株式会社さくらんぼテレビジョン(英: Sakuranbo Television Broadcasting Corporation)は、山形県を放送対象地域としてテレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。 略称はSAY(セイ)ではあるが、2015年度以降、使用されるケースは少なく(ホームページ上も一切記載がなくなり)通称のさくらんぼテレビが主に使用される。フジテレビジョン(FNN・FNS)系列のフルネット局のひとつ。
本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | SAY、さくらんぼテレビ |
本社所在地 | 日本 〒990-8539 山形県山形市落合町85番地 |
設立 | 1996年3月29日 |
業種 | (情報・通信業) |
法人番号 | 8390001000795 |
事業内容 | 放送法に基づくテレビジョン放送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 鈴木謙司 |
資本金 | 10億円[1] |
売上高 | 24億5395万8000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
営業利益 | 1億1856万2000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
経常利益 | 1億3801万5000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
純利益 | 3433万1000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
純資産 | 24億7457万4000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
総資産 | 41億7173万1000円 (2022年03月31日時点)[2][3] |
従業員数 | 54人(2020年4月現在)[4] |
主要株主 | 柿崎工務所 26.7% 山本製作所 15.0% フジ・メディア・ホールディングス 12.0% (2020年4月1日時点)[5] |
関係する人物 | 藤田智彦(元記者兼カメラマン) (稲木甲二)(取締役)[6] |
外部リンク | https://www.sakuranbo.co.jp/ |
さくらんぼテレビジョン | |
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英名 | Sakuranbo Television Broadcasting Corporation |
放送対象地域 | 山形県 |
ニュース系列 | FNN |
番組供給系列 | FNS |
略称 | SAY |
愛称 | さくらんぼテレビ |
(呼出符号) | JOCY-DTV |
(呼出名称) | さくらんぼデジタルテレビジョン |
開局日 | 1997年4月1日 |
本社 | 〒990-8539 山形県山形市落合町85番地 |
演奏所 | 本社と同じ |
リモコンキーID | 8 |
デジタル親局 | 山形 22ch |
アナログ親局 | 山形 30ch |
ガイドチャンネル | 30ch |
主なデジタル中継局 | 鶴岡・酒田27ch、米沢40ch、新庄33chほか |
主なアナログ中継局 | 鶴岡・酒田24ch 米沢60ch新庄28chほか送信所の項を参照 |
特記事項: 山形県では、1970年4月-1993年3月まで 山形テレビがFNN・FNSに加盟していた。 |
概要
開局に至るまでの経緯
1993年(平成5年)4月1日、それまでフジテレビ(FNN・FNS)系列だった山形テレビ(YTS)がテレビ朝日(ANN)系列に(ネットチェンジ)したため、この日を境に当時数多くの人気番組を抱えていた大半のフジテレビ系列のネット番組が山形県内では放映されなくなり、さらに山形県におけるフジテレビ系番組の引受先となったTBS系列のテレビユー山形(TUY)への時差ネットも[注 1]、『サザエさん』や『ねるとん紅鯨団』などの一部の一社提供番組やドラマがローカル枠で実施されるにとどまった。
