エーゲ航空(ギリシア語: Αεροπορία Αιγαίου, 英語: Aegean Airlines)はギリシャ最大の航空会社。
概要
ギリシャ初の民営航空会社。
「Aegean」とは、エーゲ海という意味である。加盟しているスターアライアンスでは、エーゲ航空と表記されている[1]。 2010年6月30日、世界的な航空連合であるスターアライアンスに加盟した。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[2]。
歴史
ギリシャで1987年にAegean Aviationとして設立。その後1999年にAegean Airlinesとなる。2004年には、ギリシャ国内13都市、ギリシャ国外8都市に就航していた。2009年5月に航空連合スターアライアンスの加盟が承認され、2010年6月30日に正式に加盟した。2010年2月、オリンピック航空との合併に合意し、新社名は「オリンピック航空」となる予定であった[3]。しかし2011年1月26日に、欧州委員会はこの合併を認めないことを決めた[4]。
その後、2013年10月に再度オリンピック航空買収に合意[5]。オリンピック航空はエーゲ航空の傘下となり、合併後もそれぞれのブランド名で運行を続けている。現在はギリシャで最大の航空会社である。
保有機材
2019年8月現在、エーゲ航空の機材は以下の航空機で構成される。
機材 | 運用機数 | 発注機数 | 座席数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
エアバスA319‐100 | 1 | ‐ | 138 | |
エアバスA320‐200 | 37 | ‐ | 174 | うち7機はWL装着機 |
エアバスA320neo | ‐ | 20 | ‐ | 2020年以降、納入予定 |
エアバスA321‐200 | 11 | ‐ | 196 | |
エアバスA321neo | ‐ | 10 | ‐ | 2022年以降、納入予定 |
計 | 49 | 30 |
エアバスA319-100
エアバスA320-200
エアバスA321-200
かつて運行していた機材
ボーイング737-300(デュッセルドルフ)
アブロRJ100
ATR72
コードシェア
2014年5月現在、以下の航空会社とコードシェアを行っている[7]。
太字はスターアライアンス加盟会社
受賞歴
- 2009年 – Skytrax Top Regional Airline in Europe
- 2011年 – Skytrax Top Regional Airline in Europe
- 2012年 – Skytrax Top Regional Airline in Europe
- 2013年 – Skytrax Top Regional Airline in Europe
マイルズ+ボーナス
2014年11月24日より以前のマイルズアンドボーナスから内容の変更があり、名称もマイルズプラスボーナスと変更された。 かつてはスターアライアンスの上位ステータス取得ハードルが低い事で知られたが、ルール改編によりその状況も変わった。
シルバーティアになるためには、12ヶ月以内にエーゲ航空またはオリンピック航空に2回かつ12000マイルの獲得をするか、12ヶ月以内に24000マイルの獲得が必要。(スターアライアンスシルバー)[8]、ゴールドティアになるには12ヶ月以内にエーゲ航空またはオリンピック航空に4回かつ24000マイルの獲得をするか、12ヶ月以内に48000マイルの獲得が必要(スターアライアンスゴールド)となる[9]。 これらのステータスを維持するためには、シルバーティアは12ヶ月以内にエーゲ航空かオリンピック航空に2回搭乗し、かつ8000マイルを獲得すること、または12ヶ月以内に16000マイルを獲得すること、ゴールドティアは12ヶ月以内にエーゲ航空かオリンピック航空に4回搭乗し、かつ12000マイルを獲得すること、または12ヶ月以内に24000マイルを獲得することが条件となっている[10]。
出典・脚注
外部リンク
- Aegean Airlines(英語/ギリシャ語版)
- エーゲ航空 - Star Alliance
- Aegean Airlines (@aegeanairlines) - Instagram