祭神
由緒
奈良時代の神亀3年(726年)に創建された。社伝によればこの神社がある場所は神功皇后が三韓征伐の帰途、一時逗留した地であるという。
『筥崎宮縁起』(石清水八幡宮記録)によれば、平安時代の延喜21年(921年)箱崎浜(現福岡市東区箱崎)への遷座の託宣があって、延長元年(923年)に遷座したのが筥崎宮の始まりであるとし、宇佐神宮の託宣集であり、八幡神の縁起である『八幡宇佐宮御託宣集』にも筥崎宮の神託を引いて、「我か宇佐宮より穂浪大分宮は我本宮なり」とあるが、筥崎宮へ遷座した後も(九州五所別宮)の第一社として篤く信仰されていた。近くには古代寺院、大分廃寺塔跡がある。
創建当時の社殿は現在地より後方の丘陵上にあったが、戦国時代に戦乱のため焼失。天正5年(1577年)に秋月種実が現在地に再建した。
施設
例祭
毎年9月に行われる例祭(放生会)では、福岡県の無形民俗文化財に指定されている『大分の獅子舞』が行われる。この獅子舞は江戸時代の享保9年(1724年)に石清水八幡宮から伝わったとされ、土師の獅子舞(福岡県嘉穂郡桂川町)と並び福岡県下の獅子舞に影響を与えているといわれる。
京都から伝わったためか、囃子言葉や掛け声が京都弁のニュアンスによく似ているともいう。
アクセス
外部リンク
- 【公式】大分八幡宮
- 大分八幡宮(飯塚市ホームページ)