シテ駅(―えき、Cité)は、フランスのパリ地下鉄 4号線の駅である。1910年開業。シテ島にある2つの駅のひとつ(メトロの駅としては唯一。)で、ノートルダム大聖堂などへの最寄り駅である。セーヌ川を潜行するため、地下20メートルと深い場所にある。照明が全体的に緑色がかったものになっている。
シテ駅 | |
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Cité | |
所在地 | フランス パリ 4区(北緯48度51分18秒 東経2度20分48秒 / 北緯48.85500度 東経2.34667度) |
所属事業者 | パリ交通公団 (RATP) |
駅構造 | 地下駅 |
開業年月日 | 1910年12月10日 |
乗入路線 1 路線 | |
所属路線 | ■4号線 |
◄シャトレ |
歴史
この駅は、4号線部分開業の約2年後である1910年12月10日に開業した。4号線自体は1910年1月9日に(ポルト・ド・クリニャンクール駅)-(ポルト・ドルレアン駅)間が全通したが、駅開業までの間、列車はこの工事中の駅を通過していた。 かつては、隣接するパリ警視庁や現在の入口から数十メートル離れたパレ・ド・ジュスティスに通じていたこともあった。パレ・ド・ジュスティス内にあるかつての入口は現在も見ることができる[1]が、安全上の理由で、30年ほど前からはほとんど使われていない。これらの地下通路は、特に第二次世界大戦中に避難のために用いられたともいわれている。
駅付近の名所等
- ノートルダム大聖堂
- コンシェルジュリー
- サント・シャペル
- パレ・ド・ジュスティス
- (オテル・デュー)
- パリ警視庁