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サカイ引越センター

株式会社サカイ引越センター(サカイひっこしセンター、: Sakai Moving Service Co., Ltd.)は、大阪府堺市堺区に本社を置く日本貨物輸送運輸業者引越業業者)である。引越のサカイ(ひっこしのサカイ)の通称・愛称で知られる。JPX日経中小型株指数の構成銘柄の一つ[2]

株式会社サカイ引越センター
Sakai Moving Service Co., Ltd.
本社
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 9039
2006年3月16日上場
本社所在地 日本
590-0823
大阪府堺市堺区石津北町56番地
北緯34度33分27.7秒 東経135度27分52.2秒 / 北緯34.557694度 東経135.464500度 / 34.557694; 135.464500座標: 北緯34度33分27.7秒 東経135度27分52.2秒 / 北緯34.557694度 東経135.464500度 / 34.557694; 135.464500
設立 1956年(昭和31年)3月26日(※)
(八洲運送株式会社)
(創業:1971年(昭和46年)11月)
業種 (陸運業)
法人番号 6120101002720
事業内容
  • 引越運送
  • 貨物一時保管
  • 引越付帯サービス業務
  • 物販事業
  • 処分品販売事業
代表者 田島哲康(代表取締役社長
資本金 47億3100万円
発行済株式総数 2,116万2000株
売上高 921億3900万0千円(2022年3月期)
営業利益 97億7800万0千円(2022年3月期)
純利益 65億4790万円(2022年03月31日時点)[1]
純資産 730億1600万円(2022年03月31日時点)[1]
総資産 987億3800万円(2022年03月31日時点)[1]
従業員数 6,235名(2022年3月31日現在)
支店舗数 206
決算期 3月31日
主要株主
  • 株式会社アーイ 35.66%
  • その他
  • (2022年3月31日現在)
外部リンク 公式ウェブサイト
特記事項:※ 直接の前身である株式会社アーイ引越センターの設立日は1979年9月19日1990年2月1日に現会社に吸収合併され、消滅した。
(テンプレートを表示)

概要

 
サカイ引越センターのトラック

設立当初は大阪府など近畿地方中心だったが、現在は北海道から沖縄県まで日本全国に営業拠点を置いている。また、安全面ではドライブレコーダーをいち早く導入している。2013年度には作業件数だけでなく、売上高でも初めて引越業界第一位を達成した[3][4]

創業時の1971年に東京都恩賜上野動物園に来日し、社会現象を巻き起こしたジャイアントパンダカンカンとランランが契機となり、シンボルマークとして、パンダキャラクターを使用している[5]

CM

1989年からテレビCMキャラクター徳井優(一時期は華ゆりフラワーショウのメンバー)と共演)を起用し、「勉強しまっせ引越のサカイ」や「サカイ、安い、仕事キッチリ」、行政処分を受けた際にはそれを逆手に取った「いちから勉強やり直し」などのテレビCMも話題を集めた。1993年放送の「べんきょうしまっせ(エレベーター)篇」はフジサンケイグループ広告大賞を、1994年の「サカイ・デ・アミーゴーズ(お風呂屋さん)篇」は全日本シーエム放送連盟CM FESTIVAL 地域CM部門を、1998年の「仕事キッチリ(日本舞踊)篇」は同 CM FESTIVAL 銅賞を受賞している。因みに「勉強しまっせ引越のサカイ」のCMソングはラップバージョンが「引越のサカイ」のタイトル、トクイユウ&DJサカイのアーティスト名でCDシングル発売される。

2005年からは今までのコミカルなCMを一新する。当時では、引越し業界初の研修棟を使用したCMをするなど「マイスタークオリティ」という技術面をアピールしている。尚、それに伴って徳井は降板となった。

2011年のテレビCMは若手ドライバーと営業マンの活躍をドキュメンタリー仕立てに描いた内容のものになっている。CMソングワライナキが歌った『Story』。

2013年、植村花菜の『新しい世界』(アルバム『Steps』収録)が使われており、引越しをする人の家族と引越スタッフの交流をドラマ仕立てで描いている。

2014年12月から松尾優の『君が大人になって』がCMソングに用いられた。

2018年には福本莉子、2019年11月からは「まごころパンダシリーズ」が開始され等身大のまごころパンダ、板橋駿谷桃月なしこをテレビCMに起用している。その後2020年からは板橋、桃月に加えて徳井が15年ぶりにCMに起用されており、2021年からは「仕事キッチリ」の言葉も23年ぶりに登場している。