同時に、山形県内のFNNの取材はフジテレビが「山形支局」を設置して行うことになった。
山形県内でフジテレビ系列局の設立に関し、1993年夏に「フジテレビ系民放第4局を作る会」を結成し市民活動を展開していった。街角などでは署名運動などを行い、その熱意にキー局であるフジテレビのゴーサインが下り開局へとつながった[7]。開局に当たっては日枝久フジテレビ社長(当時)、高橋和雄山形県知事(当時)、佐藤幸次郎山形市長(当時)の後押しも受けた。主要株主には山形テレビがフジ系であった時のスポンサーが並んだ。当時、フジテレビ媒体開発局電波企画部長の矢嶋武弘が専門誌において、「東北ブロックを考えた時に、山形に系列局がないと、ブロックニュースやイベントなどの時不便だという声もあって決断したという側面もあります」さらに、「東北の他県のFNN局は喜んでいると思います」と自ら述べている[7]。背景には、郵政省(現・総務省)から地上デジタルテレビ放送の準備の関係もあり地上アナログ放送の周波数割り当てを岩手朝日テレビ(IAT)で終了するが、1年間は開局申請を受け付けるという通知が出たことにある(そのため、朝日新聞等一部の記述では最後の民放テレビが岩手朝日テレビであることになっている。)。フジテレビは、経営政策として高知さんさんテレビ(KSS)開局で系列局開局を打ち切る予定だったが、この運動と長年に亘り山形県内でフジテレビのネット番組が放送されてきたことから山形県のフジテレビ系列局の復活を決め、1997年4月1日、KSSと同じ日に開局された[7]。
本社は山形市郊外の落合町に建設され、ロゴマークはフジテレビの社名ロゴタイプと同様に馬場雄二が手掛けた[8]。なお、本局は東北地方の民間放送局(CFM局を除く)では最後の開局でもあった。
開局までの間、山形県内でフジテレビ系の番組をリアルタイムで視聴するには村山地方ならびに最上地方では仙台放送(OX)、置賜地方では福島テレビ(FTV)、庄内地方は秋田テレビ(AKT)または新潟総合テレビ(NST、現・NST新潟総合テレビ)をそれぞれ高素子アンテナやブースターを用いて越境受信するしかなかった。なお、山形市のケーブルテレビ山形(現・ダイバーシティメディア)、米沢市のニューメディア[注 2]では仙台放送(OX)、旧櫛引町の櫛引ケーブルテレビジョン(現・鶴岡市ケーブルテレビジョン)では秋田テレビ(AKT)の再送信が行われていた。
試験放送期間中の新聞各紙における番組表の扱いに関しては以下のとおりであった。
- 山形新聞、河北新報(山形版)、米澤新聞…試験放送初日(1997年3月15日)から通常の番組欄へ掲載。
- その他各紙…当初は地方版での掲載からスタートし、本放送開始までに通常の番組欄へ移行した。ただし、上記の理由により朝日新聞は試験放送期間の対応は地方版を含めて行われず、本放送当日から通常の番組欄に掲載した。日本経済新聞(南東北版)では、本放送開始後もしばらくの間はハーフサイズでの掲載が続いていたが、現在はレイアウト見直しによりフルサイズ掲載となっている。
- 開局初日…開局初日最初の番組である「さくらんぼテレビジョン開局ご挨拶」の冒頭開局当時の女性アナウンサーが「さくらんぼテレビは本日開局します。実に4年ぶりにフジテレビ系列の番組が山形に帰ってきました」と紹介された。
- 開局当時のキャッチコピーは「立派なテレビ局より、感じのいいテレビ局になりたい。」であった[7]。
その他
開局当初から将来のデジタル放送化の投資に伴う経費捻出を見据えた計画による徹底したスリム化の為[8]、社員は当時44名のみで[注 3][9]、営業支社として東京・大阪支社を自社で設けず、同時に開局した高知さんさんテレビと共同でフジテレビ関連会社であるフジクリエイティブコーポレーション(FCC)に東京と大阪の営業業務を委託している[7]。
開局から2009年まで、約12年間はテレビスタジオが存在せず報道制作ルーム内に簡便的なセットを設置し、そこから放送する形となっていた[注 4]。デジタル放送開始に伴う環境の変化を受けて本社敷地内に汎用的なテレビスタジオを増築。2009年10月5日に運用を開始した。当初は副調整室のみを稼働させ、副調整室内に放送スペースを確保しての放送であったが同年11月2日の『SAYスーパーニュース』よりスタジオ部分も本格稼動し、スタジオおよび副調整室で全ての番組制作を行うこととなった。なお汎用スタジオの稼働をもって、それまで使用していた報道制作フロア内からの放送及び副調整室は撤収された。
