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概要
自身の作品の傾向はシンセサイザーなどの電子楽器を使った打ち込みが基本だが、早くから導入していたサンプラーをメインに使用し始めてからはその音源素材として取り込むため、ギターをはじめ他の楽器の演奏もこなすマルチプレイヤーでもある。
また最近では DAW (デジタル・オーディオ・ワークステーション) の普及などにより、自ら作曲の時点で打ち込みや録音をするアーティストが増えた事もあり、それら全般の最終調整を請け負うマニピュレーターとも編曲とも異なった「(Sound Treatment)」という作業にも携わっている。
Popsの他DanceMusicも得意とする為、アーティストがライブ用に使用する楽曲の作曲、アレンジやマニピュレートも多い。
経歴
小学生からトランペットを始めるが、中学生の時にシンセサイザーとコンピューターに出会い、次第に傾倒していくようになっていく。
演奏家としていくつかのバンドを経て、1990年、バンドのキーボーディストとしてメジャーデビュー。
その後音楽制作をメインにするために脱退し、高校生時代から交流のあったCHOKKAKUの当時のバンドFLEXをサポートしつつ、個人でも楽曲制作、提供、編曲、マニピュレーターなどで本格活動開始。
FLEX解散後はCHOKKAKUのサポート[1]をしつつ、個人でも作曲家、アレンジャー、マニピュレーター、プロデューサーとして活動。
エピソード
- 楽曲制作や提供においてのクレジット表記は基本的には本名(漢字及び一般的なローマ字表記)またはローマ字表記を一部変えたKnobhiro Sasagawaを使うのだが、作品ジャンルや演奏形態などにより「変名」を使う事が"異常"なほどに数が多い。
一例として、貴水博之 「教えて -# panic room」ではマニピュレーターとしての参加は本名を使っているが、テルミン奏者としては地味平次(HEIGI JIMI : ジミー・ペイジへのオマージュ)と名乗っている。 - 「中学生の時にシンセサイザーとコンピューターに出会い、次第に傾倒していくようになっていく」ようになってはいたが、高価な為当然個人ではひとつも所有できず、ずっと友人知人や楽器店、電気店の物を借りて使っていた。やがて高校生の時に当時最新機種のシンセサイザーである YAMAHA DX7 を初めて自己所有する。その際初めての音楽コンテストに出場するが、普通複数の人数で組むバンドが出場する中、多数の機材を借りてきてドラム、ベース、ギター、キーボードなどの普通のバンド編成の基本パートをそれぞれの機材に割り当て、それらを全てコンピューターでコントロールし、それ以外をたった一人で生演奏する、というスタイルで出場して審査員たちを困惑させた。
(当時バンドコンテストでは生演奏が必須でカラオケなどを使用するというのは禁止であったが、「"ギターやピアノなどを生演奏しながら一人での弾き語り"という形態がある以上、"コンピューターを生で操作しながら一人での生演奏"という形態となる」と解釈され異例の出場となった。) - 日本で最初に日本武道館で Roland TB-303 の アシッド・サウンドを鳴らした[2]人物とも言われている。
提供作品
(注 : 前記の通り「変名」が多い為、ここでは 笹川修宏またはKnobhiro Sasagawa表記のみとする)
- 「最後のとりで」(川村結花と共編曲)
- 「わたしを超えて」(寺田一郎と共編曲)
- 「恋はちから」(川村結花と共編曲)
- 「わかり合えなくてもいい」(川村結花と共編曲)
- 「I'm in The Mood」(木村賢一と共編曲)
- 「mama」(編曲)
- 「Color of Love」(林田健司と共作曲)
- 「I & I」(マニピュレート)
- 「教えて」(マニピュレート)
- 「教えて -# panic room」(マニピュレート・テルミン)
- 「LABYRINTH 〜ラビリンス〜」(マニピュレート)
- 「CHANGE」(マニピュレート)
- 「LOVE ROMANCE」(マニピュレート)
- 「You'er mine」(編曲)
- 「オブラートLOVE」(編曲)
- 「カルトな二人」(編曲)
- 「Taxi Driver」(編曲)
- 「止められない」(林田健司と共編曲・マニピュレート・ミックス)
- 「無名のスーパースター」(林田健司と共編曲・マニピュレート・ミックス)
- 「RUN TO YOU 2000」(林田健司と共作曲・編曲・アコースティックギター・マニピュレート)
- 「imaがよければいいんじゃない?」(林田健司と共編曲・マニピュレート・ミックス)
- 「This Is Private.」(編曲・アコースティックギター・マニピュレート・ミックス)
- 「日曜日は...!」(オルガン・ミックス)
- 「Umbrella」(林田健司と共作曲編曲・マニピュレート・ミックス)
- 「Pride」((Sound Treatments) ・ミックス)
- 「imaがよければいいんじゃない? / Chigaw Version」(林田健司と共編曲・キーボード・マニピュレート)
- LIVE(LIVE ver. 編曲・マニピュレート・LIVE 出演)
- 「愛してる (Party Remix)」(Remix・マニピュレート)
- 「オマンタせしました! HARUO IN DANCE BEAT」(アルバム : 全曲マニピュレート)
- 「ジャン・ナイト・じゃん」(マニピュレート)
- LIVE(LIVE ver. 編曲・マニピュレート・LIVE 出演)
- 「baiser [bēze]」(編曲)
- 赤坂晃
- LIVE(LIVE ver. 作曲・編曲・LIVE出演)
- Coming Century
- 「 - question - 」(LIVE ver. 作曲・編曲)
- その他 LIVE(LIVE ver. 作曲・編曲)
- KinKi Kids
- 「KinKi Kids with 35万人ファン世紀のLIVE」(LIVE ver. 作曲・編曲)
- 「KinKi Kids '97」(LIVE ver. 作曲・編曲)
- その他 LIVE(LIVE ver. 作曲・編曲)
- SMAP
- V6
- LIVE(LIVE ver. 作曲・編曲)