マッド・アマノ(1939年7月28日[1] - )は、東京都出身のグラフィックデザイナー、パロディスト。有限会社ビッグバン代表取締役。本名は天野正之(あまのまさゆき)。東京都立竹早高等学校を経て東京藝術大学美術学部卒。フォトモンタージュによるパロディ作品で知られる。現在は月刊誌創 (雑誌)誌上において狂告の時代の後継ともいえる、風刺パロディ作品を連載している。自身は風刺やパロディ作品にについて「風刺は権力者との闘争の手段である。」と述べている。
人物
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著書
- パロディって何なのさ(文藝春秋、1982年)
- パロディ角戦争(新潮社、1983年)
- マッド・アマノのアメリカ広告通信(広松書店、1984年)
- 笑撃—同時代の正しい笑い方(PHP研究所、1985年)
- アメリカを動かせ!—意見広告とのつきあい方(東京書籍、1986年)
- 狂告の時代(サンマーク出版、1988年):共著
- マッド・アマノの遊び商品USA—アメリカの発想に学ぶ(日本生産性本部、1989年)
- アイデアが生まれる不思議なアメリカの話((ダイナミックセラーズ)、1989年)
- パロディ毒本(新潮社、2000年)
- 新しい歴史狂科書(新潮社、2002年)
- リトルボーイとファットマン(七つ森書館、2005年)
- マッド・アマノの「謝罪の品格」(平凡社、2008年)
狂告の時代
『狂告の時代』(きょうこくのじだい)とは、写真週刊誌「FOCUS」(新潮社)に1981年10月の創刊から2001年10月の休刊まで、最終ページに掲載されていたマッド・アマノによるオマージュ写真の連載企画。政治家や芸能人、スポーツ選手などの顔写真を引用し、旬の時事問題を広告仕立てにするというものであった。
関連項目
- パロディ・モンタージュ写真事件 - マッド・アマノが著作権侵害で提訴された訴訟事件
- 白川義員 - パロディ・モンタージュ写真事件の原告
- 風刺
脚注
外部リンク
- マッド・アマノのパロディータイムス
- 日本写真家協会 問題の写真が閲覧できる
- 東京地裁 昭和47年11月20日判決文付 マッド・アマノこと天野正之の謝罪文