昭和56年台風第18号(しょうわ56ねんたいふうだい18ごう、国際名:Agnes)は、1981年8月〜9月に、台湾、中国、韓国、日本(南西諸島を含む)に大きな被害をもたらした台風である。最大の被害を受けた国は韓国であった。
概要
台風18号は、8月27日に日本の遥か南の太平洋上で発生した[1]。台風は勢力を強めながら北上し、沖縄付近を通過した後に東シナ海西部を北上。対馬海峡を経て日本海に進み、9月4日に山口県北西沖で温帯低気圧に変わった[2]。その後、台風から変わった低気圧は北日本を通過した。
被害
韓国
この台風は、朝鮮半島に記録的な集中豪雨をもたらした[3]。韓国では少なくとも100人が死亡したとされる。
台湾と中国
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日本
台風から変わった低気圧により、北日本の北海道と青森県を中心に被害が出た。死者・行方不明9人、負傷者3人、全壊・流失4棟、半壊・一部破損17棟、床上浸水131棟、床下浸水568棟(気象要覧)[2]。