キャッチ!世界のトップニュース

『キャッチ!世界のトップニュース』（キャッチ!せかいのトップニュース）は、2016年4月4日^[3]から2023年3月31日まではNHK BS1、2023年4月4日からはNHK総合テレビジョンで放送されている報道番組である。本項目では、2014年3月31日^[1]から2016年4月2日^[2]まで放送された『キャッチ!世界の視点』（キャッチ!せかいのしてん）についても記載する。

キャッチ!世界の視点 ↓ キャッチ!世界のトップニュース
ジャンル	報道番組
出演者	望月麻美 別府正一郎 髙𣘺彩 中川栞 マイケル・マカティア ほか
製作
製作	NHK
放送
放送チャンネル	NHK BS1（2023年3月31日まで） →NHK総合テレビジョン（2023年4月4日から）
放送国・地域	日本
放送期間	2014年3月31日^[1] - 放送中
放送時間	本文参照
公式サイト
キャッチ!世界の視点
放送チャンネル	NHK BS1
放送期間	2014年3月31日^[1] - 2016年4月2日^[2]
放送時間	月曜日～土曜日 7:00 - 7:49^[1]
放送分	49分
キャッチ!世界のトップニュース （2016年4月 - 2019年3月）
放送チャンネル	NHK BS1
放送期間	2016年4月4日^[3]^[4] - 2019年3月30日^[5]
放送時間	月曜日～土曜日 7:00 - 7:49
放送分	49分
キャッチ!世界のトップニュース （2019年4月 - 2023年3月）
放送チャンネル	NHK BS1
放送期間	2019年4月1日^[6] - 2023年3月31日
放送時間	平日 8:00 - 8:49^[3]
放送分	49分
キャッチ!世界のトップニュース （2022年3月 - 2023年3月。 臨時放送）
放送チャンネル	NHK総合テレビジョン
放送期間	2022年3月1日 - 2023年3月31日
放送時間	平日 10:05 - 10:54
放送分	49分
キャッチ!世界のトップニュース （2023年4月以降）
放送チャンネル	NHK総合テレビジョン
放送期間	2023年4月4日 - 放送中
放送時間	平日 10:05 - 10:44
放送分	39分
(テンプレートを表示)

概要

「ワールドWaveモーニング」の枠を引き継ぎ、朝のワールドニュース番組として2014年3月31日に放送を開始した。日本国内で伝えられるニュースは各国で如何に伝えているか、世界19の国と地域、24の放送局の最新ニュース番組から主なニュースを二か国語放送で伝え、NHK海外総支局で特派員の経験を有すキャスターがニュースと背景を解説し、証券アナリストがニューヨーク証券取引所から株価や為替相場を解説する^[7]。

メインニュースのほかに、月曜日から金曜日の特集「キャッチ!インサイト」、NHKの海外支局が取材したレポートと中継を伝える「ライフ」、土曜日は海外のユニークな話題や面白映像を伝える「Weekend Box」、ニューヨークから最新の情報を伝える「@NYC」で構成。

データ放送のNHKデータオンラインは、当番組、『国際報道2023』、『ワールドニュース・アジア（14時台）』の3番組で放送された内容を抜粋して、テキストとして配信する^{[注 1]}。

2016年度の番組改編でタイトルを『キャッチ!世界のトップニュース』^[8]、特集コーナーのコーナー名を「ワールドEYES」、サブキャスター陣、それぞれを一新した。

2019年度からタイトルロゴ変更、メインキャスター交替と同時に放送時間が平日8:00 - 8:49に変更、それに加えて11:00 - 11:49の再放送が設定され^[3]、「@NYC」も金曜日に変更された。

放送波をBS1から総合テレビに移設

ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻を受けて、2022年3月1日から2023年3月31日まで、地上波・総合テレビでも平日10:05 - 10:54に特別番組として時差放送を行い（祝日、国会中継時等は休止）、NHKプラスでも同時配信・見逃し配信を実施していた（後述）^{[9][10][11][12]}。

前述の経緯により、放送波を2023年度よりBS1から総合テレビに移設し、総合テレビにて特別番組として放送されていたのを事実上の定時番組とすることになった^[13]。なお、放送時間は特別番組放送時から10分縮小され、平日10:05 - 10:44となった^[14][15]。

放送時間（総合テレビ）

※祝日、年末年始、国会中継時、高校野球などのスポーツ中継時は休止。

現在

• 2023年4月4日から：平日 10:05 - 10:44

過去（臨時放送）

• 2022年3月1日～2023年3月31日：平日 10:05 - 10:54
  • 2022年3月9日と4月8日は、1時間繰り上げて9:05 - 9:54に放送された（前者は『北京パラリンピック みんなでハイライト』を放送のため。後者はMLB中継のため）。
  • 2022年3月18日と22～25日は、1時間繰り下げて11:05 - 11:54に放送された（いずれも高校野球中継のため）※雨天のため全試合順延となった18日、同じく第1試合の開始が12:00に繰り下げとなった22日を含む。