2022年1月、同月から2021年6月に上野動物園で誕生したジャイアントパンダのシャオシャオとレイレイをCMキャラクターに起用すると発表した。2022年1月8日から毎週土曜19時台に放送している日本テレビ系列の番組(『I LOVE みんなのどうぶつ園』枠)にて放送している[5][6]。そのため、徳井は再び降板している。

沿革

  • 1971年11月 - 創業者である田島憲一郎・治子夫妻が、父親(田島新一郎)の経営する新海商運株式会社の堺営業所を開設。
  • 1979年9月 - 貨物自動車取扱業を目的として、当社の直接の前身となる株式会社アーイ引越センター設立。
  • 1981年5月 - 商号を「株式会社堺引越センター」に変更。
  • 1982年4月 - 八洲運送株式会社(現・サカイ引越センター、形式上の存続会社)の株式を取得し子会社とする。
  • 1984年4月 - アンケートハガキを利用したCS活動の開始。
  • 1989年
    • 4月 - 法人課を設置し企業法人向けの営業活動を本格的に開始。
    • 4月 - 初CMキャラクターに徳井優を起用。
  • 1990年10月 - 八洲運送株式会社を形式上の存続会社として、株式会社堺引越センターを合併逆さ合併)。八洲運送株式会社は合併後、「株式会社サカイ引越センター」に商号変更。
  • 1996年
  • 1997年10月 - 株式会社新世紀サービス(非連結子会社)を設立。
  • 1998年
    • 11月 - 横浜市鶴見区に関東本部(現・東日本本部)を設置。
    • 11月 - 本社・大阪支社にてISO9001を認証取得。
  • 1999年
    • 9月 - 本社・大阪支社にてISO14001を認証取得。
    • 9月 - 名古屋市名東区に中部本部(現・中部東海本部)を設置。
  • 2003年
    • 3月 - 「キッチリサカイの大百貨」を創刊し通信販売を開始。
    • 5月 - 大阪府堺市に西日本本部を設置。
    • 7月 - 大阪支社に回収した処分品を扱うリサイクルの店を設置。
  • 2004年
    • 8月 - 耐震グッズの販売開始。
    • 10月 - 本社研修センターを設置。
  • 2006年3月 - 東京証券取引所市場第二部へ上場。
  • 2007年3月 - 東京証券取引所、大阪証券取引所市場第一部指定替え。
  • 2010年
    • 3月 - Pontaプログラム提携開始。
    • 7月 - 株式会社エレコン(非連結子会社)を子会社化。
  • 2011年
    • 5月 - 代表者交代。
    • 7月 - 海外事業部を開設。
  • 2012年6月 - フランスのNippon Euromovers SARLを子会社化。
  • 2013年
    • 1月 - らくらくCコースサービス開始。
    • 8月 - 引越アンケートWEBシステムサービス開始。
    • 10月 - 創業者兼初代社長・田島治子死去。
  • 2015年7月 - 小口引越をメインとするパンダロジスティックスサービスを開始。
  • 2016年4月 - 株式会社SDホールディングス(連結子会社)を子会社化。
  • 2017年12月 - 株式会社キッズドリーム(非連結子会社)を子会社化
  • 2018年8月 - 初代会長・田島憲一郎死去。
  • 2021年
    • 4月 - 内閣府と災害応急対策に関する協定を締結。
    • 4月 - 株式会社クリーン・システム(連結子会社)を子会社化
    • 5月 - サカイ引越センター労働組合を結成。
    • 7月 - Relo Transeuro Limitedを子会社化
    • 7月 - Relo Transeuro LimitedをSakai Transeuro Ltd.に商号変更
  • 2022年
    • 1月 - 株式会社サカイパンダロジ(非連結子会社)を設立

