カタグロトビ(肩黒鳶、学名:Elanus caeruleus)は、鳥綱タカ目タカ科に分類される鳥類の一種である。別名ハイイロトビ。
カタグロトビ |
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カタグロトビ Elanus caeruleus |
保全状況評価 |
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) * ワシントン条約附属書II |
分類 |
学名 |
Elanus caeruleus (Desfontaines, 1789) |
和名 |
カタグロトビ |
英名 |
Black-winged kite |
分布
アフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、インド、東南アジア、ニューギニアにかけて分布する。生息地では基本的に留鳥である。
形態
全長約33cm。体色は頭部から体の下面にかけてが白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色。翼の肩の部分が黒く、名前の由来ともなっている。眼の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見える。雌雄同色である。
生態
食性は動物食で、昆虫類や両生類、小型爬虫類を主食としているが、小型哺乳類や小鳥等を捕食することもある。
卵
頭部
飛翔
求愛行動を行なう雌雄
参考文献
- 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社
関連項目
外部リンク
- 2006 IUCN Red List of Threatened Species
- BirdLife International 2004. Elanus caeruleus. In: IUCN 2006. 2006 IUCN Red List of Threatened Species.
- CITES homepage
- ワシントン条約記載種、タクサリスト