放送時間（BS1）

過去

• 2014年度～2018年度：月曜日～土曜日 7:00 - 7:49
• 2019年度～2022年度：平日 8:00 - 8:49（再放送：平日 11:00 - 11:49）

放送で使用される放送局

放映権の関係で再放送での映像使用が制限されている場合がある。その場合、11時台の再放送並びに総合テレビでの放送時は「放送権利の都合上により、映像を放映出来ない」旨の静止画に差し替えられる場合がある^[16]。

•   BBC （News at Six / News at Ten）
•   F2 （Journal de 20 heures^{[注 2]}）
•   ZDF （heute）
•   ARD （tagesschau）
•   tve （Telediario）
•   ロシアテレビ （Вести^{[注 3]}）
  •   (ペルシ)^{[注 4]}
•   ABC （Good Morning America / ABC World News）
•   CNN （HLN）
•   PBS （NewsHour）
•   ブルームバーグ
•   バンデランテス
•   ABC （The World）
•   CCTV （中國新闻、新闻联播）
•   上海 東方衛視 （东方新闻）
•   ATV （亞視新聞、- 2016年2月）
•   TVB （News At 7:30 2016年3月 -）
•   KBS （뉴스광장/KBS뉴스 9）
•   CNA （Asia Tonight）
•   アルジャジーラ
•   NDTV （24x7）
•   VTV （Thời sự）
•   ABS-CBN （The World Tonight）
•   チャンネル9（MCOT NEWS）
•   MetroTV
•   TRT
•   (ウクライナ公共放送)（英語版）

出演者

現在の出演者

2023年1月時点
メインとサブはそれぞれ隔週出演で望月と中川・別府と高橋の組み合わせになるが、メインキャスターの現地取材等で逆となる場合もある。

メインキャスター

• 望月麻美（元NHK佐賀放送局ニュースデスク、元ワシントン支局特派員）
• 別府正一郎（元ヨハネスブルク支局長、2023年1月 - ）

サブキャスター

• 髙𣘺彩（フリーアナウンサー、元NHK新潟放送局契約キャスター）
• 中川栞（フリーアナウンサー）

リポーター

前番組『ワールドWaveモーニング』からの続投

• マイケル・マカティア（映像プロデューサー） - @NYC担当（金曜日、2019年3月までは土曜日）

コメンテーター

• 藤原帰一（千葉大学特任教授） - 毎月1回「映画で見つめる世界のいま」コーナーに出演

過去の出演者

メインキャスター

• 高野洋（NHK 放送総局報道局国際部・海外総支局記者） - 2014年度
• 野田順子（NHK 放送総局報道局国際部記者） - 2014年度
• 香月隆之^[1]（NHK 放送総局報道局国際部記者） - 2015、2016年度
• 塩﨑隆敏（NHK 放送総局報道局国際部記者） - 2017、2018年度
• 山澤里奈^[1]（NHK 放送総局報道局国際部記者） - 2015 - 2018年度
• 松田智樹^[3]（NHK 放送総局報道局国際部記者、元香港支局長） - 2019年度 - 2020年7月22日
• 西海奈穂子^[3]（NHK 報道局国際部デスク） - 2019年度 - 2021年度
• 小林雄（NHK 報道局国際部記者、元中東アフリカ担当デスク）– 2020年7月　- 2022年12月

サブキャスター

• 徳住有香^[1]（フリーアナウンサー） - 2014 - 2015年度
• 佐野仁美^[1]（フリーアナウンサー） - 2014 - 2015年度
• 藤田真奈美^[3]（フリーアナウンサー） - 2016 - 2019年度
• 丹野麻衣子^[3]（フリーアナウンサー） - 2016 - 2019年度

気象キャスター

• 本庄美奈子※木、金曜 - 2016年1月 - 2016年4月1日
• 駒形陽子※月 - 水曜 - 2014 - 2016年度
• 勝又幸恵※木、金曜 - 2014 - 2015年7月、2016年度
• 吉井明子※平日 - 2017、2018年度

総合テレビにおける特別編成

前述のとおり、ウクライナ侵攻に伴う特別編成を2022年3月1日から2023年3月31日まで実施していたため、以下の番組は休止または放送時間が変更となっていた。なお、2023年4月4日から定時化されたため、本対応は終了した。

放送を休止していた番組（全国放送）

• Doki Doki! NHKワールド JAPAN（再放送・月曜日 10:05 - 10:10）
• NHK地域局発（平日 10:15 - 10:45）
  • えぇトコ（金曜日 10:15 - 10:40）

  2023年4月4日から平日 14:05 - 14:35に移動。レギュラー放送を再開した。

• きょうの料理ビギナーズ（火曜日 - 木曜日 10:50 - 10:55。Eテレで放送された番組）

放送を休止していた番組（近畿地方のみ）

近畿地方向けに新設した放送枠『1chええやん!』での放送（『NHK地域局発』は金曜日を除き放送なし）。

• 歴史探偵（再放送・月曜日 10:15 - 10:55）
• かんさい熱視線（再放送・火曜日 10:15 - 10:45）
• Core Kyoto（水曜日 10:15 - 10:45。BS1で放送された番組）
• バリバラ〜障害者情報バラエティー〜（木曜日 10:15 - 10:45。Eテレで放送された番組）

