モハベ(英:Mohave)は、韓国の起亜自動車(KIA)が製造・販売する自動車である。かつては北米市場でもボレゴ(Borrego)という車名で販売されていた(現在はテルライドが同市場における後継車種)。
概要
キア・モハベ | |
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フロント | |
リヤ | |
モハベ・ザ・マスター(2019- ) | |
概要 | |
製造期間 | 2008年- |
ボディ | |
乗車定員 | 7人 |
ボディタイプ | 5ドアSUV |
駆動方式 | (FR) 4WD |
(パワートレイン) | |
エンジン | ガソリン: 3.8L V6 4.6L V8 ディーゼル: 3.0L V6 |
変速機 | 6AT 5AT |
サスペンション | |
前:ダブルウィッシュボーン 後:マルチリンク | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,895mm |
全長 | 4,880mm |
全幅 | 1,915mm |
全高 | 1,810mm |
その他 | |
タンク容量 | 82L |
2008年にキアの最上級SUVとして登場。同社初のV型8気筒エンジン搭載車種でもある。2005年の北米国際オートショー(NAIAS)に出展された大型SUVのコンセプトカー、キア・メサ(Kia Mesa)を市販化したものである。市販モデルのデザインはフォルクスワーゲンからキアに移籍してチーフデザイナーに就任したペーター・シュライヤーが担当している。
ソレントが2代目でユニボディに移行し、また親会社の現代自動車もテラカンの製造を終了しているため、モハベは現代-起亜自動車グループでは唯一のボディオンフレーム型のSUVとなる。
なおキアの車種では最初に専用エンブレムが用意されている(2例目はスティンガー)。
歴史
- 2008年1月 - 韓国で発売開始。韓国のSUVで初めてプッシュスタートシステムを採用。また、北米でもNAIASで発表された。
- 2016年2月 - 韓国にて大幅改良モデルを「ザ・ニュー・モハベ」として発表。エンジンはV6・3.0Lディーゼルのみとなった。
- 2019年3月 - 韓国にてフロントマスク全面刷新モデルを「モハベ・ザ・マスター」として発表。このモデルより韓国市場専売となる。
メカニズム
エンジンは250馬力のV型6気筒3.0L・コモンレール式ディーゼルエンジンのほか、274馬力のV型6気筒・3.8L・DOHCと340馬力のV型8気筒・4.6L・DOHCガソリンエンジン(ともにCVVTを採用)があるが、北米市場はガソリンエンジンのみの設定となる。ディーゼルとV8・4,6LにはZF製の6速ATが組み合わされている(V6・3,8Lは5速AT)。エンジンは親会社である現代自動車のベラクルーズと共用しているが、ディーゼルエンジンに関してはベラクルーズのそれと比べて出力がアップされ、独自性が保たれている。
車名
「MOHAVE」は、モハーヴェ砂漠に由来する。
関連項目
外部リンク
- MOHAVE(韓国語)