「フール・サッチ・アズ・アイ」((Now and Then There's) A Fool Such as I)は、ビル・トレイダー作詞・作曲し、1952年にハンク・スノウが歌った楽曲。1953年ジョー・スタッフォードが歌いシングルとしてリリースされ、1週目1953年2月28日付ビルボードのベスト・セラー・チャートで20位を記録した。
「フール・サッチ・アズ・アイ」 | ||
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ハンク・スノウの楽曲 | ||
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その後、様々なアーティストがカバーをしているが、最もヒットしたものは、1959年のエルヴィス・プレスリーのものでビルボードで2位、全英シングルチャートで1位を記録した。
ディラン・バージョン
ボブ・ディランは、1967年『地下室(ザ・ベースメント・テープ)』(1975年)のセッションでこの曲を取り上げ録音したが、アルバムには収録されなかった。1969年4月のレコーディングで再録音され、アルバム『ディラン』(1973年)に収録された。ただしアルバムには、同名異曲のゴスペル・ソングの作者 James Buford Abner と誤ってクレジットされている。
シングルとしてもリリースされ、ビルボードで55位を記録した。
その他のカバー録音
- Tommy Edwards
- The Bell Sisters(1953年)
- The Robins(1953年)
- Eddy Arnold(1956年)
- ビル・ヘイリー(1959年)
- Jim Reeves Songs to Warm Your Heart(1959年)
- ペトゥラ・クラーク as "Prends mon coeur"(1960年)
- ドリス・デイ Love Him(1963年)
- Davy Kaye(1964年)
- (ザ・マウンテン・プレイボーイズ)『』(1965年)
- 尾崎紀世彦『カントリー&ウエスタンを歌う』(1973年)
- Rodney Crowell(1978年)
- ピーボ・ブライソン(1981年)
- Steve Goodman(1987年リリース、posthumously)
- ボビー・ヴィントン(1989年)
- レジデンツ(1989年)
- Baillie & the Boys(1990年)
- Roy Forbes The Human Kind(1992年)
- Don Walser(1998年)
- Raul Malo After Hours(2007年)
- Josh Ritter(2008年)
- John Doe & The Sadies Country Club(2009年)