総和町(そうわまち)は、茨城県西部、猿島郡にあった町である。旧・下総国葛飾郡。
そうわまち 総和町 | |
---|---|
廃止日 | 2005年9月12日 |
廃止理由 | 新設合併 古河市、総和町、三和町 → 古河市 |
現在の自治体 | 古河市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 茨城県 |
郡 | 猿島郡 |
市町村コード | 08541-3 |
面積 | 52.80 km2 |
総人口 | 49,240人 (推計人口、2005年9月1日) |
隣接自治体 | 茨城県 五霞町、三和町、境町、古河市 栃木県 野木町 |
町の木 | モクセイ |
町の花 | サルビア |
総和町役場 | |
所在地 | 〒306-0291 茨城県猿島郡総和町大字下大野2248 |
外部リンク | 旧総和町 |
座標 | 北緯36度10分44秒 東経139度45分21秒 / 北緯36.17886度 東経139.75578度座標: 北緯36度10分44秒 東経139度45分21秒 / 北緯36.17886度 東経139.75578度 |
ウィキプロジェクト |
概要
利根川北岸の台地(猿島台地)を占め、米、野菜栽培の盛んな農村地帯であるが、南北に国道4号と新4号国道が、東西に国道354号と国道125号が通じ、宇都宮線の古河駅(古河市)に近いため工業が進出、工業地化が著しい。関東地方の中心付近に位置する町であった。
町名は、当町の町域がかつての下総国の内だったことからと、合併各村の和を願ったことから名付けられた[1]。
2005年9月12日に古河市、三和町とともに合併し、新しい古河市となった。なお、消滅時点で茨城県の郡部で最も人口が多かった自治体であった[2]。
なお、現・古河市役所本庁舎は旧総和町役場庁舎を利用している。
地理
隣接していた自治体
歴史
年表
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。西葛飾郡に岡郷村・香取村・勝鹿村・桜井村が成立。
- 1953年(昭和28年)5月18日 – 国道125号が制定。
- 1955年(昭和30年)3月16日 - 岡郷村・香取村・勝鹿村・桜井村が合併し、総和村となる。
- 1968年(昭和43年)1月1日 - 町制を施行し、総和町となる。
- 1981年(昭和56年)4月1日 - 新利根川橋が開通。
- 1992年(平成4年)4月8日 - 新4号国道が全線開通。
- 1993年(平成5年)4月1日 - 国道354号(館林市 - 大洋村間)が制定。
- 2005年(平成17年)9月12日 - 隣接している古河市・三和町と合併し、新しい古河市となる。
行政区域変遷
- 変遷の年表
総和町町域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 旧総和町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の町村がそれぞれ発足[3][4]。 |
1896年(明治29年) | 3月29日 | 西葛飾郡は猿島郡に編入。 |
1916年(大正5年) | 香取村の一部(釈迦・前林の各一部)は五霞村に編入。 | |
1955年(昭和30年) | 3月16日 | 香取村・桜井村・勝鹿村・岡郷村は合併し総和村が発足。 |
1968年(昭和43年) | 1月1日 | 総和村が町制施行し総和町となる。 |
2005年(平成17年) | 9月12日 | 総和町は古河市・三和町とともに合併し古河市が発足。総和町は消滅。 |
- 変遷表
行政
- 町長:白戸仲久(〜2005年9月11日まで)
交通
鉄道
町内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線(宇都宮線)の古河駅。駅はないが、東北新幹線が通っていた。
道路
脚注
関連項目
外部リンク
- 総和町(2005/09/08アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project