また、開局から2013年3月まではテレビ東京系列の番組は権利切れの番組を除き一切放送されなかったが、同年4月から少数ではあるが放送されるようになった。
開局当初から、社名に地名や地域名を冠さない東北地方唯一の民間放送局でもある。
本社・支社所在地
沿革
送信所
リモコンキーID:8
- 親局
- 山形(西蔵王高原) 22ch(JOCY-DTV)
- 中継局(物理チャンネル順。2010年12月現在)
【村山地方】
- 山形山寺 22ch
- 山形東沢 22ch
- 蔵王温泉 22ch
- 尾花沢銀山 25ch
- 東山形 37ch
- 朝日町 46ch
- 東根関山 47ch
- 尾花沢 48ch
【置賜地方】
- 高畠 25ch
- 白鷹下山 26ch
- 白鷹佐野原 26ch
- 長井 39ch
- 高畠時沢 39ch
- 米沢(天元台高原) 40ch
- 小国 45ch
- 飯豊中津川 46ch
- 飯豊 49ch
2006年6月の地上デジタル放送開始以降、アナログ放送受信エリアはほぼ網羅し、その後デジタル新局となる中継局を2010年までに順次開局した。2009年度にデジタル中継局の数がアナログ中継局を上回った。なお、2010年8月1日の朝日東岩本局の開局をもってSAYのデジタル中継局の整備は事実上完了したため、デジタル化されてもSAY難視聴地域が少なからず出てくることになった。
共聴施設やケーブルでカバー予定のアナログ未開局中継局を除くと、当局のみ非該当で他局では設置済みの中継局は東天童・真室川高坂・白鷹黒鴨・尾花沢牛房野の各中継局である。一部他局も非該当となるところは簗沢(YTS・TUY・SAY)・戸沢(TUY・SAY)・米沢館山(TUY・SAY)。一方、アナログで開局している天童(舞鶴山)中継局はNHK・他局の民放も山形本局か新庄中継局でカバーできることから置局不要となった[10]。
アナログ放送
2011年7月24日停波時点
- 親局
- 山形(西蔵王高原) 30ch(JOCY-TV)
- 中継局(チャンネル順)
山形県内でも先発3局(YBC・YTS・TUY)に比べて中継局が少ないため、映りが悪かったりほとんど映らない地域もある。(アナログ公称エリアカバー率…96.6%)
資本構成
概要
さくらんぼテレビジョンはいわゆる平成新局であり、地元有力企業が主要株主に名を連ねているためか地方紙(特に山形新聞)など他メディアとの関係性が薄く、資本関係も濃密な友好関係もほぼ皆無であるが、敵対関係にはなっていない[注 8][注 9]。なお、フジテレビと東北地区の系列局4局(岩手めんこいテレビ・仙台放送・秋田テレビ・福島テレビ)が株主に名を連ねている。ただし、東北地区の系列局で唯一フジテレビの親会社(持株会社)でもあるフジ・メディア・ホールディングスの持分法適用会社とはなっていない。
現在は、フジ・メディア・ホールディングスがさくらんぼテレビジョンの第3位の大株主となっているが、開局に当たっては会社分割前の旧フジテレビジョンが関与していた。
山形県の出資に関しては既存4局(FM山形も含め)同様、出資の平等という観点でほぼ既存局と同額が出資されているが、第三セクターを目的としたものではない。他にも、県提供の広報番組が放送されていた。山形地区の地上波民放局ではコミュティ放送2社(閉局により現在1社)を含め唯一ニュース提供に山形新聞が関係していない。
2021年3月31日
出典:[14]
資本金 | 発行済株式総数 | 株主数 |
---|---|---|
10億円 | 50,000株 | 62 |
株主 | 株式数 | 比率 |
---|---|---|
柿崎工務所 | 10,950株 | 21.9% |
山本製作所 | 7,500株 | 15.0% |
フジ・メディア・ホールディングス | 3,000株 | 6.0% |
新庄砕石工業所 | 2,200株 | 4.4% |
小国開発 | 2,000株 | 4.0% |
荘内銀行 | 2,000株 | 4.0% |
仙台放送 | 2,000株 | 4.0% |
山形県 | 2,000株 | 4.0% |
過去の資本構成
主な番組
自社制作
現在放送中の番組
- FNNさくらんぼテレビニュース[注 10] - (日曜 6:00 - 6:15)