不祥事

  • 2011年から同社にパート従業員として勤務していた女性が、上司から「何でいつもへろへろになるまで仕事するの?」など、真面目な勤務態度を繰り返し揶揄されたり、同僚との間で起こったトラブルをネタに「仕事放棄は人としてどうか」「謝罪がなければ帰って結構だ」などと叱責されたりして、同年10月に退職。女性は「パワーハラスメントによって退職を余儀なくされた」などとして大阪地方裁判所に訴訟を提起。2019年7月11日付で同地裁に於いて、同社と上司が和解金を合わせて100万円を支払う条件で和解が成立した。この女性はその後も、同社のCMが流れると苦痛を感じると話している[8]
  • 2014年大阪市在住の女性が、同市内のマンションへの引越しを同社に依頼した際、箪笥を運ぶ際に階段が障害となり搬入できなかったため、同社は倉庫に一時保管していたが、その後2015年に転居する際に、当該の箪笥を紛失していたことが判明。女性はこの件で「誤廃棄の疑いがある」などとして大阪地方裁判所に700万円の損害賠償を求め訴訟を提起。同地裁は2022年5月25日付で「管理が杜撰で、故意に匹敵する重過失があった」などとして、同社に対し170万円の支払いを命じた[9]

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221112-OYT1T50100/


  • 2021年5月、不明瞭な給与や過労死ラインを超過する残業、パワハラ、労災隠しなどが常態化しているとして同社20代社員6人が労働組合を発足した[10]。しかし、発足後に社内からの嫌がらせが始まったほか、休業補償を提示額よりも減らすなどした[10]
  • 同社の社員の一人が、406人分の氏名や住所など個人情報を記載した書類(見積書)などを、社内規定に反する形で、一般ゴミとして自宅のゴミ箱に捨てていたことが、2022年5月6日までに明らかになった[11]

関連項目

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b c 株式会社サカイ引越センター 準備金の額の減少公告
  2. ^ “JPX日経中小型株指数構成銘柄一覧 (2022年7月29日時点)” (PDF). JPX (2022年8月2日). 2022年8月11日閲覧。
  3. ^ “”. サカイ引越センター. 2020年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月11日閲覧。
  4. ^ “「引っ越しのサカイ」創業43年、念願の売り上げ業界トップ! そのワケは?”. J-CAST ニュース (2014年5月13日). 2022年8月11日閲覧。
  5. ^ a b “サカイ引越センター新CMに恩賜上野動物園 双子パンダ シャオシャオ・レイレイが登場!”. 株式会社サカイ引越センター (2022年1月7日). 2022年1月8日閲覧。
  6. ^ “「サカイ引越センター」CM、上野動物園の双子パンダが出演 創業50年に“ご縁”感じオファー”. ORICON NEWS (2022年1月7日). 2022年1月8日閲覧。
  7. ^ “サカイ引越センター、廃エアコン957台を不適切処理”. 朝日新聞 (2018年6月12日). 2022年8月11日閲覧。
  8. ^ “”. 読売新聞 (2019年7月26日). 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月11日閲覧。
  9. ^ “「サカイ引越センター」に預けた特注桐ダンス、倉庫で誤廃棄か…300万円の賠償命令”. 読売新聞 (2022年5月26日). 2022年8月11日閲覧。
  10. ^ a b “基本給6万円!残業は過労死級、「サカイ引越センター」で労組を作った20代に聞く”. bizSPA!フレッシュ (2021年9月29日). 2021年9月29日閲覧。
  11. ^ “引っ越しの「サカイ」社員、406人分の見積書など自宅ごみ捨て場に廃棄…名前や連絡先など記載”. 読売新聞 (2022年5月7日). 2022年8月11日閲覧。
  12. ^ “サカイ引越センター社員、見積もりで訪れた住宅で腕時計盗み売却「借金があった」”. 読売新聞 (2022年10月19日). 2023年5月23日閲覧。
  13. ^ “サカイ引越センターの社員を逮捕 見積もり先で高級時計を盗んだ疑い”. 朝日新聞 (2022年10月19日). 2023年5月23日閲覧。
  14. ^ “逮捕…サカイ引越センター社員、男性客の家から「カルティエ」の腕時計盗んだ疑い 男性の妻が通報…売却済”. 埼玉新聞 (2022年10月20日). 2023年5月23日閲覧。
  15. ^ “サカイ引越センター会長の田島憲一郎さん死去”. 朝日新聞 (2018年8月23日). 2022年8月11日閲覧。
  16. ^ “田島治子さんが死去 元サカイ引越センター社長”. 日本経済新聞 (2013年10月17日). 2022年8月11日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
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