放送時間を変更していた番組

• みみより!くらし解説（火曜日 - 金曜日 10:05 - 10:15）

• 14:50 - 15:00に放送時間を変更（BS1の放送時間は変更なし）。
• 2023年4月4日から10:45 - 10:55に移動した。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

1. ^ 原則として平日は午前と午後の2回、土曜日は午前の1回のみである。日曜・祝日は更新せず、土曜日の内容をそのまま放送する。またゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始は曜日を問わず更新せず、放送休止の告知画面のみ表示される。
2. ^ フランス語で「20時のニュース」
3. ^ ロシア語で「ニュース」（Vesti）
4. ^ ウクライナ情勢を伝えるニュースで一時期放送されたが「24の放送局」には含まれない。

出典

1. ^ ^{a b c d e f g h} NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2016』NHK出版、2016年11月11日、221頁。 
2. ^ ^{a b} “キャッチ!世界の視点”. NHK番組表ヒストリー (2016年4月2日). 2021年7月18日閲覧。
3. ^ ^{a b c d e f g h} NHK放送文化研究所 編『NHK年鑑2020』NHK出版、2020年12月11日、415頁。 
4. ^ “キャッチ!世界のトップニュース”. NHK番組表ヒストリー (2016年4月4日). 2021年7月18日閲覧。
5. ^ “キャッチ!世界のトップニュース”. NHK番組表ヒストリー (2019年3月30日). 2021年7月18日閲覧。
6. ^ “キャッチ!世界のトップニュース”. NHK番組表ヒストリー (2019年4月1日). 2021年7月18日閲覧。
7. ^ “” (PDF). NHK広報局 (2014年1月22日). 2014年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月18日閲覧。
8. ^ (PDF)
9. ^ “NHK総合 @NHK_GTVのツイート”. Twitter (2022年3月1日). 2022年3月1日閲覧。
10. ^ “NHK編成センター@nhk_henseiのツイート”. Twitter (2022年3月1日). 2022年3月1日閲覧。
11. ^ “”. NHK広報局 (2022年3月23日). 2022年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月8日閲覧。
12. ^ . 読売新聞オンライン. (2022年3月3日). オリジナルの2022年3月4日時点におけるアーカイブ。. 2022年4月8日閲覧。 
13. ^ “NHK「キャッチ!世界のトップニュース」を平日10時から総合テレビの定時番組で放送”. スポーツニッポン (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
14. ^ メディア総局 (2023年2月8日). “2023年度 国内放送番組 編成計画”. 日本放送協会. pp. 2-3. 2023年2月8日閲覧。
15. ^ “2023年度（令和5年度） 前半期 放送番組時刻表”. 日本放送協会. p. 2 (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
16. ^ “「映像はお伝えできません」 エリザベス女王国葬ニュースで「中断」何回も...一体何が？NHKに聞いた”. J-CASTニュース (2022年9月21日). 2022年9月22日閲覧。

関連項目

• ワールドニュース
• 国際報道2023
• おはよう世界
• ワールドWaveモーニング
• ワールドWave
• 列島ニュース - 当番組同様、重大ニュースによる臨時放送を経て、総合テレビで定時化された番組（こちらは新型コロナウイルス感染拡大に伴うもの）

外部リンク

• キャッチ!世界のトップニュース
• キャッチ!世界の視点 - (NHK放送史)
• キャッチ!世界のトップニュース - (NHK放送史)
• NHK国際報道 (@nhk_kokusainews) - Twitter（『国際報道2023』をはじめとする国際報道番組共同アカウント）
• キャッチ!世界の視点 （インターネットアーカイブ）

NHK BS1 土曜日 7:00 - 7:49
前番組	番組名	次番組
ワールドWaveモーニング （2011年4月2日 - 2014年3月29日）	キャッチ!世界の視点 ↓ キャッチ!世界のトップニュース （2014年4月5日 - 2019年3月30日） 【土曜日のみ廃止】	ラン×スマ〜街の風になれ〜（再放送） ↓ ラン×スマ（再放送） ↓ ランスマ倶楽部（再放送） チャリダー★〜快汗!サイクルクリニック〜 （再放送）
NHK総合テレビジョン 平日 10:05 - 10:45
【月】Doki Doki! NHKワールド JAPAN （2018年10月15日 - 2022年2月28日） ※10:05 - 10:10（再放送） 【月】ピタゴラスイッチ ミニ （2021年9月6日 - 2022年2月28日） ※10:10 - 10:15 【火 - 金】くらし☆解説→みみより!くらし解説 （2012年4月3日 - 2022年2月22日） ※10:05 - 10:15【16:05 - 16:15に移動】 NHK地域局発 （2020年9月28日 - 2022年2月28日） ※10:15 - 10:45	キャッチ!世界のトップニュース （2022年3月1日 - ） 【2023年3月31日までは臨時放送】 【同年4月4日より、10分縮小して定時化】	-
NHK総合テレビジョン 平日 10:45 - 10:55
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