- News イット! やまがた(月曜 - 金曜 15:45 - 19:00、山形ローカルは18:09から)
- おかわり!ラーメン道(金曜 22:52 - 23:00)
- KICK OFF! YAMAGATA(土曜 11:30 - 11:45)
- 昼ドキ!TV やまがたチョイす(土曜 12:00 - 13:00)
- (月刊さくらんぼ通信)(第1日曜 5:25 - 5:30、番組批判等を取り上げる自己検証番組。旧『月刊SAY通信』より2015年7月放送分から改名)
- どどどどっとjp(毎月第一土曜 13:00 - 13:35、ものまね芸人JPの初冠番組)
過去の番組
夕方ニュース枠
- SAYスーパータイム
- サービス放送中の1997年3月15日から1997年3月30日まで放送。放送上は「スーパータイム」のタイトルのみ。
- 当初は、関東ローカル枠を全てフルネットしていたが、最後の1週間のみローカルニュース枠を設け、スポーツコーナー終了後の10分程度放送していた。この放送体制は、SAYスーパーニュースの途中まで続いた。
- SAYニュース555 ザ・ヒューマン
- SAYスーパーニュース
- さくらんぼテレビ みんなのニュース
- さくらんぼテレビ プライムニュース
- さくらんぼテレビ Live News
スポットニュース枠
その他
- ホップ・ステップ・青春(県政番組)
- きいて委員会?(同)
- (SAY月刊テレビ批評)(「月刊SAY通信」の前身で、最終土曜朝の自己検証番組。『週刊フジテレビ批評』の映像も挿入)
- かんたんDIY&ガーデニング - (ホームセンタージョイ発信のDIY・園芸番組)
- SAY's SELECTION(ミニ情報番組)
- さくらんBOY DT(ローカルアニメ、制作協力・芸者東京エンターテイメント)
- (ブルイズ!モンテディオ)(Jリーグ・モンテディオ山形の応援番組)
- チョイすな金曜日
ブロックネット番組
上記の2番組は、仙台放送制作東北電力提供ブロックネット番組である。
一方で『新・サンデートーク』[注 11] と『今、きらめいて』の2番組については『新・サンデートーク』時代から、山形放送(YBC)に東北電力とのスポンサー契約が継続されていた関係からか、山形テレビ(YTS)の(ネットチェンジ)後もYBCで放送され、特に『今、きらめいて』はSAY開局後も、最終回まで山形放送(YBC)でネットされていた。
このほかにも、『民謡お国めぐり』はフジテレビ系列の秋田テレビ制作番組であるが、山形テレビ(YTS)の(ネットチェンジ)後はもとより、さくらんぼテレビ開局後も、山形テレビ(YTS)にスポンサーの契約が継続されていた関係からか、(最終回まで一貫して山形テレビ(YTS)でネットされていた)。
ちなみに、YBCとYTSの2局はYTSのネットチェンジ以降、例外(仙台放送制作番組の『新・サンデートーク』など)を除きフジテレビからフジテレビ系列局全体の番組の販売を拒否されていた。
フジテレビ系列時差ネット番組
- RIDE ON TIME(火曜 0:25 - 0:55(月曜深夜))
- かまいたちの掟(火曜 14:45 - 15:15、さんいん中央テレビ制作)
- ちまたのジョーシキちゃん(水曜 0:25 - 1:25(火曜深夜)、関西テレビ制作)
- ぐっさん家〜THE GOODSUN HOUSE〜(水曜 14:45 - 15:15、東海テレビ制作)
- KinKi Kidsのブンブブーン(木曜 0:25 - 1:10(水曜深夜))
- 関ジャニ∞の あとはご自由に(木曜 1:10 - 1:40(水曜深夜))
- かまいたちの机上の空論城(木曜 14:45 - 15:15、関西テレビ制作)
- いただきハイジャンプ(土曜 0:55 - 1:40(金曜深夜))
- おかべろ(土曜 11:00 - 11:30、関西テレビ制作)
- 千原ジュニアの座王(日曜 1:15 - 1:45(土曜深夜)、関西テレビ制作)
- テレビ寺子屋(日曜 5:30 - 6:00、テレビ静岡制作)
- ごるビバ(日曜 6:15 - 6:30、NST新潟総合テレビ制作)
他系列番組
テレビ東京系列
- 男子ごはん(水曜 10:20 - 10:50)
- (土曜 13:00 - 14:00)
- (日曜 12:00 - 12:55)
