『hanashikaの時間。』(はなしかのじかん)はラジオ大阪(OBC)で2019年4月1日から毎週月 - 木曜日の18:00 - 19:45(JST)に放送中の生ワイド番組。タイトルの頭文字はアルファベットの小文字(h)で、ラジオの番組表などでは、「ハナシカ。」という略称を用いることもある。
概要
タイトルに"hanashika"(噺家)を冠している通り、上方落語で活躍する松竹芸能所属の落語家が、日替わりでメインパーソナリティを担当。同社所属の女性芸人・タレントが、日替わりでアシスタントを務める。
2019年3月28日(木曜日)まで放送されていた『熟メン!野村啓司です』から放送枠を引き継いでいるほか、同番組の初代アシスタントだった小川恵理子を火曜日のアシスタントに起用。年度下半期(2019年度は2019年9月30日 - 2020年3月)には、同番組に続いて、『ココロのオンガク 〜music for you〜』(文化放送制作)の月 - 木曜分を18:45 - 19:00に同時ネット方式で内包する。その一方で、歌謡曲や演歌を主に取り上げていた『熟メン!』から一転して、パーソナリティ陣の体験や趣味にまつわるトークや、落語関連のイベント情報を中心に放送する。
パーソナリティ
代役
タイムテーブル
「 」内は放送上のタイトルで、生放送番組のため、時間帯は目安。
- 18:00 オープニング
- 18:20 「ゲストの時間。」
- 落語家(所属事務所は不問[9])や演歌歌手などをゲストとして招くとともに、そのゲストが出演するイベントの情報を告知する。
- 18:45 『ココロのオンガク 〜music for you〜』(年度下半期のみ内包)
- 19:00 落語家がメインで進行する日替わり企画
- 月曜日:「リスナーと遊ぼう〜鉄瓶川柳道場〜」
- 週替わりのテーマを基にリスナーから川柳を募る。
- 火曜日:「小春團治のキネマの時間。」
- 一時は年に100本もの映画を鑑賞することを自身に課していた小春團治が、往年の名作から最新作に至るまで、自身が感銘を受けた映画を紹介する。
- 水曜日:「晃瓶のよもやまな時間。」
- 『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』(かつてラジオ大阪で日曜日の深夜に放送されていた人気番組)をきっかけに笑福亭鶴瓶への弟子入りを果たした晃瓶が、他局のラジオ番組で20年以上にわたってパーソナリティを務める経験などを踏まえて、さまざまな話題を自由に披露する。
- 木曜日:「TSURUJIの時間。」
- 6代目笑福亭松鶴にとって最後の弟子である鶴二が、松鶴からの教え、高座での経験、思い出の余興、苦労話などをはんなりとした口調で語る。
- 月曜日:「リスナーと遊ぼう〜鉄瓶川柳道場〜」
- 19:20 アシスタントがメインで進行する日替わり企画
- 月曜日:「松本美香のアイドル白書!」
- 火曜日:「バック・トゥ・ザ・エリコ」
- (ラジオ大阪を含む)在阪各局の番組にとどまらず、TBSラジオ制作のラジオ番組でもパーソナリティやアシスタントを務めた経験を持つ小川が、若かりし頃の淡い想い出を振り返る。オープニング・エンディングのジングルは松任谷由実「メトロポリスの片隅で」。
- 水曜日:「綾香のAYAKAダイアリー」
- ラジオ大阪の番組に初めてレギュラーで出演する近藤が、自分なりに気になったことや、放送日までの1週間に身辺で起こったこと(お茶子を務めた落語会での出来事など)を語る。
- 木曜日:「内海英華の口三味線!」
- 寄席三味線演奏の第一人者にして、女道楽芸で芸術祭大賞を受賞した経験もある英華が、過去に立った舞台や芸人たちとの忘れられないエピソードなどを、虚実ない交ぜに語り継いでいく「芸界実録記」。放送中に三味線の演奏を披露することもある。
- 19:40 エンディング
過去のコーナー
- 月曜日:「鉄瓶のホンネの時間。」(2019年4月 - 9月23日)
- 所属するサークルやクラブの活動を宣伝したい学生をスタジオに招く企画で、出演する学生の「ホンネ」(本音)に鉄瓶が接近。当番組の公式メールアドレス(874@obc1314.co.jp)で、出演の希望を受け付けていた。
- 月曜日:「鉄瓶の若手をわかって〜」(2019年9月30日 - 2020年3月23日)
- 鉄瓶が後輩の落語家に電話をして、後輩が思っていることを聞き出す。
- 月曜日:「〜オズグランデ presents〜 今夜はあなたに会いたいの」(2019年12月 - 2020年春頃)
- 火曜日:「メモリアルアートの大野屋ノ寄席no時間[11]」(2019年10月1日 - 10月22日)
- メモリアルアートの大野屋提供。ラジオ大阪制作だが、東京の落語家による、葬祭にまつわる創作落語を流した。「バック・トゥ・ザ・エリコ」を差し替える形で放送。
脚注
- ^ 2019年6月4日放送分(カンボジアおよびベトナムでの公演のため)、9月24日放送分(山口県での公演のため)、12月3日放送分(実娘の結婚式参列でハワイへ行ったため)、2021年9月7日放送分(新型コロナウイルス感染症を発症した桂春蝶の代演を務めたため)、2023年3月21日放送分(長崎県での公演のため)
- ^ 2019年8月15日放送分、12月5日放送分(NHKの番組収録のため)
- ^ 2020年8月10日放送分、2021年4月19日 - 5月3日放送分(新型コロナウイルス感染症を発症したため)
- ^ 2021年12月21日放送分(千葉県での公演=学校寄席のため)
- ^ 2019年8月8日放送分(同日開催が恒例となっている「88桂文珍独演会」でお囃子を務めるため)、10月10日放送分、11月14日放送分、2022年3月3日放送分(同日開催が恒例となっている「上方笑女隊おひなまつり」に出演のため)、10月27日放送分
- ^ 2021年1月7日放送分
- ^ 2021年8月31日放送分(夫が新型コロナウイルス感染症を発症して小川自身は濃厚接触者に認定されたため)、11月9日・16日放送分(小川自身が新型コロナウイルス感染症を発症したため)
- ^ 2022年3月14日・21日放送分(新型コロナウイルス感染症を発症したため)
- ^ 吉本興業からは早い時点で出演があったが、米朝事務所からは2020年9月7日放送分の桂九雀が初めて。
- ^ 2020年3月10日(火曜日…同日は33歳の誕生日)放送分「ゲストの時間。」にゲスト出演。
- ^ 確かな情報 2019/10/1 - 同コーナー出演者である小池可奈オフィシャルブログより。文化放送では『みらいブンカ village』木曜日「落語家が、何か面白いこと言ってるよ」内で、ラジオ大阪での15分を10分にまとめたもの(番組冒頭の、小池による演者インタビューなどを割愛)を放送。
外部リンク
- ラジオ大阪『hanashikaの時間。』公式サイト - 番組タイトルの"hanashika"(噺家)にちなんで、"874"(ハナシ)という文字列をURLに組み込んでいる。
ラジオ大阪 月 - 木曜日18:00 - 19:45 | ||
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