生涯
シュトゥットガルトに画家、グスタフ・コンツの息子として生まれる。1890年からシュトゥットガルト美術アカデミーでヤコブ・グリューネンヴァルト、1891年から1898年までカールスルーエ・アカデミーでエルンスト・シュルス、カスパー・リッター、グスタフ・シェーンレーバーとレオポルト・フォン・カルクロイトの各氏に師事。また、ヴィルヘルム・クラウスコップのエッチングの授業も受講し、1898年にクラウスコップが病に倒れた時には、暫定的に、クラウスコップのクラスの授業を受け持った。
1902年からカールスルーエの美術アカデミーのエッチングの教授およびディレクターとなり、カールスルーエ州立マジョリカ製作所と共同制作を行うようになった。1918年からは絵画の講座も受け持つようになったが、1933年に引退し、1935年からボーデン湖畔に移った。
息子のベルンハルト・コンツは音楽家となりビーレフェルト歌劇場の音楽監督などを務めた。
ウーバーリンゲンにて没。
参考文献
- Josef A. Beringer: Badische Malerei 1770–1920. Verlag Müller, Karlsruhe 1979, (ISBN 3-7880-9623-3) (Nachdr. d. Ausg. Karlsruhe 1922).
- Leo Mülfarth: Kleines Lexikon Karlsruher Maler. Badenia Verlag, Karlsruhe, (ISBN 3-7617-0250-7), S. 31–32, 141.
- Axel Heil, Harald Klingelhöller (Hrsg.): 150 Jahre Staatliche Akademie der Bildenden Künste Karlsruhe. Verlag Swiridoff, Künzelsau 2004, (ISBN 3-89929-045-3).
- Erika Rödiger-Diruf (Red.): Die 20er Jahre in Karlsruhe. Verlag Swiridoff, Künzelsau 2005, (ISBN 3-89929-077-1) (Katalog zur gleichnamigen Ausstellung, Städtische Galerie Karlsruhe, 10. Dezember 2005 - 12. März 2006).
- Deutscher Wirtschaftsverlag, AG (Hg.): Reichshandbuch der Deutschen Gesellschaft, Band 1, Berlin, 1931
外部リンク
- ka.stadtwiki.net/Walter Conz
- ヴァルター・コンツの著作およびヴァルター・コンツを主題とする文献 - ドイツ国立図書館の蔵書目録(ドイツ語)より。