- (日曜 13:00 - 14:00)
その他
- ダイアンのガチで!ごめんやす(金曜 15:15 - 15:45、群馬テレビ制作)
終了した他系列番組
テレビ東京系列
- 楽しいムーミン一家(ウェルサンピア山形(現:ヒルズサンピア山形)のスポンサード番組として2002年 - 2004年にかけて放送された)
- 主治医が見つかる診療所
- 日経スペシャル 夢織人〜小さなトップ企業〜(BSテレ東制作)
- おばあちゃんの台所(テレビせとうち制作)
- ソクラテスのため息〜滝沢カレンのわかるまで教えてください〜
- SPY×FAMILY(第1期)
その他
- クプ〜!!まめゴマ!(当局初のUHFアニメであった)
- 全力ウサギ(UHFアニメ)
- まめうしくん(UHFアニメ、47話で打ち切り)
- 江戸の用心棒II(ユニオン映画・日本テレビ制作)[注 12]
- ニュース女子(DHCテレビ制作)
- 鬼滅の刃(UHFアニメ[注 13]、土曜プレミアム枠のエピソード含む)
- NON STYLE井上のバズらせJAPAN
県政情報番組
- いき★いき やまがた(不定期・山形県内の民放4局が持ち回りで放送)
開局と同時にTUYから移行したフジテレビ系列の番組
△はYTSのネットチェンジと同時に(TUY)へ放映権が移行した番組。
- ハンマープライス
- LOVE LOVEあいしてる
- サザエさん△
- こちら葛飾区亀有公園前派出所
- 発掘!あるある大事典
- 晴れたらイイねッ!
- 春の高校バレー△
- 東日本女子駅伝△
- テレビ寺子屋△
- 健保連のすこやかさん△
サービス放送期間中に最終回を迎えた番組
- FNN Five to 4:00
- SAYスーパータイム(=FNNスーパータイム)
- 土曜大好き!830(YTSではネットチェンジと同時に打ち切り)
- FNNニュース最終版(第3期)
- 御家人斬九郎(第2シリーズ)
- メトロポリタンジャーニー
- タモリの超ボキャブラ天国[注 14]
- カジノザウルスNEW
- ワーズワースの冒険
- 家なき子レミ
- とんねるずのみなさんのおかげです(YTSではネットチェンジと同時に打ち切り[注 15])
- 金曜メガTV
- スタミナ天国ターボ
YTSがネットチェンジで打ち切り、SAYが再開させたフジテレビ系列の番組
山形地区において1993年3月までYTSで放送され、97年4月に再開した番組。▲は同年9月に終了したため、SAYでの放送は半年になっている。
- おはよう!ナイスデイ
- FNNスピーク
- 森田一義アワー 笑っていいとも!
- 笑っていいとも!増刊号
- ライオンのごきげんよう
- THK制作昼帯ドラマ
- プロ野球ニュース
- くいしん坊!万才[注 16]
- 火曜ワイドスペシャル(第2期のみ▲)
- 木曜劇場[注 17]
- THE WEEK
- 風まかせ 新・諸国漫遊記
- 平成教育委員会▲
- ゴールデン洋画劇場
- 報道2001
- ダウンタウンのごっつええ感じ[注 18]
- ミュージックフェア※HD[注 19]
- さんまのまんま(関西テレビ制作)
- 世界名作劇場[注 20]
- なるほど!ザ・ワールド[注 21]
- 新春かくし芸大会[注 22]
- FNS27時間テレビ
- FNS歌謡祭
- ナイター中継
- 三菱ギャラントーナメント
- 大阪国際女子マラソン
- 名古屋国際女子マラソン
- 日本大相撲トーナメント(第22回から)
開局時に山形ではじめてネットされたフジテレビ系列の番組
アナウンサー
男性
- (白田貴彦)[15](2007年)
過去に在籍したアナウンサー
- 対馬孝之(1997年-2002年、青森朝日放送に復帰)
- 榎戸教子(2000年-2003年、テレビ大阪アナウンサーを経て、現日経CNBCキャスター、PICANTE代表取締役)
- 山内亨(1997年の開局時に仙台放送(OX)から報道制作部長兼務として出向。OX復帰後に報道デスクを務め、2008年定年退職。2020年現在、仙台大学教授)
- 林いくみ(1999年- )
- 丹舞子(1997年-2000年、福島放送から移籍)
- 海野麻実(フジテレビ記者を経て、現在はフリーランス)
- 安井成行(長崎放送アナウンサーを経て、現在はフリーランス)
- 遠藤敦子(1997年-2006年、報道部へ異動)
