新たなリーダーと仮に定めるためとされる。ピクミンの性質上、同じリーダーに従う他の者に対しては攻撃をしないので、ピクミンからは敵とは見なされていない)。コッパチャッピーは、炎・毒・水・電気のすべての障害に耐性を持つ。基本的にピクミンを増やせない地下洞窟においてピクミンの総数を補充できる数少ない手段であるが、1つのエリアにピクミンと合わせて100匹以上は登場せず、1頭に付き最大10匹連れており、100匹に近い程連れている数は減る。また、地下洞窟にのみ登場し、そのまま地上に連れて帰る事はできない(死亡ピクミンにはカウントされない[3])。ただし、ポンガシグサに入れてピクミンにする事は可能であり、そうすれば地上にも連れて帰れるため、若干ではあるが、ピクミンの数を増やす事もできる。
オリマーピクミン
『ピクミン』のバッドエンドにて登場。オリマーをピクミンが運び[4]、オニヨンに運び込む事で種が生まれ、生えてくる。頭部しか確認することが出来ないが、頭頂部からピクミンの葉が生えている。

特殊な個体

ピクミンの中には、繁殖などの目的のために分化したと思われる個体が存在する。

オニヨン

ピクミンの母体。タマネギから3本の根が下りたような形をしている。上部にはプロペラのような構造の花がついており、3本の根を畳んで飛行することが可能(『3』では根を引っ込めて飛行する上、その部分からジェット噴射のように光を噴射している)。なお、『ピクミン』『ピクミン2』では、デザインが同一で、色毎にオニヨンが分かれていたが、『ピクミン3』では、大幅にデザインが変更され、タマネギの形とはかけ離れた形になっている。更に前2作と違い、それぞれの色の個体が合体することで一つのオニヨンに複数の種類のピクミンを格納できる模様。

「概要」で述べたように、オニヨンはピクミンの巣であると同時に、持ってきた栄養源を基に新たなピクミンの種子を生み出す繁殖個体である。栄養源は下部から吸い込まれ(明らかにオニヨンよりも巨大なものも吸い込んでしまう)、基に応じた数の種を花から放出する。

ピクミンの星には夜行性の原生生物が多く、日が暮れると原生生物がピクミンを捕食しに襲ってくるため、ピクミンは各色のオニヨンにそれぞれ戻り、オニヨンごと空へと避難する(『3』では、各色のオニヨンが合体し、一体となっていく形となるため、合体している色のオニヨンと同色のピクミンは共通のオニヨンに戻り、まだ、合体、吸収されていないオニヨンはそのオニヨンの色と同色のピクミンのみが乗り込む)。

紫ピクミンと白ピクミンはオニヨンを持たず、ドルフィン初号機に乗り込んで避難する。

名の由来はオリマー曰く、オニヨンがホコタテ星の「オニヨンタマネギ」というタマネギに似ていたことから来ている。

ポンガシグサ

ピクミンがオニヨン以外に繁殖に用いる植物。ピクミンを投げ入れると、花弁と同色のピクミンの種を同数放出する。作中では、必ず登場するピクミンの色に対応した色のポンガシグサが登場する。このほかに、一匹投げ入れると9匹分の種を放出するポポガシグサという種類も存在する。ポポガシグサは赤・黄・青と周期的に花弁の色を変えており、放出する種の色は投げ入れた瞬間のものになる。

上記のように、現在のところ紫と白のピクミンはオニヨンが発見されていないため、このポンガシグサを用いるのが唯一繁殖を行う方法である。特定のピクミンでなければ回収できない物体が存在する場合、その近くに咲いていることが多い。

シリーズを追う毎に種類やバリエーションは増えていき、現在は8種類確認されている。名前の由来はポン菓子と思われる。

ピクミンの物運びについて

ピクミンを運搬可能な物に向かって投げると、ピクミンはそれを運ぼうとするが、運搬物の上に分数のような数字が出る。分母がそれを運ぶのに最低必要なピクミン数、分子が現在それを持っているピクミン数である。紫ピクミンは1匹で他種のピクミン10匹分の運搬能力がある。『ピクミン2』で登場する1kgの鉄アレイが重量1000であるため、重量1単位は1g程度と推定される。

オニヨンに運び込む場合、運び込まれる先はそれを運んでいるピクミンの色で決まり、持っているピクミンの色の最も多いもののオニヨンに運ばれる。もし複数の色のピクミンの数が同じ場合、最初にその数になったピクミンの色のオニヨンに運ばれる。たとえば、アカチャッピー(最低定員10匹)を赤4匹、黄色4匹、青2匹をこの順に投げて運ばせたとすると、赤オニヨンに運ばれる。

