デヴィッド・アーカンストーン(英: David Arkenstone、1952年7月1日 - )は、アメリカ合衆国のミュージシャン。主にインストルメンタルでの音楽を発表。ニューエイジ系、かつファンタジーをテーマに取り入れた作品を多数手がける。
来歴
出身地はシカゴ。10歳の時にカリフォルニア州に移り、学生バンドをいくつか経験し、大学で音楽を学ぶ傍ら、プログレッシブ・ロックのバンドを結成。その後喜多郎の音楽からの影響を受け、ソロとなりニューエイジ系の音楽を自らの作品とする。前妻ダイアンとネオ・パシフィカと言うレーベルを立ち上げた。
ヒストリー・チャンネル、ディスカバリー・チャンネル、NBCスポーツなどテレビ番組用の音楽も作曲し、映画予告編や映画のサウンドトラックにも使用された。彼の音楽は『World of Warcraft』『Earth & Beyond』などのコンピューターゲームにも多く使われた。
グラミー賞にも1992年、2000年、2004年と3回ノミネートされている。ピアノや電子キーボード楽器、ギター、ベースギターなどの他に、ブズーキ、マンドリン、ハープ、チェロ、フルート、サズ、ペニーホイッスル、メロディカ、パンパイプなど様々な楽器を弾くことが出来る。ドラムやパーカッションも演奏する他、ボーカルもレコーディングしている。
1995年リリースのアルバム『Quest of the Dream Warrior』収録の「The Journey Begins: Kyla's Ride」は、NHK『大相撲 幕内の全取組』ED曲として使用されている。
ドーモレコードと契約し、2010年に『Echoes of Light and Shadow』(2008年発売)を再リリースした。
ディスコグラフィー
映画『地球最終戦争ロボット・ウォーズ』(原題:ROBOT WARS)オリジナル・サウンドトラック(初版1993年、第2版1995.4.16、Moonstoneレーベル)
外部リンク
- 公式サイト(英語)
- デヴィッド・アーカンストーン - IMDb(英語)