- 武藤悠代(NHK山形放送局)
- 鈴木智子 (2004年-2007年12月、現 : 小岩姓。2008年より静岡第一テレビアナウンサーを経て2017年より同社経営企画部に異動)
- 吉川圭一(元報道記者、福井放送アナウンサーを経て、2018年より北陸朝日放送アナウンサー)
- 吉田菜穂(2005年-2008年1月)
- 草野真梨子(2007年-2008年12月、2009年5月よりラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継パドック担当を経て2010年4月よりTBSニュースバードキャスター)
- 阿久津尚子(2007年-2009年8月、現圭三プロダクション所属。現在千葉テレビ・テレビ埼玉・tvkで放送の競馬展望プラスレギュラー出演)
- 倉林知子(2009年-2010年4月、フリーを経て2020年から国際農業開発基金の広報担当者。過去には、NHK WORLD、千葉テレビ『高校野球ダイジェスト2011年・2015年番組MC、高校野球全力応援TV ガチファン2014年MC』など)
- 坂木萌子(2009年-2010年7月、2010年9月から2016年12月までCS放送日テレNEWS24のキャスター、ニチエンプロダクション所属)
- 佐々木萌美(2010年10月-2014年9月、現:遠藤姓。松竹芸能所属のフリーアナウンサーとして関西地方を中心に活動)
- 岸英利(2008年-2015年、岩手朝日テレビ)
- 丹後谷愛(2008年-2015年、現:川口姓。秋田放送担当フリーキャスター)
- 坂井孝輔[19](2015年3月-5月)
- 藤井裕生(2015年10月-12月、岐阜放送)
- 田中正史(2016年3月-8月、元茨城放送)
- 湯浅知里(2013年-2016年12月、テレビ北海道を経てフリーアナウンサー[20])
- 世永聖奈[19](2015年-2017年2月、北海道放送)
- 杉卓弥(1999年-2017年3月、秋田テレビ)
- 松井千織(2017年4月-9月)
- 伊藤洋平(2017年2月-2019年3月、現ボイスワークス所属)
- 中濱綾那(2017年10月-2019年7月、瀬戸内海放送)
- 岩渕葵(2014年10月-2019年9月、福島放送)
- 本行慶子(2019年4月-11月、テレビ信州→琉球放送)
- 白橋昌磨[21](2016年12月-2019年12月、現フリーアナウンサー)
- 伊藤永夏[22](2016年12月-2020年9月、現:フリーアナウンサー)
- 生明辰也[23][24](2019年4月-2021年11月、現在はスポーツ実況を中心としたフリーアナウンサー)
- 今野花織[23][25](2020年4月-2021年11月、福島中央テレビ)
- 古畑あずみ[26](2020年4月-2022年3月、信越放送)
- 岸波香桜[27](2019年10月-2022年4月、元青森テレビ記者)
- 宮本大句見[28](2020年4月-2023年3月)
マスコットキャラクター
山形県にある架空の施設「SAYランド」の仲間たち。
内訳は犬2匹、猫2匹、ライオン1頭、ウサギ2羽、ペンギン1羽、ヒヨコ2羽、コアラ1匹の計11体。
メンバーは、
- ネオンドッグのハート
- ネオンドッグのグート
- フラワーライオンのルー
- DJペンギンのジョー
- ソックスキャットのサスケ
- ピーエッグのピッピ
- ピーエッグのバッハ
- テレキャットのトレラン
- ツインズバニーのシュシュ
- ツインズバニーのミュート
- おこりんぼコアラのボー 等となっている。
天童市内の八文字屋に同名のキャラクターショップがある。
イベントなど
- 1997年から2017年までの20年間、その年ごとに「イメージソング」「キャンペーンソング」を選曲し『さくらんぼテレビイメージソング』としてPRしてきた[29]。
- 1997年 石井聖子『ANNIVERSARY』
- 1998年 米倉千尋『Strawberry Fields』
- 1999年 守屋里衣奈『花・月・人』
- 2000年 The LOVE『運命のかけら』
- 2001年 Le Couple『(Song of Love)』
- 2002年 稲垣潤一『アリノママ』
- 2003年 Plum Planets『白い色は恋人の色』
- 2004年 平川地一丁目『かわれないので』