定員で運んでいる最中にさらに運ぶ人数を増加させた場合は、行き先は変更されないまま運搬速度が上昇する。具体的な例を挙げると、たとえばアカチャッピー(最低定員10匹)を赤4匹、黄3匹、青3匹で運んでいると赤オニヨンに運ばれるが、このとき青ピクミンを2匹足して青ピクミンを最大数にしても、赤オニヨンに運ばれる。青オニヨンに運ばせたい場合、一旦招集して改めて最初に青ピクミンを投げる必要がある。

『ピクミン2』では仕様が変更され、ピクミンを後から追加した場合、最終的に運搬しているピクミンの数が一番多い所へ運ばれる。また、数字自体が目指しているオニヨンの色で表示される。オニヨン以外へ運び込まれるものは数字が白くなる。白または紫のピクミンのみで運搬した場合はオニヨンの行き先はランダムとなり、一匹でも赤、青、黄のピクミンがいた場合は上述のルールに従って運ぶ。

フリー状態

オリマーが放り投げる、解散するなどして、隊列として連れていないピクミンは「フリー状態」となる。この状態のピクミンは体の色が薄くなり(『2』以降の作品では薄くならない)、頭の葉などがそのピクミンの色に発光する。また、近くのものや敵に反応し、自動で運搬や攻撃を行う。周りに運ぶものや獲物が無い場合は座り込んだり伸びをしたりと、好きなように行動している。オリマーがピクミンに向かって笛を吹くか直接触れることで隊列に戻すことができる。

ピクミンがフリー状態のまま日没を迎えた場合、宇宙船の周りにいるピクミンは自らオニヨンに戻るが(『3』では宇宙船の周りにリング状の目印で境界が示される)、それ以外のピクミンはオニヨンに戻れず、夜になって活動が活発になった原生生物に捕食されてしまう。

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、ピクミンの観賞用フィギュアが登場した。ファイター(プレイアブルキャラクター)のオリマーやアルフが使役するピクミン達も「原作ゲームからのイメージが命(『SPECIAL』におけるスピリット)として吹き込まれたフィギュア」という設定である。
大乱闘スマッシュブラザーズX』ではオリマーとともにプレイヤーキャラクター「ピクミン&オリマー」として参戦した。赤・青・黄・紫・白の5種が登場する。なお、オリマーと同じく原作における身長設定(2cm)では戦闘が出来ないので、元の大きさよりもかなり大きくなっている。
続編『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』と『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にも引き続き参戦。『for』からは羽ピクミンも登場し(岩ピクミンは未登場)、カラーバリエーションとして『ピクミン3』のアルフにグラフィックを変更できるようになった。
マリオゴルフ ファミリーツアー
ゴルフコース「ピーチキャッスル」にあるホール近くの花畑にボールが突入すると、その中からピクミンが飛び出す演出がある。
どうぶつの森シリーズ
おいでよ どうぶつの森
イベントおよび期間限定の配信アイテムとして「ピクミン」が配信されたことがあった。赤・青・黄のピクミンが埋まったプランターで、調べると原作と同じピクミンの鳴き声がする。
街へいこうよ どうぶつの森
赤ピクミンの頭部を模した帽子が「あかピクミン」という名称で期間限定アイテムとして配信されたことがある。
とびだせ どうぶつの森
フォーチュンクッキーのおみくじで入手できるアイテムとして、『おいでよ』で登場したプランターの「ピクミン」、および赤・青・黄ピクミンの帽子が登場している。
メイド イン ワリオシリーズ
おどる メイド イン ワリオ
クイーンチャッピーを操作してピクミン達を押しつぶす「ピクミン2」というプチゲーム(ミニゲーム)がある。
メイド イン ワリオ ゴージャス
『おどるメイドインワリオ』のプチゲームのリメイク版で登場。
おすそわけるメイド イン ワリオ
ペレット草の収穫を行うプチゲーム「ピクミン2」で登場。
(すれちがい伝説)(ニンテンドー3DSの本体内蔵ソフト)
入手できるMii用の帽子として、ピクミンの頭部を模した帽子(フード)である「ピクミンの帽子」が登場する。赤ピクミン・黄ピクミン・青ピクミンの3種類が存在する。一度入手した帽子はすれちがいMii広場全体で使用可能。

それ以外に任天堂ハード間の引っ越し中(主にWii系・3DS系列ハード)の進行をピクミンの行動演出で表現している。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ その際に花ピクミンに急成長する。
  2. ^ 「コッパチャッピー」という呼称は、表記揺れの多い各種攻略本を除けば公式媒体で明記されているのはカードe+程度である。
  3. ^ ただし、他の原生生物に捕食されるなどの要因で死亡した場合は死亡ピクミンにカウントされる。
  4. ^ 期限中にロケットが完成せず、必要なパーツが足らずに出発した場合、ロケットが墜落してオリマーが死亡してしまう。また、特殊操作でオリマーが死んだふりをした際にピクミンがオニヨンへ運び、取り込もうとするイベントもある(死骸ではないため吸収はされない)。パーツを発見できずに日記を進めていくと、自分もピクミンになりたいと願望を持っていく。

関連項目

ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。