『スポーツWAVE』(スポーツ・ウェーブ)は、フジテレビで1994年4月3日(2日深夜)から1995年3月26日までにかけて放送されたニュースとスポーツのコンプレックス番組。正確には、放送年によって『LIVE'94 スポーツWAVE』『LIVE'95 スポーツWAVE』という。
概要
『ニュースJAPAN』と『プロ野球ニュース』(後者のみコーナータイトル映像は平日の『ニュースJAPAN』内の『プロ野球ニュース』と同じものを使用)をワンコーナーとして内包し、現役のスポーツ選手をメインキャスターに迎えて、スポーツマンの立場で見たスポーツの魅力を伝えた。
『ニュースJAPAN』もメインスタジオから放送した。メインスタジオの右側にキャスターが座る形を取っていた(メインキャスター陣はそのまま待機)。放送時間は、土曜日(日曜日未明)は1:00頃、日曜日(月曜日未明)は0:30頃と、当時としては非常に遅かった。土曜日にプロ野球中継が60分間延長された場合は、2:00以降になることもあった。オープニングやエンディングのテーマ曲はなく(後述「備考」項参照)、スポンサー表示のジングルに続いて、『プロ野球ニュース』を除いた他のスポーツニュースを伝える際と同じコーナージングルが流れて、キャスターが「こんばんは、『ニュースJAPAN』◯◯です。」と挨拶と名前を名乗って始まっていた。日付を跨いだ場合はその後に長谷部(降板後は智田)の「日付は変わっていますが、土(日)曜日のニュースJAPANです」という挨拶があった。
この番組がスタートする際、フジテレビは平日の『ニュースJAPAN』とセットで「平日は、ニュースいっしょうけんめい。週末は、感動いっしょうけんめい。」というキャッチコピーを謳っていたが、当番組のみ1年後に終了することとなった。終了後は再度ニュース枠とスポーツニュース枠が分離された。
出演者
メインキャスター
- 日曜日(土曜日深夜)
- 日曜日
- 備考
- 陣内は本番組終了後も引き続き『プロ野球ニュース』のメインキャスター、レポーターとして2001年3月の番組終了時まで出演した。また、田尾も日曜日の『プロ野球ニュース』で2年間メインキャスターを務めた後、解説者の1人として出演を継続した。
『ニュースJAPAN』キャスター
- 長谷部真理子(前番組『FNN NEWSCOM』平日版から異動。出産のため1994年12月に降板)
- 智田裕一(フジテレビアナウンサー、ニューヨーク赴任から帰国して担当)
- 佐藤里佳(フジテレビアナウンサー、長谷部の後任として1995年1月から担当)
- 智田・佐藤は、本番組終了後も、長年にわたって断続的に週末最終版ニュースを担当している。
放送時間
- 日曜日(土曜日深夜)
- 1994年4月3日 - 1995年3月26日 0:00 - 1:30(JST)
- 日曜日
- 1994年4月3日 - 1995年3月26日 23:30 - 翌1:00(JST)
備考
- 番組のテーマ曲は坂本龍一が手掛けた。当初は「N.Y.C.」というタイトルだったが後にボーカルを加えたバージョンがCD化され、「Love and Hate」というタイトルでアルバム『スウィート・リヴェンジ』に収録されている。
- 本番組は日本テレビ・テレビ朝日両系列とのクロスネット局であるテレビ宮崎でも『プロ野球ニュース』をネットしていた関係上そちらもネットされており、『ニュースJAPAN』部分も垂れ流しでネットされた。
フジテレビおよびFNN系列 週末最終版のFNNニュース | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
(FNNニュース最終版 (第3期)) | ||
フジテレビ系列 週末スポーツニュース | ||
LIVE'94 スポーツWAVE ↓ LIVE'95 スポーツWAVE ※『プロ野球ニュース』を内包 | プロ野球ニュース 【再度単独番組として放送】 |