- 2005年 arp『ウレシ泣キ』
- 2006年 河口恭吾『私のすべて』
- 2007年 alüto『道』
- 2008年 DEL『YOU & I』
- 2009年 ワカバ『星の降る街』
- 2010年 ほたる日和『Rainbow Line』
- 2011年 レディオサイエンス『Day by Day』
- 2012年 ビーグルクルー『いつも笑顔で。』
- 2013年 Brand New Vibe『Superstar』
- 2014年 BREATHE『Tomorrows』
- 2015年 Blue Vintage『Once Again』
- 2016年 Saku『君色ラブソング』
- 2017年 大原櫻子『Over The Rainbow』
- 以前は毎年9月に『SAYと遊ぼう!さくらんぼテレビの日』をSAY本社、駐車場などで開催していた(ただし、2005年は9月11日開催の予定が、衆議院総選挙の投票日と重なったため、開催出来なかった)が、2010年9月期頃より『SAY みんなdeホリデーMARKET 20XX[注 30] 〜食べる遊ぶ秋のさくらんぼテレビ祭〜』と改名・実質上復活し、再びSAY本社と駐車場にて開催されている。
- 2008年より山形市で開催されている山形小説家・ライター講座(旧:小説家(ライター)になろう講座)を後援している[要出典]。
- 年度キャンペーン
不祥事
労働問題
文春オンラインの2022年5月7日配信で「数カ月でアナウンサーの半数が入れ替わる異常事態」[32][33][34][23]として、パワーハラスメント、労働基準監督署の指導があったと報じられた[23]。
脚注
注
- ^ NNN・NNS系列フルネット局に一本化した山形放送(YBC)は、YTSのネットチェンジに協力したとしてフジテレビからFNS系列局全体の番組の販売を基本的に拒否された。
- ^ 再送信はYTSのネットチェンジ以前の1989年4月の開局と同時に実施されていた。
- ^ 人員不足に対応するため、仙台放送等からの社員が派遣された。
- ^ 緊急報道時に備え、報道制作ルームとマスター室の間にアナウンスブースを設置し対応した。(『山形新聞縮刷版』山形新聞社(1997年4月版)、30頁(1997年4月1日、山形新聞朝刊、SAY・PR特集2面)。)
- ^ 移行された番組は、すべて(テレビユー山形)のみから引き継がれた。報道取材はフジテレビ山形支局の業務を継承。同番組を含む生番組は1993年(平成5年)3月31日に山形テレビが打ち切って以来4年ぶりのネット再開となった。さくらんぼテレビ開局直前当時、ネットチェンジによってフジテレビ系列を脱退した山形テレビはもちろん、山形放送もフジテレビ系列の番組はスポンサーの事情がある場合などを除いて放送していなかった(特に、山形放送は山形テレビのネットチェンジに協力したとしてフジテレビから、フジテレビ系列局がない地域における日本テレビ系列局で唯一、フジテレビ系番組の販売を基本的に拒否された)。詳細は「(山形テレビ#ネットチェンジ)」および「(ネットチェンジ#山形テレビ(YTS)のANNネットチェンジからさくらんぼテレビ(SAY)開局に至るまで)」を参照
- ^ 『山形新聞』1997年4月1日付け朝刊8面に掲載された全面広告。
- ^ これにより、山形放送(YBC、NNN・NNS系列)の年間視聴率3冠の記録は13年でストップした(1993年(平成5年)から2005年(平成17年)まで)。
- ^ ちなみに、山形新聞がサービス放送初日から全国紙に先駆けて番組表に掲載したことからも、当初から同紙がSAYと敵対関係でなかったことがうかがえる。
- ^ SAYの設立総会は、山形グランドホテル(当時は山形新聞グループ)で開催された。
- ^ 電子番組表(EPG)や公式ホームページの番組表上では、「FNNニュース」のタイトル扱い。
- ^ 同番組が放送されていた期間は、さくらんぼテレビジョンは未開局だった。
- ^ 1995年に日本テレビ系列で放送。再放送扱いであるが、同局で初めての日本テレビ制作の番組。
- ^ 第1期の特別編集版・劇場版・第2期はフジテレビ系全国放送。
- ^ YTSでは前身の「タモリのボキャブラ天国」を、ネットチェンジ時まで放送
- ^ ただし、番組自体は『ラスタとんねるず'94』放送による中断期間があった。
