那岐駅(なぎえき)は、鳥取県八頭郡智頭町大字大背字中河原にある西日本旅客鉄道(JR西日本)因美線の駅である。因美線の中でも特に豪雪地帯として知られる駅でもある。
歴史
- 1932年(昭和7年)7月1日:因美線智頭駅 - 美作河井駅間延伸時に開業[1]。
- 1935年(昭和10年)2月20日:那岐村が智頭町に編入され、所在地表示が鳥取県八頭郡智頭町大字大背字中河原になる。
- 1962年(昭和37年)9月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1970年(昭和45年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 1999年(平成11年)10月2日:CTC化、(タブレット閉塞)廃止。同時に米子支社鳥取鉄道部から岡山支社津山鉄道部(2008年に廃止され支社直轄化)へ移管される。
- 2000年(平成12年)3月12日:直営有人駅から無人化。
- 2022年(令和4年)
- 3月12日:この日のダイヤ改正より、朝1本のみ設定されていた、智頭発那岐行の普通列車が運転を取りやめる。
- 10月1日:中国統括本部の発足に伴い、運行・営業などの業務を岡山支社から鳥取鉄道部(中国統括本部直轄化)に、沿線自治体対応などの業務を山陰支社(米子支社を同日付で改称)に移管。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有し、交換設備を備えた地上駅。駅舎は津山方面行きホーム側にあり、反対側の智頭方面行きホームへは構内踏切で連絡している(ただし、智頭・鳥取方面行きの折り返し列車は、津山方面行きホームに停車する)。傾斜面上にあるため、駅舎からホームへは階段を登る。駅舎内には小さな文庫が設置されている。
旅客営業上は鳥取鉄道部管理の無人駅となっている。2008年3月より駅舎内に「那岐診療所」が併設され、月2回診察が行われる[5]。
のりば
- 早朝(朝6時台)に当駅始発・智頭・鳥取方面行きの普通列車が設定されている。
構内(2009年4月)
駅舎からホームへの階段(2007年8月)
利用状況
1日乗降人員推移 [6] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 51 |
2012年 | 45 |
2013年 | 45 |
2014年 | 46 |
2015年 | 54 |
2020年 | 52 |
駅周辺
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 那岐駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道