- ^ YTSでは不定期放送だった。
- ^ SAY開局時は『ミセスシンデレラ』から。
- ^ YTSでは日曜午後に数週遅れでネットしていた。
- ^ YTSでは1981年9月をもって放送打ち切り。
- ^ SAY開局時に廃枠となったが、YTSネットチェンジ後に放送された作品や過去の旧作を平日夕方の帯アニメ枠「アニメワンダーランド」として放送(本放送当時、編成調整用に余分に製作された未放送分を含む)。
- ^ YTSでは1985年3月までは同時ネットで、その後同年4月からネットチェンジまでは日曜午前10:00に遅れネット。ただしレギュラー放送自体は1996年3月に終了したため、SAYでの放送は特番のみ。
- ^ SAYでは開局記念特番として1997年1月の放送分をネット後、1998年1月の放送分から正式にネット開始。
- ^ 前番組の『ひらけ!ポンキッキ』は1993年3月までYTSで放送したことから、シリーズ全体を1番組としてみると、YTSがネットチェンジで打ち切りSAYが再開させた番組としても扱える。
- ^ ただし、11時以降の放送実績(「奥様リビング」)はある。
- ^ 前番組の『ドラゴンボールZ』は、YTSのネットチェンジ以降はTUYで放送された。
- ^ 前身番組の『めちゃ²モテたいッ!』は、TUYで放送されていた。
- ^ 第1期はYTSで放送したことから、シリーズ全体を1番組としてみると、YTSがネットチェンジで打ち切りSAYが再開させた番組としても扱える。
- ^ GIレース開催日のみの放送。なおYTSがFNS時代は同番組の他『チャレンジ・ザ・競馬』以前も競馬中継が制作されていたが、YTSでの放送はなかった。
- ^ YTSでは1993年3月まで『いいとも』のレギュラー放送はされていたが、特大号に関しては一度も放送されなかった。
- ^ 「XX」は西暦年下2ケタが入る。
出典
- ^ 第23期決算公告、2018年(平成30年)6月28日付「官報」(号外第140号)194頁。
- ^ a b c d e f 株式会社さくらんぼテレビジョン 第27期決算公告
- ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2022』コーケン出版、2022年11月30日、278頁。
- ^ さくらんぼテレビ|会社案内(2023年4月28日閲覧)
- ^ 基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
- ^ 5964 東洋刃物|役員状況 - 稲木甲二 IR BANK
- ^ a b c d e 「民放最後のネットワークをめぐるキー・政・財の思惑」『放送文化』 1997年2月号
- ^ a b 「新世紀ローカル局の挑戦 さくらんぼテレビジョン--開局2年、実りはじめた若さとノリ 」『放送文化』 1999年7月号
- ^ 『山形新聞縮刷版』山形新聞社(1997年4月版)、36頁(1997年4月1日、山形新聞朝刊、SAY・PR特集8面)。
- ^ [] - 総務省地上デジタル放送に関する公開情報[]
- ^ “総務省 電波利用ホームページ”. 総務省 (2020年4月1日). 2020年4月19日閲覧。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、214頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2008』コーケン出版、2008年11月。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、272頁。
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- ^ 「文春オンライン」特集班. “《全社員の4分の1が退社も…》「パワハラではないが『非常にあたりが強い』という話はあった」 “パワハラの温床”さくらんぼテレビの専務の言い分”. 文春オンライン. 2022年5月12日閲覧。
- ^ 「文春オンライン」特集班. “「数カ月でアナウンサーの半数が入れ替わる異常事態」でも経営陣は変わらず 「パワハラで異動の社員が役職に再任」も……フジ系列・山形さくらんぼテレビの“過酷労働環境””. 文春オンライン. 2022年5月12日閲覧。